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アメリカの戦艦の名前・一覧・ミズーリの現在|海軍/最強

Author nopic icon山田貴史
雑学 / 2018年01月13日
アメリカの戦艦の名前・一覧・ミズーリの現在|海軍/最強

戦艦と軍艦は違う!

現代の海上戦闘では、掃海艇やイージス艦といった船が使われており、戦艦は使われていません。実際に、1991年の湾岸戦争でアメリカ海軍に使われて以降、戦艦は引退して姿を消してしまいました。

戦艦は、武力を持った船である軍艦の1つです。イージス艦や駆逐艦、航空母艦なども軍艦の中に入ります。戦艦は、あくまで軍艦の一種類に過ぎません。

戦艦の定義は、役割によって決められています。戦艦の役割は、巨大な大砲と強固な防御を軸として、相手方の船を沈めることです。現代では、船同士の戦いがほとんどなくなったことから、戦艦の存在意義も消えてしまいました。

アメリカの戦艦の名前

第二次世界大戦中、戦艦を最も生産した国はアメリカです。また、戦艦を最も長く使い続けたのもアメリカです。

第一次世界大戦以降、主力艦同士の打ち合いは、ほとんどなくなってしまいました。第二次世界大戦に負けた日本は、戦艦を持てなくなってしまいました。また、戦艦の生産数がアメリカの次に多いイギリスも、1960年には海軍所属の最後の戦艦をスクラップにしています。

アメリカで使われていた戦艦は。州の名前がつけられていることが特徴です。

海軍

アメリカの戦艦は、州の名前が使われています。アメリカが初めて建造した戦艦の名前は、テキサスと名づけられました。

第二次世界大戦で活躍した戦艦も、アリゾナ、ノースカロライナ、ワシントンなどと名づけられています。

戦艦がなくなってからは、原子力ミサイル巡洋艦に州の名前がつけられています。ミサイル巡洋艦は、射程が長いミサイルを多数搭載し、相手方の航空機を打ち落とす目的で運用されています。

現役・現存

アメリカ海軍の戦艦はすべて引退してしまい、現役なのは1隻もありません。しかし、アメリカの戦艦は保存状態が良く、博物館船として展示されており、一般公開されています。

展示を見ることができるアメリカ戦艦は、アイオワ、アラバマ、テキサス、ウィンスコン、ミズーリです。展示されている戦艦の中では、ミズーリがハワイにあり、日本からの距離は最も近いです。日本でも横須賀市に行けば、日露戦争で活動した戦艦の三笠を見ることができます。

アメリカの戦艦のミズーリの現在

1945年に日本がポツダム宣言を受諾したあと、大日本帝国、大日本帝国陸海軍の降伏文章調印式は、アメリカ戦艦のミズーリの甲板で行われました。

ミズーリは当時の最新式戦艦で、空母の護衛や艦砲射撃などを戦争中はしていました。第二次世界大戦後もミズーリは活動を続け、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争などで使われていました。

しかし、ソビエト連邦が崩壊したことによって存在意義がなくなり、アメリカ軍の予算削減とともに、退役が決定しました。現代は、ハワイのパールハーバーで記念艦として展示されています。

最強のアメリカの戦艦

アメリカ軍の戦艦は強く、日本軍の攻撃を受けてもなかなか沈みませんでした。実際に、真珠湾攻撃を除いては、第二次世界大戦中に沈んだアメリカの戦艦は1隻もありません。

アメリカ軍の戦艦で最も強いのは、アイオワやミズーリです。アイオワやミズーリは、アイオワ級戦艦と呼ばれている種類です。アイオワ級戦艦は、アイオワやミズーリを入れて、4隻建造されました。

アイオワ級戦艦の強さは、運用されていた期間の長さにあります。アイオワ級戦艦は、他の国の戦艦がスクラップにされて以降も、最前線で活動し続けていました。そのため、トマホークミサイルや最新機の防御装置が組み込まれていました。

戦艦の戦闘力は、レーダーなどの電子機器が発達する前は、主砲の威力や艦の防御力が大きな要因でした。しかし、電子機器が発達してからは、レーダーの有無などによって戦闘力が大きく左右されるようになっています。

アラバマにあるアメリカの戦艦

アメリカ海軍には、アラバマという戦艦が所属していました。アラバマは1942年に完成し、1943年から大西洋で活動を始めました。

アラバマの活動は、日本軍ではなくイタリア軍やドイツ軍を相手にするものでした。大西洋や北海ではドイツ軍の潜水艦が活動し、アメリカ軍やイギリス軍の輸送船を沈めていました。ドイツ軍への警戒を、アラバマは主に担当していました。

アラバマが、日本軍と戦う機会はほとんどありませんでした。

北朝鮮へはアメリカ戦艦は派遣されていない

アメリカの戦艦はすべて引退しているため、北朝鮮付近や日本の米軍基地にいる戦艦はありません。北朝鮮付近の海域には、戦艦以外のアメリカ海軍の船が哨戒しています。

北朝鮮付近の海域で哨戒している艦隊の中心にあるのは、アメリカ軍の航空母艦です。また、イージス艦3隻や原子力潜水艦なども参加しています。

アメリカの戦艦の一覧

アメリカが使用してきた戦艦は、時代とともに戦闘力を大きく上げてきました。特に、第二次世界大戦中に建造された戦艦は速度が速く、航空機相手の戦闘に適応できるようになりました。

ただ、イギリスやドイツと比較すると、戦艦の必要性が薄かった歴史もあります。そのため、アメリカで戦艦の大量建造が始まったのは、第一次世界大戦前後からです。

アメリカ軍はこれまで戦艦を70隻以上建設しました。すべてを紹介することはできませんが、何らかの事情で名前を歴史に残しているアメリカ軍の戦艦について説明します。

アリゾナ

アリゾナは、日本海軍によって行われた真珠湾攻撃で、最も被害が大きかった戦艦です。

アリゾナの上部から降ってきた爆弾は、甲板を貫通して内部で爆発しました。爆発は火薬庫にまでおよび、弾薬の誘爆を引き起こしました。アリゾナの乗組員の戦死者は1177名にのぼります。また、アリゾナに乗っていた艦隊司令官と艦長も、このときに戦死しました。

アリゾナの損傷はあまりにも大きく、遺族の要求にも関わらず、引き揚げは行われませんでした。

オクラホマ

オクラホマも、真珠湾攻撃で沈没したアメリカ海軍の戦艦です。オクラホマは魚雷を数発受けましたが、はじめの魚雷が当たってからわずか8分で転覆しました。オクラホマの乗組員の死者は、456名になります。

オクラホマは海底からの引き揚げが行われましたが、損傷があまりにも大きかったので修理は見送られました。終戦後、アメリカ本土までの移送中に沈没してしまいました。

ワシントン

第一次世界大戦以降、戦艦同士の撃ち合いはほとんど発生していません。第二次世界大戦中も、戦艦同士の戦闘は非常に珍しい状態でした。

アメリカ海軍の戦艦の中で、ワシントンは第二次世界大戦中に日本軍の戦艦と撃ち合い、撃沈させています。ワシントンはその後も活動を続け、戦争が終わったのちにはアメリカ兵を本国に帰す任務につきました。

アメリカの戦艦の博物館

多くの国が引退した軍艦を博物館にし、一般公開しています。日本から一番近いアメリカ軍の戦艦の博物館としては、ミズーリがハワイに展示されています。また、戦艦アイオワはロスアンジェルスに展示されています。東京からロスアンジェルスは、飛行機で10時間かかります。

その他、戦艦アラバマはアラバマ州に、戦艦テキサスがテキサス州に、戦艦ウィスコンシンがバージニア州に展示されています。

軍事用語を知ろう!

日本では、軍事用語について知ることがタブー視される風潮があります。また、書店に行っても、現代の軍事を深く知るための本はほとんどありません。

しかし、軍事について知ることは、現代政治を理解することにつながります。北朝鮮や中国に関連する軍事ニュースも、深く読み解いていけば、各国が本当に主張したいことが理解できます。

軍事を知ることは、変り者になることではありません。適切な軍事の知識を身につければ、日本が置かれている状況や、日本人として今後何ができるか理解できます。

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