ほうじ茶の効果や効能・健康・ダイエット効果のある飲み方

ほうじ茶の効果や効能

ほうじ茶とは、日本の緑茶の一種で、茶葉を焙じて、飲用に供するもを指します。一般に煎茶や番茶、茎茶を炒ったもの（焙煎）です。ほうじ茶は独特の香ばしさがあり、苦みや渋みはほとんどなく、あっさりしてます。刺激が少なく、胃にやさしいので、食事中のお茶にです。

ほうじ茶の効果は、ビタミンCがレモンよりも、多く含まれているため、美肌効果が期待できます。また、抗酸化作用で体の老化を食い止める働きもあります。

ほうじ茶の効能は、殺菌作用があり、食中毒O-157もやっつけてくれるという結果がでています。食中毒だけでなく、風邪予防も役に立ちます。ほうじ茶でうがいをすれば、より効果が発揮されます。風邪やインフルエンザが流行る時期には、ほうじ茶でうがいをしてみましょう。

香ばしい香りは、脳をリラックスさせてくれる効能があります。リラックスを意味するα波が多く出ます。

水出しほうじ茶はどんな効果があるのか？

水出しほうじ茶は、渋みが少なく、うまみが多いです。水出しにすることで、渋み成分のカテキンは出にくくなり、うまみ成分のエアニンがよく染み出ますので、口当たりのいいお茶になります。ちなみに、ほうじ茶を冷蔵庫で保管すれば、氷水出しで入れたときと同じ効果が十分に得られます。

水出しほうじ茶の効果は、水出しすることで、血糖値を下げる、ポリサッカライドという物質が多く溶け出します。ポリサッカライドは熱に弱いので水出しの必要があります。また、体脂肪が燃焼される働きがあるので、ダイエットにも最適です。筋肉の能力を高める作用もあります。

カテキン量がお湯に比べて少ないので、冷蔵庫で保管したら、作ったその日のうちに飲むのがよいです。

ほうじ茶の健康への効果

ほうじ茶の効果や効能は、薬ではないので、良い結果が必ずでるわけではありません。個人差もあります。ですが、コーヒーなどと違い、低カフェインで、日本人に飲まれている代表的なお茶です。健康によいので、普段飲む飲み物に加えてみてはいかがでしょうか。

利尿

ほうじ茶には、利尿作用があります。低カフェインのほうじ茶ですが、含まれている成分の働きにより、利尿が促され、胎内の老廃物や余分な水分を排出してくれます。

利尿作用は、排尿の量を増やすことです。排尿の量を増やすのは、カフェイン、カリウムを含む飲み物はすべて利尿作用をもたらします。むくみや血中濃度の調整、新陳代謝、デトックス効果を高める効果があります。

便秘

ほうじ茶は、便秘解消効果があります。即効性はないですが、薬などを使わずに、自然と便秘を解消したい方、ストレスや自律神経の乱れなどが便秘の原因になっている方にも、ほうじ茶を飲むことをします。

ほうじ茶には、ビタミンCが豊富で、ビタミンCには、腸内の善玉菌の増加を助ける働きがあり、腸内環境を良好に保ちます。善玉菌が増えることで、悪玉菌の作用が抑制され、正常な腸の働きになります。

そして、ほうじ茶のリラックス効果により、ストレスを軽減させ、自律神経を安定させる作用があります。ほうじ茶を飲むことで、水分不足の解消にもなり、便秘だけでなく、硬便の解消にも効果があります。

冷え性

冷え性の方は、カフェインが含まれている、紅茶やコーヒーを飲むのは逆効果です。カフェインは身体から熱を取り除く性質があるため、過剰摂取すると、身体が冷えてしまいます。ほうじ茶は低カフェインなので、冷え性改善に効果があります。

血圧

高血圧改善のために、お茶を飲むという方法があります。ほうじ茶に含まれている、カテキンが血圧を下げる効果があります。緊張したり、ストレスがたまったりするときにも、血圧が上がってしまうので、リラックス効果がある、ほうじ茶を飲むことはとてもいい効果です。

ダイエットに効果のあるほうじ茶の飲み方

ほうじ茶は、カロリーゼロのお茶ですので、水分補給にも最適です。ほうじ茶にはカテキンが含まれており、カテキンは、脂肪を分解する効果があります。

食後に飲むことで、脂肪を付きにくくする効果があり、コレステロールの上昇を抑えます。烏龍茶も同様の効果があります。

効果的な飲み方は、温めて飲む、食前か食事中、運動する30分前に飲むのがよいです。

ほうじ茶に含まれる効果の高い成分

カフェイン

お茶はカフェインが含まれていることが多いですが、ほうじ茶は低カフェインです。1杯のほうじ茶にカフェインが20mgから30mgほどの量が含まれています。カフェインは眠気を覚まし、覚醒作用や尿が近くなる利尿作用、心臓の働きを強化し、動悸などを引き起こす強心作用もあります。

こういった作用は、体に良い、悪いがあります。お子様や、ご年配の方、妊婦さんはカフェインの取りすぎはよくないです。特に妊婦さんは、カフェインの取りすぎは、胎児に影響が出るといわれてます。

ほうじ茶は低カフェインなので、誰でも安心して飲むことができます。飲みすぎるはよくないので、一日、2ℓ以上の摂取は控えましょう。

カテキン