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【物・道具別】真鍮の磨き方|仏具/指輪/ピカール/酢

Author nopic iconナツミ
家事 / 2018年02月13日
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真鍮の磨き方

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真新しい真鍮の製品は、新品の5円玉のように金色をしています。綺麗に輝いているのですが、身に着けたり使用しているうちにどんどん金色が鈍い色になっていったり、時に緑色に変色してきたりします。これは、真鍮が酸化したり、汗などによって「緑青(ろくしょう)」と呼ばれるサビが発生してしまうためです。この記事では、そんな真鍮の磨き方について紹介します。

そもそも真鍮ってなに?

真鍮とは、黄銅(こうどう、おうどう)と呼ばれることもあります。真鍮は銅(Cu)と亜鉛(Zn)の合金で、基本的な色は新品の5円玉です。5円玉も黄銅で、銅が60%から70%、亜鉛が40%から30%含まれています。

真鍮かどうか分からないときの見分け方ですが、真鍮は磁石に反応しません。手元にある磁石を近づけてみてもくっついたりしなければ、それは真鍮でしょう。なお、もしも真鍮製品だと考えていたものに磁石がくっついたなら、それは真鍮のメッキが施された鉄や銅の製品なのでしょう。真鍮ではありません。

物別の真鍮磨きの方法

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それでは、実際に真鍮の磨き方について、アイテム別に紹介します。

アクセサリー

アクセサリーは小さなものなので、身近なものである「酢」を使ってみましょう。レモン汁クエン酸でも可能です。容器の中に磨きたい真鍮のアクセサリーを入れて、10分から30分程度放置しましょう。取り出したアクセサリーを流水で洗いながらこすって磨き、柔らかい布でも水分を拭取りながら磨きましょう。

もしも手で洗った程度では落ちなかった場合は、中性洗剤をつけてブラシでかるく磨きましょう。力を入れ過ぎると、キズがついてしまう危険がありますので注意してください。それから流水で流し、柔らかい布で磨き上げればたいていの汚れは落ちているはずです。

指輪

真鍮の指輪のお手入れには、「酢」で同じように磨くという磨き方もありますが、「重曹」での磨き方を紹介します。手を水に濡らして、家庭に置いてある重曹を手にとり、そのまま指輪を磨いてみましょう。これだけでも、だいぶ汚れを落とすことができます。

しかし、真鍮の指輪は皮膚に密着しているので、緑色への変色どころか黒く変色してしまっているような場合には、手や布で磨くだけでは不十分な場合があります。その時はブラシを使って軽く磨きましょう。力を入れてキズつけたり変形させないように、注意しましょう。

仏具

真鍮の製品としては、仏具なども家庭にある場合が多いでしょう。仏具のお手入れの場合には、仏具店などで仏具専用の錆び落としなどが売られています。とくに効果な仏具のお手入れが心配な方は、そちらの仏具専用のお手入れ品を手に入れるのがおすすめです。

しかし、仏具とはいっても真鍮ですので、「酢」につけたりすることは有効です。抵抗がない方は、「酢」や「レモン汁」などでもお手軽にお手入れすることができます。

仏具の場合、真鍮の製品でもメッキが施されて黒くされているものもあります。こちらのメッキが施されたタイプの真鍮製品は、「酢」につけたりしないでください。色落ちや変色の原因になってしまうので、乾いている布で軽く磨くようにしましょう。

zippo

真鍮製のzippo、味があって風味がでて良いとその趣が好まれています。しかし、放っておくと黒ずんでしまったり、緑青が浮き出てしまうこともあります。真鍮製のzippoを磨く場合には、ピカールやアルボンなどの真鍮磨き剤を使いましょう。

ピカールやアルボンなどの真鍮磨き剤をつけて柔らかい布で磨いていきますが、心配な方は仏具磨き用の布や、楽器磨き用の布を使うと粒子が細かくて傷つける心配が少なくなるでしょう。

道具別の真鍮の磨き方

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ピカールやクエン酸など、道具別の真鍮の磨き方について紹介します。

ピカール

ピカールを使って真鍮を磨くときの磨き方です。手袋などをつけて行うのがおすすめで、だいたい5分から10分程度で終わるでしょう。

1.まず使う前に、ピカールの缶をよく振っておきましょう。
2.それから、柔らかい布などにピカールをつけます。
3.その布で、真鍮製品を磨いていきます。
4.しっかりと磨いたら、別の乾いた布でさらに磨きあげましょう。
5.ピカピカの輝きを取り戻したら、ピカールでの真鍮磨きは終わりです。

クエン酸

クエン酸と、塩を使って磨きます。

1.コップ1杯の水に大匙1のクエン酸と塩を入れます。
2.このクエン酸と塩が解けた水に、磨きたい真鍮製品を入れて5分から10分置いておきます。
3.取り出して、水洗いしましょう。
4.乾いた布で磨き上げます。

もしもこれでも取れないような黒ずみがあった場合には、少量の水をクエン酸に混ぜてシャーベット状にし、それをつけて磨くという方法もあります。クエン酸につけておく時間は真鍮製品の大きさや汚れの程度によって変わってきますので、よく見て取り出しましょう。

酢は、どの家庭にもたいてい置いてあるので身近な道具です。

1.器の中に磨きたい真鍮製品を入れて、製品が全部浸かるように酢を入れます。
2.5分から10分程度、そのままで待ちましょう。
3.酢から取り出し、水で洗ったあと、乾いた布で磨き上げていきます。

真鍮磨きの注意点

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真鍮のアクセサリーなどの中には、元からピカピカではないものがあります。風味や味を出すためにわざとそうしてあるものですが、真鍮磨きでピカピカに磨いてしまうと持ち味が薄れてしまったり、価値が下がることもあります。とくにアンティークの真鍮を磨くときに注意が必要です。ピカピカにして良い真鍮製品かどうか、確認してみましょう。

そして、磨くときには力を入れ過ぎないようにしましょう。力を入れて変形させてしまったり、キズをつけてしまうことがあります。

近年の真鍮製品には、ラッカーでコーティングされているものが多くなっています。ラッカーは酸化を防いでくれお手入れもしやすいという特徴があるのですが、もしもラッカーの塗装の下に汚れがあった場合は、塗装自体をはがしてしまわないと汚れを綺麗にすることができません。もしもなかなかとれない汚れがある、というときには塗装がどうなっているのか見てみましょう。

真鍮磨きにおすすめの道具

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真鍮磨きに使う「ピカール」や「アルボン」などの磨き剤、「クエン酸」や「酸」や「レモン汁」などについてはすでに紹介しました。また、意外なところでは「醤油」なんかも真鍮の磨き液として効果があります。醤油には乳酸やコハク酸などの有機物が含まれているため、環境にも優しいのでおすすめです。

他には、真鍮を磨くときに使う布はやわらかいものがおすすめなのですが、仏具磨き用の布を使うとキズつける心配が少なくなります。さらに粒子が細かい楽器磨き用の布もおすすめです。

普段から気をつけられること

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真鍮のアクセサリーなどは水分や油、汗などに弱く黒く変色しやすく、わりと頻繁に手入れが必要なことが多いです。少しでも変色を防ぐために、普段から気をつけておきたいことを紹介します。

汗、水分、油分に弱いということなので、スポーツなどで体を動かして汗をかくようなときには、真鍮のアクセサリーははずしておきましょう。ハンドクリームには油分が含まれているので、ハンドクリームを塗るときにも真鍮の指輪などははずしておいた方が良いです。

そして置いておくだけでも酸化してしまうので、密閉できる小さな袋などに入れて保管したり、ケースに入れておくことで少しでも酸化してしまうのを防ぐことができます。変色を見つけたら、すぐに手元にあるもので磨いてしまうのもよいでしょう。

趣のあるアクセサリー

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真鍮のアクセサリーはピカピカしていなくても、落ち着いた風味で人気があります。アンティークの風合いの真鍮を愛用する人も多いです。その反面、水分や汗に弱いのですぐにくすんでしまったり、緑青が浮き出てしまったり、酷いと黒ずみがでてしまったりします。

真鍮の製品をクエン酸や酢につけておく方法なども紹介しましたが、アクセサリーの風合いを大事にしたい方はつけおきしてしまうのではなくて、酢などをつけた布で拭くという方法もあります。少し手間はかかりますが、その分愛着が沸くのが真鍮です。真鍮のアクセサリーなどは、自分の手で好みの風合いを残すのがおすすめです。

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