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妹のことを可愛いと思う瞬間・エピソード・かわいい妹の特徴

妹のことをかわいいと思う瞬間って?

「妹」にどんなイメージを持っていますか。妹がいない人は、「妹」イコール「かわいい」などのポジティブなイメージを持っているのではないでしょうか。実際に妹をもつ人からすると、かわいいと感じることよりも、鬱陶しいと感じることの方が多いのが現実です。

小さい頃は特に、「妹」という存在は家族のアイドルになります。家族から親戚まで「妹」にメロメロになってしまいます。生まれた瞬間から親の愛情を一気に持っていかれてしまい、嫉妬の気持ちを持っていた方もいるでしょう。

小さいうちは、箸を上手に使うなど、自分にはできても妹にはできないことがたくさんあり、姉や兄らしさを存分に出して優越感も味わうことができました。しかし、大きくなると口のきき方も達者になり、できることも大して変わらなくなります。

小さい頃は可愛かった妹も、大きくなって対等に喧嘩もできるくらいになった時、「かわいい」と感じる瞬間はあるのでしょうか。

思わず「かわいい!」と思った瞬間

堂々と「好き」と言ってくる時

「遊ぼう」など、しつこく言われたら鬱陶しいことも、「好きだから遊びたい」と言われてしまうと、遊ぶのが面倒な時であっても心が揺れてしまいます。思ったことを堂々と言ってしまえるのが妹です。

「さすが」「すごい」「頼りになる」など、尊敬してくれる時

人は誰しも褒められると嬉しいものですが、普段生意気な妹が、ふとした時に敬意を表してくると、姉(兄)である実感が改めて湧いてきて、幼かった頃のような優越感を思いだします。妹が困ったときは助けてあげたいと感じるきっかけもここから始まります。

無邪気な姿を見た時

大人になりすっかり落ち着いた自分と比べて、妹はいつまでもかわいい妹のままなのだと感じる瞬間です。口では「大人げないなぁ」と言いつつ、心の中では「かわいい」と思ってしまいます。

妹のかわいいエピソード

姉が妹を「かわいい」と思ったエピソード

中学生になるまでは喧嘩することもなくいつだってかわいい妹だったのに、中学生になって急に生意気になりました。テレビや漫画の趣味も変わってしまい、何かを一緒に楽しむ時間もなくなってしまいました。家族に対して反抗的な態度をとるようになって、会話も最低限に。

そんな妹が高校生になった時、わたしは社会人になって家を出てから2年が経っていました。母を通じて妹から電話があり、突然「お姉ちゃんの家に行っていい?」と聞かれました。何かあったのかと心配しつつ一人暮らししている家に妹を招きました。少し気まずい沈黙があった後、妹が「今までごめん」と謝ってきました。

反抗期で家族に迷惑をかけたことが負い目になっていたようで、反抗期が終わっても私に甘えることができなくなったと言いました。申し訳なさそうに話す妹に、「もっと早く言えばいいのに。バカだね~。」と言いましたが、内心は「かわいいなぁ」と思いました。

兄が妹を「かわいい」と思ったエピソード

自分が中学生になって思春期に入った時、平気でノックもせずに部屋に入ってくる妹を鬱陶しいと感じ始めました。小学生の頃は一緒にゲームすることも多かったけれど、中学生になってからは、妹と何かを一緒にすることがしんどくなっていました。

ある時、妹がそれを察知したのか、自分に向かって変な動きをしたり下手くそなモノマネを始めました。最初は「ウザイ」「おもんない」と言っていたのですが、妹が「次はお兄ちゃんのマネ」と言って、コワい顔をしてパソコンのキーボードを打つ動きをしていました。その時に久々に妹の前で笑ってしまい、笑った自分を見て妹が「よっしゃ!」と大はしゃぎしていたので、変な動きをしていた意図がわかり「かわいい」と思いました。

かわいい妹の特徴は?

表情

●人の話をちゃんと聞いてくれる。

人の話を鼻から「どうせ面白くない」という態度で聞かず、最初から興味を持ってしっかり聞いてくれる妹を兄や姉は「かわいい」と感じます。

●楽しい時、面白い時によく笑う。

楽しい時には笑い、悲しい時には落ち込むといったように、感情を素直に表現できる妹に、自然と心を開いてしまうでしょう。自分が話した面白話で大笑いしてくれたら、ますます「かわいい」と感じます。

言葉遣い

●乱暴な言い方や汚い言葉遣いをしない。

「お前」などの乱暴な言葉ではなく、「お姉ちゃん」や「お兄ちゃん」、あるいは名前で呼んでくれた方が快く返事できます。会話の中で、妹が綺麗な日本語を話してくれているだけでも、姉や兄からすると妹の成長を感じることができて嬉しく感じます。

思いやりがある

●自分本位ではなく、周りをしっかり見る余裕と優しさを持っている。

「これかわいいよね?」と聞いた時に、「全然かわいくない」ときっぱり否定されるよりも、「かわいい。けど、こっちもかわいいよ」というように、ひとまずこちらの意見を受け入れてくれると、会話に波風が立ちません。こちらの気持ちを考えてくれていることを察したとき、改めて「かわいい」と感じることができます。

家族と一緒にいると、つい甘えが出てしまい思いやりを忘れてしまいます。それはそれでリラックスできている証拠なので良いのですが、家族間であっても思いやりを持てる一つ大人になった妹を見たいと思っています。

清潔感

●きちんと整理整頓できて、部屋を綺麗に維持している。

家族間でも清潔感はとても大切です。不潔であると感じた時点で妹を「かわいい」とは思いにくいです。
飲みかけの飲み物や、食べ終わったお菓子の袋などを放置することは論外です。部屋では、洋服をきれいに畳んでいたり読んだ本は本棚に戻すなど、当たり前なことを当たり前にできている妹に好感を持ちます。かわいい小物を飾っていたりすると、妹をよりいっそう「かわいい」と感じます。

ポジティブシンキング

●どんな時も前を向く努力を心がけている。

妹の不幸を願う姉や兄はほとんどいません。幸せになってもらいたい、楽しく過ごしていてほしいと心のどこかで思っているはずです。妹が悲しむ姿は見たくないので、辛いことがあっても前を向いて乗り越えてほしいと考える姉や兄が多いでしょう。しばらく落ち込んだ後は、「明日からがんばる!」とポジティブになる努力をする妹を見て、安堵の気持ちと同時に「かわいい」と感じます。

妹に好かれる努力をしよう!

妹から尊敬どころか見下されている人からすると信じられない話ですが、姉や兄のことを大好きな妹が存在します。「うちもそんな妹が良かった」と思うでしょうか?あなたの妹が、姉や兄を大好きになる可能性はまだ十分に残っています。方法は簡単です。妹が変わるのではなく、あなたが変わることです。妹をひきつける魅力を持てばいいだけです。

中には、周りが何を言っても聞かない年中反抗期のような妹もいるでしょう。しかし、諦めないことが大切です。時間はかかっても、いつか「見捨てずにいてくれてありがとう」と言ってくれる日を信じて待ちましょう。どちらかが変わらなければ、平行線のままいつまで経っても交わることはありません。

妹を「かわいい」と思う瞬間は、妹が姉や兄を好きだと思っているからこそやってくる瞬間です。すでに妹と仲良しな人も、今よりもっと妹に好かれるお姉ちゃん、お兄ちゃんになる努力をしてみてはいかがでしょうか。

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