uranaru [uranaru]

気が滅入る時の対処法14個・マンガ5選|原因

気が滅入る原因

「気が滅入る」は普段からよく使う言葉ですが、「気」は気分のこと、「滅入る」は元気がなくなり、ふさぎ込むこと、しょげることです。その意味は気分が落ち込み憂鬱な気分になること、鬱々とした気分になること、元気がなくなること、ふさぎこむこと、などの気分や状態を表現するときに使います。

ストレス社会と呼ばれる現代、「気が滅入る」できごとはたくさんあるでしょう。以下にどのような場面が原因となるのかご紹介します。

原因1:人間関係

人間関係がうまくいかず、「気が滅入る」ことはよくあります。上司と折り合いがつかず毎日怒られてばかりいる、同僚との人間関係が良くなく、ぎくしゃくした関係が続いているなど、ストレスがずっと続いていると「気が滅入る」原因になります。

家庭内でも、嫁と姑の仲が悪く日常的に喧嘩が続くような日々では本人だけでなく周りの家族も「気が滅入る」状態に陥ってしまうでしょう。

原因2:学校

学校でも「気が滅入る」要因になることはたくさんあります。学校は勉強を学ぶ場所ですから、学生が「気が滅入る」原因となりやすいのは学業成績でしょう。

勉強をしても成績が伸び悩むという状況が長く続けば、努力が報われない絶望感から「気が滅入る」原因になります。また、部活動での成果を出せないことや、恋愛の悩みなど、学校ではさまざまなことが「気が滅入る」原因になり得るでしょう。

原因3:職場

学校だけでなく、職場でも同じような要因で「気が滅入る」ことがあります。努力のわりに業績がなかなか伸びない状況や、なかなか周りに能力を認めてもらえない状況は「気が滅入る」原因になります。

また、職場内でも人間関係のトラブルは起きやすいです。職場ではそれぞれ多少のストレスを抱えながら仕事をしているため、感情の高ぶりから衝突が起きやすくなります。これも「気が滅入る」原因の1つです。

原因4:習い事

習い事も「気が滅入る」原因の1つになります。練習をいくらしても全然うまくならない、いわゆる「スランプ」にはまってしまうと、無力感に襲われ、「気が滅入る」状態になってしまいます。

また、自分の意志ではない習い事をしている際は、嫌々通っているという状態そのものがストレスになり、「気が滅入る」原因になっていることもあるでしょう。

原因5:子育て

子育てには多少のストレスは付き物であり、「気が滅入る」原因になります。子育ては親の義務であるとはいえ、休む暇もなく働かなければならない状況はそう簡単に乗り越えられるものではありません。

毎日毎日すべての時間を子供に使い、自分の休息時間もないような生活では体だけでなく心が疲れてしまいます。パートナーと2人で協力して、どちらかが「気が滅入る」状態になってしまわないように気を遣い合いましょう。

原因6:その他

「気が滅入る」とは、心が疲れてしまっている、あるいは弱ってしまっている状態のことです。心が弱る原因としては他にもさまざまな要因が考えられます。

例えば、体調を崩していたり、ホルモンバランスが乱れていたりすると「気が滅入る」状態になりやすくなります。いつもは何でもないストレスでも、体が弱っているときは耐えられないものに感じてしまうこともあります。

気が滅入る時の対処法14個

「気が滅入る」と感じたときにできる対処法を以下に14個ご紹介していきます。「気が滅入る」ときは、心が疲れているときですので、その疲れを引き起こしている原因を取り除き、ストレスを減らすことが大事です。

また、ストレスをため込みすぎている場合は、それを吐き出すことが必要です。体の不調やホルモンバランスの乱れから「気が滅入る」ときは、まずは体調を整えることが効果的となります。

対処法1:信頼できる人に相談する

信頼できる人に胸の中のモヤモヤした感情を聞いてもらうのは、「気が滅入る」ときに有効的な対処法でしょう。どうしたらこの状況を打破できるのか解決策を一緒に探してもらうのも良いでしょう。

信頼できる人であれば、これ以上この状況が悪化するような行動をとることもなく安心して相談できます。きっと親身になって悩みを聞いてくれることでしょう。人に話すだけでストレス発散になることもあります。

対処法2:音楽を聴く

音楽を聴くことは、「気が滅入る」ときにその気持ちを和らげてくれる効果的な方法です。自分の好きな音楽を聴いていると、ストレスを感じている気持ちが少し前向きになったり、ストレスのことを忘れられたりします。

音楽は気持ちに直接作用する効果もあるので、明るい曲を聴けば気持ちも明るく、落ち着いた曲を聴けば苛立っていた気持ちも落ち着きやすくなります。うまく取り入れてみましょう。

対処法3:お風呂にゆっくりつかる

「気が滅入る」とき、お風呂にゆっくりと浸かってみるのもリラックスする効果的な方法です。ゆっくりと体を温めることは、緊張してネガティブになっていた心を解きほぐす効果があります。

また、全身の血行を良くすることで体調も整えることができるでしょう。さらに、脳の血行も良くなることで思考がクリアになり、今まで悪い面しか見えていなかったことにも希望を見いだせるようになる可能性があります。

対処法4:軽く運動する

「気が滅入る」とき、軽く運動することはリフレッシュ効果のある良い方法です。軽い運動をすると全身に酸素が行きわたり、鬱々としていた気持ちが晴れやかになります。

全力で走ったり、長い距離をランニングしたりする必要はありません。少し早歩きでウォーキングする、軽くジョギングをするという程度で十分効果が得られます。気分転換に散歩をする、外の空気を吸うという程度でも良いでしょう。

対処法5:深呼吸する

「気が滅入る」と感じたとき、まずは深く息を吸い込み、ゆっくりと吐きだしてみましょう。深呼吸は気持ちを静める効果的な方法です。嫌な感情を抱いたままじっとしているとき、呼吸は浅くなっていることが多いです。

この状態では、十分に酸素が脳に行きわたらず、嫌なことばかりを考えてしまいます。一度落ち着いて深呼吸をし、新鮮な空気を体に取り込みましょう。リフレッシュした気分でものごとを考えましょう。

対処法6:自分の気持ちを紙に書き出す

「気が滅入る」と感じているとき、自分の気持ちを紙に書き出してみると気持ちの整理がつき、前向きになることができる場合があります。原因がわからないけれどももやもやする、何がストレスになっているかわからないという場合は自分の気持ちを把握するために書き出してみましょう。

書き出して整理してみると自分の「気が滅入る」原因を客観的に見ることができます。客観的な目で解決法を探ることは非常に効果的です。

対処法7:趣味に没頭する

「気が滅入る」と感じたとき、そのものごとからいったん離れて趣味に没頭してみるのも良い気晴らしになるでしょう。趣味に取り組んでいる間は時間も忘れて集中できるので、普段感じているストレスからも逃れることができるでしょう。

没頭できる趣味を持っていないという人は、趣味を探すことを楽しんでみてはいかがでしょうか。新しいことを始めるという刺激自体が鬱々とした毎日に変化を与えてくれます。

対処法8:友達とおしゃべりする

「気が滅入る」とき、だれかと他愛のない話をするだけで気が晴れる場合もあります。誰かに自分の気持ちを聞いてもらい、ただうなずいてもらうだけでもストレス発散になるでしょう。

仲のいい友達とおしゃべりをするという行為はそれ自体楽しい時間になるので、いつも感じているストレスから離れることができるでしょう。楽しい時間を過ごした後は、これまでより良い方向へ考えを向けることができることもあります。

対処法9:甘いものを食べる

「気が滅入る」と感じたとき、甘いものを食べてみるのも良いでしょう。甘いものには、食べると気持ちを落ち着かせる効果があります。チョコレートは気持ちをリラックスさせるスイーツとして知られています。

何かを考えるとき、脳はブドウ糖を消費します。従って、糖分が不足してしまうと思考も滞ってしまう可能性があります。イライラしてきた、と感じたらチョコレートをひとかけら食べるのは非常に効果的です。

対処法10:散歩する

「気が滅入る」とき、一旦外に出てぶらぶら散歩をしてみるだけで気持ちがリフレッシュすることもあります。少しだけ体を動かしてみるだけで、脳に酸素が行きわたり、思考がクリアになります。

一か所に座って悶々と考えているとだんだんと気持ちがふさいでいき、「気が滅入る」と感じるようになってしまいます。そうなりそうだと感じたら、ちょっとだけでも良いのでのんびりと散歩をしてみましょう。

対処法11:たっぷり睡眠時間をとる

「気が滅入る」ときは、思い切って早めに寝てたっぷりと睡眠時間を確保するのも良いでしょう。睡眠が足りていない状態では、頭もうまく回らず、体調も崩しやすくなってしまいます。

体調不良と思考停止が同時に起こると気分は最悪な状態に落ち、「気が滅入る」と感じるようになってしまいます。これを回復させるためにも、睡眠をたっぷりととるように心がけましょう。

対処法12:カラオケに行く

「気が滅入る」と感じるようにストレスをため込んでいる場合は、カラオケに行ってそのストレスを発散しましょう。大きな声を思いっきり出して騒ぐことは想像以上にストレス発散効果があります。

みんなで騒ぐのも良いですが、一人でカラオケにいってすっきりすることも効果的です。現在、一人での利用専門のカラオケ店もあるくらい、「一人カラオケ」は普通のことになっています。

対処法13:芸術に触れる

絵画や建築物、音楽など、芸術に触れることで気持ちが落ち着く効果を得ることができることもあります。美術館にふらっと立ち寄ってぼんやりと眺めているだけでもリラックスできるでしょう。

芸術品はこちらに何かを求めてはいません。個人の自由な解釈で楽しむことができる物です。自由に思考して、自由に時間を使っていいという解放感がリラックス効果を生むのでしょう。普段美術館に行かないという人も、一度試してみてください。

対処法14:本を読む

本を読んで物語の世界に没頭するのも、ストレスを忘れる良い方法です。本の内容に集中している間は普段のストレスフルな現実から離れることができるでしょう。

また、本から得たメッセージが今の気の重い現実を変えるヒントとなる可能性もあります。「気が滅入る」ときは、一旦静かな本の世界に逃げ込んでみてはいかがでしょうか。

自分のいいところをみつけましょう

自分には何もいいところがない、という悩みから「気が滅入る」と感じてしまう人も少なくないでしょう。しかし、自分には見えていないだけで長所、「グッドポイント」は誰にでもあります。

「グッドポイント診断」は、自分では気づかないような長所を見つけ出すことができる診断です。ここで見つけた「グッドポイント」は大切に育てていきましょう。それがあなたの強さになります。

グッドポイント診断

気が滅入った時にマンガ5選

気が滅入ってしまったときには、漫画を読むこともです。マンガは、メッセージ性の強いものから、ストレスを吹き飛ばす勢い重視のものまでさまざまあります。

今回は、嫌な気持ちを吹き飛ばす勢いのあるマンガや、笑いでポジティブな気持ちになれるマンガ、心を癒してくれるようなマンガをご紹介していきます。気になった作品はぜひ試してみてください。

マンガ1:僕のヒーローアカデミア

「僕のヒーローアカデミア」は、何の能力もない主人公の少年が悪と戦う「ヒーロー」になっていくまでの物語です。主人公の「緑谷出久」は、能力もないのにヒーローになりたいという夢を抱きさまざまな挫折を経験します。

しかし、そのたびに立ち上がり、大きな敵に立ち向かっていくさまは読者に勇気を与えます。アメコミ風の軽快なノリで描かれ、テンポよく進んでいく読みやすいマンガです。

流行りってだけで子供向けだと思ったけど…読んだら止まらない!

http://amzn.asia/d/ePIiH8t

マンガ2:バーバーハーバー

「バーバーハーバー」は、東京から故郷に帰ってきた主人公の女性と、偶然入った理容店のマスターとのFAXでの文通のようすを描いた4コマ漫画です。「日常系」と分類されるようなジャンルにあるマンガです。

主人公の「鹿崎東子」と、マスターの「馬場皆人」、およびその周辺の人々の日常を描くほのぼの系のマンガです。ときどきくすっと笑えるネタがあり、癖になります。

小池田先生の書く漫画はすべて面白くてお勧めです♪
中でもこの作品は癒されたいときに読みます
笑いもたっぷりで満足の一冊です。

http://amzn.asia/d/6HtEjYV%20

マンガ3:ニャアアアン!

「ニャアアアン!」は、Twitterで掲載されていたWebマンガの書籍化版です。作者と、その飼い猫のぽんたとの面白おかしい日常が描かれています。

猫のぽんたが引き起こすギャグのような事件や、それに振り回され、突っ込む作者のやり取りが笑いを誘う作品です。

ぽんたが可愛すぎる。猫飼いあるある的なところも共感できる。でも、一番魅力的なのは作者の悲壮感漂うところ(笑)

http://amzn.asia/d/i3lkxLT%20

マンガ4:こぐまのケーキ屋さん

「こぐまのケーキ屋さん」は、こぐまのパティシエが営むケーキ屋さんで起こるほのぼのした日常を描いた作品です。もともと作者が友人を元気づけるために作った作品が話題を呼び、書籍化されるまでに至りました。

主人公の「こぐま」は、動物の熊であり、その喋り方がたどたどしいことも癒しポイントとなっています。登場人物には動物が他にも含まれており、ビジュアルの可愛さにも癒されるでしょう。

twitter掲載から気になり、発売を楽しみにしていました。
公開していないエピソードがあり、買ったかいがあります。
疲れた時に癒やしになるアイテムです。
エピソードゼロがあり、次号が気になる終わり方です、是非2巻も出して欲しいです・・・

http://amzn.asia/d/fh4JecY%20

マンガ5:大家さんと僕

「大家さんと僕」は、矢部太郎さんが書いたエッセイマンガです。東京で芸人として活動する矢部太郎さんと、その借家の大家さんとのほのぼのした日常を描いた作品です。

心が温まるエピソードが盛りだくさんで、読んでいると胸がほっこりするような気持ちになります。

ホノボノとしていて。。。二人の品の良さがとても伝わって。老いるのも悪くないと思いました。

http://amzn.asia/d/8TzZmya%20

気が滅入る時は好きなことをとことんやろう

「気が滅入る」と感じたときは、無理にストレスの原因に取り組むのをやめて、好きなことをしましょう。心が回復した後の方が良い思考ができ、作業効率も上がります。鬱々とした気分のまま取り掛かるより数倍良い結果が得られるでしょう。

しんどくなりやすい人には共通点がある

ストレスをため込み、しんどくなりやすい人には共通点があります。以下の記事を参考にしてみてください。この記事で述べられているような行動をとる傾向がある人は、「気が滅入る」可能性が高く、注意が必要です。しんどくなる前に対処しましょう。
【男女別】息が詰まる人の特徴・場面や人への対処法|職場
落ち込む時ってどんな時・落ち込んだ時の対処方法のポイント
モバイルバージョンを終了