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【メンズレディース別】おすすめのスエード靴・手入れの仕方

Author nopic icon吉田和生
コーディネート / 2018年12月27日
【メンズレディース別】おすすめのスエード靴・手入れの仕方

そもそもスエードってどういう素材?

革素材にはさまざまな種類がありますが、「スエード」とはどういう素材なのでしょうか。

「スエード」は、牛や羊、山羊などの皮の裏面を硫酸クロムという化合物でなめし、サンドペーパーで毛羽立ち加工した革素材のことです。おもに靴に使われることが多いですが、手袋、バッグ、ジャケットなどにも使われます。

「スエード」は、手触りの柔らかいものほど高級とされていますが、中でも”シルキースエード”と呼ばれるものは珍重され、高級ブランドのバッグなどに良く使われています。”シルキースエード”は、子牛や子羊などの小動物の皮の裏面を細かいサンドペーパーで起毛したものです。

似た素材で「ヌバック」がありますが、「スエード」とは逆に表側の皮を毛羽立ち加工したもので毛足が短いのが特徴です。

メンズレディーズ別おすすめのスエード靴って?

スエード靴といえば、日本では秋冬用のイメージが強いですが、実はシーンズンレスで履くことができます。スムースレザー(表革)にはない柔らかな表情は、武骨な革の雰囲気を中和して、軽やかな印象へと変えてくれます。

また、仕事用の印象が強いスムースレザーは、休日のお洒落にはあまり向かない場合が多いのですが、スエード靴は、適度なカジュアル感がありながらも上品で落ち着いた印象なので、ビジネスからカジュアルまで着る服やスタイルを選ばないので1足あると重宝します。

スエード靴を初めて買う場合は、ブラックやダークブラウンを選ぶとコーディネートしやすく汚れも目立たないのでおすすめです。

男性なら定番のローファーがおすすめ

男性におすすめなのは、「SHIPS」の定番の逸品であるローファーのスエード靴です。

値段が手ごろでありながら上品な雰囲気で高級感があり、カジュアルからドレッシィまでさまざまなシーンで活躍します。コットン、リネンなどの春夏素材とも好相性のスエード靴は、四季を通して重宝します。

スエード靴初心者にもおすすめの一足です。

スエードのローファーを使った着こなし例

ブルージーンズのカジュアルコーデですが、スニーカーではなくスエードのローファーを合わせるのがポイントです。スエード靴の柔らかな表情で、カジュアル過ぎずに上品な雰囲気です。大人の休日にぴったりのコーディネートです。

女性ならシンプルなバレエシューズがおすすめ

女性におすすめのスエード靴は、「レペット(repetto)」のバレエシューズです。レペットは日本でのバレエシューズの火付け役となったフランスのブランドで、とても履きやすいので人気があります。

シンプルなバレエシューズなので、ジーンズなどカジュアルスタイルからワンピースなどフェミニンなスタイルまで着こなし方の幅が広く、今旬のフレンチカジュアルコーデには欠かせないアイテムです。

また、素足で履けば春や夏にも活躍してくれますし、秋冬は靴下やタイツと合わせれば着こなしのポイントにもなるのでおすすめです。

スエードのバレエシューズの着こなし例

スエード靴は秋・冬だけのものではありません。春や夏も活躍します。例えば、Tシャツにジーンズというカジュアルでシンプルなスタイルにも、スエードのバレエシューズを合わせたことにより、女性らしくきちんと感のあるコーディネートに格上げされています。

スエード靴の手入れの仕方って?

起毛加工された柔らかな雰囲気が魅力のスエード靴ですが、それゆえに汚れやすくお手入れが難しそうと敬遠されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

たしかに、一般的なスムースレザー(表革)と比べて、変色したり汚れが付きやすい面がありますが、きちんとお手入れをすることによって、ずっときれいなままで履き続けることができます。

つぎにスエード靴の正しいお手入れ方法をご紹介します。

スエード靴の基本的なお手入れ方法

スエード靴の基本的なお手入れ方法は3つです。

1つめは、スエード靴を履く前に必ず防水スプレーをかけることです。まずは汚れを防止することが、スエード靴をきれいに保つポイントです。防水スプレーは用途によりさまざま種類があるので、スエード靴専用のものを選ぶと安心です。

2つめは、スエード靴を履いた後、必ずブラッシングすることです。目立った汚れはなくても、こまめにブラッシングすることで、汚れが定着するのを防ぎます。ブラッシングは、毛の流れに逆らって1回、そのあと毛足を整えるように行います。力を入れ過ぎると痛めてしまいますので、優しく行いましょう。

3つめは、スエード靴の汚れを見つけたらすぐに落としておくことです。軽い汚れなら消しゴムでこすってから、歯ブラシで毛足を整えるときれいになります。

スエード靴が汚れた時の正しいケアの方法は?

毎日お手入れしていても、徐々にスエード靴が汚れてしまうのは避けられません。また突然の雨などで泥や雨染みが付いてしまうこともあるでしょう。そのような場合の汚れの落とし方をご紹介します。

表面だけの汚れなら「ブラッシング」で落ちる

防水スプレーをかけたスエード靴については、汚れが表面にとどまっているため、汚れた部分を消しゴムでこすってから、毛並みを整えるようにブラシをかけるときれいになります。

ブラシは天然毛のものや簡易ブラシなどスエード靴専用のものを使用すると安心です。

起毛奥の汚れには専用の生ゴムブラシが効果的

汚れが起毛の奥に入り込んでしまった場合は、スエード靴専用の生ゴムブラシをかけましょう。

縦横斜めと四方八方にまんべんなくかけるのがコツです。生ゴム部分で汚れをからめ取りながら、毛並みを整えてくれる優れものですが、生ゴム部分は靴の色が移りやすいので、スエード靴が複数ある場合は、色や用途によって使い分けるほうが良いでしょう。

ちなみに生ゴムブラシは水洗いできませんので、汚れがひどくなった場合は先端部分をはさみなどでカットして使い、生ゴム部分がなくなったら新しいものに買い替えます。

汚れがひどい場合は「水洗い」

汚れがひどくブラッシングやスエード専用クリーナーでは落とせない場合、水洗いをするという方法もあります。「スエード靴を水洗いなんて信じられない」と思う方もいらっしゃるでしょうが、実はスエード靴は水洗いできます。

ただし、シャンプーとブラシはスエード靴専用のものを使いましょう。

水洗いはスエード用シャンプーで丁寧に行う

水洗いはスエード靴の表面のみを洗いますので、内側は濡れないようにタオルなどを入れておきます。

スポンジに水を含ませて少しずつスエード靴の表面を濡らします。スエード用シャンプーを専用ブラシに適量取って、円を描くように泡立ててから、奥の汚れを取り除くように丁寧に洗います。

きれいになったら、水を含ませたスポンジを使って洗い流し、タオルなどで余分な水分をふき取り、日陰で乾燥させます。つま先部分を持ち上げるようにして靴の底部分もしっかり乾燥させましょう。

完全に乾いたら毛並みを整えるようにブラッシングします。なお、色抜けした場合はスエード専用の染料で補いましょう。

「雨染み」は水洗いで落とす

「お気に入りのスエード靴を履いてきたのに突然の雨で雨染みができてしまった」、スエード靴をお持ちの方ならそのような経験をしたこともあるでしょう。

そもそもスエード靴が雨などで濡れてしまうと、なぜ染みができてしまうのでしょうか。

スエード靴は雨に濡れた部分が乾くときに、皮革が「硬化」して色が濃くなってしまいます。そのため、濡れていない部分との色の差ができ、色むらができてしまいます。

したがって、雨染みを解消する方法は簡単で、乾いた部分も濡らしてしまうことです。ただし、濡らすだけでは皮革が硬くなってしまいますので、この機会にスエード靴専用シャンプーで「水洗い」しましょう。

時間が経過した汚れには効果が薄いため、雨染みができたらすぐにケアをするのがポイントです。

スエード靴を洗うときの注意点って?

つぎに、水洗いする場合の注意点についてご紹介します。

ブラッシングで汚れを落としてから洗う

水洗いする前には丁寧なブラッシングをしましょう。目につくホコリや泥などもこの時点で落としておくことが大切です。

スエード靴にいきなり水をかけるのは厳禁

水を直接スエード靴にかけるのは厳禁です。いきなり水をかけてしまうとシミになってしまうことがあるので注意しましょう。

スポンジや布に含ませて少しずつ濡らして、スエード靴全体に広げていきましょう。

シャンプーはスエード靴用かアルカリ性のものを使う

シャンプーはスエード靴専用のものを使うのが基本ですが、頭髪用のシャンプーでも代用できます。ただし、酸性のものを使うとバサバサになってしまうので、アルカリ性のものを選びましょう。

スエード靴専用のブラシがない場合は、歯ブラシやスポンジでも代用可能ですが、毛の柔らかいものを選んで、皮革が傷つかないように優しく洗うようにしましょう。

シャンプー後のすすぎは念入りに行う

スエード靴をシャンプーした後は水ですすぎ落としますが、シャンプーの成分が残ってしまうと逆に汚れの原因になってしまうので、すすぎは念入りに行うことが大切です。

細かい部分は特に泡が残りやすいので丁寧に行いましょう。柔らかい歯ブラシなどを使うと泡や汚れも良く落ちるのでおすすめです。

乾かすときはドライヤーを使わない

きれいになったスエード靴は、風通しの良い日陰で乾かします。もし、天気が悪く湿度が高い場合は、扇風機を利用しても良いでしょう。

熱風は変形・変色の原因となりますので、直射日光やドライヤーで乾かすのは避けましょう。

スエード靴のクリーニング方法や料金って?

スエード靴が水洗いできると知っていても、大切なスエード靴は自分で洗うことに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、靴のクリーニングに出してはいかがでしょうか。

クリーニング方法は「水洗い」が基本

スエード靴のクリーニング方法はショップごとに多少違いはありますが、「ブラッシング+水洗い+すすぎ+乾燥+仕上げ」という工程が基本です。

水洗いの工程の中では、独自開発した水洗い専用水や特別なシャンプーを使用するなど、各ショップが専門店ならではのこだわりや技術力を駆使して、頑固な汚れもきれいに落としてくれます。さらに、靴専用の乾燥器を使用するショップなどもあり、思った以上にきれいになったとの声を多く聞きます。

もしあなたが汚れたままのスエード靴をしまったままにしているなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。

また、大切なスエード靴の場合は、定期的にクリーニングに出しておくことをおすすめします。

近くにない場合は宅配サービスが便利

靴のクリーニングは、街のクリーニング店でも請負っているところがありますが、まだまだ依頼できるところは多くはないでしょう。

スエード靴の汚れは早く落とすことが大切ですが、もし、近所のクリーニング店で靴の取扱いがないのなら、宅配サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

クリーニング料金は4000円から5000円前後

スエード靴のクリーニングは、基本料金が1足4000円から5000円前後というところが多く、別途オプション料金で、補色や防水加工、修理などが依頼できたり、保管サービスを請負っているところなどがあります。

さらに何足かまとめて依頼すると料金が割引になったりと、それぞれのショップによって基本料金以外にもオプションやサービスに違いがあるので、自分の希望に合ったショップを比較検討してから選ぶことをおすすめします。

2足で割引!おすすめの宅配靴クリーニングショップ

靴メーカーが運営する靴専門クリーニングショップで、2足まとめるとリーズナブルな割引価格になります。また、修理も合わせて依頼できるのでおすすめです。

スエード靴にカビが生えた時の対処法って?

「しばらく履かなかったらスエード靴にカビが生えていた」という経験はありませんか。そのようなスエード靴はどのようにしてカビを落とせば良いのでしょうか。

カビは濡れた布でふき取りカビ取りスプレーをかける

まずは、濡らした布なのでカビをふき取ります。つぎに、靴用ブラシで表面についている汚れやホコリを落とし、カビ取り効果のあるスエード用の靴スプレーをかけます。

きれいになったら、水で濡らしたタオルなどでスエード靴全体を拭き、日陰で干して完全に乾かします。乾いたら防水スプレーを必ずかけておきましょう。

拭いても落ちない場合は、水洗いするかクリーニングに出すことをおすすめします。

雨の日の防水スプレーの選び方やかけ方って?

スエード靴は雨に弱く、雨染みや汚れがつきやすいので、雨の日にスエード靴を履く場合や天気が心配な場合には、必ず防水スプレーを念入りにかけてから出掛けましょう。

防水スプレーはスエード靴専用またはフッ素系を選ぶ

ひとくちに「防水スプレー」といっても、さまざまなタイプがあるのをご存知でしょうか。たとえば、傘や合羽用のもの、あるいはスキーウェアや洋服用のものなどです。

「防水スプレー」には大きく分けて「シリコン系」と「フッ素系」の2つの種類がありますが、スエード靴に最適なのは、「フッ素系」です。なぜならシリコン系と比べて革の通気性を保つことができるからです。通気性が悪くなるとカビの原因になるばかりでなく、革の劣化が進み、ひどくなるとひび割れを起こすことがあります。

スエード靴専用のものなら安心して使用でき、革に栄養を与える成分が入っているタイプを選べば、同時にケアができるのおすすめです。

フッ素系の防水スプレーなら、スエード靴専用でなくても問題はありませんが、念のため説明書を確認してから使用するようにしましょう。

防水スプレーは換気の良い場所でかける

まずは、スエード靴についている汚れやホコリをブラッシングして、きれいに落としておきます。靴ひもがついている場合は外しておきます。

防水スプレーは、その特性から吸い込むと体に良くありませんので、ベランダや玄関先など換気の良い場所を選んでかけましょう。

防水スプレーは、30cmほど離れた場所から全体にまんべんなく吹きかけます。ステッチ部分などは特に水が染みやすいので、念入りに行いましょう。革がしっとりするまで吹きかけたら、これを2回繰り返します。

完全に乾燥するまで乾かしたら、毛を起こすように丁寧にブラッシングします。

防水スプレーは雨の日以外もこまめにかけるのが大切

スエード靴がベージュなど薄い色の場合は、まずは目立たない場所で試してみましょう。乾かしてみて変色しなければ問題ありません。

また、防水スプレーはインソールの中までかけないように注意しましょう。吸湿性が悪くなり靴が傷む原因になります。新聞紙などを丸めて靴の中で入れておくと防水スプレーをかけやすくなり、インソールの中までかかってしまうのを防ぐことができます。

防水スプレーは、雨の日に履く場合に都度かけるのが必要ですが、それ以外にも週2回から3回、かけておくと効果が持続します。

防水スプレーは、水を防ぐ以外にも汚れやホトリを防ぐ効果があり、また、フッ素系の防水スプレーはかければかけるほどに撥水性が高まるという特性があるので、定期的にかけることをおすすめします。

スエード靴は履く人を魅力的に見せてくれる

スエードが生まれたのは北欧のスエーデンで、フランス語の表記「suede」が語源と言われています。ベルベットのような独特な素材感がありながらも丈夫なので、さまざまな種類の靴の素材として広く使われるようになりました。

「雨の日はスエード靴を履くのは厳禁」そう思っている方も多いでしょうが、実は雨の日に履く靴として開発されたのがスエード靴です。起毛であるスエードは防水スプレーがかかりやすいため、履く前に防水スプレーをかけておけば、水と汚れをしっかり弾いてくれます。

また、スムースレザーはワックスをつけて磨く必要がありますが、スエード靴の日常のお手入れ方法は軽くブラッシングするだけなので簡単です。

休日はスニーカー派だったあなたも、足元をスエード靴に変えるだけで、いつものファッションが違って見えるはずです。しっかりと手入れされたスエード靴は、この先あなたを魅力的に見せてくれるでしょう。

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