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にんにくの芯の取り方・臭いはするのか・食べられるのか

更新日:2020年08月28日

料理するさい、「にんにくの芯を取る」下処理がレシピに記載されていることがあります。基本の処理ですが、めんどうそうだったり、処理方法が分からない、ということもあります。にんにくの芯は取ったほうが良いのか、にんにくの芯の処理方法などご紹介します。

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にんにくの芯の取り方・抜き方

にんにくを使った料理のレシピには、「にんにくの芯を取る」という工程が含まれます。取り方がめんどくさい、分からないという方のためにも、にんにくの芯を簡単に取る取り方をご紹介します。

まず、にんにくの皮を剥いて、一片ずつにバラバラにします。にんにくの一片の両端を左右切り落とすと、にんにくの中心に、にんにくの芯が確認できます。この、にんにくの芯を、爪楊枝や、丈串のとがってない裏側の方を使って押し出しましょう。

芯が硬く、爪楊枝や、丈串ではなかなか取れない場合は、にんにく一片を縦半分に切ってから、芯を取っても大丈夫です。この方法だと、誰でも簡単に取り除くことができます。

レンジ

自宅に爪楊枝や丈串がない場合や、時間が無く、簡単に処理を済ませたい場合には、レンジを使ったにんにくの芯の取り方がありますのでご紹介します。

にんにくを一片ずつにバラバラにし、にんにくの一片の両端を左右切り落とします。このとき、皮は剥かずにそのままで大丈夫です。皮のままラップに包んで、レンジで約20秒ほど加熱します。使うレンジによって時間は変わってきますが、触ったとき、少し熱いくらいが目安です。

ラップをはずし、皮を押し出すように摘むと、芯が中から少し頭を出すので、そのまま引き出すと簡単に出てきます。同時に皮もペロンと剥がれますので、面倒な下処理が一気に完了します。にんにくの匂いも押さえられるので、匂いがきついのが苦手な方にも下処理方法です。

にんにくの芯は臭いはするのか

にんにくには、特有の臭いがありますが、にんにくの芯に臭いはあるのでしょうか。にんにくの芯は、実の中心に位置しています。そのまま育つと、この芯の部分が成長してにんにくの芽となります。

芯の部分は、実に守られて水分を十分含んでいますし、やがて芽へと成長するので、にんにくの成分が実の部分よりもより多く含まれています。そのため、栄養成分、臭い成分ともに凝縮されていて、より臭いが強くなります。

調理するときに、にんにくの芯を取り除くことで、にんにくの強い臭いを和らげることができます。次の日に、臭いが気になる方や、強い臭いが苦手な方は、必ずにんにくの芯を取りましょう。

にんにくの芽に臭いはあるのか

にんにくの芽とは、にんにくの芯が成長した部分のことです。茎にんにくとしてスーパーなどでも売られています。栄養成分は、にんにくと同じように芽の部分にも含まれています。このため、もちろん臭いも、芽に含まれています。

にんにくの芽の臭いは、新鮮なほど臭いが強く、取れたてのにんにくの芽の場合は、にんにくと同じように臭いが強く、翌日までにんにく特有の臭いが残ることもあります。しかし、時間がたつほど芽の臭いは弱くなりますので、スーパーなどで購入する場合は、すでに臭いが弱くなっているため、あまり臭いを気にすることはありません。

にんにくは食べたいけど、臭いが気になって食べれないときには、にんにくの芽を使った料理がです。にんにくの実よりも、量を食べることができるので、多くの栄養を取ることができます。

にんにくの芯が緑の場合食べられるのか

にんにくの芯が、緑色になっている場合は、芯がにんにくの芽へと成長している段階です。食べても問題は無いので心配はないです。

すでに、芽に成長してしまった場合、辛みや、苦味、渋みが強くなっているので味は落ちますし、あまりおいしくはないので、気にならない方はそのまま使っても大丈夫ですが、料理をおいしく仕上げたい方は、取り除くのをします。

にんにく自体が緑色に変色している場合もあります。買ってすぐのものは、食べても問題ないですが、購入して、数ヶ月後に緑色に変色した場合は、カビが生えている場合もあるので食べずに処分しましょう。

にんにくのカビを防ぐには、ネットなどに入れて風通しを良くした状態で吊るしておくと長持ちするのでです。

にんにくの芯の栄養

栄養と効能1・2

にんにくには、たくさんの栄養成分が含まれています。まず、にんにくの臭い成分の素である、アリシンを中心とするイオウ化合物です。このアリシンは、元々含まれているわけではなく、にんにくを切ったり、すりおろしたりするとアリインという成分に酵素が反応して、発生する成分です。

それがニンニクの多様な効果・効能を生み出しています。次に、にんにくの効果や効能をご紹介します。にんにくには、基本的な4つの効能があります。

1つ目は、抗菌、殺菌、解毒を行う効能です。この作用が、さまざまな病気から体を守ります。すりおろした、生のにんにくに1番効果が期待できます。

2つ目は、ビタミンB1の吸収を高める効能です。このビタミンB1が、疲労回復や滋養強壮に効果を発揮します。

栄養と効能3・4

3つ目は、血栓を作りにくくする効能です。この血栓を作りにくくする効能が、心臓病のリスクが減るといわれている理由であり、血流促進、高血圧抑制、血管系疾患予防などに効果があるとされている理由です。にんにくに含まれる数種類のイオウ化合物に、働きがあることが分かっています。

4つ目は、活性酸素を除去する効能です。にんにくに含まれる、ビタミンEと15種類以上の抗酸化物質が、ガン予防、動脈硬化予防、疲労回復、アンチエイジングなどに効果があるとされています。

にんにくの芯が大きい場合とるほうがいいのか

次のページ:にんにくの芯はなぜとるのか

初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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