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日本刀の値段相場|最高/安い/江戸時代/レプリカ・模造

Author nopic icon和泉
雑学 / 2018年01月13日
日本刀の値段相場|最高/安い/江戸時代/レプリカ・模造

日本刀の最高の値段

日本刀は日本を代表する歴史のある武器ですが、現在では美術品として愛されています。漠然と高額なイメージがある日本刀ですが、実際いくらくらいするものなのでしょうか。そんな日本刀の値段についてご紹介します。

最上大業物

最上大業物(さいじょうおおわざもの)とは、刀・太刀など日本刀の最上級品をさします。1815年に山田浅右衛門という人物が多くの刀の試し切りを行い、刀工ごとにランク付けをおこないました。

そのランキングの最上位になるのが、最上大業物と呼ばれる日本刀です。最上大業物と呼ばれたのは長曽根興里(初代虎徹)や和泉守兼定(二代目兼定、之定)など14工です。

そんな最上大業物の日本刀の値段ですが、之定(のさだ)と呼ばれる二代目兼定の作品の場合、16,500,000円前後が相場と言われています。もちろん状態などによって値段の前後はあります。同じ兼定も初代や三代の場合はもう少し下がるので最上大業物と呼ばれた日本刀が非常に高価なのが判ります。

名刀

日本に名刀は数多くあり、国宝や重要文化財クラスの値段は非常に高価ではあるものの現在博物館に収蔵されているものが多く、値段はつけられないものばかりです。そんな中、日本の名刀でも最高傑作と呼ばれる「大包平(おおかねひら)」の値段にまつわるエピソードがあります。

大包平は国宝指定をされている太刀で平安時代末期に現在の岡山県で活動した刀工包平の作。日本刀の最高傑作で、西の横綱ともいわれています。そんな大包平は所有していた池田氏から国が買い取った際の値段は6500万円でした。昭和42年の6500万ですから、現在の価値では2億はするとも考えられています。名刀中の名刀はやはり非常に高額です。

本物の日本刀

最上大業物や名刀はさすがに購入できないけれど、模造刀などではなく本物の日本刀が欲しい場合は、インターネットオークションなどで購入できることもありますが、やはり正規のお店で直接購入するほうが失敗が少ないのでおすすめです。

値段は年代や刀工、状態によってさまざまで上は際限がありませんが、太刀・打刀なら100万円前後、脇差・短刀なら10万前後で購入が可能です。しかし鑑定書のついたものになりますと、より高額になることがあります。しっかり自分の目で確認して購入するのが安心です。

日本刀の種類別値段の相場

日本刀と一口に言ってもいくつか種類があります。その日本刀の種類別の値段の相場についてご紹介します。

太刀

太刀(たち)は主に馬上で使用される日本刀で、比較的大きなものが多いです。歴史も長く平安時代頃に生まれ、南北朝時代の頃まで多く使用されました。名刀と呼ばれる日本刀の多くはこの太刀に分類されるものが多いです。

そんな太刀の相場は安いものでも100万以上で、300万前後のものが多いです。名刀を生み出した刀工の作となるとさらに値段は上がります。

刀・打刀

刀とも打刀(うちがたな)とも呼ばれるこの日本刀は、徒歩での戦闘用に生み出された日本刀です。長さも太刀より少し短めのものが多く、成人男性が扱いやすいサイズに工夫されています。時代劇などでお侍さんが腰にさしているのはこの刀・打刀と呼ばれる日本刀です。

そんな刀・打刀の相場は安いものですと50万前後からありますが、良いものになりますと100万円以上の値段が付きます。

脇差

江戸時代に制定された武家諸法度により、武士は刀(打刀)とともにそれより小ぶりの日本刀である脇差を一緒に差すように定められ、補助的な装備という扱いでした。脇差として作られたものもありますが、中には他の刀や薙刀を短く刷り上げ、脇差として使用することもありました。

そんな脇差の相場ですが、安いものですと10万円台から購入が可能です。有名な刀匠の逸品ともなるとかなりの高額になりますが、太刀や刀と比べるとぐっと身近になります。

短刀

短刀は長さ一尺(約30cm)以下の日本刀の総称です。小型の武器として使用するのはもちろんのこと、女性や子供の魔を祓うとする守り刀にも使用されてきた日本刀です。現在でも天皇家や宮家に子供が生まれた際に天皇陛下が守り刀として贈る習慣があります。

そんな短刀の相場ですが、安いものは脇差と同様10万円前後で購入が可能です。やはりいいものになりますと100万円以上の高額になるのは他の刀と同様です。

安い日本刀の値段相場

日本刀はやはり高価なものが多いですが、よりお手頃な値段があると手に入れやすさがグッと上がります。さすがに太刀や打刀ですと安くても数10万してしまうものですが、それより小ぶりの脇差ですと10万以内で購入も可能です。

いつ、だれが作った日本刀であるかとか、美品なのか錆びがあるのか、もしくは銘があるのかなどと状態によってものすごく値段にばらつきがあるのが日本刀の値段の特徴です。高価なものはもちろん、安い日本刀であっても細かい状態などはしっかり確認すると、購入して失敗するリスクはぐっと減ります。

江戸時代の日本刀の値段

ここまでさまざまな日本刀の値段をご紹介しましたが、合戦などがほとんどなくなった江戸時代でも多くの日本刀が鍛えられました。このころになると日本が平和になっているので、全国に日本刀を作るための材料が流通するようになり、日本刀のベースともいえる地鉄の地域差が少なくなりました。そんな江戸時代からの日本刀を「新刀」と呼び、それ以前のものを「古刀」と区別しています。

江戸時代になると武家諸法度により、腰に大小二振の日本刀を差すことが定められました。大は打刀、小は脇差です。そのため武士は新しくそれらを用意する必要があり、結果として江戸時代は寛文年間頃まで盛んに日本刀が生み出されることになりました。

そんな江戸時代の日本刀の値段ですが、40万前後から購入が可能です。最上大業物となりますと数百万することもあります。

日本刀のレプリカ・模造の値段

手ごろな値段で日本刀を楽しみたい。本物の名刀は購入できない。という場合にはやはりレプリカや模造刀がお手頃でおすすめです。現在はさまざまな名刀を模した模造刀が作られています。手入れなどの手間もあまりかけずに、日本刀を手元に置きたい。インテリアの一部として飾りたいという場合には適しています。

先にご紹介した名刀大包平も、本物は6500万円(昭和42年当時)という非常に高額な値段がつけられていましたが、模造刀なら2万円ほどで購入が可能です。さらにお手頃なお値段の場合、1万円以下で購入も可能です。レプリカ、模造刀とはいえ見た目は立派な日本刀です。日本刀を手軽に手元に置くには適しているといえます。

オーダーメイドの日本刀の値段

かつての名匠の手による名刀もいいですが、自分だけのオンリーワンな日本刀も特別感があってとても素敵です。武具から美術品になって久しい日本刀ですが、現在も日本刀を鍛える技を持った職人さんが全国にいらっしゃいます。そういう方に注文をして、自分だけの日本刀を作るという夢のようなことも可能です。

値段はその刀匠の方によりさまざまですが、刀だと55万円、脇差だと45万円、短刀だと35万円から自分だけの日本刀を作ってもらえます。自分用のコレクションとしてはもちろん、魔よけのお守りとして生まれてきた赤ちゃんにオーダーメイドの短刀を贈るのも素敵です。

日本刀の値段はさまざまです

日本刀は日本のみならず世界でも認められている素晴らしい美術品です。一度本物を手にしてその美しさを目にすると、手元に置きたくなるほど魅力が詰まっています。最近はオンラインゲームなどの影響で本物の日本刀に関心を向ける方も増えてきました。

日本の名だたる名刀となるとビックリするようなお値段ですが、それを模した刀だとお手頃ですし、本物にこだわるなら時代や刀匠によって値段も変わるので手にしやすいものもあります。自分にあったものを探してみてください。思いがけない出会いがあるはずです。

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