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転出届を出す際に印鑑は必要か・忘れた時の対処法|拇印/名前

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各種手続き / 2018年01月15日
転出届を出す際に印鑑は必要か・忘れた時の対処法|拇印/名前

転出届を出す際に印鑑は必要なのか

新しい場所に転居するといろいろやらなければならないことが発生します。まず一番最初に行うべきことが転居届の提出です。住んでいるところが変わったことをきちんと世の中に伝えておかないと、いわゆる「住所不定」状態になってしまいます。

転出届を本人が提出するにあたり、印鑑は絶対に必要というわけではありませんが、20歳以上の成人で「実印」という印鑑登録された印鑑を所持している場合、転出届の際にはその印鑑が必要になります。

実印を持っていない場合でも捺印する箇所があるので印鑑は持っておいた方が良いでしょう
その際、未成年者などで実印(印鑑登録された印鑑)を持っていない場合はみとめ印でも構いません。

転出届の書き方と印鑑の押し方

転出届はこれまで住んでいた自治体に対して「別の場所に引越します」と伝えるための書類です。最寄りの役所の窓口に転出届の書類をもらい、必要事項を記入して提出すると転出証明書が発行されます。転出証明書は転居先で使用するのでなくさないようにしましょう。

転出届は必ず必要というわけではなく、転出先での居住が1年以内(学生や単身赴任者)の場合転出届を出さなくても良い場合もあります。しかし、1年以上継続して居住する場合には転出届は必須ですので注意しましょう。

また、同一市区町村内での引越の場合は転出届ではなく「転居届」になります。

転出届の流れ

転出届は本人だけでなく、世帯主や代理人でも提出することが可能です。その際印鑑だけでなく重要なのが、本人確認書類の提出です。運転免許証や健康保険証、マイナンバーカード、高齢者受給者証、乳幼児医療証などを忘れずに持参しましょう。(同一世帯以外の人が届出を行う場合には委任状が必要です)

また転出届には期限があり、引越の2週間前から手続きが可能で引越後2週間以内までに届出ることが決まりになっています。郵送での手続きは1週間前後も時間がかかってしまう上、認められていない自治体もあるので注意が必要です。

この後行う「転入届」は新しい住所に住み始めてから届出が可能になります。

拇印でも良いのか

親指の腹に朱肉や墨などをつけて、印として押すことを「拇印」と言います。平安末期から行われていた方法で、使用するのはどの指でも良いと言われたりしますが、厳密には「右手の親指」を使用します。拇印の有効性については。実印と同じくらい効力があるという説もあるものの、重要な手続きには主に「実印」が使われます。転居届には使用しません。

拇印は複製の利かない自分だけの物です。そういった意味ではとても強い効力を持っています。日常生活ではほとんど拇印が使われる場面はありませんが、不動産取引などには使われる場合もあります。署名拇印といって署名とセットで効力を発揮します。

拇印は公文書にはほとんど使用されないものの、警察では本人確認の大きな証拠になります。

実印と印鑑証明

印鑑証明と呼ばれる手続きを済ませた印鑑を「実印」と言います。重要な手続きを交わす時にはこの実印が使用され、印鑑登録証明書とともに使用されます。印鑑登録とは、”必要書類に捺印された印鑑が間違いなく本人のものである”という届出をすることです。

名前の印鑑でも良いのか

苗字だけのものが印鑑ではありません。フルネームの印鑑もあれば下の名前のみで印鑑を作る人もいます。結婚して苗字が変わる人の多い女性からの人気も高いのが名前の印鑑ですが、転出届に使用できます。しかし、名前のみの印鑑を転出届に使用するには、次のような条件にあてはまる「実印」として登録され認められたものだけです。

実印の条件

1辺が8㎜~25㎜の正方形の中に収まるもので、素材はゴム印でないもの。あくまでも本名を使用したもので、ローマ字は使用できません。

また、規格のサイズであってもいわゆる「三文判」と呼ばれる100円均一などで売られている大量生産された印鑑は、偽造などの危険性があるため、実印として登録を認めない自治体が多いです。1人につき1個限りが実印として印鑑登録できます。

シャチハタ

インクが内蔵されているので朱肉を取り出す手間がいらず、とても使いやすいのがシャチハタですが、転出届を始めとする公的な重要書類には効力を発揮しないため使用できません。転出届にはせめて認印を使いましょう。

銀行などの金融機関での取引に関する書類にもシャチハタではなく、実印を使用します。しかし、宅配便の受け取りや回覧板の閲覧印、会社や学校での簡単な確認の印としての使用ならばシャチハタで問題ありません。

なお、シャチハタというのは商品名であり正確には「浸透印」と呼びます。

転出届と印鑑証明の手続きを一緒にする方法

引越をすると同時に必要になるのが印鑑登録の手続きです。実印を持っている人は必ず印鑑登録も引越が必要になります。実印は家や不動産取引、遺産相続、自動車の購入などの際に使用するため、印鑑登録の届出がされていないと購入することができなくなってしまいます。転出届を提出する際に印鑑登録証と実印、本人確認書類を持参しましょう。

登録廃止

引越が決まったら転出届の提出と同時に印鑑登録は廃止になります(印鑑登録をしている人)自動的に廃止されるとはいえ、念のため「印鑑登録の廃止手続き」も行い、印鑑登録証を自治体に返却しておくと良いでしょう。その後、転居先で「印鑑登録」の手続きをします。

また、印鑑登録証を紛失してしまったり実印そのものを無くした場合には、実印として登録されていた印鑑を変更しなければなりません。印鑑登録を認められる印鑑は1人1つだけなので、その場合も先に登録廃止手続きを必ず行ってから新しい印鑑を登録しましょう。

印鑑証明書の取得

実印が印鑑登録されたものであることを証明してくれる書類を印鑑証明書と言います。印鑑証明書を取得するには実印だけを持って行ってもできません。

・印鑑登録登録証(カード)か個人番号カード(マイナンバー)
・手数料(数百円)
・本人確認書類

そして各市区町村の窓口にある「印鑑証明証明書交付申請書」に必要事項を記入して提出すると印鑑証明書が発行されます。印鑑証明の取り扱いや実印の登録については、自治体によって規定が異なります。あらかじめ自分が印鑑証明を取ろうとする自治体に確認しておくとベストです

転出届を出す際に印鑑を忘れた・ないときの対処法

転出届を出したいけれど印鑑を忘れてきてしまったという人は少なくありません。役所への書類には印鑑は必須だというイメージがありますが、転出届で必要不可欠なのは本人確認書類です。本人確認が取れるものを持っていれば、転出届の発行は認められます。印鑑を忘れた旨を伝えれば書き判などで対応が可能なので問題ありません。

結婚した場合転出届の印鑑は旧姓でも良いのか

結婚とは本人同士が「結婚したい」という意志をもち共に人生を歩んでいくことです。そのため必ずしも相手の籍に入らない女性もいます。その場合は結婚しても旧姓を使用するので転出届も旧姓で行われます。

しかし、現在の日本では婚姻を法律的に成立させるために、結婚すると「婚姻届」を提出する人がほとんどです。婚姻届を提出して受理され、相手の戸籍に入って苗字が変わった後の転出であれば「新姓の印鑑」を使用します。

また、婚姻届の時期と転出届の時期が曖昧で気になる場合には「●月●日に婚姻届を提出しました」と一言添えると良いでしょう。

転出届から新生活は始まってる

転勤や進学で引っ越すことが決まったら、期限内に忘れずに転出届をすることが大切です。ついつい忙しさから忘れてしまいそうになりますが、転出届を始めとする手続きをきちんと済ませておくと引越作業に集中できてバタバタしなくて済みます。もちろん転出届の手続きには本人確認書類や印鑑も忘れないようにしましょう。

転出届を書いた時から新しい生活の始まりです。本記事を参考にスムーズにスタートを切りましょう。

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