ずうずうしい人の特徴
ずうずうしい人の特徴を知って、彼らのペースに巻き込まれないようにしましょう。
ケチ
例えば「車で外出するのなら〇○まで送ってくれないかしら」などと声をかけてきます。方向が違うからとやんわり断っても、ずうずうしい人は絶対に引きません。「どうせ車出すんなら同じでしょ」と言って、同乗させることを強要してきます。
ずうずうしい人はこのような時「送ってもらえば時間も交通費も節約できてラッキー」と自分の得になることしか頭にありません。相手の時間や労力などには全く無頓着で、ずうずうしいとしか表現しようがないでしょう。
自分中心
「自分のことが嫌い」よりは「自分のことが好き」な方が好ましいですが、それも行き過ぎるとただのずうずうしい人になってしまいます。自分ことが好きならばこそ、他人の気持ちにも寄り添うようにしなければなりませんが、ずうずうしい人にはそれができないのが特徴です。
他人に優劣をつける
自分より下と決めた相手に対しては、遠慮なくずうずうしい態度を取ってきます。見下した態度を取っても「自分の方が偉いのだから問題ない」と考えてるのでしょう。そして自分より上だと思う人には腰の低さを強調し、気にいられようと必死になります。ずうずうしい人は、人間的に浅はかな人が多いのが特徴だと言っても過言ではありません。
ずうずうしい人が嫌いな理由
人がずうずうしい人を嫌う理由は、土足で心に踏み込まれると感じるからでしょう。人は自分の心を大切にしてくれる人に好感を抱きます。気持ちに寄り添い、想い測ってくれる人になら心を許しても良いと感じますが、ずうずうしい人はそんなことお構いなしに、人のテリトリーに入ってきます。
ずうずうしい人は、相手の気持ちを考えることなどまずありません。常に最優先事項は自分のことで、次に自分の家族や身内、相手のことは二の次です。このような態度が他人に嫌悪感を与えるのはごく自然なことと言えるでしょう。
ずうずうしい人の対処方法
職場
職場にずうずうしい人がいる場合は、上司に相談しそれとなく注意してもらう方法が最善です。ずうずうしい人の多くは権力に弱いことが多く、自分より上の立場の人の言うことはよく聞きます。
損得勘定が働いて「この人に歯向かっては得にならない」と考えていることもあるでしょうが、とにかく仕事上のことでずうずうしい人に苦しめられている場合は、上司の力を借りるのがです。
仕事上のことでない場合は、毅然とした態度を取るようにしましょう。「これ貸して」「これ頂戴」などに毎回応えていると、だんだんと要求がエスカレートしていき、終いにはあなたのすべてを欲しがるようになるでしょう。
学校
また「遊びに来たよ」と突然家にやってきて、ダラダラとお菓子を食べて過ごしたりして、まるで自宅にいるような感覚で冷蔵庫をあさったり、ベッドに横になったりします。中には、なかなか帰らず夕食までごちそうになって行く人もいるでしょう。
このようなクラスメイトには、毅然とした態度を示すことが重要です。物を貸してほしいと頼まれたら、必ず返却期限を同時に伝えましょう。返却期限内に返してもらえなければ二度と貸さないことも約束してもらって下さい。
家に遊びに来た時は時間を区切って下さい。「〇時までならOK」と明確に時間を提示し、時間が来たら帰宅してもらいましょう。うやむやな態度はNGです。
ずうずうしい人は得をするのか
例えばスーパーのレジに並んでいたとして、隣のレジがあいたとたん、ずうずうしい人は躊躇なくそこに移ります。自分の前に並んでいた人のことなど眼中になく、自分が早く会計を済ますことにだけしか意識がありません。
「わたしの方が先に並んでいたんですけど」など言おうものなら、何倍にもなって返ってきますので放っておいた方が賢明ですが、なんとなくモヤモヤとした感情が残ってしまいます。やはりこの世はずうずうしい人の方が得をするようにできているんじゃないか、そう思える瞬間です。
ずうずうしい人は可哀想な人
「ずうずうしくありながら人望のある人」、そんな人はいません。多くの人に慕われ、愛される人は皆ずうずうしさとは無縁の人で、人の心に寄り添い、優しい気持ちで生きています。だからこそ周りにたくさんの人が寄ってくるのでしょう。
ずうずうしい人はだんだんと嫌われ、いずれ孤独になります。普通の感覚で生きている人は、ずうずうしい人と付き合いあいたいとは思わないでしょう。仮にずうずうしい人と仲良くしたいと思う人がいるならば、その人もずうずうしい性格の持ち主です。損得勘定で生きているため、自分に得がないと分かれば平気で切り捨てるでしょう。
ずうずうしい人も待ち受けているのは孤独だけです。したがって、ずうずうしい人は可哀想な人だと言っても過言ではありません。
ずうずうしい人の断り方
ずうずうしい人の要求にはきっぱりと断ることが重要ですが、あまりにもはっきりと言ってしまうと角が立ち、あとあと面倒なことになってしまいます。よって断る時にはそれなりの理由を用意しましょう。第三者の存在を使うのも効果的です。
一例
・「車に乗せて」と頻繁に頼むずうずうしい人には「夫に家族以外は乗せるなって言われちゃった、事故の可能性があるからって」と断る
・「これやっといて」と何でも頼むずうずうしい人には「義母が18時に家に来るので無理です」などとできるだけ具体的に言う
・「家に泊めて」というずうずうしい人には「隣家からうるさいって苦情がきたから泊められない」と言って断る
ずうずうしい人に対しては、時には嘘もOKです。ただし絶対に他の誰かに迷惑のかからないような嘘に限ります。
ずうずうしい人にイライラするときの対処法
イライラする相手とは極力距離を取るようにするのが、心の平安を保つ秘訣です。「近寄らいなで」オーラを出せば、自然と相手は離れていくでしょう。仕事やご近所付き合いなどの関係で、ずうずうしい人とどうしても縁が切れない場合は、適宜ストレス発散を心がけましょう。
ずうずうしい人に対する愚痴を友人、知人に聞いてもらうのもです。愚痴は好ましいものではありませんが、ストレス発散に大きな効果を発揮するのも事実です。時には自分の気持ちが治まるまで、全部吐き出すのも良いでしょう。
ずうずうしい人の体験談
こんな人がいるの!?驚きの体験談
タクシー乗り場で順番待ちをしていたとき「どこまで帰るの?」と声を掛けられた。行き先を告げると、「方向が一緒だから相乗りがしたい」と言うので承諾したら、目的地でお金を渡さずにさっさと降りて消えていった。(36歳/男性)
https://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20131008/Escala_20131008_881096.html
ずうずうしい人のペースに巻き込まれないで
ずうずうしい人は、自分のペースに相手を巻き込んでこようとします。一旦巻き込まれたら最後、いつの間にかずうずうしい人の右腕としてこき使われてしまうことになります。ずうずうしい人のペースに巻き込まれないように、物事をやや俯瞰して見る癖をつけましょう。