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ルッコラの育て方|種/苗/プランター/スプラウト/水耕栽培

更新日:2020年08月28日

ルッコラの育て方、ご存知でしょうか?ルッコラは、ピザやパスタの具材としてイタリア料理によく登場するハーブです。ごまのような香ばしい香りが特徴で、ピリッとした辛味がくせになります。今回は、種や苗からの栽培方法や収穫など、ルッコラの育て方についてご紹介します。

ルッコラの育て方|種/苗/プランター/スプラウト/水耕栽培

ルッコラの育て方

ルッコラの育て方をご存知でしょうか。

ルッコラは地中海沿岸原産の一年草です。発芽率が高く病気などもほとんど無いので初心者でも育て方は容易です。種まきの時期をずらせば、ほぼ1年中収穫可能です。

ルッコラは地中海沿岸が原産といわれています。古代ギリシャや古代ローマ時代には、すでに食用ハーブとして栽培されており、古代エジプトではクレオパトラが美しさを保つために、好んでルッコラを食べたといわれています。

ルッコラは、ピザやパスタの具材としてイタリア料理によく登場するハーブです。ロケットサラダという英名でも知られています。ごまのような香ばしい香りが特徴で、ピリッとした辛味がくせになります。若い葉をサラダに入れて食べると大変美味しく、その他味噌汁やスープ、おひたしや炒め物、肉料理の付け合せなど、用途は幅広いです。

今回は、ルッコラの栽培方法や収穫など、育て方についてご紹介します。

ルッコラの種からの育て方

ルッコラの種からの育て方です。

発芽は適温15~25℃です。3~7月か、9~11月が種まきの適期です。発芽率が高いので、種からでも簡単に育てられます。深さ1cmの溝を15cm間隔に作り、筋まきで種をまいて下さい。

この時丁寧に1cm間隔で種をまくと、その後の間引きが大変楽になる育て方のポイントです。種が小さいので、薬を飲むときのように半分に折った紙の上に乗せるか、塩コショウの入れ物などに入れて蒔くと楽です。

種をまいたら、土を軽く手で押さえて種を固定し、ふるいなどを使って薄く土をかぶせましょう。ふるいがない場合は、土をつまんでそっとかけてください。深く埋めすぎると種が呼吸できず、発芽しにくくなります。種が流れてしまうため、土をかぶせた後は水をやりすぎないように気を付けましょう。

芽が出るまでは、土が乾いたら水やりをするのが育て方のコツです。通常4~7日で発芽します。

ルッコラの苗からの育て方

ルッコラの苗からの育て方です。

ルッコラの苗は3、4月ごろになると園芸店やホームセンター、農産物直売所などで売り出されます。 近くに売っているお店がない場合にはインターネットでも売っていますので入手しやすくなっています。

苗は、3~7月か、9~10月に鉢植えや地植えにして育てることができます。鉢植えは、5~6号鉢に2~3株が植え付けの目安です。地植えやプランターは、株同士の間隔を15~20cm空けるようにするのが育て方のポイントです。

ルッコラの鉢植え・プランターでの育て方

ルッコラの鉢植えやプランターでの育て方です。

ルッコラは、プランターで気軽に育てることができます。マンションやアパートのベランダを利用して、プランター栽培してみましょう。プランターは土の量が限られているため欲張って多くの株を育てないようにすることが育て方のコツです。

鉢植えやプランターで育てる時は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜ合わせた土か、ハーブ用培養土がです。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが育て方のコツです。

ルッコラは明るい日陰で、追肥なしで大丈夫ですので、家庭でのベランダ菜園にとても向いています。ルッコラが元気に育つと葉は硬くなり、苦味や辛味が増すので明るい日陰くらいがちょうどいいです。

ルッコラのスプラウトの育て方

ルッコラのスプラウトの育て方です。

まず、育て方のポイントですが、種はスプラウト専用の種を購入してください。栽培用のマットは種が流されないように小さく細い根が絡みやすいものを準備します。不織布やネットなどがいいでしょう。

四角い容器にマットを敷き、水を含ませます。種の量は多すぎずまんべんなく蒔きましょう。上から霧吹きで種を湿らせ、暗所で管理します。春~夏は丸2日、冬場では3~4日で発芽します。

容器の端に細く水を落とし2~3回すすぎます。最後に種が湿るくらいマットに水を含ませます。根がマットに絡み固定されているのですすいでも種が落ちることはありません。ルッコラは茎が細く繊細です。勢いよくやると茎が横倒しになってしまいます。水やりとすすぎは毎日行うのが育て方のコツです。

5㎝くらいに伸びたら朝、明るい窓際に置くと、半日~1日で緑化します。この状態で収穫し、新鮮なうちに食べましょう。

ルッコラの水耕栽培での育て方

ルッコラの水耕栽培での育て方です。

ルッコラの育て方には、水耕栽培もです。水耕栽培は、土の代わりに培養液を入れた水で育てる方法です。ルッコラは、根が元気な間なら何度でも収穫できる植物です。水耕栽培を覚えてしまえば簡単に栽培できるようになり、調理の直前に収穫して食べることも簡単です。

まずスポンジに十字、もしくは横長に切込みを入れ、種をいれます。スポンジが乾燥しないように霧吹きで湿らせます。発芽するまでの数日、黒いシートなどで遮光します。双葉が出てきたら、ハイドロボールを入れた鉢に、切り分けたスポンジごと植えこみましょう。鉢底から根を出した状態で、発泡スチロールなどに穴をあけた場所へ鉢を挿し込みます。

半日陰の場所で、鉢底から出た根が吸水できるよう受け皿に水をためておくのが育て方のポイントです。約3週間後、草丈が20cmほどになったら収穫するのを繰り返します。

ルッコラに花が咲いた場合の対処法

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初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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