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【オス・メス別】野良猫の平均寿命・飼い猫との寿命の違い

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動物・ペット / 2018年01月10日
【オス・メス別】野良猫の平均寿命・飼い猫との寿命の違い

野良猫の平均寿命はどのくらい

【オス・メス別】野良猫の平均寿命・飼い猫との寿命の違い

一昔前、野良猫がたくさんいて問題になったこともありました。もちろん、現在でも野良猫がトラブルになる場合もあります。しかし、地域猫など住民や行政で世話をするシステムもあり、野良猫のあり方も変化しています。それでも、野良猫が置かれている環境はきびしく、飼い猫に比べると寿命が短くなる傾向にあります。では、オス猫とメス猫の寿命に差はあるのでしょうか。

野良猫・オスとメスの平均寿命

野良猫のオスはケンカをし、縄張り争いをし、常に危険と隣り合わせの状況です。住んでいる場所は、必ずしも長閑な環境の良い地域ではなく、幹線道路があり交通量の多い場所もあります。そんな中、どれくらいの野良猫が天寿を全うできるのでしょうか。

平均的な猫の寿命は、10~15年と言われます。野良猫のオス猫は、ケンカの怪我が原因で死亡するケースもあります。平均すると3~4年、長くても5年と言われます。メス猫の方が若干寿命は長いようですが、差はそんなにありません。そして、野良猫の一番の死因は、交通事故です。

野良猫を飼い猫にできる?どんなことに注意するべき?

近所で見かける野良猫が可愛くて、飼いたいと思う人もいます。しかし、野良猫は基本、人には懐きません。警戒心が強く、触らせてもくれません。それでも中には、人を見かけると寄ってくる野良猫もいます。

野良猫にもパターンがあります。野良猫から生まれた生まれついての野良猫と、飼い猫が捨てられて野良猫になったケースです。そしてもう一つは、飼い猫が家から脱走し、迷い猫になっている場合です。

近寄ってくる猫は飼い猫の可能性が捨てきれません。それは、外へ出かける家猫もいるからです。完全な野良猫を懐かせるには、かなり時間がかかります。心を開かない野良猫も多く、飼ったとしても出歩く習慣が抜けないため、そのまま帰らないこともあります。

獣医師の検診を行うこと

野良猫は、どんな病気に罹っているか分かりません。人にもうつる可能性があるため、ノミ・ダニは必ず駆除する必要があります。虫下しも必ず飲ませましょう。他には、ウイルス感染の病気「猫エイズ」「猫白血病」の検査、ワクチンの接種なども必要です。きちんと検査をすることで、その後の寿命にも関わります。

病院に連れて行くには、ケージに入ってくれないと始まりません。無理矢理入れてしまうと、二度と触らせてはくれません。近づくことさえ許さないでしょう。十分に慣れた段階で、飼い猫として迎える準備をしましょう。

野良猫・飼い猫・室内飼いの違いと寿命

野良猫の寿命は、きびしい住環境のために、飼い猫より短いのが常です。野良猫・地域猫・飼い猫・室内飼いの猫の置かれた環境は、異なります。猫を飼うのなら、寿命や健康のことを考えて、室内飼いにするのがベストです。

野良猫の住環境と平均寿命

野良猫の寿命の長さは、病気や怪我、食べ物などに関係します。都会で暮らす野良猫は、常に危険と隣り合わせで生活しており、車や自転車、時には人からのイタズラもあります。当然ながら冬は寒く夏は暑い環境で、楽ではありません。そして、食べるものは、残飯や小動物、カエルやヘビ、小鳥やねずみの小さなほ乳類などです。それらは、いつも捕れるとは限りません。

自由で気楽な印象ですが、野良猫のストレスは飼い猫よりも多いとされます。常に警戒心を張り巡らし、生活しています。そのために平均寿命が短いと言われます。子猫から大人の猫に成長する確率も低く、1年を乗り越えられない子猫も多くいます。

飼い猫の平均寿命

都会で飼われている猫は室内飼いがほとんどですが、少し田舎にいくと、家と外を行き来する猫も少なくありません。昼間は日当たりのよいボンネットや屋根の上で過ごし、夜になったら自宅へと帰って行きます。近所の猫や犬、隣人とも顔見知りで、飼い主以外にも食べ物をもらうこともあります。

飼い猫でも完全な室内飼いでない猫は、野良猫同様の危険に晒されます。ケンカをし怪我を負います。そこから感染する病気もあります。しかし、飼い主がいるため、異常があれば病院に連れて行かれ、その分、リスクは野良猫より低くなり、寿命も長くなります。

室内飼いの猫の平均寿命

猫を飼うなら、完全な室内飼いが理想です。狭い場所に閉じ込めるのがかわいそうと言う人がいますが、猫にとっては重要ではありません。室内で生まれ、室内で育った猫なら、大丈夫と言えます。本来猫は、狭い縄張りで過ごす動物です。環境が変化することの方が、猫にとってはストレスになります。

窓の外を見つめる猫を見て「外に出たいのかな」と思うのは、人の勝手な発想です。自分のテリトリーがハッキリしていれば、猫は安心します。外を見ているのは、好奇心と考える方が正しいとされます。安心できるテリトリーでのんびり過ごし、食べ物の心配もない室内飼いの猫の寿命は、15年以上と言われます。そこまで寿命が延びたのは、獣医療の発展も欠かせません。

なぜ野良猫の寿命は飼い猫より短いのか

【オス・メス別】野良猫の平均寿命・飼い猫との寿命の違い

野良猫の寿命は、平均しても3年以下です。短ければ、大人になれないまま、子猫の時に死んでしまいます。それほど野良猫が置かれている環境は、きびしいと言えます。ケガや病気、交通事故など、野良猫が命を落とす要因はたくさんあります。

地域猫とはどんな猫?

【オス・メス別】野良猫の平均寿命・飼い猫との寿命の違い

住民がお互い助け合い、野良猫の世話をしている「地域猫」と呼ばれる猫たちがいます。避妊・去勢手術を猫にすることによって、殺処分や無駄に子猫を増やさないために活動しています。

耳の先端をカットされた猫を見かけたことはありませんか。あれは「手術済」の印で、地域差はありますが、オスは右耳、メスは左耳をカットします。カットされた耳が桜の花びらに似ていることから、別名「さくらねこ」とも呼ばれます。

勝手に手術をするなんて、かわいそうと言う人がいます。ただ単に、えさを与えてトイレの世話をするだけでは、なにも解決しません。周りの住民がすべて猫好きではありません。必要以上に増やさない努力をしないと、殺処分される野良猫の数は減りません。

去勢手術にリスクはないの?

地域猫として避妊・去勢手術をうけ、経過が順調なら元いた場所に返されます。飼い猫であっても、外を出歩く猫なら、避妊・去勢手術を受けさせるのは、飼い主の義務です。繁殖させるのが目的なら、きちんと管理をするべきです。予想外の妊娠で多頭飼いになり、飼いきれなくなるケースもあります。飼い主が飼い猫の寿命を縮めてはなりません。

動物が手術を受ける場合、全身麻酔が前提です。それは、とてもリスクを伴います。特に、野良猫は触らせてくれないため、手術に関しての事前検査なども難しくなります。前日の絶食なども確認できません。飼い猫よりも、去勢手術ひとつを取っても危険が増します。

善かれと思ったことが寿命を縮めることになりかねません。しかし、猫の一生を考えると、避妊・去勢手術は必要なことです。

保護された野良猫は長生きできる?

どの時期の野良猫を保護するかで、寿命は変わります。子猫を保護すれば、もしかすると飼い猫同様、長く生き、本来の寿命を全うする可能性もあります。ただし、病気や感染症にかかってないことが条件です。大人の猫は、なかなか懐いてくれません。膨大な時間と努力が必要です。やっと懐いても、短い寿命の場合もあります。それは運とも言えます。

一番やってはいけないことは、想像と違うからと再び野良猫に戻したり、保健所などに連れて行くことです。せっかく、安全で安心できる環境に引っ越したのに、その環境を人の都合でコロコロと変えることは、決してやってはならないことです。

家族なら寿命を全うさせよう

【オス・メス別】野良猫の平均寿命・飼い猫との寿命の違い

猫ブームで、飼い猫の数が増えています。しかし、殺処分される猫の15%は、飼い主による飼育放棄です。野良猫が減らないのは、捨てる人がいるからです。猫の寿命の長さを決めるのは、私たち人間です。きちんと最後まで面倒を見るか否かで、その猫の寿命は決まります。

野良猫を減らすことは、猫の問題ではなく、人間の問題でもあります。地域猫は、その過程で生まれたシステムです。猫が好きだからといって、無責任にえさを与える免罪符に地域猫という言葉を使ってはいけません。本当に猫が好きで、猫のことを思うなら、きちんと与えられた寿命を全うできる環境を整備してあげましょう。

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