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法事の服装のマナー・「平服で」と言われた時の服装・子供の服装

Author nopic iconかの
カテゴリ:フォーマル

初回公開日:2018年03月02日

更新日:2020年03月02日

記載されている内容は2018年03月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

法事の服装のマナー・「平服で」と言われた時の服装・子供の服装

法事の服装のマナー

法事に招かれた場合には、なるべく参列すると言うのがマナーです。法事は50回忌まであり、そのすべてに参列されると言う事はあまりいらっしゃいませんが、その回忌ごとに、服装についてもマナーが必要になります。また、法事は回を追うごとに、徐々に喪の表現を少なくしていき、服装も合わせて控えめなものになっていきます。

また、法事に参列者として出席される場合には、施主の方から案内状が届きますが、これは返信用封筒で送られてきますので、これを1週間までに返信するのがマナーとなっています。

もしも欠席するというのであれば、なるべく早くお返事をしなくてはいけません。その場合は、お電話や返信用のはがきにお詫びの言葉を一言添えておくと良いでしょう。法事では守らなければならないマナーはいろいろありますが、今回はまずその服装についてお話ししていきましょう。

男性の法事の服装

一般的に法事は三回忌まではきちんとした喪服を着用しましょう。法事に招かれた際の服装は、男性の場合はスーツを着用します。法事の際に着用するスーツはシングルもしくはダブルのどちらかを選びます。色は黒で統一しましょう。ワイシャツは白いものを着用し、ネクタイや靴下、皮靴もそれぞれ黒い色のもので統一して下さい。

男性の場合の正喪服

法事では三回忌までは喪服を着用するのがマナーです。そのため、男性の喪服の服装は黒のモーニングコート、ズボンは地味な縞柄を選び、ワイシャツは白い無地のものを着用します。モーニングコートについては昼間の服装になりますので、通夜に参列する場合には、黒の上下のスーツに黒いネクタイ、白のワイシャツを着用して下さい。

男性の準喪服と略礼装

男性の場合の準喪服は、ブラックスーツと白のワイシャツ、ネクタイもスーツに合わせ黒い色のものを選んでください。また 三回忌以降は、男性も略礼装を着用しても構いません。男性の場合の略礼装は、黒い色のスーツのほかにも、濃い紺色や、ダークグレーのシンプルなデザインのスーツを着用しても構わない、とされています。

ブラックフォーマルに用いられている素材は、特殊な染め方をしており深い黒色になるよう作られています。これを一般に「スーパーブラック」といわれています。普段着用している黒い色の服とは異なっていますので、略礼装の場合はブラックスーツやジャケットで代用しないよう心がけてください。

女性の法事の服装

法事は三回忌までは喪服を着用するのがマナーです。それ以降の法事の場合であれば略礼装でも構いません。女性の場合は、法事に招かれた場合には黒のワンピース、もしくはスーツを着用します。

夏の暑い時期に法事に招かれた場合であっても、肌の露出の少ないものを選び、黒、もしくは肌色のストッキングを必ず着用して下さい。男性の場合と同じく、靴やバッグは黒い色のものを選びます。そのほか、髪飾りやその他の小物についても黒いものを選びましょう。アクセサリーはパール、もしくはオニキスを用意しましょう。

女性の場合の準喪服と略礼装

法事の場合に着用する準喪服は、ワンピースやスーツ、アンサンブルといったものを選びます。その際、フリルやレースのついた華やかなデザインのものは選ばないようにしましょう。袖丈は5分丈、もしくは長袖のものを選び、スカートもあまり短くならないよう膝丈のもの、もしくはミディアム丈のものを選びましょう。

また、女性が法事に参列する場合の略礼装に関しては、パンツスーツを着用しても構いません。ですがその場合は、あまりスリムで体にフィットしたデザインのものや、華美なデザインのものは避けるよう心がけましょう。あまり体にフィットしない、少しゆったりとしたデザインのスーツを選んでください。

法事に着用するマタニティ

妊娠中の方は葬儀に参列しない方が良い、ということもよく聞く話ではあります。ですが、妊娠中の方が葬儀、または法事に参列してはいけない、といったルールはありません。ただし、妊娠中の方は体調を崩しやすいこともありますので、ご迷惑にならないよう、マナーや注意点を守り参列して下さい。

体調が悪い場合には無理をせず、欠席する旨をご遺族の方にお伝えしておきましょう。お店に行くと妊婦用の喪服も販売されています。妊娠中に葬儀や法事に参列するということはあまり多くありません。なるべくであれば代用品を用意しておきたいものです。

その場合には、以下のことに注意をしておきましょう。妊娠中の方が法事の場合に着用する服装は、おなかに負担のかからないワンピースがおすすめです。また、季節にかかわらず、足元を冷やさないよう厚めのストッキング、またはタイツを着用して下さい。

妊婦の方は冷えない服装を

夏の場合でも体を冷やさないようカーディガンやストールを用意しておくと良いでしょう。

妊娠中の方が法事に参列される場合には、ヒールのあるものは避け、なるべくフラットシューズで参列することをおすすめします。また、法事に参列する場合の服装のデザインとしては、きらびやかなデザインのものでなければ構いません。ワンピースの色は黒い色ものものを選んでください。

子供の場合の法事の服装

ご親戚の方や、ご家族でお世話になっている方の法事の場合には、お子さんも一緒に法事に参列する場合があります。お子さんが学生であり、学校指定の制服がある場合には、制服を着用していくのが基本です。

制服がない場合には、男のお子さんであれば黒か濃い紺色、ダークグレーといった、黒に近い色のブレザーとズボン、ブレザーの中には白いワイシャツを着用します。また、ネクタイを身に付ける場合には、ネクタイも黒い色のものを選ぶのが一般的です。

女のお子さんの服装は、黒のワンピース、または黒い色に近い濃い紺色やダークグレーのブレザーにスカート、白いブラウスを着用すると良いでしょう。女性のお子さんの服装は、特にカジュアルになり過ぎないよう注意して下さい。

幼児の場合の法事の服装

3歳から5歳程度のお子さんが法事に参列する場合の服装については、ご遺族の方から「簡単な服装で」とお話しされる場合があります。ですが、その通りにして、カジュアルな服装で参列するのはマナー違反となります。

小さなお子さんの場合でも、きちんとマナーを守った服装で法事に参列するよう心がけましょう。例えば、男の子の場合であれば白い無地のシャツにズボン、ブレサーといった服装で参列しましょう。また女の子の場合には、黒や濃い紺色、ダークグレーといった無地のワンピースまたはジャンパースカートを選ぶと良いでしょう。

赤ちゃんの法事の服装

赤ちゃんを法事に参列させる場合の服装は、特に気にする必要はありません。ただし、ベビードレスを着用させる場合にも、レースやフリルがついた派手なデザインの服装は避けておきましょう。また、色についても色が多く好まれます。また、赤ちゃんを法事に同席させる場合には、泣き始めてしまったことを考えて、音の出ないおもちゃを用意していくと良いでしょう。

もしも泣き始めてしまった場合には、すぐに退席するよう心がけましょう。泣き出してしまったら、すぐに退席できるよう、出入り口に近いところに着席すると良いでしょう。

ケース別の法事の服装のマナー

法事は故人をしのぶ大切な用事でもあります。そのため、その法事が何回忌であるかにより、マナーを守った服装を心がけましょう。また法事では、年数を重ねるごとに喪の意味が薄れ、徐々に服装も略式になってきますので、それにふさわしい服装を着用しましょう。

49日の法事の服装

49日の法要は、法要の一つの区切りとして考えられています。49日の場合は、初七日をはじめとして7日単位で区切られています。その7週目にあたるのが49日の法要です。49日での法事の服装は、施主の方やご遺族の方は正式な喪服を着用します。ご遺族の方が参列者の方よりも軽装にならないよう、注意が必要です。

49日の法事に参列する場合の男性の服装は、喪服、または略礼装を着用します。基本的には黒の上下のスーツを着用し、スーツの中には白いワイシャツを着用します。靴下の色、はそれに合わせて黒い色のものを用意して下さい。

女性の場合は、喪服かワンピース、スーツ、アンサンブルといった服装で参列します。ご遺族側が「平服でお越し下さい」と案内される場合もありますが、これは「カジュアルな服装で」という意味ではありませんので、注意して下さい。

100日目の法事では

命日から100日目にあたる「百か日」は基本的にご遺族の方だけで供養をします。法事に着用するための服装は、三回忌までは正式な喪服を着用するというのがマナーです。それ以降の法事であれば、地味な服装であれば構いません。

一般的に百か日の法事の場合の服装は、男性の場合は、黒い色のスーツを着用しても構いませんが、それ以外であればダークグレーのスーツ、白い色のワイシャツ、地味な色のネクタイを着用します。

女性の場合も、男性の場合と同じく、濃い色のグレーや濃い色の紺色のスーツを着用します。そのほかの法事の服装と同じく、アクセサリーはパールかオニキスといったものを選び、派手なデザインのスーツやワンピースは選ばないよう心がけてください。

初盆での服装

お葬式の場合であれば、喪服を着用するのが基本となっていますが、初盆の場合、その服装について悩む方は多いでしょう。初盆は暑い時期におこなうものですので、迎える側が正喪服を着用すると、参列される方もそれに準ずる服装をしなければならず、負担をかけてしまいます。

男性の場合であればダークスーツを着用しましょう。女性の場合は黒い色のワンピースかスーツ、黒い色のものが用意できなかった場合には、濃い紺色、またはダークグレーといった、地味な色のワンピースかスーツを着用し、レースやフリルのついていないシンプルなデザインのものを選びましょう。

靴は光沢のない、黒い色のもので、ヒールの高くない靴を履きます。初盆の場合も、そのほかの法事と同じく、必ずストッキングを着用しますが、黒、または肌色のものを用意しましょう。

一周忌の法事の服装

一周忌の法事の服装は、喪服を着用して参列します。一般に、三回忌までは喪服を着用するのがマナーです。三回忌までは喪服を着用しますが、それ以降の場合であっても、喪服を着用してもマナー違反ではありません。そのため、一周忌でも喪服を着用していきます。男性の場合の一周忌の基本的な服装は、黒い喪服、または略礼装を着用して下さい。

ネクタイについても黒い色のものを選び、ワイシャツは白い無地のものを着用します。靴下や靴は、光沢のない黒い色のものを用意しましょう。女性の場合の一周忌の基本的な服装は、黒い喪服を着用します。

そのため、黒い色のワンピースやスーツを着用します。法事に参列する場合には、素足で参列してはいけません。必ず黒い色か、もしくは肌色のストッキングを着用しましょう。

三回忌の法事の服装

三回忌は、服装についても一つの区切りをなりません。ですが、三回忌では喪服を着用するのか、平服を着用するのかについて迷われる方も多くいらっしゃいます。三回忌での服装のマナーは、三回忌を基準として喪服を着用し、それ以降は回を追うごとに喪の表現をなくし、徐々に平服に近づけていくというのがマナーです。

ご遺族側は喪服を着用し、招かれた側は略礼装、または平服で参加するのが一般的となっています。参列する側の服装のマナーとして、三回忌では喪服を着用しなくてもマナー違反ではありません。三回忌の法事では、地味な平服、または略礼装を用意しておくと良いでしょう。ですが、あまり軽装にならないよう注意が必要です。

平服で参列される場合には、黒か濃い紺色、ダークグレーといった落ち着いた色合いの無地のものを選びましょう。基本的なマナーとして、参列する側がご遺族側よりも格上の服装になってしまってはいけません。

7回忌の法事の服装

法要は、僧侶の方にお経をあげてもらう儀式のことを言いますが、法事は、会食までを行う一連の行事のことを言います。法要と違い、法事の場合は喪服を着用しなければいけない、といったマナーはありません。

法事は、何回忌であっても喪服を着用して構いません。また、7回忌ともなると「平服で」と案内状に書かれる場合がありますが、これをそのまま受け取り、カジュアルな服装で参列しないよう注意して下さい。

7回忌で平服を着用する場合には、普段着ではなく、男性の場合は黒、または濃い紺色、ダークグレーのスーツ、女性の場合も同じ色のワンピースまたはスーツを着用しましょう。間違ってもTシャツやジーンズといったカジュアルな服装をしてはいけません。

13回忌の法事の服装

13回忌の服装は、一番格式の低い略礼装を着用します。これは、「喪服の中で一番カジュアルな格好」という意味です。男性の場合は、黒や紺、ダークグレーといったダークスーツを着用します。

女性は黒か紺、ダークグレーのワンピース、またはスーツを着用し参列しましょう。基本的には地味な色を選ぶのが 13回忌の服装のマナーです。三回忌以降は「平服で」と案内状に書かれることが多くなりますが、普段着で参列しないよう心がけてください。

17回忌の法事の服装

17回忌の場合も、13回忌の法事の服装と同じく、略礼装を着用していきます。三回忌を過ぎると徐々に喪の意味が薄れてきますが、服装といったマナーは必ず守るよう注意して下さい。そのため、光ものは身に着けず、女性の場合はストッキングも必ず着用しましょう。

故人の方が亡くなられてから 10年以上経過していることになりますが、法事のマナーや慣習は、亡くなられた方への供養の気持ちと感謝を表すものです。その気持ちを示すため、きちんとマナーを守る必要があります。

23回忌の法事の服装

23回忌の法事の服装は、13回忌や 17回忌の服装でも構いません。ただし、服装についてはカジュアルになり過ぎないよう注意しましょう。17回忌以降ともなると、喪服を着用しなくても構いませんが、マナー違反が心配ないようであれば、喪服を着用しても構いません。

27回忌の法事の服装

27回忌の法事は、亡くなられてから26年が過ぎてから行われる法事のことを言います。そのため、27回忌の法事は親族だけで小規模に行われることが多くあります。26年経過しているということもあり、亡くなられた方のことをご存じない方も多く、身内で行われることが多いものですが、亡くなられた方の冥福を祈るため、きちんとしたマナーを守りましょう。

27回忌の服装は、喪服を着用しても構いませんが、略礼装、またはそれに準じる服装で行います。27回忌の服装は、これまでの法事の服装と同じで構いません。男性は黒いスーツ、またはダークグレー、濃い紺色のスーツでも構いません。

ネクタイは黒を選び、ベルトや靴下もそれに合わせ、黒いものを選びましょう。ワイシャツは白い無地のものを着用します。女性の場合もこれまでの法事と同じく、黒いワンピースやスーツ、アンサンブルを着用します。小物はすべて黒で統一しておきましょう。

33回忌の法事の服装

法事での服装は、三回忌以降は喪服を着用しなくても構いません。そのため、男性の方がダークスーツであれば女性の方も同じく、地味な色のワンピースやスーツで構いません。ただし、これはその地域やお家によっても考え方が異なりますので、前もって確認しておいた方が良いでしょう。

ご遺族側にご高齢の方がいらっしゃる場合には 、特に注意が必要です。三回忌以降の法事では、地味な服装であればマナー違反とはなりませんが、旦那様の父方の親戚であれば、何回忌であろうと喪服を着用するといった決まりがある場合もありますので、確認の必要があります。

37回忌の法事の服装

37回忌ともなると、「ラフな格好で参列しても良いのではないか」と考えていらっしゃる方も多いですが、あまりカジュアルな格好で法事に参列される方はいらっしゃいません。37回忌であっても喪服、または黒を基調とした落ち着いた服装で参列して下さい。

身内だけで行われる法事であっても油断は禁物です。特にご高齢の方がいらっしゃる方は注意が必要ですので、喪服、または略礼装を着用して参列された方が無難です。

50回忌の法事の服装

50回忌は最後の法事となります。ですが、必ずしも喪服を着用する必要はありません。50回忌の法事で着用する服装は平服で構いません。とはいえ、カジュアルな服装はマナー違反となるため、スーツや白いワイシャツ、黒のネクタイが無難でしょう。

女性の場合も同じく、無地や地味な色のワンピース、スーツアンサンブルを着用しましょう。また、アクセサリーはなるべく身に着けないのがマナーです。

家族のみで行う法事

最近では、葬儀も家族のみで行われる方も多くいらっしゃいます。参列者の方をお招きしないのに、正礼装を着用するというのも少しおかしな気がします。この場合、正礼装を着用する必要がありませんが、法事には違いがありませんので、きちんとした服装で法事を行いましょう。

法事は、亡くなられた方の冥福をお祈りするための儀式でもありますので、落ち着いた色の服装を選ぶ必要があります。男性の場合であれば、黒い色か地味な色のスラックスと白い色のシャツ、女性であれば暗い色のワンピースを着用すると良いでしょう。

故人との間柄別法事の服装のマナー

例えば、亡くなられた方とごく親しい間柄であった場合には、遺族の方に「平服で」とお話しされる場合があります。ですが、それを鵜呑みにせず、喪服、または準礼装で法事に参列するよう心がけましょう。

お世話になった方や、近しいお付き合いをされていた方の法事に参列する場合には、きちんとした服装をしてマナーを守り、ご遺族の方とともに亡くなられた方の冥福をお祈りしましょう。

身内

法事は年数が経過すると身内のみで行われる方も多く、服装についても正礼装を着用する必要はなくなります。法事の服装は、三回忌までは正式なものを着用し、それ以降は徐々に略礼装を着用することになります。

一周忌まではご遺族や親族以外にも、亡くなられた方のご友人や知人の方も集まることがありますが、三回忌以降ともなると、ご遺族、または親族のみで執り行われることが多くあります。身内のみで行われる法事にお招きいただいた場合には、三回忌までは葬儀のときと同じ服装で参列します。

「平服で」と言われた場合でもカジュアルな服装ではなく、スーツ、またはワンピースといった服装で参列して下さい。

特に女性の場合は、夏に執り行われる法事でストッキングを着用し忘れる方がいらっしゃいます。法事ではストッキングを必ず着用するのがマナーですので、必ず黒、または肌色のストッキングを着用するのを忘れないよう心がけましょう。

親族

7回忌からの法事は、遺族や親族だけで小規模に行われることがほとんどです。三回忌までは親族の方も喪服を着用しましょう。それ以降であれば地味な色の平服でも構いません。ただし、施主の方が参列者よりも格下の服装になってはいけません。男性の場合はブラックスーツ、または黒い色のネクタイを身につけます。

7回目以降は略式でも構いませんが、男性の場合は、基本的に喪服を着用しておいた方が無難でしょう。また、女性の場合はご親戚であれば準喪服、または略礼装で構いません。そのため、黒のワンピースやアンサンブル、スーツを着用します。黒い色のものが用意できなかった場合には、ダークグレーや濃紺のワンピース、またはスーツ、アンサンブルを用意します。

髪型やその他の注意

法事も回数を重ねるごとに徐々に略式の服装で参列することになります。そのため、平服で法事を執り行うことがありますが、その場合もノースリーブやミニスカート、ショートパンツはマナー違反です。また、細かいようですが、髪の色に関しても金髪に近い茶髪や、奇抜なヘアスタイルは法事の場にふさわしくありません。

親戚が集う法事の場面では、動きやすい服装をしていきましょう。てきぱきと働き、気の利くところを見せないと、後ろ指を指されてしまう場合もあります。これは、地方で執り行われる法事の場合や、古い慣習のある家では特に注意が必要です。

嫁の立場として「役に立たなかった」と思われてしまっては、身内に迷惑がかかってしまいます。そのため、喪服を選ぶ場合には、スーツやアンサンブルを着用する場合でも、動きやすいよう少し緩やかなデザインのものを選びます。フレアスカートといった足元が動かしやすいデザインのものがおすすめです。

会食する場合の服装は

会食が用意されている場合がありますので、その場合に備え、黒い色のエプロンや、白い色の割烹着を用意しておきましょう。また、会食をとり行なう際に、着替えを用意しておく方法もあります。

その場合は、あまり派手ではないデザインや色のものを用意しておきましょう。とはいえ、着替えを用意しておくと荷物にもなりますので、あらかじめ動きやすい喪服を用意しておきましょう。

そのほか、お酌をする際にはエプロンや割烹着をつけたままだと失礼になってしまうので、必ず外すのを忘れないよう注意して下さい。

季節別の法事の服装のマナー

法事の服装は、常にマナーを抑えておく必要があります。法事での服装は、その法事の規模や季節も影響します。暑い時期の法事では、暑さが気になるところではありますが、夏や冬といった厳しい気候の法事でも、きちんとしたマナーに則り法事に参列する必要があります。それでは次に、季節ごとの服装についてご説明しましょう。

春にとり行なわれる法事では、その日によって、暖かく少し汗ばむ日もあります。その場合には、薄手の喪服、または略礼装の上にジャケットかカーディガンを羽織っていくと良いでしょう。

また、その日によって着用する喪服の素材を選び分けると良いでしょう。麻の素材のものであれば、汗を素早く吸収してくれますし、涼しく感じます。ただし、ジャケットを脱いだ時に見栄えが悪くなるため、中に着用する服装は7部袖か8部袖のものを選んでください。また、ボタンについても必ず黒いボタンが付いているものを選びましょう。

夏に執り行われる法事では、あまり肌を露出しないよう注意しましょう。男性の場合は、丈の短いズボンを履かないでください。また、女性の場合はあまり短い丈のスカートや、胸元の大きく開いた服装をしないよう注意が必要です。そのほか、法事に入っていく靴に、サンダルはマナー違反です。そのほか、女性の場合のパンプスも爪先の見えないものを選びましょう。

春に執り行われる法事とは逆に、秋の場合は肌寒く感じる場合もあります。そういった場合に備え、カーディガン、またはジャケットを着用していきましょう。女性の場合はワンピースを着用していっても構いませんが、法事をお寺で執り行う場合、お寺の中は寒い場合がありますので、インナーに下着を着用していくなど、工夫をしましょう。

冬はコートが必要になりますが、法事に参列する場合に着用するコートは、毛皮やファーといった素材のものを着用してはいけません。これは、殺生を連想させるためです。そのほか、雪の降る地域では、短い靴では靴の中に雪が入り込んでしまうため、ブーツを履いていきたいところではありますが、法事に履いていく靴は基本的にブーツはマナー違反となっています。

これは、法事が行われる地域や、そのお家によっても違いがありますが、移動するときであればブーツを履いていっても構いません。移動の間はブーツを履き、お寺についた際に通常の靴に履き替えると良いでしょう。

宗派別の法事の服装のマナー

法事は、亡くなられた方の冥福をお祈りするためのものですので、きちんとマナーを守る必要があります。服装については、その宗派によっても異なりますので、あらかじめ下調べをしておきましょう。宗派についてはいろいろな宗教がありますが、基本的には黒いものを選ぶというのが一般的です。ただし、その宗教によっては必ずしも黒い色のものを選ぶ必要はありません。

仏教

これまでお話ししてきたとおり、仏教での法事の服装は、男性の場合は黒い色のスーツを着用し、女性の場合は黒い色のワンピースまたはアンサンブル、スーツを着用します。法事に招かれた場合には、黒の略礼装を着用します。黒い色のものが用意できなかった場合には、無地のものであれば紺色やダークグレーといった、地味な色の服装を用意しましょう。

ただし、その地域やお家によってもマナーが異なりますので、あらかじめご遺族の方もしくはご親戚に確認をとっておいた方が無難でしょう。

天理教

天理教で行われる法事には、「1年祭り」があります。1年祭りに着用する服装は、喪服または略礼装を選びます。「平服で」と案内があった場合には、略礼装、またはそれに準ずるダークスーツまたはワンピースを着用して下さい。

ですが、平服でと案内があった場合でも、ワイシャツやネクタイ、靴やバッグといった小物は喪服の時と同じマナーを守る必要があります。男性の場合はブラックスーツに白いワイシャツ、ジャケットはシングルまたはダブルのものを着用します。

ネクタイや靴下、ベルト、靴についてはすべて黒い色のものを選びましょう。また女性の場合の服装は、黒い無地のワンピースもしくはアンサンブル、スーツを着用します。夏の暑い時期であっても肌の露出は控えましょう。また、仏教の場合と同じく必ずストッキングを着用します。アクセサリーを身に付ける場合には、必ず一連のパールのものを選んでください。

キリスト教

キリスト教では、神道と同じように黒い喪服を着用します。そのため、男性であればブラックスーツ、女性であれば黒のアンサンブルや、ワンピースを着用していきましょう。色合いについては仏教ほど厳しいマナーはありませんが、なるべく派手にならないよう心がける必要があります。

キリスト教では必ずしも黒い色でなければならないということはなく、ダークグレーや紺色でもマナー違反ではありません。ただし、靴やバッグ、ネクタイといった小物は必ず黒い色のものを用いましょう。

「平服で」といわれた時の法事の服装のマナー

法事では、三回忌目ともなると、ご遺族の方に平服でとお話しされる場合があります。この場合の「平服で」とは、「普段着で」という意味ではありません。そのため、Tシャツやジーンズ、デニム素材の服装はマナー違反となります。この場合の「平服」とは、略礼装のことを指します。

そのため、男性の場合は黒い色の上下のスーツを着用し、女性の場合は黒のワンピースまたはアンサンブルを着用していきましょう。女性の場合は、男性の場合と違い白いシャツを着用しないのがマナーです。カーディガンやジャケットの下には黒い色のブラウスやカットソーを着用していきましょう。

ネクタイ

法事にお招きいただいた場合には、男性はネクタイを必ず身につける参列しない。この場合は黒い色のネクタイを身につけますが、7回忌以降の場合は必ずしも黒い色のものを選ばなくても構いません。ですが、柄物であったり、派手なデザインのものは選ばないよう心がけましょう。ネクタイの色は、濃い紺色やグレーといった落ち着いた色のものを選んでください。

スーツ

法事では男性は一般的にスーツを着用していきますが、女性の場合、パンツスーツを着用しても良いものなのでしょうか。喪服売り場ではパンツスーツが売られていますが、一般的にはパンツスーツを着用していかない方が無難です。

パンツスーツが必ずマナー違反になるというわけではありませんが、法事が行われる地域や参列される方によってはパンツスーツを着用していくと失礼にあたる場合があります。そのため、女性の場合はスカートのスーツまたはワンピースを着用していきましょう。

ストッキング

夏の暑い時期にとり行なわれる法事であっても、ストッキングは必ず着用するのがマナーです。法事に着用していくストッキングは、黒、または肌色のストッキングを着用して下さい。また、ストッキングは模様が付いていないものを選びましょう。

タイツ

法事では、ストッキングを着用するのが一般的なマナーです。そのため、タイツではカジュアル感が出てしまうため、基本的には着用しないことになっています。ですが、寒い地域や真冬の場合に、厚手のストッキング、またはタイツを着用しても構いません。

とはいえ、一般的にはストッキングを着用するのがマナーであるということを覚えておきましょう。どうしてもタイツを着用していくのが心苦しいというのであれば、黒いストッキングの下に肌色のストッキングを1枚重ねて着用しておきましょう。

法事に履いていく靴は、金具の付いていないシンプルなデザインのものを選びましょう。また、光沢のある靴もマナー違反となっています。色は黒い色の靴を用意します。

法事に履いていく靴は、爪先が出ていない、少しヒールのある靴を選びましょう。女性の場合は高いヒールのある靴を選ばないよう注意して下さい。夏の暑い時期であっても、サンダルといったカジュアルな靴は選ばないよう注意しましょう。

カーディガン

喪服では、上にジャケットを羽織りますが、略礼装の場合には、上にカーディガンを羽織っても構いません。法事に着用する服装は、あまりカジュアルな服装はふさわしくありません。

そのため、カーディガンを上に着用する場合にも、紺色やダークグレー、黒色のものを選びましょう。
カーディガンの下には白いシャツではなく、黒い無地のブラウスやカットソーを着用していくと良いでしょう。

コート

寒い時期にはコートを着用することになりますが、法事で着用するコートは、毛皮や革のもの、ファーといった殺生を思わせる素材のものを選ばないよう注意して下さい。法事ではデザインについてもシンプルなものを選ぶのが基本です。そのため金具の付いていないシンプルなデザインのものを着用していきましょう。

アクセサリー

アクセサリーは一般的にパールのネックレスを身につけます。その場合は一連のものを選びます。法事では、忌み言葉である「二重」のものは避けなければいけませんので、ネックレスに関しても二重のものではなく、一連のものを選んでください。パールは一般的な白いものでも、黒真珠を選んでも構いません。

アクセサリーに関して言えば、なるべく身に着けない、というのがマナーではありますが、結婚指輪であればつけたままでも構いません。石のついた結婚指輪の場合は、掌側に向けておきましょう。

男性の場合は、ネクタイピンはなるべくしないというのがマナーです。どうしてもつける必要がある場合でも、派手なデザインが施されていたり、金色のものは避ける必要があります。

紺色

紺色は正式な喪服の場合は身につけません。紺色やダークグレーといった色合いは、基本的に略礼装の場合に身につけても良いとされている色です。そのため、三回忌以降であれば身につけてもかまいません。男性の場合であれば紺色またはダークグレーのスーツを着用しても良いでしょう。また女性の場合も紺色のワンピースやアンサンブルを着用しても良いでしょう。

法事の服装のおすすめブランド

ご年配の方は、お店で正式な喪服をご用意されている方が多くいらっしゃいますが、まだお若い方の場合には、喪服は高額なため、お買い求めしやすいブランドから喪服を用意しても良いでしょう。最近ではコストパフォーマンスの良いブランドからも喪服が販売されているところも多くあります。

喪服や礼服は弔事や軽視の時にしか着用しないため、使用頻度から考えてもあまり高額なものは購入したくないという方もいらっしゃるでしょう。その場合はどういったブランドから購入するのが良いのでしょうか。

ユニクロ

最近では、セレクトショップから喪服を購入される方も多く、若年層からご高齢の方まで人気のユニクロからも礼服が販売されるようになりました。ユニクロのブラックスーツは上着の部分がパターンオーダーになっていますので、体系ごとにスーツの大きさや形を沸かせることができます。ペースとなるのはナチュラルな天才なため、有効にかかわらず着用可能です。

また、低価格でありながら高級感があり、傷みにくい素材が使われているため法事に着用していっても失礼にはなりません。そのほか、女性向けのワンピースも販売されているため、あまり着用する機会はないという方の場合や、急に招待された方の場合には、ユニクロをご利用になっても良いでしょう。

地域やお家ごとのマナーを守った服装を

法事は、亡くなられた方の冥福をお祈りするためにとり行なわれる法事です。法事は年数がたつにつれ、徐々に喪の意味を薄れさせていきます。

法事では喪服を着用することが基本となりますが、三回忌以降は必ずしも喪服を着用する必要はありません。とはいえ、その地域やお家によっては喪服を着用することがネームとされている方もいらっしゃいますので注意をしておきましょう。

弔事に限った事ではありませんが、亡くなられた方の冥福をご遺族の方とともに祈るため、人のマナーに則った服装を心がけてください。特に仏教はマナーを重んじる宗教でもありますので注意しておきましょう。