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魚の数え方と単位・「尾」の読み方|切り身/鮭/鯛/本/匹

Author nopic iconvまかろんv
カテゴリ:ビジネス用語

初回公開日:2018年01月13日

更新日:2020年03月14日

記載されている内容は2018年01月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

魚の数え方と単位・「尾」の読み方|切り身/鮭/鯛/本/匹

種類別魚の数え方

生物の数の数え方にはさまざまなものがあります。生物によって数え方が異なることが特徴です。たとえば、牛や馬は「1頭」「2頭」と数えますが、鳥は「1羽」「2羽」と数えます。

魚は他の動物とは違い、種類ごとにさまざまな数え方があります。さまざまな数え方がある理由は、魚を食品として古くから扱ってきたためだと考えられます。また、同じ魚でも状態によって魚の数え方が異なることが特徴です。魚の種類別の魚の数え方をご紹介します。

鮭は日本の文化に深いかかわりを持つ魚です。平安時代の貴族に鮭を献上していたという記録が残っています。このことからもわかるように、古くから日本で食材として食べられてきました。鮭は川や海などで生きている状態は「1匹」と数えます。漁業では「1尾」と数え、荒巻鮭や塩漬けなどに加工された状態では「1本」と数えられることが特徴です。

また、鮭40尾をまとめて「1石(こく)」と表現することもあります。鮭以外にもニシンに対して使われることがあります。石はお米を数える単位で、江戸時代には大名の財力をあらわす単位としても使用されました。好きな食品がいつでも手に入る現代とは食糧事情が違い、鮭の価値が高かったということがうかがえます。

鯛はおめでたい席やハレの日に出される魚として知られます。鮭と同じで生きているときは「1匹」、食材として扱うときは「1尾」と数えます。また、鯛の体は楕円形で平べったいため「1枚」と数えられることもあります。食べるために加工され、切り分けられたときは「1切れ」という単位を使いましょう。

ちなみに、鯛を模したお菓子のタイ焼きは「1匹」あるいは「1個」と数えます。

うなぎ

うなぎ、ハモ、アナゴのような細長い魚は、生きているときは「1匹」として数えます。しめた後、食材として扱うときは「1尾」あるいは「1本」という数え方をしますが、かばやきとして加工されたときは「1枚」と数えます。串にささっている状態なら「1串」と数えることもあります。状況によってさまざまな数え方をされることがポイントです。

ちなみに、うなぎやハモのような細長い魚を進物として献上するときは、目録に「1筋(すじ)」と記載します。

タコやイカ

タコやイカは魚として数えるというよりは、広い意味で扱われてきました。かつては、貝類として数えられていたこともあります。そのため「1匹」ではなく「1杯」もしくは「1盃」として数えます。

ちなみに、カニも「1杯」もしくは「1盃」と数えられています。タコやイカなどの軟体生物や甲殻類は、頭と尾がそろっている魚とは数え方が異なる点に注意しましょう。

魚の数え方の「尾」の読み方

魚は「1尾」という数え方をします。読みかたは「いちび」です。食材として使用しない観賞魚には使用しません。魚を食材として扱うときや、釣り上げた魚に対しては「1尾」と数えましょう。

魚の数え方の単位

日本では古くから漁業が行なわれ、多くの魚が食卓に上ってきました。漁業の歴史のはじまりは、縄文時代にまでさかのぼります。縄文時代の出土品として、釣り針や船が見つかっています。縄文時代以前にも魚を捕獲していたと想像できますが、少なくとも縄文時代には漁業が行なわれていたことがわかっています。

魚は日本人にとって身近な食材であるだけに、魚の種類や状態によってさまざまな数え方があります。さまざまな魚の数え方の単位をご紹介しましょう。

食材として魚を扱うときは「1尾」と数えます。頭の先から尾の先までそろった状態の魚に対して使用される数え方です。尾は文字通り尻尾、つまり魚の尾っぽをあらわしています。

鮮魚店などで加工する前の魚や、漁師が釣り上げた魚を数えるときなどに使用されます。スーパーの魚売り場でもたびたび目にする数え方なので、日常で目にする機会は多いです。

頭から尾びれまでそろっている魚に対して「匹」以外の数え方として「本」で数える方法があります。また、太刀魚や秋刀魚のような細長い魚に対して「1本」という数え方をすることもあります。いずれも、食材として魚を扱う際に使用される数え方です。生きている魚に対しては使用しません。また、カツオブシのような加工された食材に対して使うこともあります。

「枚」という漢字は、紙や板のような平べったく薄い形状のものに対して使用されます。そのため、ヒラメやカレイといった平べったい魚に対して「1枚」という数え方をすることがあります。また、魚の種類に限らず、スーパーや魚屋などで切り身や干物のような状態に加工されていれば「1枚」「2枚」という数え方をします。

サメやマンボウといった大型の魚は「1頭(とう)」と数えます。くじらやイルカといった哺乳類に対しても使用することが特徴です。食べるために加工した後は他の魚と同じく「1切れ」と数えます。

魚は生きている場合でも食材として数える場合でも「1匹」いう数え方ができます。どんな魚に対しても使用することができるオーソドックスな数え方です。食材として魚を解体した後では何匹という数え方はしません。

「匹」は魚だけでなく、獣や虫に対しても使用します。数詞のあとに続けて使用するだけでなく、二対のものをひとつとして扱う1組の意味として使用することもあります。たとえば「匹敵」という言葉は同じ価値や力を持つ2つのもの同士を意味します。また、動物や生物に対する数え方以外にも布地二反の単位として使用されます。

ちなみに、新聞や放送で用いられる魚の単位は「匹」です。例外的に漁業や釣りを扱う番組などで使用する専門用語として「1尾」や「1本」という数え方をされることがあります。

魚の切り身の数え方

イワシやアジのような小さな魚をまるごと料理することは珍しくありませんが、鮭やタラのような大きさの魚をまるごと調理することはまれです。切り分けた状態での魚の数え方について解説します。

するめや干し魚などは10枚で1連

一般家庭では大量に乾物を仕入れる機会は少ないことでしょう。しかし、専門店ではするめや干し魚などの乾物は束になって売られていることがあります。するめや干し魚は10枚で「1連」と数えられます。

食材として解体後ならひとさく

カツオやマグロといった魚は、大きなものになると1メートルから3メートル近い大きさがあります。大きな魚はそのまま調理することはできないため、調理しやすい大きさに解体されます。

頭を落としてから、上身、中骨、下身にわけていくことを三枚おろしといいますが、おろした魚を切り身に整えやすくするために切り出した状態を「ひとさく」と数えます。イメージが湧きにくいひとは、お寿司屋のショーケースに並んでいる塊の状態を思い浮かべるといいでしょう。

調理の段階によっては1切れ

さくに分けられた状態から、さらに加工しやすく刻んだ状態のものは「1切れ」という数え方をします。たとえば、お寿司を握る前の魚の状態を「1切れ」と表現することが多いです。魚を食品として調理しやすい大きさに切断した状態を「1切れ」と数えましょう。

マグロは加工の段階で呼び名が違う

マグロは大きなものでは3メートルにもなる大型魚です。日本人にとってなじみ深い食材として、昔から食べられてきました。マグロは頭を切り離し、背骨を落とした半身を「片身」、そこからさらに半分にカットした状態を「1丁」と数えます。また、料理として使いやすい角状に整えた塊のひとつを「ひところ」と数えることもあります。

魚の数え方を正しく覚えよう

魚の数え方や単位をご紹介しました。少なくとも、水族館や海などにいる魚を数える単位は「匹」です。「尾」は食材として扱うときに使用するということを覚えておきましょう。間違って使用してしまうと恥をかくことになります。さまざまな魚の数え方を知って、正しく使いましょう。