男同士で恋愛の話はするのか・恋愛相談の内容・協力するのか

女同士が集まるとついつい始まってしまうのが恋愛の話です。恋人との近況報告や、好きな人がいるのかいないのか、など女同士で恋愛の話を始めれば、話題は尽きることがないでしょう。

ここで1つ、疑問が沸き上がってきます。女同士は恋愛の話が大好物ですが、果たして男同士ではどうなのでしょう。女同士のように、近況報告をしたり恋愛の相談を持ち掛けたりしているのでしょうか。今回は、そんな気になる男同士の恋愛話事情についてをご紹介していきます。

男同士で集まりやすい場所として思いつくのが職場です。女性がいる場合も多いですが、毎日のように顔を合わせる男同士といえば、職場の人なのではないのでしょうか。職場といっても色々な関係性の男同士がいます。上司や同期や後輩といった人々と恋愛の話をしている男同士は存在するのでしょうか。

全体的な傾向として、恋愛の話をしている男同士のほうが多いです。仕事終わりの飲み会の場で恋愛の話になることが多く、ほとんどの場合が上司から後輩に対し「最近恋愛のほうはどうなの」というような質問をすることで始まります。

また、仕事後のアフター5の飲み会は、彼女がいる男性にとって時には参加しづらいこともあるでしょう。そんな事情もあり、一緒に働いている職場の人は男同士であっても彼女の有無などを把握できていることが多いです。

女同士の親友であれば、当たり前のように繰り広げられているお互いの恋愛話ですが、男同士の親友はどうでしょうか。

こちらは年齢層にもよりますが、職場の人と同じように恋愛話をする男同士が多いです。女同士と同じく、お互いのことをよく話し、お互いのことをよく知っている者同士ですので、自分の恋愛のおける失敗談なども話しやすく、その辺りの考え方は女同士と変わりません。

女同士と異なる点は、ダラダラと恋愛話をし続けないことでしょう。女同士の場合は、共感してもらうことを求めて恋愛話をすることもあるため、同じような内容の話しを長い時間続けることができますが、男同士はもっと論理的です。自分の恋愛面で起きた出来事と結果、またはこれからの予定や希望などを簡潔に話して終わる場合が多いでしょう。

女同士の場合は、家族間でも恋愛の話をする人がいます。話し相手は姉妹や母親ですが、男同士の場合はどうでしょう。兄弟間や父親と恋愛の話をすることはあるのでしょうか。

職場の人や親友関係の男同士と比較すると、数は少なくなりますが家族と恋愛の話をする男同士もいます。主に兄弟間で恋愛の話をする男同士が多く、多くの場合、兄が弟に対してオープンに接する兄弟では恋愛話もするでしょう。

対して父親は、やはり照れくさい部分が多く、なかなか恋愛の段階で話をすることはありません。ですが、結婚などの節目を迎えると、少し形を変えた恋愛話として、夫婦の話をする父親と息子の男同士も増えてくるでしょう。自分の経験を交え、夫婦関係のアドバイスをくれる父親は頼もしい存在です。

男同士でも恋愛の話をすることがわかってきました。ここでまた1つ疑問が浮かび上がってきますが、男同士でも恋愛相談を持ち掛けることはあるのでしょうか。

男同士でも恋愛相談を持ち掛けることはあります。ただ、女同士と同じような相談ではなく、実体験がある人からアドバイスを求めるような、理にかなった相談をする男同士が多いでしょう。

女同士の恋愛相談でありがちな、彼氏の気持ちがわからない、というような答えの出ない相談ではなく、実際に目に見えて起こった出来事に対してどのような解決策があるかを、他者に相談する場合がほとんどです。

一方で、男性が女性に恋愛相談を持ち掛ける場合はとても多いです。女の気持ちは女に聞くのが早いという、男性ならではの論理的思考であるとも捉えることができます。ただ、男性が女性に恋愛相談をしてくるときは、女同士の恋愛相談のように答えの出ない相談であることも多く、そのような相談を持ち掛けた男性は、女性から「女々しい」と思われがちなので注意することも必要です。

女同士とは多少異なるものの、男同士でも恋愛の話をしたり相談を持ちかけることはありますが、女同士のように恋愛に協力することもあるのでしょうか。

こちらも女同士と同じように、応援するという協力の形は存在します。友人や会社の人が恋をしていて、かつその相手が自分も知っている人だと判明した場合には、その恋がうまくいくように、まずはグループで集まる場を作ってくれたりすることが多く、男同士も恋愛には協力的です。

更には女同士のように、おせっかいになる協力をすることはありません。深入りすることなく、アドバイスや自分の出来うる範囲の協力をしてくれることがほとんどで、女同士の協力や応援よりも頼りになる面もあるでしょう。

その一方で、協力や応援をしない男同士もいます。話は聞くけれど、特に行動に移さないという男同士も多いです。女同士の場合は、誰かの恋愛話を聞いたら半ば強制的に協力しなくてはならない、という雰囲気になりがちですが、男性の場合はそういうわけではありません。協力するかしないかは、その男同士の関係次第でしょう。

女同士であろうと男同士であろうと、時に発生してしまうのが恋愛でのライバルになってしまう事態です。

女同士の場合は、先に自分の気持ちを打ち明けた方が勝ちというような考え方があり、友達の好きな人への気持ちは無理をしてでも押し殺そうという人と、やはり自分の気持ちに嘘をつくことはできないと、自分の気持ちを打ち明け正々堂々とライバル宣言をすることがあるでしょう。果たして、男同士はどのように解決するのでしょうか。

男同士は、友達の好きな人には手を出さない、という考え方の人が非常に多いです。とても男らしい考えかたである一方で、自分の気持ちを押し殺してしまう切ない面もあります。また、男性の場合は、友達の好きな人だと知った時点で、その女性は自分の恋愛対象から外れると考える人も多く、女同士が考えるような問題には発展しないことが多いでしょう。

このことからもわかるように、男同士で恋愛話をする時は女同士と比べると自分の恋心に責任を持っているような面が大きくあるでしょう。女性のように恋する祖手がコロコロと変わってしまう内は、例え友人同士であろうと口に出さない男性が多い可能性が考えられます。

上記でも紹介したように、男同士の場合は恋愛のライバルになる場面があまりないです。ただしそれは、ライバルと成りうる相手の恋心を知ってしまった場合のみであって、なにも知らなければ知らずしらずのうちにライバルになっていることはあり得ます。

その時に起こってしまうのが嫉妬です。男性は女性より嫉妬心を抱きやすい傾向が強く、好きな人が自分以外の男性と会話しているだけで嫉妬してしまいます。女性からすると、ただの人付き合いの一環に過ぎないことも、男性からすると嫉妬の対象となっていることもあります。

いかがだったでしょうか。女同士の醍醐味だと思われがちな恋愛の話ですが、男同士でも同じであることがお分かりいただけたでしょうか。

女同士でも男同士でも同じように恋愛の話を楽しむ権利があります。自分の恋愛の話を人に打ち明けることで、人間同士としての距離がグッと縮まり、人間関係が円滑に運ぶようになったり、より楽しいプライベートを楽しむ相手になったりすることもあります。

男同士でそんな話をしてもいいのだろうか、と疑心暗鬼になるのではなく、男同士であろうとも思い切って恋愛話を持ち込んでみましょう。そうすれば、想像もできなかった嬉しいことや楽しいことが待っているでしょう。