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「素直」の意味と使い方・名前・漢字の意味・四字熟語|正直

Author nopic iconflor
言葉の意味 / 2018年02月02日
「素直」の意味と使い方・名前・漢字の意味・四字熟語|正直

「素直」の意味と使い方

「素直」という言葉を自分に対して、あるいは相手に対して放つことがあります。「素直」という言葉は一見使い方や意味が簡単な言葉ですが、実際意味を説明する場面になると難しい言葉です。

ここではそんな「素直」の意味や使い方について紹介します。ぜひ最後まで目をとおしてみてください。

「素直」の意味

素直という意味には大きく分けてみっつの意味があり、ひとつ目は人の性格に関するもので、提示されたことをそのまま受け入れることを意味します。ふたつ目はものや人の性質に関することで本来の素朴なままであることを指し、みっつ目はものごとの見た目を指し、捻じれてなどいないまっすぐとした外見に言及する際に使用することができます。

「素直」が使用される場面は大抵が先ほどのひとつ目です。そして使い方に疑問が生じることが多いのも、ひとつ目の意味です。今回はひとつ目の「素直」の意味や活用法について掘り下げていきます。

「素直」という意味がある名前

「素直」という意味を持った名前があります。名前に込める意味は人それぞれではありますが、「素直」という意味を込める大抵の理由としては「素直に成長してほしい」、「素直な性格でいてほしい」といったことが挙げられます。

名前に「素直」という意味を込める場合はいろいろな漢字が使われます。下で例を紹介していますが、他にも使われている漢字はたくさんあり、逆に紹介している漢字には別の意味を込めている場合もありますのでご注意ください。

「純」の入った名前

「純」という漢字には根本より混じりけのないという意味があり、転じて「素直」という意味がこの漢字には含まれています。なので「純」を含む名前には「素直」に関連する意味を込めている場合があり、「純」の入った名前としては「架純」や「純一」といった名前が挙げられます。

「真」の入った名前

「真」という漢字にも「素直」という意味が込められている場合があります。というのは嘘偽りのない元からの姿、という意味が含まれていることから、名前に「真」が入っている場合は、素直であって欲しいという願いが込められていることがあるからです。

名前としては「真理」や「拓真」といった名前があります。

「素直」の漢字の意味

「素直」という熟語の意味は先ほど説明しましたが、どうしてそのような意味を持つようになったのか気になる方もいると思うので説明しましょう。まず「素直」の「素」ですがこれにはそのものごとが持っている本来の性質を指し、「直」にはものごとがまっすぐなままである状態やまっすぐでないものを正すという意味があります。

こうしてこの二つの漢字の組み合わせにより成り立っている「素直」には、本来の性質がまっすぐであるという意味合いから派生した意味が与えられています。

「素直」という意味がある四字熟語

「素直」という意味を持っているのは人の名前だけでなく四文字熟語にもあります。そこでここでは「素直」という意味を持つ四文字熟語をご紹介していきますので読んでみてください。

純真無垢

「純真無垢」とは、心がきれいで素直という意味の「純真」と、執着心や疑う心を知らないことを指す「無垢」を合わせてできた四文字熟語です。どちらの熟語も「素直」の類義語ですが、この二つの漢字を合わせることによって互いの言葉をより強調したものとなっています。

似たような四文字熟語として「純粋無垢」や「純情可憐」といったものを挙げることができます。

朝過夕改

「朝過夕改」は自分の間違いや過ちをすぐに認めて改めることを指します。漢字の成り立ちは漢文から来たものであり、朝の過ちを夕方に改めるという読みに直すことが可能です。

似たような成り立ちをした四文字熟語としては「朝令暮改」があげられます。こちらは悪い意味の四文字熟語ですが、「朝過夕改」はいい意味で使われる四文字熟語ですので混同しないように注意しましょう。

唯々諾々

「唯々諾々」は「素直」をあまりよくない意味で使った四文字熟語だといえます。意味としてはただひたすら相手に従うことを指し、これには善も悪も関係ありません。そしてその人は意思を持たずに従っているということでもあります。

素直に従うことが全般に悪いことだとは言えませんが、この四字熟語が使用される場合は望ましい場面ではないことが多いです。類義語には純従謙黙などが挙げられます。

「素直」と「正直」の意味の違い

ここまで「素直」の意味を紹介してきましたが、「正直」との違いは何なのか疑問を抱いている人もいるでしょう。類義語のため広義として二つの漢字を見てみると意味が重なっている部分もありますが、狭義で違う点を挙げるとなると難しいのがこの「素直」と「正直」です。

使い方を考えてみよう

実際「素直」と「正直」についてよく考えてみると難しくはありません。「正直な性格だ」または「素直な性格だ」といった、褒めるときなどに使う「素直」と「正直」を思い浮かべると混乱してしまいますが、逆の場合を想定するとはっきりとその差がわかるでしょう。

例えば相手に有無を言わさず無茶な要求をされた場合です。文句も一切言わず要求をのむ場合は「素直」という表現が適切です。逆にその要求は無茶だから飲めないと相手に伝えた場合には「正直」という表現が適切となります。

また、「正直に答える」というように「正直」は能動的に使用されるのが一般的で、「素直に納得する」というように「素直」は受動的に使用されるのが一般的です。

「素直な性格」の意味

「素直な性格」という言葉があります。この言葉を自分を表すために使用される人もいますが、先ほど「素直」は一般的に受動的に使うとお伝えしたとおり、基本的に表現としてはよろしくありません。

基本的に性質について言及する「素直」は客観的に使われるものなので、他人への評価として使うのが適切です。「自分は素直な性格です」とは使わずに「自分は素直な性格といわれることがあります」というように使いましょう。

褒め言葉なのか

実際他人が評価する言葉として使用する際に「素直な性格」を褒め言葉として使えるかという点ですが、褒め言葉として使えると考えて差し支えありません。「素直な性格だ」と評価したい場合は正直にそう評価しましょう。また「素直な性格だ」と言われた場合も同じです。自分の長所を褒められているのだと受け取りましょう。

「素直」という言葉を考えてみるに本当に褒め言葉なのかと疑問を抱いている人もいるでしょう。確かに「素直な性格」という言葉には騙されやすいという意味や深く物事を考えないといった意味を含むことがあります。

ですが「素直な性格」と相手が評価するのは、その人の性格が相手にとって魅力的だからこそです。いい意味で使われる天真爛漫だという表現も素直な性格が根本にあります。もし言われたら「ありがとう」と返しておきましょう。

素直を失礼な言葉として使う人はそういない

これは稀ですが、実際のところ「素直」という言葉は相手の価値観が自分に適用される言葉ですので、そこは「素直な性格」と表現した人にしかわかりません。褒め言葉として使った可能性がありますし、ひょっとしたら自分の要求になんでも従うことを理由とした失礼な物言いとして使用した可能性もあります。

しかし普段相対する人に対して失礼な物言いをする人はそういません。基本的には褒め言葉として受け取っておきましょう。

「素直」を使ってみよう

今回は「素直」の意味について漢字や使った言葉を交えて紹介しました。これで「素直」の使い方を間違えることもなく、使用の際に困ることもないでしょう。「素直」という性質は成長するにつれて人の中から消えていきやすいものです。

「素直」という言葉を使う機会があればぜひ使ってみましょう。

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