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卒論の参考文献の書き方・何冊くらいが良いのか・引用方法

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カテゴリ:学習

初回公開日:2018年01月24日

更新日:2020年03月05日

記載されている内容は2018年01月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

卒論の参考文献の書き方・何冊くらいが良いのか・引用方法

卒論の参考文献の書き方

卒論に限らず論文は、研究成果を記す重要な文書です。研究をするためには、研究テーマを決め、研究テーマに関する先行研究や関連研究の調査をするのが通例です。また、研究を進めていく中で、先行研究や関連研究以外での調査や資料収集、情報収集なども行います。

これらは、自分の研究の土台になる部分です。研究成果が出ても、その研究が「どこから出てきたのか」「先行研究や関連研究との関係はないのか」「資料やデータはどこから収集したのか」「論文に書いてある理論の根拠は」など、はっきりしていなければ、良い論文としては認められません。また、引用元を記さなければ盗用とみなされることもあります。

インターネットから参考文献を引用する場合の注意点

インターネットが身近になった現在では、インターネットを用いて卒論を書くための情報収集をする学生は多いです。インターネットは非常に便利なものですが、卒論を書く上で注意しなければならない点もあります。卒論も立派な論文であるので、卒論に書かれている内容は正確でなければいけません。

しかし、インターネットの情報は必ずしも正しいとは限りません。インターネットの情報は信頼性を担保しない場合が多いです。政府や自治体で公表している報告書などの資料は信頼性が高いですが、民間で発表している資料などは注意しなければなりません。特に個人で書いているブログやサイトからの引用は避けるべきです。

参考文献を引用するということは、卒論(論文)を読んだ人が参考文献に書かれている内容から参考文献にたどり着かなければなりません。卒論を書いているときには存在していたページが、その後なくなっていたということは避けるべきです。

学術論文を参考文献として引用する場合の書き方

基本的に学術論文を引用する場合、論文の出所である学会が存在するのが普通です。学術論文を執筆する場合は、論文を投稿する学会の書式に従うのが一般的です。つまり、学会によって書き方が違います。また、参考文献の書き方は「このように書かなければならない」というようなものは存在しません。

卒論を書く場合は、自分が所属する研究室があるということです。研究室が存在すれば指導教官がいます。基本的に学生が卒論を書くときは、指導教官が属する学会の書式で参考文献を書いていきます。

ここでは、一般的な参考文献の書き方を記します。

著者名, 著者名, "論文のタイトル", どこの論文誌か, 論文誌のどこに書いてあるか, 年月日.
となります。

もう少し具体的に書くと、

○○翔太,△△由紀子,"○○を利用した~の研究",△△学会論文誌,No.50,pp.1-6,2018.01.

のようになります。

Webサイトを参考文献として引用する場合

卒論にWebサイトを参考文献として引用する場合は、このようになります。

○○省,平成29年版○○白書,https://www.abc.go.jp/,2018.01.

上の例では、政府が発行している白書を参考にした場合です。注意する点は日付を書くとこを忘れないことです。同じURLでもWebページにアクセスする時点によって、書いてある内容が変わっている場合があるからです。

政府や自治体が報告書として掲載しているページであれば信用度は高まりますし、引用元にアクセスする際に、報告書までたどり着けないということはまずありません(誤報で取り消される場合はあります)。

しかし、民間で掲載しているWebページの場合は、ページそのものがなくなっている場合もあるので注意が必要です。情報収集としてインターネットを使うのはいいですが、卒論(論文)でWebページを引用するのはできるだけ避けるべきです。

書籍を参考文献として引用する場合の書き方

卒論に書籍を参考文献として引用する場合は、このようになります。

著者,“タイトル”, 出版社,引用ページ,年月日.

注意する点は、引用したページをきちんと記すということです。参考文献として書籍を用いた場合に、一冊全体を引用することはまずないです。例えば、123ページから124ページに書かれている一部を引用した場合は、引用ページに、pp.123-124.のように書くのが一般的です。

卒論の参考文献は何冊くらいがいいのか

卒論に参考文献をどのくらい載せるかは決まっていませんが、卒論でも20件程度はあるといいでしょう。卒論を書く上で参考文献を多く載せる項目は、研究の背景、目的、提案手法になる場合が多いです。

研究テーマによって卒論の書き方は多少変わってきますが、自分の研究テーマの社会的背景や他の類似研究との違いなどを示すために、論文調査や参考資料収集などを行うのが通例です。これらの論文調査や参考資料収集が参考文献になります。

また、提案手法や実験で用いる機器の説明が必要な場合など、書籍を参考文献として載せる場合もあります。例えば、電子部品を用いる場合に、電子部品の構造を示す必要がある場合などです。

卒論を執筆するためには、研究結果を出すだけでなく多くの調査が必要になります。この調査の積み重ねが参考文献の数になります。

卒論の参考文献の引用の方法

参考文献を引用するときは、引用する部分と自分の言葉をはっきりとわかるように書かなくてはいけません。例えば、

~の研究では、~と言われているが、問題点として~が上げられる[3].

と書いた場合、問題点は自分の考えで書いたとき、問題点まで[3]の参考文献が言っているように読み取れます。このような場合は、

~の研究では、~と言われている[3]が、問題点として~が上げられる.

とします。参考文献の番号を手前にもってくることで、「~と言われている」までが参考文献で言われていることで、そのあとの問題点は執筆者の考えであることがわかります。

卒論の参考文献は順番も重要なのか

参考文献には必ず番号が付きます。一般的な卒論(論文)では、参考文献は結論や謝辞のあとに書かれます。すなわち、付録などを除けば最後に書かれるということです。卒論は、結果がよければそれでいいというわけではなく、決められた書式で書く訓練でもあります。

また、卒論(論文)は、多くの人たちに読んでもらうために書くものである以上、読みやすく書く必要があります。参考文献の番号がバラバラでは、読み手として読みやすいとはいえません。

例えば、

~の分野では~○○手法を改良した研究[36][8][12]が多い.

よりも、

~の分野では~○○手法を改良した研究[8][12][36]が多い.

としたほうが見やすくなります。参考文献のページでも、

[3] 参考文献3
[1] 参考文献1
[2] 参考文献2

よりも、

[1] 参考文献1
[2] 参考文献2
[3] 参考文献3

のほうが体裁が整います。

卒論の参考文献の探し方

必要な参考文献を探すのに苦労している学生は多いのではないでしょうか。基本的に研究とは、先行研究や関連研究の調査から始まります。自分が行う研究テーマの分野の学会から探すのが一番早いし効率的です。

効率のいい参考文献の探し方

いくつか論文を読んでいると、自分の卒論に近い論文や参考になりそうな論文が見つかります。そしたら、今度はそこに書かれている参考文献から論文を探します。いい論文は、いい参考文献をたくさん引用しています。

参考文献探しは、大学の図書館のデータベースを利用するといいでしょう。図書館のデータベースを使えば、簡単に国際学会から英文の参考文献を入手することができます。論文を読んでいてわからないところが出てきたら、書籍などで勉強していきます。その書籍が卒論に必要になると思ったら、参考文献として書籍を載せることができます。