初対面で好印象な会話の仕方
初対面で好印象な挨拶
挨拶の仕方
初対面での第一印象は10秒以内に決まってしまうといわれています。「初めまして」「こんにちわ」を爽やかな笑顔とハリのある明るい声で自然にできるように鏡を使って練習しておきましょう。初対面で「最高のあいさつ」ができれば相手もあなたに好印象を抱いてくれてその後の会話もスムーズに進められます。
自己紹介の仕方
また、自己紹介にユーモアを入れられたら、覚えてもらいやすいですし場を和ませることもできます。初対面の時はお互い緊張しているのでユーモアを挟むことでより好印象になります。
いつも顔が怖いと言われてしまう人なら、「佐藤です。チョコレートケーキが大好きです。」とか、毛深い人なら「鈴木です。1日1回剃らないと眉毛がつながります。」など、ちょっとした自虐ネタも交えて笑いを誘えるとなお良いでしょう。
突然ですと初対面で緊張しているところに笑いを誘えるネタなどなかなか思い浮かばないので自己紹介の時はこれを言うというのを前もって決めておく方が良いでしょう。
初対面で好印象な質問
最も無難なのは天気の話題です。「昨日のゲリラ豪雨すごかったですね。大丈夫でしたか?」や「あちこち桜が咲いてきましたがお花見など行きましたか?」などです。また、自己紹介で趣味などを聞いていた場合にはそのことについての質問も良いです。自分の話をちゃんと聞いて覚えてくれていたという好印象にもつながります。
例えば、映画鑑賞が趣味と言った相手には「最近見た映画で一番のは何ですか?」とか読書が趣味なら「どんな本を読むんですか?」など相手の好きなことを話せば相手も話をしやすく会話も続けられやすくなるでしょう。
初対面で好印象な話題・ネタ
お互いの共通点を知る
お互いの共通点を知る上で他愛もない雑談のキャッチボールを大切にしましょう。雑談の中から共通点を探っていくと良いです。通勤で使っている電車が同じ、出身地が同じ、よく行くお店が同じ、趣味が同じ、好きなアーティストが同じ、お互い犬を飼っているなどです。
ただ、共通点がまったく同じなものではなくてもよいです。例えば、相手が香川県の出身で自分が愛媛県出身なら「四国出身仲間ですね」という共通点になります。また、相手が犬を飼っていて自分も昔飼っていたことがあれば犬が好きという共通点が見つかります。
聞き上手になるのも大事
聞き上手な人は「それ知ってる。行ったことある。」などと言って話を途中で遮らない、人の意見を「つまり、こういうことでしょう」と簡潔に整理しないということです。そういったことをする人とは話しづらい、話したくないという好印象どころか嫌悪感をもたれてしまいます。
また、タイミングよく相槌をうつことも大事です。「なるほど」「それはすごいですね」「それからどうなりましたか?」などあなたの話に興味があり、もっと聞きたいですという姿勢が好印象につながります。
たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書
とても参考になる本でした。普段本など読まない私が、あっという間によんでしまう程興味深かったです。
初対面で好印象な服装は?
TPOに合った服装
また明るい色遣いの服装も初対面では好印象です。黒ばかり着ている=暗い人とはなりませんが、明るい色の方が第一印象としては良いです。ただし、明るい色を何色もつかいすぎて派手にはならないように気をつけてください。
また、服の色が与える印象効果というものもあります。
色が与える印象効果
「赤」は華やか、派手な印象を与え目立ちたいとき、自己アピールをしたいときに適した色です。「黄色」はコミュニケーションカラーともよばれ話しやすそう楽しそうと思われ初対面の人でも声をかけやすい印象の色です。「ピンク」は幸せの象徴色とされ相手に幸福感や癒しを与えるので初対面でも警戒心をやわらげ親しくなりやすい色です。
「緑」は安心感や調和を表す色で、落ち着いているけれどバランスよく調和のとれた人という印象の色です。「青」は心身の興奮を鎮め感情を抑える色で知的で冷静な人という印象の色です。「紫」は興奮の赤と落ち着いた青という相反する色が共存するためミステリアスで妖艶な印象の色です。
シーンごとに適した服装
友達と河原でバーベキュー
彼のご両親とお食事
飲み会、合コン
デコルテ部分や袖だけレース素材になっているものなどは適度な透け感があって良いです。また、男性の服にはなかなかレースがついているものなどはないのでレース=女性らしいというイメージあり好印象です。
色はセクシーに見せたいのなら紫、特にラベンダー色は女性的な魅力を強く喚起させると言われています。優しい、家庭的に見せたいのならピンクがよいです。この時のピンクは蛍光色ではない優しい色のピンクが好ましいです。
結婚式への参列
結婚式のフォーマルドレスは白以外で明るいドレスが
初対面で脈ありな話しかけ方
また、話しかけるときには笑顔が大事です。緊張しているからといって無表情だったり眉間にしわが寄っていたりすると怖そうだなという印象になってしまいます。
会話のペースや声のトーンも相手にできるだけ合わせてみましょう。早口で話す人にのんびり口調で話してはイライラとさせストレスを与えてしまいます。逆でも同じです。無理に合わせるのは難しいことですが、できるだけ相手に合わせる気持ちになりましょう。初対面の人とでも、話のテンポ・リズムが合うと心地よく、より会話が弾むようになるでしょう。
初対面で仲良くなる方法
タメ口で話す
ただ、初対面でも同年代、年下の方にはある程度会話も盛り上がって一段落したら、謙譲語、尊敬語は抜きにして基本は「ですます」口調、たまにタメ口の時もあるというくらいが親近感がわきます。ただし、タメ口といっても「あなたって○○よね」というような上から口調は絶対にNGです。
握手
政治家が選挙の時にはよく握手をして回りますが、自分を身近に感じてもらうという効果と同時に好印象を得ることができるからです。
ただ、せっかく勇気を出して自分から握手をしても恥ずかしいからと目を見ないで握手をする、手に力を入れずに触れた程度の握手をする、ペコペコとお辞儀をしながら握手をするというのはダメな握手です。自身がなさそうだったり、本当は触りたくないのかと思われたり、卑屈そうな人に見えてしまいます。
また、爪が汚かったりすると不潔で握手したくないと思われてしまうので清潔な手で試みましょう。
ゲーム
まずは「山手線ゲーム」です。みんなで共通のお題を決めます。最初は簡単に答えられるものが良いです。例えば、県の名前、駅の名前、花の名前などです。リズムにうまく乗れなかったり、答えにつまってしまったり他の人と答えがかぶってしまうと負けになります。
次は「人間時計」です。誰かひとり代表を決めてそれ以外の人は目を閉じます。代表の人のスタートの声から始まり参加者は心の中で数を数えます。そして、代表の人がス有数というまでにどれほど時間が経ったかを当てるゲームです。一番近かった人が勝ちになります。
負けた人には簡単な罰ゲームを用意しておくとさらに盛り上がります。
清潔感を出そう
基本的なことですがせっかくあなたが笑顔で明るく話しかけても肩にフケが落ちていたり握手をしようとした手が汚いですとか爪の中が汚れているなどでは第一印象でこの人と仲良くなりたくないと思われてしまいます。
初対面の方であっても、そうでなくても、清潔感は大切です。仮にあなたが初対面の方と話をした時に汚い印象だとどうでしょうか。おそらく、先ほど述べたような感覚になるのではないでしょうか。自分が嫌だと感じることは大抵他人も嫌だと感じていることが多いです。
清潔感を出すには、毎日お風呂に入ったり美容に気を遣うなど、常日頃から体をキレイにしておくことをします。
初対面での会話や服装、話し方には気をつけてみよう
学校・面接・恋愛・ご近所づきあいなど、人間関係の土台はすべて「第一印象」にあります。そして、チャンスは一度だけで「二度目」はありません。最初でつまずかないように普段から身だしなみに気を配り、笑顔での「最高のあいさつ」をこっそりと練習しておきましょう。