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上棟式の挨拶の仕方・挨拶の言葉や例文|施工者/家主

Small 1e333e0c 09ba 4614 8b7a fdff174934dc石田こよみ
マナー / 2018年01月23日
上棟式の挨拶の仕方・挨拶の言葉や例文|施工者/家主

上棟式の挨拶の仕方

上棟式は、建物が無事完成することを願う祭祀ですが、地鎮祭とは違い、棟梁など建築関係者が中心に儀式を執り行い、施主は工事に携わる職人へ挨拶とねぎらいをします。儀式の後に直会と呼ばれる宴会をおこなって、施主と職人が交流をする習わしがあります。

上棟式は家の骨組みができた時点で行われますが、通常は朝から工事を行い、棟木を棟に上げてから儀式をします。依頼する施主と実際に現場で仕事をする大工の方たちときちんと顔合わせをする意味でも、ぜひやっておきたい儀式です。

施主

上棟式では、これから家を建てる大工の方々との顔合わせを行いますが、今後の工事を安全にまた無事におこなって欲しいという施主側の希望を伝える意味合いもあります。地鎮祭のように神職の方にお祓いをしてもらうわけではありませんが、工事の無事を祈る点では同じだと考えましょう。

上棟式で施主が挨拶をする場面はいくつかありますが、施主である自分の顔と名前を現場の方に覚えてもらうこと、また工事で怪我や事故のないように気をつけて欲しい、といったポイントをおさえれば、挨拶は簡略でもかまいません。

また、工事に関わってくれた方への感謝の言葉、ねぎらいの言葉も挨拶に織り込むといいでしょう。

上棟式に使える挨拶の言葉・例文

上棟式では建物の完成を祈って儀式をする他に、お祝いを渡して餅まきをする、直会を執り行うといったことも行います。一日がかりの行事となるため、簡素に行う場合もありますが、施主が先頭に立って挨拶をすることになりますので、当日戸惑わないためにも、事前に挨拶を考えておくようにしましょう。

お祝い

上棟式では、棟梁と大工の方にご祝儀を渡し、挨拶をします。これから家の完成まで携わっていただく相手ですから、怪我のないよう安全に気をつけて作業をしてください、と伝え、よろしくお願いします、とご祝儀を渡しましょう。

直会をしない場合は、ご祝儀と共に手土産も一緒に渡すようにします。他の現場に向かうなど事情があって途中で帰られる方もいる場合は、棟梁に人数分をひとまとめにして渡しても問題ありません。

餅まき

餅まきは、上棟式を見守ってくださった地域の方々へのお礼の意味が込められています。できるだけ多くの方に行き渡るよう配慮しましょう。

また餅まきをする場合は、安全のことも考え、集まってくださった方に向かって投げる前に一言声をかけるようにしましょう。

餅まきは小さなサイズのものを投げるだけの場合と、上棟式で祭壇に供えた親餅も投げる風習がある場合もあります。どちらの場合も、高い場所から投げることになりますので、「これから投げますので、周りに注意して拾ってください」と声をかけてから投げるようにします。

また投げ終わった時には「これで餅まきは終了です」と伝えることも忘れないようにしましょう。

乾杯

上棟式が終わった後の直会では、施主が乾杯の音頭をとるのが通例です。挨拶の礼としては、以下のものを参考にしてみてください。

「本日は無事に上棟式を終えることができました。皆さん本当にありがとうございました。今後の工事に関わる皆さんの安全祈願と、ご多幸を祈念し、乾杯の音頭をとらせていただきます」

なるべく簡潔な挨拶でまとめるといいでしょう。さらにできれば、参加してくださった方へのねぎらいの言葉も付け加えましょう。

締め・終わり

直会では帰りに車で帰る方がいる場合などもありますので、アルコールを出さないで食事のみで済ませるなど、状況に合わせて行いますが、遅くまで行わないのが通例です。次の日現場が入っている方などのことも考え、施主がタイミングを見計らって、締めの挨拶をし、切り上げるようにしましょう。

(挨拶の例)
「本日は皆さんありがとうございました。明日からの工事もありますので、名残惜しくはありますが以上をもちまして直会を終了とさせていただきます。手土産をご用意させていただいておりますので、どうかお持ち帰りください」

直会を始める時間、終了する時間については、ご近所の迷惑にならないよう気遣いも必要です。

上棟式を実施する際の挨拶回りの仕方

上棟式は朝から作業を行い、夕方以降に儀式、そして直会といった流れになります。現場では作業をする大工の他に、上棟式では施工者のメーカーや工務店からも参加する人が加わります。また餅まきや直会も行う場合は、人が集まって混雑する可能性もあるため、事前に上棟式を行うことを近所の方々に告知する必要があります。

後からトラブルになることのないよう、挨拶するべき近所の家と、挨拶の仕方についてご紹介します。

近所

上棟式を行う家は少なくなってきており、上棟式をするというお知らせだけでも喜んでもらえることがあります。ただし、当日は人の出入りも多く、騒音などでご迷惑をかけることにもなりますので、きちんと挨拶をしておくことが必要となります。

新築工事の際に、ご近所には一通り挨拶をしていると思いますが、その時に挨拶に回ったお宅を含め、上棟式の日程や時間について伝えるようにしましょう。また餅まきなどをする場合は、町内会などで声をかけてもらうなどして、できるだけ多くの方に伝えることも必要です。

上棟式の挨拶の際に送る品物・手土産

上棟式の際には、参加してくださった棟梁や大工の方、施工会社や工務店の方などに、ご祝儀を渡すのがマナーです。この際にご祝儀袋の表書きや、手土産は何を用意すればいいのでしょうか。

施工会社や工務店の方などに、事前に話を聞いておくことも必要です。通常は棟梁や大工の方だけにご祝儀や手土産を渡しますが、施工会社や工務店の関係者にもご祝儀を渡すといった地域もあります。

当日慌てることのないよう、余裕を持って事前に用意しておきましょう。

のし

上棟式のお祝いのご祝儀は、紅白の水引のご祝儀袋を使い、表書きは「御祝儀」とします。棟梁に1万円程度、他の関係者には3000円から5000円が相場となります。

また上棟式の後に、手土産としてお渡しするものは、お赤飯やお酒、ビールやお菓子などです。こちらものしをつけ、表書きは「御祝儀」とします。お赤飯は当日炊いたものをお渡しするといった地域もあります。

ただし季節によっては悪くなることもあるため、時期や状況に合わせた手土産を用意するようにしましょう。

略式の上棟式での挨拶

上棟式は正式な方法だと、10以上のしきたりがあるとされ、また地域によってもその内容は異なります。正式な上棟式は、参加する人たちも拘束されてしまうため、最近では略式の上棟式を行うところが増えてきています。

略式の場合はお酒で家の四隅を清め、施主や棟梁が挨拶をするなど、手短に行うことがほとんどです。この場合でも、施主は自己紹介と共に、工事の安全祈願と工事に関わる方たちに対し、感謝とねぎらいの言葉を伝えるようにしましょう。

(挨拶の例)
「この度は上棟式に参加いただきありがとうございます。施主の○○と申します。本日は私のみの参加となりましたが、妻と2人の子供も家の完成を心待ちにしております。毎日の作業となり大変かと思いますが、どうか怪我のないようよろしくお願いいたします」

上棟式で工事が安全に行われるよう祈願しよう

上棟式の挨拶については、何を話せばいいか悩みますが、工事に関わる方と顔を合わせることのできる数少ない機会ですので、自分の顔を覚えてもらい、また工事に関わる方たちと積極的に挨拶をし、交流を深めるようにしましょう。

上棟式をしなかったからといって、作業をする人たちが作業の手を抜くといったことはありえませんが、お互いに顔を見知っている分、気持ちの入り方も変わってきます。安心してお任せするという気持ちも込めた挨拶をすることが大切です。

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