バツイチの婚活にサイト・方法｜30代

婚活サイトは結婚相談所のように仲介人による懇切丁寧なサービスはありませんが、高額な料金を払わずに気軽に婚活を進められます。

特にシングルマザーやシングルファザーの方は仕事・家事・育児に忙しく時間がないので、自分のライフスタイルにあった婚活ができる婚活サイトは利用しやすいでしょう。上手に利用すればたくさんの人と出会うことができます。

ただし、注意したいのは結婚相談所と違って料金が安い分、婚活サイトに登録している人の中には興味本位の人や恋愛目的の人もいるということです。

結婚相談所よりリーズナブルな分当事者同士のやり取りに任されるので、安全性に注意する必要があります。

結婚相談所は戸籍に拘る人も多くいらっしゃるので成婚に至らない確率が高いです。しかし婚活サイトなら、バツイチの人もリーズナブルにバツイチでもOKとしている異性を選んで出会う事ができます。

ここでは、安心で実績のあるサイトを紹介します。

再婚・子連れの方、シングルマザーのサポートに力を入れています。シングルマザー、シングルファザー向けのポイント増量サービスなど優待特典もついてきます。動画でもプロフィールをアピールできるのが特徴で、条件や文書によるプロフィールだけでは分からない、人となりを知ることができます。

24時間365日のサポート・監視体制やニックネーム制など会員の身の安全を守るためのシステムも整備されています。女性は完全無料で男性は月額2,850円で月額でもポイントでも支払い可能です。

上場企業のリクルートが運営する婚活サイトです。まだ新しいサイトですが、結婚情報誌ゼクシィの会社なら安心と女性にです。無料で初回のデートのセッティングを代行してくれるコンシェルジェサービスがあります。

また、登録時に答えたアンケートやプロフィールをもとに相性のいいお相手を一日4人まで紹介してくれる価値観マッチングなど、便利なサービスが充実しています。

20代～30代で子どもがいない方は初婚の方と同じように活動できます。年齢層は若めで30代中心です。子どもがいる方や40代は成婚にいたりにくい傾向にあります。

無料で始められますが有料会員はキャンペーン利用時で月額2,149円からになります。

ブライダルネットは上場企業の結婚相談所、IBJが運営する婚活サイトです。婚活が話題になる前からのサービスで、活動歴が長いことにも安心感があります。

婚活のノウハウを知り尽くした「婚シェル」のサポートを受けながら婚活ができます。再婚に対する不安や悩みにも一緒に向き合ってくれるので心強いでしょう。婚シェルは利用者に簡単な質問をして魅力を引き出すプロフィールも作成してくれます。

ブライダルネットは月額2,500円からです。老舗だけあって少しお値段は高めです。

地域別にバツイチの再婚活の実態と少し変わったユニークな婚活を紹介します。

男女ともに未婚率が全国一位の都道府県をご存知でしょうか。実は東京です。人の数が多い都会なのに不思議に感じる人も多いでしょう。

東京では次々に新たなレジャースポットや「おひとりさま」向けの店が誕生しています。一人でも刺激的で不便がない街なので、自分のペースで自由に暮らしたい人やバリバリ仕事をして稼いだお金は自分のためだけに使いたい人が増えています。

結婚したい願望自体が少ない街において特徴的なのが、バツイチ男性への好感度でしょう。
東京ではバツイチの男性の方が20代や30代の未婚女性にモテると言われています。

理由としては、一度は結婚するために女性に向き合った経験があるので、結婚に対して真剣、失敗した経験を活かして努力してくれそう、一度結婚しているので女性に過度な幻想を抱いていないという声もありました。

子どもの有無や離婚理由によりますが、バツイチ男性に朗報です。

関西だからといってバツイチの女性が多いというわけではないのですが、大阪はバツイチに寛容です。比較的おおらかにバツイチを公言できる街といえます。

高槻市や茨木市は大阪ですが京都に近いエリアです。街コンなどのカジュアルな婚活スタイルが多く、バツイチでも気軽に参加できる婚活イベントが多いので「異性の友人を増やす」というところから再婚活をスタートさせたい方にです。

大阪市は飲食店も多く婚活パーティが多数開催されています。交通のアクセスがよいので、他の市から参加してもその後のデートに支障はありません。

離婚率が高い大阪（2012年は沖縄に次いで2位）はバツイチを告白しても特に驚かれない傾向があり、バツイチ同士の再婚も多く周囲も再婚に好意的です。

結婚相談所のサンマリエでは埼玉、千葉、福岡、大阪などで「ラーメン婚活」というイベントがあり大盛況でした。参加費が1,000円からとリーズナブルで都道府県によってラーメンの種類も違うので、気軽に楽しく参加できるでしょう。

アニメ専門チャンネル「アニマックス」と街コンがコラボした「アニコン」も、参加者全員がアニメ好きなので意気投合することが多い企画です。現在も募集中のイベントです。参加するだけでも楽しいのではないでしょうか。

J婚もユニークです。Jは自衛隊のJです。仕事柄出会いの少ない自衛隊の男性と一般女性がお見合いをする企画です。安定した収入と仕事であることから女性にじわじわが出ています。

年代が違えば、婚活の取り組み方にも違いが出てきます。その年代に応じた婚活方法を紹介します。

20代はバツイチであっても、ほぼ初婚のような婚活で再婚が期待できるベストな年代です。若い時の失敗は情熱的であった分、破綻した時の傷は大きくトラウマになりやすい傾向にあります。

婚活サイト、婚活パーティ、結婚相談所などがありますが、まずはリハビリで恋愛を始めることからスタートしてもよいでしょう。その意味では結婚相談所にいきなり入会するよりも、手軽に始められるマッチングアプリや婚活サイトがです。

20代は体力があるので、婚活サイトだけでなく週末や平日夜に時間を作って婚活パーティに参加してみるのもよいでしょう。

バツイチ子持ちの場合はまだ子どもが小さく、新しい親を受け付けやすい一面があります。不安はあって当然ですが、子どもを犠牲にして独身を貫くことが正解とは限りません。逆に子どもにとって将来「重荷」になることがあります。子どもと一緒に幸せになるんだと発想を変えてみましょう。

30代は離婚率が一番高い年代です。男性は一度失敗して少し自分の時間がほしい人が多いでしょう。女性は出産のリミットもあり、子どもが欲しい人は焦りがでてきます。

しかし、厳しいことを言うとどれだけ女磨きをしても、男性はパッと見綺麗な30代より普通の容姿の20代を選びます。若作りよりも落ち着きのある年相応の余裕を感じさせる女性を目指しましょう。年上女性が好きな男性は存在するので、離婚歴があっても溌剌と働いていると社内に出会いがある可能性もあります。

もう少し積極的に活動したい人は、バツイチ限定やバツイチ理解者限定の婚活パーティがです。年齢と婚姻歴をクリアした形で出会えるので気軽に参加できます。出産を考えている人は結婚相談所がです。30代～40代の会員が多いので出会いもチャンスが期待できます。さらに、結婚相談所の成婚率で3割はバツイチの人というデータもあります。

40代でのバツイチ再婚はハードルが高いのは否めません。求められるのは「自立」していることです。仕事においてキャリアがあり、金銭的にもメンタル面でも成熟した安定感のある人は魅力的です。人生経験豊富な異性に惹かれる年下との出会いもあるでしょう。

また、共通の趣味がきっかけで出会って再婚する人も少なくありません。趣味があれば会話が弾んでお互いに楽しい時間を過ごせます。出かける機会も増え自然に身ぎれいになると、相手が好意を持ってくれることもあるでしょう。

結婚相談所に入会するときは安い金額ではないので、40代以上の会員の多いところを選びましょう。バツイチ子持ちの場合は未就学児なら比較的すぐなつき、高校生以上であれば理解を示す子どもも多いでしょう。一方、小学校高学年から中学生になると思春期・反抗期の真っただ中なので、難しい傾向があります。

バツイチよりも、バツイチ子持ちの方がハードルが高くなるのは仕方ないことです。他人の子どもを育てる際の親子関係の難しさやその子どもを愛せるかを考えると、二の足を踏んでしまいます。もし実子が産まれた時に平等に愛情を注げるかも悩むでしょう。結果的に相手が真面目な人であればあるほど最初から断られるケースが多いでしょう。

バツイチ子持ちを卑屈に捉えず明るく心に余裕のある女性は、それでも再婚して幸せになります。婚活サイトでも最初に紹介した「マリッシュ」はバツイチ子持ちに理解があり、応援してくれる安信度の高いサイトです。バツイチ子持ちでもよいという人を検索することもできます。

子どもの存在をオープンにして交際してくれる人が現れたら、子どもも新しい父親や母親ができることを前向きに考えているかよく確認することが大切です。再婚を焦るあまりに「良い人だ」だと押し付けるのはNGです。

大手の婚活パーティーで代表的なのが「PARTY☆PARTY」です。大手結婚相談所IBJが主催しているので安心感があります。「バツイチ限定」「バツイチ理解者限定」などのパーティーも多数あります。

パーティーではPARTY☆PARTYオリジナルのiPadを使って進行します。申し込み時に登録したプロフィールが反映されているので、相手の興味のひく話題をすぐに見せて話題にすることができます。

会話後、iPadから気に入った異性３名まで選ぶことができ、ボタンを押すことで集計からカップリングの成立まで画面上で確認できます。ここまでがPARTY☆PARTYのサービスとなります。

カップリングが成立した人は連絡先を交換しても食事に行っても構いません。バツイチの人は卑下しがちですが「離婚した人」ではなく、「結婚できた人」と発想の転換をして臨むのもよいでしょう。

どの年代にも共通するのがバツイチをマイナスに捉え、婚活に不利だと考えている人が多いということでしょう。たしかに敬遠される傾向はありますが、体験談などを見聞きしたりすると本人が過剰に気にするほどではないという印象です。

過去は変えられないけれど離婚してからの人生の方が長いのですから、過去の失敗を経験値と明るく捉える方が出会いのチャンスは広がります。もちろん反省する点は反省して次に活かせるようにすることは重要です。子連れで再婚を考えている方は子どもの気持ちを置き去りにしないように注意しましょう。

出会いは待っていてもやってきません。方法はいくつか紹介しましたが、安定した気持ちで明るく婚活を続けていればきっとまた良いご縁に巡り合えます。