Search

検索したいワードを入力してください

【イベント別】のしの種類一覧・マナーとお礼の時ののし

Small 85c6fba0 7b93 49cf b4cd 1d9b5e35f42fしろっぷ
ビジネスマナー / 2018年01月05日
【イベント別】のしの種類一覧・マナーとお礼の時ののし

「のし」の種類は?一覧で確認

お祝い事や弔事には欠かせない「のし」ですが、その種類や使い分けに自信はありますか。お祝い事に使う「のし」にも、弔事のときの「のし」にも、差し上げる方の状況に合わせた使い分けが必要です。「のし」は使い方を間違うと差し上げる相手にも大変失礼をすることになりますから、その種類と意味を正しく覚えて間違いのないように使い分けをしましょう。

「のし」の種類一覧

「のし」は贈り物をするシーンや差し上げる相手の状況に応じて種類を使い分けます。それぞれのシーン毎に一覧にしました。

「のし」の表書きと水引の組み合わせで気持ちを伝える

「のし」は通常「のし紙」「のし袋」という言い方で使いますが、差し上げる相手の状況によって、表書きと水引の正しい組み合わせである必要があります。また「のしあわび」のあるなしにも気を配る必要があります。

表書きとは、「寿」「御祝」「御中元」「粗品」のようにのしの中央上部に差し上げる名目を記入した部分のことです。そのシーンに応じて決まった文言がありますので、それに倣って書きます。

「水引」とは、のし紙の中央に印刷されているか、のし袋をくくっている紐状のもののことをいいます。水引にはいくつか決まった種類があり、その色と使っている本数、結び方で使い分けをします。水引の色や結び目、本数には重要な意味が込められていますから、使い方を間違えないようにしましょう。

シーン別 「のし」と表書きの一覧

お祝いごと(慶事)の「のし」の種類

お祝いごと(慶事)ののしは紅白または赤金の水引ののし紙やのし袋を用います。紅白の水引の種類には結切と蝶結びがありますが、結婚のお祝いだけは水引が紅白10本結切のものを使います。おめでたいことなので、のしあわびがついているもののほうがより丁寧な気持ちを伝えることができます。

お祝いの用途表書き水引の種類贈る時期
結婚のお祝い寿/御祝/御結婚御祝紅白10本結切挙式当日または挙式当日までに
出産のお祝い御祝/寿/出産御祝紅白5本蝶結び誕生後なるべく早く
お宮参りのお祝い御祝/お宮参り御祝紅白5本蝶結びお宮参りの前後
初節句のお祝い御祝紅白5本蝶結び初節句の前後
七五三のお祝い御祝/七五三御祝紅白5本蝶結び時期が来たら
入学・入園のお祝い御祝/御入園御祝/御入学御祝紅白5本蝶結び入園入学の前までに
成人式のお祝い御祝/御成人御祝/祝御成人紅白5本蝶結び成人式の前後
卒業・就職のお祝い御祝/御卒業御祝/御就職御祝紅白5本蝶結び卒業・就職の前までに
長寿のお祝い寿/御祝/祝還暦 等紅白5本蝶結び誕生日の前後
新築祝御祝/御新築祝紅白5本蝶結び新築後なるべく早く
開店祝御祝/御開店祝紅白5本蝶結び開店当日までに

一般行事の「のし」の種類

一般行事に品物を贈る場合の水引の種類は、紅白蝶結びのついたのし紙・のし袋を選びます。のしあわびはついているほうがより丁寧です。水引の本数は一般的には5本ですが、より丁寧にする場合は7本のものを、簡易的にする場合は3本のものもあります。

行事の用途表書き水引の種類贈る時期
一般的な贈り物粗品/御挨拶/御礼/粗菓 等無地 または紅白蝶結び
新年の挨拶御年賀/御年始紅白蝶結び正月3が日
中元御中元紅白蝶結び
歳暮御歳暮紅白蝶結び12/1~12/31

お見舞いの「のし」の種類

病気や天災などの災難を被った方に対してお見舞いを贈るときには、結切ののしを使います。蝶結びには「何回繰り返してもよい(ほどにおめでたいこと)」という意味が込められていますので、絶対に使ってはいけません。同じように「のしあわび」はめでたいものという意味ですから、「のしあわび」の無い種類を選ぶようにします。

お見舞いの用途表書き水引の種類贈る時期
病人のお見舞い御見舞紅白5本結切(のしあわびなし)病人のお見舞いの時
火事・火災のお見舞い御見舞白無地または紅白5本結切(のしあわびなし)お見舞いに伺う時
その他天災のお見舞い御見舞白無地または紅白5本結切(のしあわびなし)お見舞いに伺う時

弔事の「のし」の種類

弔事の際に使うのしには、お悔やみの気持ちを込められています。水引は左が白または銀、右は黒または藍色が使われます。一般的に仏教であれば蓮の絵の入ったのし紙を選ぶと無難です。その逆に、神道・キリスト教など仏教以外の宗教の弔事には蓮の絵の入っていないものを選びましょう。

また、キリスト教の場合は黒白の水引でも失礼ではありありませんが、仏教色が強すぎるとして黄白結切もよく使われます。

用途表書き水引の種類渡す時期
通夜・葬儀(仏教)御霊前/御香料/御供黒白結切通夜・葬儀の際
通夜・葬儀(神道)御霊前/御玉串料白結切・銀結切通夜・葬儀の際
通夜・葬儀(キリスト教)御霊前/御花料黒白結切・黄白結切通夜・葬儀の際
法要(仏教)御仏前/御供物料/御供物 等黒白または黄白結切法要・年祭のとき
法要(神道)御玉串料/奉献/御榊料白結切法要・年祭のとき
法要(キリスト教)御花料黒白結切法要・年祭のとき

よく見かける「志」の正しい使い方は?

弔事の際のお返しに「志」の表書きをよく使います。よく混同しがちの部分なのですが、「志」はお返しする側の時以外は使いません。贈る側は「御霊前」「御仏前」「御花料」を使うのが一般的です。

「志」は仏教・神道・キリスト教その他宗教、宗教宗派を問わずに使えるため、その汎用性が使い勝手のよい表書きです。そのため、弔事の一般的な表書きとして使われています。ただし宗派や地方によっては仏教では「忌明」「満中陰志」「粗供養」、神道では「偲び草」「偲草」今日志」、キリスト教では「記念品」「召天記念」などを用いることもあります。

「志」以外にも表書きの種類がありますから、迷ったら葬儀会社や、その土地の弔事のしきたりに詳しい人に尋ねて確認するようにしましょう。

「寸志」は目上から目下へのお祝いに使う

「志(こころざし)」と一文字だけ違う「寸志(すんし)」もよく目にする機会があります。同じ字を使っているだけに「志」の意味で「寸志」を使ってもいいんでしょ?と思い込んでしまう人も。ですが、それは大間違い。たった一文字の違いでその意味合いはとんでもなく違うものですから、使い方には気をつけましょう。

「寸志」は、目上にあたる者が目下の者に対して差し入れやお礼を贈る場合に使う表書きです。ですから、通常、紅白蝶結びの水引のついたのし袋やのし紙に使う表書きですし、目上の方には使ってはいけない表書きであることを覚えておきましょう。

「のし」の種類別マナー 基本&あれこれ

水引の種類は5つ

水引には5つの種類があります。紅白はおめでたい事、お祝い事に使い、5本のものと10本のものがあります。5本の水引には、結び目が2種類あり、それぞれの結び目には意味が込められていますので、使い方を間違えてしまうと差し上げる相手に大変失礼にあたる場合があります。

黒白や黄白は弔事や法事の場面で使います。水引の種類と、それぞれの使用用途をみていきましょう。

水引の種類よみかた用途
紅白5本蝶結こうはくごほんちょうむすびお祝い事全般に使用する(本数は7本・3本もあり)
紅白10本結切こうはくじゅっぽんむすびきり結婚のご祝儀のみに使用する
紅白5本結切こうはくごほんむすびきり病気や災害のお見舞いに使用する
黒白5本結切くろしろごほんむすびきり弔事に使用する
黄白5本結切きしろごほんむすびきり法事やキリスト教の葬儀・法要に使用する

蝶結びと結切、それぞれの意味は?

水引には「蝶結び」と「結切」の2種類があります。それぞれの種類にはきちんと意味がありますから、使う水引を間違ってしまうと、受け取る相手が困惑することや、不快に思うことになり大変失礼にあたります。

「蝶結び」は結び目がほどけ、何回でも結び直せることから何度あっても喜ばしいおめでたいことに使います。婚礼のお祝い、病気や災害のお見舞い、弔事を除く他のお祝いや贈り物全般に使います。

それに対して「結切」は1回きりでよいこと、2度めは起こらない方がよい種類の事柄に対して用います。婚礼や弔事、お見舞いには結切を使います。蝶結びはとても失礼にあたりますから、絶対に間違えないようにします。

水引の本数にも意味がある?

水引には、婚礼のみに使う10本、婚礼以外の慶弔事に広く使われている5本が一般的ですが、水引の本数にも種類があり、それぞれには意味合いがあるというということです。

水引の本数には他にも7本のもの、3本のものといくつかの種類のものがあります。本数の違いは格式の程度を意味しています。一般的には、水引の本数が5本のものを使えばまず失礼になることがありません。

ただし、そこまで格式張る必要もないカジュアルなシーンや相手には3本のものを、通常よりは格式を高めたい場合には7本を、という具合に相手や格式、状況に合わせた水引の種類を選んでも構いません。また地域によってしきたりがある場合もあります。そのような場合はその地域のやり方に沿って水引を選びます。

「のしあわび」の意味

通常「のし」というと「のし紙」「のし袋」のことを指し示すことが多いのですが、本来は「のし」は干しアワビを紅白の紙に包んでいたものを指し示す言葉でした。今ではのし紙の右上に印刷されているもの、または紙を折り合わせたものを「のしあわび」と呼んでいます。

この「のしあわび」はお祝い事、めでたいことにはついていたほうがより格式が高くなります。紅白10本結切、紅白蝶結びの水引がついたのし紙やのし袋には最初からついていることが多いです。(のしあわびがついていない種類のものもあります。用途に応じて選びます)

同じ紅白の水引がついた「のし」であっても、のししあわびをつけてはいけない種類ものもあり、お見舞いの時に使う紅白結切にはのしあわびはつけません。病気や災害はめでたいことではないからです。

水引が仰々しいかな?という時には

記念品・賞品・景品・ちょっとした贈り物などの贈呈の場合、気の置けない相手へのちょっとした手土産など、「のしなしはちょっとあれだけど、かといって水引つけるのも仰々しいかな?」という種類である場合もあります。

そのようなちょっとした贈答の品を渡す時に便利なのが、「赤棒水引(あかぼうみずひき)」という種類ののし紙です。水引の代わりに赤い直線と、紅白で「のしあわび」が印刷されているだけの簡易的なものですが、ちょっとした贈り物やお礼の品を贈るようなときに気軽に使える種類ののし紙です。

イベント別「のし」の使い分け 表書きはどうする?

日々お付き合いで贈り物をやり取りする機会は多くあります。冠婚葬祭の「のし」の種類・使い分けは理解していても、ちょっとした贈り物をするときやお返しを返すときに表書きに迷うことはありませんか。

イベント別におすすめの「のし」の種類、表書きについて解説します。

イベント1 父の日&母の日

父の日や母の日に贈る贈り物にのしをつける場合は、一般的なお祝い事に使う種類ののしを選びます。紅白蝶結び、赤棒水引、無地のしに表書きのみ、の種類を選ぶとよいでしょう。

表書きには「御礼」または「謝礼」が格式が高くなりますが、特に決まった種類の表書きはありません。親しい間柄ですから、気持ちのこもった表書きであれば大丈夫です。「父の日」「母の日」「お父さん(お母さん)ありがとう」「感謝」「いつもありがとう」などのカジュアルな表書きが最近は人気です。

イベント2 初節句・七五三など子供のお祝い事

子供の成長をお祝いするイベントに贈り物をするときには、紅白蝶結びののしを選びます。
表書きは「御祝」がもっとも一般的ですが、それぞれのイベントに応じて「初節句御祝」「七五三御祝」でも良いです。

イベント3 転勤や退職時の挨拶

転勤や退職でお世話になった職場へのご挨拶でお菓子などを送るときに選ぶのしの種類は、紅白蝶結びです。表書きは「御礼」が適しています。

転勤先や転職先など、これからお世話になる職場への挨拶で手土産を持参する場合ののしの種類はやはり紅白蝶結びです。表書きには「ご挨拶」「御挨拶」と入れましょう。

職場での挨拶には一人ずつ配って挨拶する場合も多く、のしが不要となることもありますが、上司への挨拶、他部署への挨拶回りが必要な方はのしをかけた菓子折りを用意しておきます。

お礼の「のし」の種類は?

返礼でお礼の品を贈る場合は、その種類に応じてのしの種類も使い分けることが必要です。
婚礼以外のお祝い事のお礼には紅白蝶結びを使います。表書きは一般的な「御礼」「内祝」が適している種類のものが多いです。婚礼の場合は紅白10本結切を選びます。婚礼に関する「のし」はお祝いもお返しも結切の10本を使います。

お見舞いをいただいた時のお礼は、基本として紅白5本結切または赤棒一本を使います。快気祝いや全快祝いへのお礼には、紅白結切がよいでしょう。災害の場合は、水引は不要です。白無地に表書きの「御礼」のみで充分です。

弔事のお礼には、仏式・神式・キリスト教の宗教宗派に関わらず、黒白または黄白結切に表書きに「志」が一般的です。キリスト教の場合は水引をかけなくても失礼には当たりません。

「のし」はおつきあいの大切なマナー正しく使い分けよう

のしには水引やその色、結び方、表書きにそれぞれ意味が込められています。それぞれの種類を状況に応じて正しく使い分けできるのが大人のマナーです。差し上げる側もいただく側も気持ちよくやりとりができるような正しい知識を持って、スマートにお付き合いをしていきましょう。