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スーツのスラックスの裾の種類・裾丈・裾上げのポイント

Small 1ca5b9d7 8b68 4991 9e04 dcaa3b91ed2b弓元 一馬
カテゴリ:フォーマル

初回公開日:2018年02月01日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2018年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

スーツのスラックスの裾の種類・裾丈・裾上げのポイント

スーツのスラックスの裾の種類とは?

スーツを購入する際に、スラックスの裾上げをしますが、裾の種類を何気なく選んではいませんか。主な裾の種類は、シングルとダブルですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

シングル仕上げとは?

スーツのスラックスの裾をシングルに仕上げる方法は、裾を一度だけ折り上げて裾上げをしている仕上がりの裾を言います。シングル仕上げというのは、和製英語であり、欧米では「plain」と言われるように、ごく普通のスーツスタイルで良く見かける裾です。

普通と言われるシングルですが、特にフォーマルな場面ではスーツの裾をシングル仕上げにすることが礼儀となるので、礼服や燕尾服などはシングル仕上げにしなければなりません。

ダブル仕上げとは?

スーツのスラックスの裾のダブル仕上げとは、裾を二度折り上げて裾上げをしている仕上がりの裾になります。見た目は、スラックスの裾をまくったようにポケットのようなものができているのが特徴です。ダブル仕上げというのも和製英語であり、欧米では「turn up」と言われています。

スーツのスラックスをダブル仕上げにするのは、イタリアなどおしゃれな国で主流となっていることもあり、最近のおしゃれな男性の中にはスラックスをダブル仕上げにしている人も多いです。

しかし、気をつけなければいけないのが、ダブル仕上げはフォーマルな場では失礼となってしまうことです。特にお通夜やお葬式では、「不幸がダブル」と嫌う人も多いです。

スーツのスラックスの裾丈の3つの種類とは?

スーツのスラックスには、裾の種類だけではなく裾丈にも種類があります。スラックスの裾の種類は、お店で裾上げをする際に聞かれることが多いのでご存知の方も多いでしょう。

しかし、この裾丈というのは、裾上げの際に自分のセンスで選んでいるものですので、知らない方も多いのではないでしょうか。しかしながら、意味も多い裾丈の3つの種類はどのようなもので、どのような違いがあるかを見てみましょう。

ワンクッション

ワンクッションという裾丈は、裾が足の甲にあたり、一度折り返してもスラックスをはきこなせるという裾丈です。この裾丈はオーソドックスな長さですので、ビジネスシーンやカジュアルなシーン、フォーマルなシーンでも問わず使いこなせるスタイルです。

ハーフクッション

ハーフクッションという裾丈は、裾が足の甲にふれる程度の裾丈のことを言います。ハーフクッションは、ワンクッションより少し短めの裾丈となり、裾の種類をダブルにする場合は、このハーフクッションの裾丈がお勧めです。

また、最近ではスーツのスラックスの裾幅が狭いデザインのものが増えてきており、それに伴い、裾幅に合ったハーフクッションの裾丈に仕上げる人も多くなっています。

ノークッション

ノークッションという裾丈は、裾が足の甲に当たらない短めの裾丈のことを言います。ノークッションの裾丈は、一昔前にはカジュアルな印象を与えるため、ビジネスシーンでは避けた方が良いと言われてきました。

しかし、裾丈をノークッションに仕上げると、スラックスにたるみができず、スラリとしたスタイルに見えることから、最近ではビジネスシーンにも取り入れている方も多い裾丈です。

このノークッションの裾丈も、ハーフクッションと同様で、スーツのスラックスの裾幅とのバランスが大切です。ハーフクッションに仕上げる場合より、心持ち細めの裾幅の方がノークッションに仕上げた時のバランスが取りやすいでしょう。

ビジネススーツにおすすめの裾は?

スーツのスラックスの、裾の種類や裾丈には色々な種類があることがわかりました。この中で、ビジネススーツにおすすめの裾の種類や裾丈にはどのようなものでしょうか。

裾の種類はシングルがおすすめ?

フォーマルなシーンで良く着られる礼服や燕尾服などの裾の種類は、シングルにするのが礼儀とされています。このことから、ビジネスシーンでも裾の種類はシングルにするのが無難だと昔から考えられてきました。このため、仕事がら年配の方に会う機会が多いビジネスマンは、裾の種類をシングルに仕上げるのがおすすめです。

一方、若い社員が多い職場などでは、カジュアルな印象やスポーティーなイメージのダブルでも問題はありません。現在では、むしろアクティブに働くビジネスマンだからこそ、スーツのスラックスはダブルの方が似合うという考えの方も多くいます。

全世界的に見ると、スーツのスラックスの裾の種類は、シングルであってもダブルであっても全く問題はありません。

裾丈の種類はデザインにあわせるのがおすすめ

スーツのスラックスの裾丈の種類も、昔ながらの考え方だと、眺めのデザインであるワンクッションがおすすめです。しかし、スーツのスラックス自体のデザインが豊富になってきた昨今では、そのデザインに合わせたスラックスの裾丈を選ぶことの方が大切になります。

スーツのスラックスの裾がシングル仕上げで裾幅が広いデザインの場合には、ワンクッションの裾丈にするのがおすすめです。裾がダブル仕上げで裾幅が標準的なデザインの場合には、ハーフクッションに仕上げると全体的にシャープに見えます。

スーツのスラックスの裾上げのポイントとは?

ここまで、スーツのスラックスの裾について色々とご紹介してきて、裾について少し詳しくなられたのではないでしょうか。こうなってくると、次にスーツをオーダーする際には、裾をどのような種類にして、裾丈をどのような長さにするかなど想像している人も少なくないはずです。

しかし、いざスーツのスラックスの裾上げをオーダーする際に気をつけるべきポイントとはどのようなところでしょうか。

スラックスは正しい腰の位置で履く

スーツのスラックスの裾上げをお願いする際に、気をつけるべきポイントの1つとして、正しい腰の位置でスラックスを履くことが上げられます。「当たり前のことだ」と言われるでしょうけれど、正しい腰の位置とはどこかご存知でしょうか。

スラックスを正しい位置で履くと、ウエスト部分が腰骨にあたって止まります。ここが、スラックスの履く時の正しい位置です。裾上げをしてくださる店員さんに見栄はりたくても、この腰骨の位置より上にはスラックスを上げないようにして下さい。

また、スーツのスラックスを着用する場合、多くの方はベルトを使用するのではないでしょうか。実際に裾上げをしてもらったスラックスに、ベルトを通して履くと、若干ですが裾丈が上がることがあります。自分好みの裾丈に仕上げてもらうために、裾上げの段階からベルトを着用して採寸することをおすすめします。

靴を脱いだ状態と履いている状態をチェック

スーツのスラックスを試着する際には、靴を脱いで試着室に入ることが多いのではないでしょうか。当然、裾上げの採寸を行う際も、靴を脱いだ状態でしょう。

しかし、靴を脱いだ状態で裾上げをすると、靴を履いた時に裾の長さが足りなくなり、カッコよくないという状態になりかねません。こうならないためにも、スラックスの裾上げを行うポイントとして、靴を脱いだ状態と靴を履いた状態の両方で採寸してもらうのがおすすめです。

そして、靴の種類がレースアップかローファーかブーツかによって、似合う裾丈が違ってきます。スーツをオーダーする際には、自分が一番良くはく靴を履いていくか、似たデザインの靴を用意してもらい、その靴を履いて裾上げの採寸をしてもらうことも大切です。

シーンに合わせて裾の種類や丈でもおしゃれを楽しんでみては?

今回は、スーツのスラックスの裾の種類や裾丈、裾上げのポイントについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

フォーマルなシーンでは、裾の種類はシングルで、裾丈はワンクッションが礼儀であるという認識が一般的には多くみられますが、カジュアルなシーンやビジネスシーンでは他の裾の種類でも裾丈でもあまり問題はありません。

スーツの色やデザインでもおしゃれは楽しめますが、「おしゃれは足元から」という言葉もあるように、スーツのスラックスの裾でもおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。