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【男女別】つるむ大人の特徴や心理・苦手な人の理由|職場

男女別つるむ大人の特徴とは?

学校生活においても社会に出てからも、つるむことが好きな人というタイプは存在します。学生生活の中でも普段つるんでいる友達が学校に来ていないと不安だった、会社では上司を中心に何かと行動を合わせるという方は多いのではないでしょうか。

つるむことが好き、それが普通の行動と思っている人もいれば、「なぜあんなにも行動を合わせるのだろう」と不思議に感じる人もいるでしょう。本記事ではつるむ大人の特徴・心理についてなど紹介していきます。

まずは男性、女性別につるむ人の特徴や心理、理由について探っていきます。女性に比べると男性は少ないように思えますが、男性もつるむ行動が好き、つるんでいないと不安になるという人も多いです。

男性のつるむ場合は?

男性のつるむ行動をとる理由は、ビジネスにおいて役立つ面もあります。「仕事から離れた場所での会話に本音がある」という考え方から、日頃上司や同僚と共に行動をしている中で自然と本音を聞くことができる、より円滑な人間関係を作ることができると考えている男性は、つるむ行動を選んでいくでしょう。

また、自分を少しでも強く見せたいというところから男性は自分より力のある人の下についてつるむ行動をとるところがあります。個より集団、上下関係を重んじていた日本ならではの特徴ともいえるでしょう。

太古の昔、男性は狩りや外部の敵から女性や子供を守るために戦う役割を担当していました。狩りや戦いでは集団行動が必要でした。そのためチームワークに長けた能力が現代にもつるむ行動として受け継がれているといわれています。

女性のつるむ場合は?

学生時代では一緒にトイレに行ったり、流行している服や髪型などを周りと合わせたりする女子はいなかったでしょうか。女性の場合は男性よりもつるむのが好きという人が多いでしょう。

つるんでいる女性の集団では陰口が会話のネタとした扱われることがあります。その場にいないと自分が陰口の対象になってしまうという保身もつるむ行動には関係しているでしょう。行動や趣味を合わせるのは自分と同じようなものを好む相手を悪く言いにくいため、合わせておけば無難、という予防線の意味もあります。

女性は男性より一人になることを嫌がる傾向があります。女性は古来より男性から選ばれる存在でした。つるまないことで孤独な存在になってしまうということは「誰にも選ばれなかった」という状況にも見えることから、つるむことで安心するという部分が現代に残っているといわれています。

状況別つるむ人の特徴や心理とは?

次は状況別つるむ人の特徴や心理について紹介していきます。単純に「誰かといないと不安」というタイプの人はつるむ傾向に多いですが、状況によってつるむ行動の意味や利点などがあります。

本当はつるむのは好きではないけれどつるんでおくほうがプラスになることがある、という理由でつるむ人も中にはいるでしょう。

職場

職場でのつるむ人の特徴は、つるむことで自分の仕事でのステータスを向上させようという部分にポイントを置いている人もいるでしょう。

会社というのは学生時代の頃とは違い、友人同士ではないので根回しなどするのが難しいです。しかし、日ごろからつるんでいることである程度の交友関係が築けていれば、仕事で困ったときに助けてもらうなど何かと都合が良い部分がでてきます。

留学・日本人

海外に留学している日本人は、外国語の勉強を目的としているのにも関わらず同じ日本人とつるむことがあります。語学が得意で外国に行ってもネイティブな外国語にはついていくのがつらく、無理なく言葉も通じることから安心できる日本人留学生と仲良くする、という流れが原因でしょう。

また、同じ日本人から共に行動しようという旨の誘いを断った場合、悪口を言われてしまうケースもあります。人からどう思われているかという部分を大切にする日本人的考えから「とりあえず合わせておこう」「一緒にいたほうが悪く言われない」となり、同じ日本人とつるむ行動をとることがあるでしょう。

ママ友

ママ友同士がつるんでいる光景はよく見受けられるでしょう。子育て、子供の成長について誰かと話したいという気持ちから同じ境遇のママ友と輪を作り、旦那への愚痴や日常の他愛無い会話で盛り上がり「自分と同じような人がいた」という安心感を得るでしょう。

また、自分の居場所をママ友の交友関係においているという方はママ友たちとつるむことが自分のステータスでもあり、仲間外れや一人になることを恐れます。単独でいることを「かわいそうな人」と思う人はこの傾向が強いでしょう。

独身女

独身女は女子会を開いたり、何かと同じ境遇で互いをフォローしあったりしてつるむことがあります。大人になると早くに結婚・出産する人と、独身のまま30代に突入するタイプに分かれていきますが、女性の場合は同じ境遇の相手と親密になっていく傾向があります。

独身女性は男性から選ばれていない状況「負け組」と捉えられてしまうこともあり、同じ境遇の独身女性といることで「まだ同じような人もいるから大丈夫だ」という安心感を得たいという女性は多いでしょう。

可愛い子同士

自分と同じような境遇、似ているタイプといたいというのは外見でもあることです。可愛い子同士でつるむ人たちも学校生活、社会に出てからもよくある光景ではないでしょうか。

可愛い子同士は、お洒落であったり、体型維持など美意識が高いという部分で「話が合うのでは」という共通点をお互いに感じていきます。可愛い同士で一緒にいると周りからもちやほやされやすく居心地が良いという面もあり、可愛い子同士つるむ現象は起こりやすいでしょう。

金持ち

つるむという行動はどうしても似たもの同士に現れやすい特徴があります。そのためお金持ち同士もつるむ傾向があるでしょう。互いに裕福なので無理なくお互いの金銭感覚で話が合い、お金がかかりそうな内容の話題も問題なく成立します。

また、同じようにお金がある人間とつるむことで心も裕福な気分になり、ビジネス面・投資状況の話題など有益な情報を得ることもあります。金持ち同士仲良くしているとその辺りでもメリットが多いでしょう。

つるむのが苦手・嫌いな人の理由や心理とは?

次はつるむことが逆に苦手な人、つるむ行動に対して嫌な印象を持っている人について紹介します。つるむのが苦手・嫌いな人の理由や心理とは一体どのようなものでしょうか。

めんどくさい

つるむことを嫌がる人は第一に「めんどくさい」という方が多いです。つるむということは異なる数人の人間が一緒にいることなので、どうしても自分本位には動けず、意見なども自然と言いにくい状況が発生するでしょう。

行動を相手にいちいち合わせないといけなかったり、自分が好きでもないものを周りが良いと盛り上がっているので一緒にいいよね、と好きになったふりをする必要があるでしょう。少しでも集団行動を乱したりすると「空気読めないよね」と言われてしまうことがあります。

つるむ行動として全員の意見が一致、話が合うことが良く、反対意見を言ったり個性をみせる人は悪とされているので自分を偽るように合わせるのが面倒という理由から、つるむことを避けるという人は多いでしょう。

弱みを見せたくない

つるむという行動は、集団で誰かといるので自分の弱い部分を見せる場面が出てきてしまう危険性があります。他人と一定の距離感を持ちたいという人や、自分の弱みを見せたくないというプライドの高い人はつるむことを嫌がるでしょう。

自立していたい

個としての自立など強い信念を持っている人はつるむ行動を良くないものとして嫌っているという場合があります。つるむ行動をとる人を「一人では行動する勇気がない、弱い人の集団」と感じている人に多いでしょう。

つるむことは、みんなの意見と合わせるほうが良い、もしくはボス的存在の人に従っておけばよいという観点から自分の意見という個性や思考回路を停止させて付き合っている部分があります。自立したいたいと考える人に取っては、つるむ行動は依存的行動で自立とは相反する行動でストレスが溜まってしまう内容といえるでしょう。

つるむ人たちにいじめられた時の対処法とは?

つるむ人たちは悪口が好きという負の部分も持っています。他人の不幸話で盛り上がってしまうというのは良くないことですが、つるむ人たちにとっては大切な話のネタでもあるでしょう。

自分が悪口のネタになってしまい、いじめられてしまったという経験をした方もいるのではないでしょうか。つるむ人たちにいじめられた時の対処法はどうしたらよいか考えていきましょう。

弱いところは見せない

弱い姿を見せているとさらに悪口のネタにされてしまいいじめが終わらないケースがあります。いじめた相手の元気がない姿を見て、さらに優越感に浸るという場合があります。つるんでいる人というのはたいがい自分に自信がなかったり、人と違うことが不安、寂しがり屋という性質があります。

いじめる相手が自分よりも弱いという位置づけで安心したいという部分もあるので、弱い姿を見せてしまうといじめがエスカレートすることがあるでしょう。逆にいじめても元気で明るい態度の相手を見ると面白みがないと感じ、いじめが終息しやすいケースが多いです。

いじめられた証拠を残す

いじめられた内容を証拠に残すと良いでしょう。いじめの内容にもよりますが、悪質な度合が酷い場合は訴えることも視野にいれるため証拠になるものは集めておきましょう。

いじめた側はふざけ半分、自分たちの満足心を満たすためにいじめを行っているところがあるので、いじめた側が証拠を集めていることを知ると焦ります。つるむことでいじめも皆がいれば怖くないと思いがちですが、事件的扱いになるとコロっと態度を変えいじめた側の機嫌をとってくることもあるでしょう。

上手な人間関係を作ろう!

つるむ人というのは、学校、会社や近所づきあいいくつになっても存在しています。日本人は歴史的に見ても集団行動を重んじてきた教育を受けているので、つるむことが好きな文化も背景にあるでしょう。

気が合う人たちと居心地の良さなど、好きでつるんでいる人たちがいるのも事実です。たまたま一緒になった場所で気の合う人と友人になり、仲間意識を持つのは素敵なことでもあります。

つるむ人・つるまない人という対立軸で物事は考えず、お互いの生き方や行動は尊重し合いつつ上手な人間関係を築いていきましょう。

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