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泣きたいのに泣けない人の心理と原因・泣く方法|自律神経

Author nopic iconきみどり
人の心理 / 2018年02月28日
泣きたいのに泣けない人の心理と原因・泣く方法|自律神経

泣きたいのに泣けない人の特徴って何?

「本当はとても悲しいのに泣けない」「心の中では凄く感動しているのになぜか涙が出ない」など泣きたいのに泣けない人は、もどかしく歯がゆいおもいをしているのではないでしょうか。それでは、泣きたいのに泣けない人にはどのような特徴があるのか紹介します。

感動しても泣けない

泣きたいのに泣けない人は感動しても泣けないのが特徴です。「映画を観て感動したけれど、泣けない」「スポーツ番組で、応援しているチームが優勝して感動したのに泣けない」など、心の中では感動しているはずなのに泣けません。

また、泣きたいのに泣けない人は「彼氏からサプライズでプロポーズされた時」「結婚式で両親に手紙を読む場面」など、自分の身に起こった感動する場面でも泣くことができないでしょう。愛する恋人からのプロポーズは夢のように嬉しく、両親への手紙も本当に心から感謝を込めて読んでいても、なぜか涙は出できません。

大切な人が死んでも泣けない

泣きたいのに泣けない人には大切な人が死んでも泣けない特徴があります。「幼いころから可愛がってくれた祖母が亡くなった」「大好きだった父が亡くなった」など、自分にとってかけがえのない人を失った時の悲しみは言葉では言い表せません。

しかし、大切な人の死こそ泣くことができないケースも少なくありません。身近な人の死は現実として受け入れがたく、「死んだなんて信じられない」と実感が湧かないため、泣きたいのに泣けない人もいます。

また、祖父母や両親が亡くなった場合、葬儀の段取りや親戚への対応などやらなければならないことがたくさんあり、泣いている暇などない状態にあるのも事実です。亡くなってしばらく経ってから、やっと実感が湧いてきて悲しみに暮れる人も少なくありません。

人前では泣けない

泣きたいのに泣けない人の中には人前では泣けない人もいるでしょう。特に日本人は幼いころから「みんなの前で泣くなんてみっともない」と、人前で泣くことを止めるようにしつけられてきた人もいるでしょう。

泣きたいことがあっても歯を食いしばり泣かないように耐え続けてきた人は、泣きたい場面に遭遇しても涙をこらえてしまいおもうように泣けないでしょう。

しかし泣きたいのに泣けない人の場合、人前では泣けなくても一人になった時に泣いているため、大人ならば多くの人が経験していることだと言えます。

泣きたいのに泣けない人の心理とは?

「泣こうとおもうのに涙が出ない」「泣きたいけれど、我慢してしまって泣けない」など、泣きたいのに泣けない人にはさまざまな心理が隠されています。しかし、人前で泣くことがないため、周囲の人からは「冷たい人」と白い目で見られたり、「我慢強い人」と誤解されることも少なくありません。それでは、泣きたいのに泣けない人の心理を紹介します。

恥ずかしい

泣きたいのに泣けない人は泣くことを恥ずかしいとおもっています。テレビや映画を観て感動して泣く人もたくさんいるでしょう。その時、周囲に泣いたことを知られるのは、何となく恥ずかしいと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

人は笑うことはごく普通の感情と捉えますが、泣くことに対しては珍しい目で見てしまいがちです。笑っている人には注目しなくても、泣いている人には「どうしたのだろう」「何かあったのかな」とつい見入ってしまいます。

泣くことは何か特別な理由がない限り表に出さない感情であり、泣きたいのに泣けない人にとっては、どうしても「恥ずかしい」「人に見られたくない」といった想いが強くなります。そのため、泣きたくても堪えてしまうでしょう。

カッコ悪い

泣きたいのに泣けない人は泣くことをカッコい悪いとおもっています。泣きたいのに泣けない人は主に男性に多いとされますが、その他にも子供を持つ親や長男長女として育った人などにも見られます。

男性は幼いころから「男は簡単に泣くものじゃない」と厳しく言われて育っています。そのため男性は滅多なことでは泣きません。また、子供を持つ親はどんなに泣きたくても「我が子の前では泣けない」と言った人も少なくありません。親は子供の前では弱い部分を見せられないため、我慢してしまいます。

それと同様に長男長女として育った人も、幼いころから「あなたはお兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ」と言われてきたため、弟や妹の前では泣けず平気な振りをしてしまうでしょう。

強がっている

泣きたいのに泣けない人は単に強がっているだけの人もいるでしょう。このタイプは日ごろからプライドが高く、自分の弱みを見せたがらない傾向にあります。そのため、本当は泣きたくてたまらなくても「大丈夫」「泣きたいなんておもわない」など、強がった発言をします。強がった態度を見せることで、必死に涙をこらえ自分を保とうとしているでしょう。

負けだとおもっている

泣きたいのに泣けない人は泣くことが負けだとおもっています。この場合は「友人から裏切られた」「上司に怒られた」など、悔しさや怒りの感情を抱いたとき起こりやすいと言えます。

信じていた友人から裏切られた時「絶対許せない」といった気持ちになります。そして「本音は泣きたいけれど、そんな友人のために涙を流すのはバカらしい」と感じ涙をこらえます。また、上司に怒られた場合も「ここで泣いたら負け」と自分に言い聞かせ、泣きたいのをグッと我慢し次の仕事に活かそうとするでしょう。

泣きたいのに泣けない人の原因は何?

ドラマやドキュメント番組を観て感動し涙したり、仲間・身内の幸せを共に喜び泣き、時には悲しみを共に味わうなど、自然に泣くことができる人は「心が優しい人」「人の傷みがわかる人」など、プラスなイメージを持たれます。

それに比べて泣けない人は、「感動するシーンを観てもケロッとしている」「みんなが仲間を想って泣いているのに、あの人だけ泣かずに冷たい」など、泣かないために思いやりのない性格だとおもわれてしまいます。

しかし、泣かないからといって思いやりがないとは限らず、何かしらの原因が隠れていることも少なくありません。それでは、泣きたいのに泣けない人の原因について紹介します。

自律神経が乱れている

泣きたいのに泣けない人は、自律神経が乱れていることが考えられます。むしろ自律神経が乱れていると些細なことで泣きたくなったり突然泣き出すなど、情緒不安定な症状になると考えられがちですが、逆の場合も少なくありません。

自律神経は自分の意志とは無関係に作用するものであると言われています。人間の体内で例えると、腸や心臓の動き・代謝や体温調節などさまざまな働きは、この自律神経によって作用しています。

そのため、生活環境が変わると便秘になったり暑くもないないのに汗をかくなど、無意識に体に異変をきたします。これは自律神経の乱れといって良いでしょう。それと同様に感情も自立神経でコントロールされているため、乱れることで泣きたいのに上手く泣けない状態になると考えられます。

ストレスが溜まっている

泣きたいのに泣けない人はストレスが溜まっていることも原因でしょう。ストレスが溜まり常にイライラしている状態では、心もギスギスして感情豊かになれません。そのため、感動的な場面でも素直に喜べず泣けないでしょう。

また、ストレスが溜まっていると心に余裕が持てません。そのため泣きたいのに泣けない人は周囲のことを考える余裕もなく、誰かのために涙したり感動するといった気持ちになれず泣けません。

辛いことがあり過ぎた

泣きたいのに泣けない人の中には、これまで辛いことがあり過ぎて泣けなくなった人もいます。「学生時代からずっといじめに遭ってきた」「親や配偶者から暴力を振るわれてきた」など、あまりに辛いことがあり過ぎたために感情のコントロールができなくなり、悲しいという感情が湧かなくなったケースもあります。

当然、いじめや暴力を受けることはとても辛く悲しいことです。そして、それに耐え続ける日々は計りしれないほど過酷な状況と言えます。いじめや暴力に耐えづづけている間は、自分の感情を押し殺している状態です。そのため、この状態が長く続くとやがて無感情になり、泣きたくても泣けなくなるでしょう。

泣きたいのに泣けない人が泣ける時とは?

泣きたいのに泣けない人は、この先どんな場面でも泣くことができないのかと言えば、必ずしもそうではありません。考え方や周囲の助けによって泣ける時に遭遇することもあるでしょう。

「泣くのはカッコ悪い・恥ずかしい」「泣けば負けになる」とおもい泣きたいのに泣けない人は、プライドを捨てることが望ましいでしょう。「なにも泣くことは恥ずかしいことではない」「泣くのは人間として当たり前の感情だ」と考えられれば泣けるようになるでしょう。

また、常にイライラして心に余裕がない人や、いじめや暴力が原因で泣きたくても泣けない人は、人の優しさに触れた時に泣けるでしょう。「良くここまで頑張ってきたね」「泣きたい時には泣いても良いんだよ」と言葉をかけられたり抱きしめられることで心が開放され、今まで泣けなかったのが嘘のように泣き出す人も少なくありません。

泣きたいのに泣けない人がなく方法は?

泣きたいのに泣けない人が泣く方法としてまず一つ目は、自分を許すことです。泣けない人は「こんなことで泣いてはいけない」「泣くなんてみっともない」と自分に無理をしています。「悲しいから泣きたい」「大人だってたまには泣いても良いじゃないか」と考えを変えることで泣きやすくなるでしょう。

二つ目は、人との触れ合いを大切にすることです。特におすすめなのはボランティア活動やスポーツなど、何かに真剣に取り組めるものを見つけられれば、それをやり遂げた時の達成感が味わえ感情豊かになります。また、多くの人とコミュニケーションをとることで、仲間を想う気持ちや喜びを感じやすくなり泣くことができるでしょう。

そして三つめは、医師やカウンセリングに相談することです。専門家に相談することで泣けない原因を解明でき解決の糸口を見付け出せるでしょう。

泣けないからといって冷たい性格とは限らない

ここまで、泣きたいのに泣けない人の心理状態などを紹介してきましたが、いかがでしたか。泣きたいのに泣けない人にはさまざまな心理があり、泣けないようになった原因には深刻な過去を背負っている人も少なくありません。泣いていないからといって冷たい性格だと決めつけず、その人にはその人の事情を抱えていることを理解するのも大切でしょう。

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