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バーの経営の年収・失敗する割合・経営資金はどれくらい必要か

Author nopic icons.tomita
カテゴリ:年収・給与

初回公開日:2018年01月11日

更新日:2020年03月04日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

バーの経営の年収・失敗する割合・経営資金はどれくらい必要か

バー経営の年収は?

バー経営に憧れる人は多くいるでしょう。しかし、バー経営はそんなに甘いものではありません。バー経営者の年収は、いったいいくらくらいなのでしょうか。バー経営は儲かる仕事なのでしょうか。バー経営の年収について解説していきます。

バー経営は儲かる?

バー経営と聞くと、「カッコいい」という印象を持つ人は多いでしょう。しかし実際にバー経営をすることで、儲けることはできるのでしょうか。

答えは「ノー」でもあり「イエス」でもあります。バー経営で儲かるためには、もちろんそれなりのノウハウや人脈も必要ですし、開業資金も必要になります。

特に女の子が働く「ガールズバー」などは、客単価が高く、儲かりやすいバーになります。しかしその分経費もかさむため、一概に儲かるとは言い切れません。

また、バーを出店する立地条件によっても儲かるかどうかは変わってきます。田舎でほとんどお客さんが来ないような地域に出店しても、儲からないことは目に見えているでしょう。だからと言って、都会の一等地にバーを開いても、儲かる保証はどこにもありません。

バー経営者の平均年収は?

バーの経営の年収・失敗する割合・経営資金はどれくらい必要か
※画像はイメージです
出典: Salary - Free pictures on Pixabay - 2

バー経営者の平均年収は、約300万円という調査結果があります。年収が300万円というと、20代の会社員の平均年収とさほど変わりません。

もちろん、バー経営者の中には、複数の店舗を経営し、年収1千万円や2千万円という金額を稼いでいる人も居るでしょう。あくまで平均年収ですので、年収が100万円やそこらの人たちが平均年収を引き下げている可能性もあります。

バー経営は憧れのカッコいい職業でもありますが、儲かる職業かどうかと言われたら、素直に首を縦に振ることができる職業ではないことは確かです。

バーの経営に失敗する割合は?

バーの経営の年収・失敗する割合・経営資金はどれくらい必要か
※画像はイメージです
出典: Worried - Free pictures on Pixabay

バー経営は、簡単に手を出す人が多い職業でもありますが、バー経営に失敗する割合はどのくらいあるのでしょうか。バー経営に失敗する割合について解説していきます。

軽い気持ちで手を出せば失敗に終わる!

バー経営の失敗率の正確な割合はわかりませんが、バー経営は軽い気持ちで手を出せば、確実に失敗に終わることは確かです。

バー経営は、「誰でもできる」「開業資金さえあれば大丈夫」などと軽い気持ちで始める人が多いですが、そんなに甘く簡単なものではありません。バー経営に限らず、飲食店は「お客さんありき」の職業です。そのため、お客さんのニーズを無視して経営していれば、確実に失敗に終わります。

特に、接客経験や飲食業の経験がなく、単に「お酒が好き」「バーがカッコいい」などの単純な理由でバー経営を始める人は、失敗する確率が高いです。

バーの経営資金はどれくらいかかる?

バー経営をしようと思ったら、気になるのはその経営や開業資金についてでしょう。バー経営には、いったいどのくらいの経営資金が必要なのでしょうか。バーの経営資金について解説していきます。

物件取得・家賃などのお金

バーを始めるにあたってまず必要なのは、バーを出店する「物件」です。お店がなければバーを始めることはできません。バーを出店する物件にかかる資金については、その地域や立地条件によって異なります。

例えば東京都内の新宿区にバーを出店する物件を探す場合、安くても月におよそ20万円以上の賃料がかかります。きれいでおしゃれな店舗が持ちたい・一等地に出店したいと思えば、およそ50万円~100万円の賃料がかかる場合もあります。

敷金礼金などもかかる場合がほとんどですから、場合によっては初期資金だけでも約100万円~300万円程度の金額がかかると思っていた方が良いでしょう。

内装工事資金

バーを出店するためには、内装工事のための資金も必要になります。自分の好みのテイストのお店に仕上げるためには、それなりのお金がかかります。クロスを交換したり、照明機器を新たに設置したりするほか、ソファやカウンターチェア、テーブルなどにもお金がかかります。

内装工事にかかる金額はそのこだわりや工事の内容によりますが、1坪約50万円~100万円と考えていた方が良いでしょう。

バーの出店場所によっては、「居抜き」と言って、前のお店の跡地をそのまま使用できる場合があります。好みの内装ならそのまま開業することも可能なので、居抜き物件を探すことも1つの方法になります。

消耗品・備品の資金

バー経営の資金には、消耗品や備品の購入費用もかかります。バーですから、もちろんお酒を揃える必要がありますし、トイレットペーパーやティッシュ、洗剤や食器などの細かい消耗品や備品には意外とお金がかかります。

また、冷蔵庫やガスコンロ、冷暖房機器などにも大きなお金がかかるため、しっかりと事前に見積もりを取ることが大切になります。

備品に関してはリサイクルショップなどで安く手に入る場合もあるため、いろいろな下調べも必要になります。

バー出店後の資金

バーを開業する資金の他に、バー出店後の運転資金も準備しておく必要があります。運転資金は、最低でも3か月分くらいは準備しておいた方が良いでしょう。

バーを経営すると言っても、最初から利益が出るとは限りません。売上を想定して経営をすることは大切ですが、売り上げに頼りすぎると、早いうちから経営が危うい状態になってしまいます。出店後、固定客が付くまでの時間もかかるため、何があっても良いように、多めに運転資金を準備しておきましょう。

バーの経営に資格は必要?

バー経営は「誰でもできる」と言われることが多いですが、バー経営には資格などは必要にならないのでしょうか。バー経営のために必要な資格について解説していきます。

食品衛生責任者

バーに限らず、飲食店を開業する場合には、「食品衛生責任者」の資格が必要不可欠になります。講習を受ければ基本的には取得することが可能で、特別に勉強をする必要などはありません。

保健所に届け出る資格になるため、届け出ていないとバーを営業することはできません。必ず取得するようにしましょう。

バー経営のノウハウは?

バー経営は簡単に行うことができない大変な職業ですが、経営ノウハウを心得ておけば、失敗してしまう確率を下げることはできます。成功するバー経営のノウハウについて解説していきます。

内輪感があるバーにしない

バー経営で失敗してしまう要因の1つに、「内輪感が強すぎる」ことがあります。特に田舎のバーにありがちですが、友人や知人ばかりがいつもたむろしているバーになってしまい、新規のお客さんが入り辛く、居心地が悪い状態になっていることがあります。

内輪感が強いと、新規のお客さんが入り辛いばかりか、友人・知人による「ツケ払い」が横行する原因になることもあります。経営的にも良くありませんから、友人・知人は大切にしつつ、公私をわけた付き合いが大切になります。

チャージ料はとらない

バーに入ると必ず「チャージ料」がとられます。バーの大切な利益になるチャージ料ですが、チャージ料をとらない方が「儲かる」バーにすることができます。

チャージ料をとられることを快く思っていないお客さんは意外にも多く、チャージ料を取らないことで、他のバーとの差別化を図ることができます。

また、チャージ料をとると「長く居座ろう」と思われることが多く、回転率が悪くなり、利益が上がり辛くなります。チャージ料を取らないことで、「一杯だけ飲んで帰る」というようなお一人様のお客様を常連にすることもできます。

学生バイトは使わない

バー経営をする上で、アルバイトの雇用が必要になる場合が多いでしょう。しかし、アルバイトを雇う場合は、「学生バイト」はなるべく避けましょう。

もちろん学生バイトの中には、友達を呼んでくれるなどのメリットもありますが、一歩間違えば未成年を引き寄せてしまったり、内輪感があるバーになってしまうなどのデメリットもあります。

また、学生バイトの場合は知識量が少ないことから「大人のお客様」からの印象が悪くなる場合も多いため、多少コストがかかっても、経験者のバーテンダーなどを雇った方が利益を上げやすくなります。

バーの経営の利益はどれくらい?

バー経営では、いったいどのくらいの利益を上げることができるのでしょうか。バー経営に限らず水商売は、「3掛け」と言われ、原価の3倍を取るというのが常識になっています。しかし、単純に利益が原価の3倍になるわけではなく、そのほかにコストがたくさんかかります。

大きなコストは、「人件費」です。アルバイトや正社員として人を雇えば、時給や給料がかかります。また、家賃や光熱費なども大きなコストになります。

バー経営の利益を上げるためには、人件費や家賃・光熱費などの固定費を極力抑え、お酒やフードの仕入れ値を下げることが基本になります。

利益を上げるためには、お客様から頂戴するお金を増やすのではなく、まずは身の回りのコストを抑えることから始めましょう。

バーの経営者の割合は?

日本の人口は1億2千万人ほど。その中でも労働者人口は、2018年現在でおよそ6400万人と言われています。およそ6400万人の労働者の中で、バー経営者の割合はどのくらいなのでしょうか。

バーには限定できませんが、飲食業の経営者の割合は、飲食業界全体の労働者の約4%です。飲食業界はアルバイトやパートタイマーとして働く人の割合が多く、約60%以上がアルバイトやパートタイマーです。

そう考えると、飲食業経営者の約4%の中に入れるということは、とても素晴らしいことに感じるでしょう。

バー経営を成功させよう!

今回は、バー経営の年収や経営資金、バー経営のノウハウなどについて解説しました。バー経営は簡単な職業ではありません。しかし、方法次第では儲けることも可能で、長くバー経営を行うこともできます。ぜひ今回の記事を参考にして、バー経営を成功させましょう。