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天才には孤独な人が多い理由・名言・おすすめの本|理解されない

Author nopic iconゆう
カテゴリ:名言・格言

初回公開日:2018年02月22日

更新日:2020年01月30日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

天才には孤独な人が多い理由・名言・おすすめの本|理解されない

天才と孤独に関する名言

「人はみな平等」とは言われつつも、現実問題、才能・実力・環境などは人それぞれに大きな差があります。そんな人類の中には「天才」とうたわれ、直接認識がなくても畏敬の念を抱かれる人達がいます。

世界には「天才」と「孤独」を結びつけるイメージも強く根づいており、この2つのキーワードに関連した名言も多数存在します。

この記事では、天才と孤独に関する名言について紹介いたします。

天才に孤独な人が多い理由は?

「天才」と呼ばれる人は実際に「孤独」な人が多いからこそ、この2つの言葉は人々の中で連想されやすくなっています。

それでは、そもそもどうして天才には孤独な人が多いのでしょうか。その原因に迫ります。

天才が孤独なのは、理解されないから

天才が一般人と違う点は列挙し始めるときりがありません。しかし、考え方や行動をみてみると、天才と一般人は「根本的に」違う点が多いのが特徴です。

何か行う、または行ったものが「根本的に」違うということは、他人からは理解されにくいということです。天才は一般人からの共感や理解をなかなか得ることができず、結果として孤独に見られることがあります。

理解できない例①:そもそもの目標が違う

スポーツで全国大会があったとします。全国大会に参加する選手はみな高い能力をもった、各地から選ばれた人達です。

彼らの目指す理想郷は一つ、それは優勝することです。技を競い、スコアを競い、栄冠を勝ち取ろうと必死になります。

そんな中、1人の天才が歴代記録を更新する圧倒的なスコアで優勝することがあります。そんな天才の多くにとっては、「優勝」というのはただの結果の一つに過ぎず、あくまでも目的は「自己満足を極めること」だったりします。

そもそもの目標(ゴール地点)が一般人と異なるということですから、スキルや考え方も制約がありません。誰もが驚く発想や技を繰り出すこともしばしばあります。

「彼は本当に人間なのだろうか」と、あまりの違いに一般人は理解に苦しみます。結果として、天才は孤独の頂点に君臨します。

理解できない例②:「常識」の土台が違う

世間一般の「常識」は孤独な天才の新しい発想によって覆され、新しい「常識」が生まれます。天才が何か画期的なものごとを創造するきっかけは、何気ない「普通」に疑問を抱くことから始まります。

彼ら天才は、一般人が「当たり前」だと思うことを「当たり前」と認識していません。常にものごとを新鮮な眼差しで捉え、それに対して改良や改善を試みようとします。

このことから天才は周囲の人間と「常識」の土台が違い、理解や共感が難しくなります。結果として天才のみる世界は孤独なものへとなっていきます。

どうして天才は「変人」などと言われるの?

「分ける」という言葉と「分かる」という言葉は語源が同じです。人は「分ける(分類する・区別する)」ことで世界を見て、その中で自分自身の存在意義を形成します。

そして、理解が及ばないことがら、つまり具体的に説明できないものに遭遇すると、多くの場合はそれを自らの世界からシャットアウト(拒絶)したり、自分にとって都合のいいように変換することで自分自身の存在意義を保ちます。

そうしなければ自らの形成した世界が壊れ、自我が崩壊する危険があるからです。

天才の思考回路や価値観は読み切れないものがほとんどです。このような天才の思考回路や価値観、行動概念などについて具体的に説明しようとすると脳がパンクしてしまいます。

よって人は「ああ、この人は変人なんだ」と一言で結論づけることがあります。天才と呼ばれる人が「変人」とも言われる理由は、そのような安っぽい言葉でしか存在を表せないからです。

「神」をどのように言い表しますか

スポーツ界や各分野に存在する革新的で秀でた人物は「神」と称されることがあります。彼らも同様に、何が「神」なのかと一般人に説明を求めると、「何だかよくわからないけど、すごいんだ」といった、どこか抽象的な表現になります。

人は自らの限界や常識を遥かに超えたものに遭遇したとき、それを表す言葉は抽象的な安っぽいものになります。

天才は、思考や行動が理解されず、「変わった人」と言われ、孤独になりやすい傾向にあります。

天才と孤独を結びつける名言集

大変お待たせ致しました。それでは、いろいろな名言を紹介いたしましょう。

孤独は人を賢者にする

タレントでもあり歌手でもある美輪明宏さんが残した孤独に関する名言です。

人は誰かといると気が散って物事を深く考えることができません。孤独になったときはそれができるチャンスとなります。

最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる

美輪明宏さんの名言に近い言葉を、発明家のトーマス・エジソンさんがこのように残しております。

独りになることで最上の思考が完成していき、その人は天才となるのでしょう。また、多くの人と群れているうちには良い思考はできず、「最低の思考」とまでに酷評しています。

独りでいる力をつけよ、孤独の利点を失うな

イングランドの作家であるトーマス・ブラウンさんの言葉です。「孤独」という状態に対する重要性を説いています。

君が独りの時、本当に独りの時に、誰もできなかったことを成し遂げろ

ビートルズのボーカル&ギター担当で有名な天才、ジョン・レノンさんの言葉です。

彼も孤独なときに大きなことを次々と成し遂げていったのでしょう。

私は孤独が好きだ。若い時は苦痛に感じるかもしれないが、年が経つとそれが心地よくなる。

20世紀最高の天才とも称されるアルベルト・アンシュタインの名言です。

天才になるにつれて、「孤独」という環境が自身に適しているように思えてきたのでしょうか。彼が言うことでより一層深みが増します。

一人立てる時に強きものは、真正の勇者なり。

劇作家だけでなく、詩人や思想家としても有名なドイツのシラーの言葉です。

物語に出てくる勇者は、ハッピーエンド・バッドエンド問わず天才と称えられることが多いです。勇者は孤独を知るからこそ、ここぞというときに強さを発揮するのでしょう。

独創は天才の唯一の証である。

フランスのモラリスト、ヴォーヴナルグの言葉です。孤「独」に「創」造すると書いて「独創」となります。

天才は理解されにくいがために、創り上げたマスターピースを通して一般人に存在の証明がなされていくのでしょう。

天才と孤独に関するおすすめの本

最後に、天才と孤独に関する本を2冊紹介いたします。

入門編「アルジャーノンに花束を」

TBSテレビでドラマにもなったダニエル・キース著の小説「アルジャーノンに花束を」には、天才になって孤独になっていく人物が登場します。

ネズミのアルジャーノンを天才にする(知能を人工的に高める)実験に成功した博士と教授は、知的障害者の主人公チャーリーに人体実験を試みます。結果として実験は成功。チャーリーは知能を日々上げていき、大学生や教授達はおろか、誰よりも天才となっていきます。

しかし天才となることで、働いていたパン屋の同僚や教授達との間に溝が深まり、孤独になっていきます。

ストーリーの結末はぜひご自身で読んでみてください。ベストセラーにもなった、高評価の声を数多く聞くこの作品は、読破する価値が十分にあります。

上級編「読書について」

こちらは小説ではなく哲学書です。一文あたりの情報量が極めて多く、深く思考させられるものですので一般人にはオススメできません。

著者はショーペンハウエル。「読書とは、他人に物事を考えてもらうことである」という強烈なキャッチフレーズをもつ本書は、「多読の毒」、つまり何も考えずに本をたくさん読むと、かえって毒になるという内容が記されています。

ショーペンハウエル自身も「才知に富む人間は隠遁閑居を好む。ことに精神的に優れた人であってみれば、いっそ孤独すら選ぶ」と、天才と孤独の因果関係を説いています。

天才は「孤独」を超越し「孤高」となる

「天才は孤独」とはよく言われますが、彼らには明確な思考・行動水準があり、それに従ってひたむきに情熱を注いでいます。

天才の目的を理解することは難しいのですが、その目的意識はとても鮮明です。「孤独」というよりは「孤高」という表現がより適しているのではないでしょうか。