自分に自信が持てない原因
自信が持てない人は自己評価が低く否定的なところがあります。そのため、周りの評価が気になり、その評価が不安材料になります。不安からネガティブな発言が多くなり、さらに周りから浮いた存在となるため、不安が募っていく負のスパイラルに陥ってしまいます。
原因1:家庭環境
自信が持てない人の多くは、否定されながら育ってきました。例えば、少しのミスも許されず、完璧でなくてはだめだと言われて育てられました。
自信が持てない人は、そのような親の意見を真に受けて成長してきたため、自分の意思を持てずに生きてきました。結果として、自信が持てない心理状態に陥っています。
原因2:もとの性格
自己主張したり反論したりしない性格なので、一方的な評価を受けやすい状況にあります。自信が持てない人は、過去に誹謗中傷や何らかの方法で傷つけられたことがある人が多いです。それらがトラウマとなり、自信が持てない人間になってしまっています。
原因3:大きな挫折を味わった
過去の大きな失敗体験があると、人間は自信を失います。一度失った自信を取り戻すことはとても難しく、ことあるごとに人と自分を比較してしまいます。自分に自信が持てない人間に、どんどんなっていきます。
自分に自信が持てない時の対処法8つ
・否定的、ネガティブ思考
・「でも」「だって」「私なんて」が口癖
・人の話を聞かない
・失敗を引きずる
これらの特徴を意識すれば、自信が持てない状態への対処法が見つけられるはずです。以下に、自信が持てない時の対処法を挙げていきます。
対処法1:得意なことを伸ばす
仕事で自信が持てない人は、過去の失敗や自分の意見が言えないなどの経験から、仕事に対して消極的で萎縮しがちです。今いる職場の中で自信が持てる、または自信など関係なく普通にこなしている仕事が少なからずあるはずです。
「誰よりも早く出社できる」「メールの返信が早い」「資料作成が上手」など、自分の得意な分野に目を向けて伸ばすようにしましょう。
対処法2:人に感謝を伝える
感謝を伝えるということは、自分の成長を助けてくれた人にお礼を言う姿勢でもあります。人に感謝を伝えることで、自信が持てる人間に成長する機会が持てます。
自分自身の成長をあきらめず、人に感謝しながら生きていきましょう。
対処法3:ポジティブな言葉を口に出す
生活のなかで、急に不安になり自信が持てない状態になることがあります。自信を持って次のステップへ踏み出すためには、どんな小さなことでもネガティブ思考からポジティブ思考に変える必要があります。そしてポジティブに発言しましょう。
不安な気持ちばかりに目を向けずに、「自分の得意なこと」を考えることがポジティブな言葉を口に出すコツです。
対処法4:素の自分を受け入れる
仕事や子育てなどは「完璧にしないといけない」と思いがちですが、完璧にできる人間はほとんどいません。自分を責めることをやめましょう。素の自分を受け入れてください。ネガティブな面ばかりを考えるのではなく、ポジティブな面に目を向けましょう。
対処法5:生活習慣を見直す
自信が持てない時は、自分自身に不満があるときです。人に誇れるような生活を送る努力をしましょう。例えば、1日の終わりに3つ、自分が頑張ったことや達成できたことを振り返りましょう。何もなければ無理に振り返る必要はありません。続けることで自信が持てる脳になります。
対処法6:自分の意見を言うようにする
自信が持てない時は、自分の意見を言わずに周りに流されがちです。しかし、自分の中にモヤモヤとした感情が残ることがあります。これは、自分の意見があるのに言わなかったことへの不満が、心の中に残っているからです。
次回から、自分の意見を言うようにしてください。それが例え、食べ物や服の好みを聞かれただけだとしても、本当の自分の想いを伝えていきましょう。
対処法7:人の考えを尊重する
人の考えを尊重することで、自分自身の考えや行動が、自信のある人と同化する傾向があります。
自信が持てない時は自信を持ちたいときです。自信がある人の考えを尊重すれば、自分も同じような言動をすることができるようになります。
対処法8:成功体験を紙に書き出す
誰にでも成功体験があります。それを紙に書きだして具体的に思い出し、確認しましょう。なぜなら、成功が自信に繋がるからです。
自信を見つけて笑顔で明るい毎日を過ごしましょう。毎日何事もポジティブに考えるだけでも、自信が湧いてくるようになります。
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自分に自信が持てない人に本3冊
自信が持てない人のための本が、数限りなく発売されています。世の中には自信が持てない人がたくさんいて、皆が深刻に悩んでいるんだと知るだけでも心が軽くなります。
以下に、自信が持てない人にの本を3冊ご紹介しておきます。参考にしてください。
本1:それでいい。
自信が持てないことを当たり前として受け入れて生きることができる人は、救われます。そのような生き方を模索する本書は、自分を認めることを練習しましょう、という趣旨で書かれています。ぜひ実践して、自信が持てない人からの脱却を目指してください。
もし、「生きずらい」、「自分なんてダメ人間だ」、「コミュ障かもしれない…」、「とにかくもう何も考えたくない、疲れた」、そんな事を思うのなら、この本を読んでみて下さい。即効解決!!っていう魔法ではないかもしれませんが、なんだか共感できて、クスッと笑えるイラスト(マンガ)で、ちょっとチカラが抜けますよ。少なくとも、私はそうでした。1時間もあれば読めちゃいます。朝の出勤前のコーヒー屋さんで完読しました!
(夜、落ち着いて再読したら、涙が出てきましたが 笑。あー、本当に今まで辛かったな…って、しみじみ考えてしまって 笑。 沢山、共感出来るヒト、居ると思います!)
本2:一生折れない自信のつくり方
周りの状況に左右されずに、実績を積みながら自信をつけていく方法を説いた本書で、自分の現在地を模索していきましょう。
頑張ってきたのに、ここぞ…という場面で、
なかなか上手くできなかった日々が続いていたときに出会った本です。この本を読んで、
「自信をもって事に臨むこと」
「成功したつもりで行動すること」
がいかに大事かということに気がつきました。私はこの本を信じて、実行に移した結果、無事に目標を達成することができました。
本には当たり前のことしか書かれていないかもしれないのですが、
ストレートにわかりやすく書かれている分、頭に浸み込むように入ってくる気がしました。自信がなくなりそうなとき、自信をもって臨みたいとき、そんなときにこれからも、読んでいきたいと思っています。
本3:「敏感すぎる自分」を好きになれる本
5人に1人はいる敏感すぎる人は、今の世の中ではたいへん生きにくいです。その生きづらさを減らしていくことが、自信が持てない人には必要です。本書でその方法を学んでいきましょう。
自分のことを書かれてるのか?!と思いました。
人の気分に振り回され、この人機嫌が悪いなぁ…とわかる(感じる?)とヒヤヒヤモヤモヤ自分まで気分が悪くなり、ひどいストレスを受けてました。
周りからは気を使い過ぎと言われ、もっと楽に生きれば良いんだよ、とアドバイスをもらうものの、相手の気分に勝手に引きずり込まれるんだから、どうしようも出来ませんでした。
そんな人間が、まーこんな症状の人も居るんだね、と客観的に捉えることで、引きずり込まれた時に、私は敏感な人だからしょうがないよね、でもこの人は他人だ、と思うことでなんか楽になった気がします。
ここでお薦められていた本も読んでみようと思います。
自信が持てない自分を認める事から始めよう
人はみんな、他人を羨ましく感じます。他人の評価や物と比べる前に、自分の大事にしてきたことや得意なこと、友達を見直して自信ポイントを見つけましょう。きっと誰にでも自信が持てることがあるはずです。
つらい時に読みたい名言
以下のリンクに、落ち込んだ時や自分は自分と思いたい時の名言が掲載されています。つらい、自信が持てないときなどは、これらの名言を糧に現実社会を乗り切っていきましょう。