「たかが合コン?」それとも「されど合コン?」
男女別初めての合コンで失敗しない方法
合コンの大半は男女の会話で成立しています。逆を言えば会話が成立していない合コンはもう「失敗」や「ハズレ」にカウントされてしまいます。初めて参加する合コンでもうまくいくコツをくつかご紹介します。
質問編
よく「会話を膨らませる」という表現をしますが、さきほどの尋問形式では膨らませることが難しくなってきます。また、この尋問形式は受け手にもストレスを与えてしまいます。せっかく出会いを期待して合コンへ来たというのに、最初から相手にストレスを感じてしまうようでは今後の展開に期待が持てません。
もちろん誰でも初めてのことには緊張します。さらに合コンではお酒を飲む場合が多いので、頭が混乱しがちです。大人数の合コンになると名前を覚えるのもひと苦労ということもよくあります。日頃から友人や家族など、周囲の人と会話する際に会話を発展させる練習をしてみましょう。
質問から広げるために
一般的に相手に心地よく話してもらうためにはクローズクエスチョンとオープンクエスチョンを1:2の割合で進めていくとよいといわれています。これは合コンに限った話ではないので、普段から心がけると自然にできるようになります。
ここでひとつ注意点。あくまでも合コンは合コン。キャリアカウンセリングや人生相談の場ではありません。初めて会った相手に対して、あまりにもディープな話になってしまうと、興ざめしてしまいます。合コンに適したトークテーマを選び、相手の人柄を知っていきましょう。
相談編
女性から男性への場合
また、女性は会話に同調を求めがちです。「いや」「ダメだ」「それは違う」と何の気なしに言ってしまうと、頭ごなしに否定されたと感じてしまいます。たとえその後に続く言葉が、深みのある言葉だったとしても、心を閉ざしてしまったお相手には届きません。
男性から女性への場合
「この人は自分の話をちゃんと聞いていないのでは?」や「話がかみ合わない」といったネガティブな判断を下されてしまいます。
もちろん励ましの言葉が全く届かないわけではありません。きちんと相手の話を聞き、ある程度自分の意見やアドバイスを話したのちに、励ましの言葉を添えれば、きっと相手にとって好印象な女性として映ることでしょう。
もし、合コンで意中の異性と相談ごとや経験談などを話すチャンスが巡ってきたときは
上記のアドバイスを頭の片隅にいれて、楽しみながら会話をしてください。
年代別初めての合コンでも楽しめる方法
初めての合コン:大学生編
初めての合コン:社会人編
最初から恋人を探すというよりも、気軽に自分の趣味を共有できる友人を探すという気持ちを優先しましょう。
初めての合コン:アラサー編
ガッツいて運命の人を探すことよりも独身を満喫している仲間を増やすというスタンスでいきましょう。アラサーになると新たに友人を増やす機会が減ります。また、初めてとはいえ合コンのお相手も同世代以上の方が多くなりますから、お互いに大人のふるまいができるように心がけましょう。
初めての合コンで人見知りしないための対策
本来であれば、そのような既得権はつかうべきではありません。あくまでも、奥の手であることを忘れないでください。一見すると打ち解けているようだけど、心の奥は閉ざしているというタイプの人見知りの方もいらっしゃいます。
最初はそれでしのげたとしても、勘のよいお相手にはすぐバレてしまいます。「こう見えて人見知りなんです」と周囲に明かすと「まさか」「そんなわけない」と驚かれ、笑いのネタになることもありますが、ここは思う存分笑ってもらいましょう。深く掘り下げたところであなたの印象を下げてしまうだけです。
人見知りでも楽しめる!
初めての合コンは緊張しそう
初めてなので緊張していることを正直に伝え、徐々に自分のキャラクターを知ってもらうようにしましょう。緊張している姿が本来のあなたの姿でないことを伝えられれば、「初めてだから」と、多少の失敗も目をつぶってくれます。ただし、緊張してお酒を飲み過ぎて具合が悪くならないように注意してください。
初めての合コンは不安でいっぱい
不安要素は何か?
初めてだからということなのではあれば、それは誰しもあることなので肩肘張らずに挑みましょう。自分の容姿や服装に関する不安なら、合コンに行ったことのある人にアドバイスをもらいましょう。初めてのお相手との会話や盛り上げ方に不安があるのなら、いくつかトピックスを持って行きましょう。同性同士での打ち合わせも軽くしておくとよいでしょう。
初めての人と話すのが怖い
緊張は多少顔に出てしまってもよいですが、怖いという気持ちは出さない方が賢明です。最初から初めて会ったお相手に対して「怖い」という気持ちを持って参加すると、その後の展開がいかによいものであったとして、心から楽しめません。
別に取って食おうというわけではありません。お相手だって初めて会ったあなたのことを「怖い」と感じている可能性もあります。自分自身が壁を作ってしまうと、どんなに見た目がすてきな人でもお相手もとっつきにくさを感じます。
ピンチをチャンスに!
初めての合コン参加の人に自己紹介の仕方
自己紹介で相手の興味を引く「会話の糸口」をいくつかちりばめることが大切です。趣味や仕事の内容などを軽く紹介することで、相手との会話が盛り上がるきっかけになります。初めての合コンでは「つかみのフレーズ」などは意識する必要はありません。回数を重ねることで、徐々にご自身のキャラクターを的確に伝えられるようになりましょう。
「好みのタイプ」に要注意!
せっかく盛り上がってきた席が一気にしらけてしまう発言になりかねないので、ざっくりとした好みを答えるのがベターです。
自己紹介の例文
「この近くに勤めている○○です。仕事はシステムエンジニアをやっています。もしパソコンのことで分からないことがあったらどんどん聞いてください。趣味は映画鑑賞です。映画があったら教えて下さい。」
ここで挙げたのは、あくまでも一例です。ご自身の立場に合わせて、アレンジしてください。
初めての合コンでモテる服装・コーデ
大切なのは清潔感です。いくら有名なブランド品を身につけていたとしても、きちんとお手入れがされていなかったり、アイロンがかかっていないのはNGです。ものを大切に扱う姿勢が服装には如実にあらわれます。
男性の場合、仕事帰りにスーツで参加することもよくあります。スーツ姿の男性が好きな女性は多いですが、そのスーツにきちんとプレスがかかっていなかったりシャツの襟がだらしなかったら、いくらスーツが好きな女性でも減点の対象になります。
たとえ量販店で買ったスーツであっても、定期的にクリーニングに出していたり、アイロンをかけているだけで印象はだいぶ変わります。
意外な盲点に要注意!
「先端が美しいと人は美しく見える」とよく言いますが、髪の毛、指先、つま先をおろそかにしないことが大切です。どんなにイケメンだったり美人だったりしても、髪の毛がボサボサだったり、ネイルが剥げていたら、持って生まれた美しさも半減してしまいます。
たとえ外見に自信がなくても、清潔感と豊かな表情でいくらでもあなたの評価はあげることができます。
鉄板コーデはコレ!
【女性編】
流行のスタイルでなくても、自分が美しく見える服装が一番です。
自分の体型や肌の色に合った色の一着を選んでください。
【男性編】
自分がカッコイイと思う服と、周囲が似合うと思う服が違うことはよくあります。毛玉やほつれなどのケアをきちんとしてから、臨みましょう。
飾らないのに、輝くには。
その分、首まわりがきちんとしているかに目が行きます。
シャツを着るなら襟元をきちんとアイロンしていきましょう。
アクセサリーは控えめに。気に入っているものや肌身離さずつけているものを選びましょう。
初めての合コンでも使える簡単アイテム
女性の必須アイテムと使い方
また、ハンカチを持ち歩いているところにも好印象を持つ男性が少なからずいます。さらに食事の際にひざの上にハンカチを敷くことで自然に上品な仕草が身につきます。ハンカチ自体はブランド品でなくてかまいません。ただし、きちんとアイロンをしていくことが大切です。そのためにも普段からきちんとアイロンをかけたハンカチを持ち歩くことを心がけてください。
男性の必須アイテムと使い方
男性は女性以上にハンカチを持ち歩くことが少ないですが、その分持っていると印象はとてもよくなります。
男性の場合はレフ板の効果を狙うわけではなく、いざというときに備えます。たとえば飲み物を服にこぼしてしまったときや、気分が悪くなってしまいフラフラになったとき、サッとハンカチを出してください。
手元にあるおしぼりを渡しがちですが、そこはハンカチを出しましょう。
「あなたのことを心配しています」というアピールにもなりますし、もしハンカチを汚されてしまったら「次回返してくれればいいから」と、次につなげるアイテムにもなります。
男性も女性もハンカチ1枚で印象が変わります。かさばるものでもないので、普段から持ち歩いて自分をよりすてきに魅せるように練習してみてください。
初めての経験を楽しもう!
合コンというと、どうしても先入観からおっくうになりがちです。また、「いまさら合コンなんて」と尻込みしている方もいらっしゃいます。まずは肩の力を抜いてください。人脈作りとしても効果的な合コンは、あなたの人生に意外な豊かさをもたらしてくれます。
最初にあるとおり、「たかが合コン」にするのも「されど合コン」にするのもあなた次第。
初めての経験が楽しいものになりますように。