大人しい人に向いてる仕事とは?
大人しい人は大きく分けて二つのタイプがあります。元々人に関わりたくない無関心型と、自分からアクションをかけた時の周りの反応が気になってしまう不安型です。
無関心型の人は周りの行動に対してもあまりリアクションを取らないので周りからは大人しい人に見えてしまいます。一方不安型の人は毎回反応をするけれど、オーバーリアクションやツッコミのような発言をする事はないので大人しい人と思われることが多いです。
どんな仕事が向いているか
不安型の人は常に人の目を気にしながら行動するので、相手に対して不快な気分にさせるような態度や失礼な態度を取ることが少ないです。なので、お客様と直接関わる営業や接客業などが向いています。
大人しい人の裏の顔
無関心型の人は自分の意見を人に共感してもらいたいと思うことが少なく、自分自身がそう思っていればいいという事が多いので自己主張する事が少ないです。不安型の人も自分の意見で周りの雰囲気を壊したくない、自分の意見が否定されたらどうしようという気持ちが前に出て発言できないだけで、自分の意見を持っていることが多いです。
大人しい人ほど怒ると怖い
さらに、大人しい人は普段感情を抑えているので喜怒哀楽があまり出てこず、周りには感情が読みづらくなります。そのため、周りからしたら寝耳に水のような状態になるので驚きが大きく、他の人よりも怒らせると怖く感じます。大人しい人にはおおらかな人も多いので、そういう人はさらに何倍も怖く感じるはずです。
ちなみに普段からはっきりと意見を言うタイプの人は、ストレートに言うことが多いのでそういう意味で怖く見られることが多いです。
状況別大人しい人との会話の仕方
職場
上司や先輩
部下や後輩
一番いいのは普段はそんなに会話をしなくてもいざ困った時は聞ける上司や先輩でいること。基本大人しい人には相手の心に踏み込んだり踏み込まれるのが苦手な人が多いので、自分から踏み込んできてもらうように仕掛けましょう。
学校
これは大人しい人以外にも当てはまりますが、相手に対して苦手だなと思うといくら笑顔でいても相手に伝わってしまいます。そして、相手にも苦手意識がうつり余計話が出来なくなります。
会話が始まらないことには何も進展しないので、まずは自分から他愛のない話をしましょう。もちろん延々と話す必要はないので「今日は暑いからアイスが食べたいね。」「○○さんこれ私のお気に入りなんだけど知ってる?」のような会話であればどちらの返答でも会話が続けられます。
同意を求めるような会話でも、知識の共有をする会話でもyesなら話題を続け、Noなら自分と相手との違いを楽しむ会話をしましょう。
サークル
そうすると、つい目立ちやすい人に人が集まりやすくなります。ですが、実は大人しい人もみんなのまとめ役に向いています。
大人しい人は自分から率先して発言をしたりすることは少ないので、リーダーなど先頭に立つ立場には向いていません。しかし、常に冷静に周りを観察することが得意な人が多いので、リーダーシップのある目立つ人とはいいコンビになれる可能性が高いです。
サークル内で大人しい人は冷静に状況を把握していることが多いので、何かで話し合う際には貴重な意見を出してくれたりします。
大人しい人と恋をするなら?
大人しい人は好意を持っていてもあまり自分からアクションを起こしたり、言葉や行動で愛情表現をする事が少ないので相手からするともやもやすることが多いそうです。なので、待つ恋ではなく自分から求める恋をしましょう。
ただし、大人しい人は断るのが苦手な人や自分の中に入ってくるのを警戒しやすい人が多いので、長期戦で徐々に距離を縮めるようにしましょう。
アピール
毎日会う場合:会話でのアピール
会話の中で自分の話を混ぜながら話すと相手に自分のことを知ってもらうことができます。そこでなるべく相手に対し「○○さんは?」と入れると相手の情報も得れます。そこで、共通の趣味や感性、考え方を見つけれるといいです。共通の話題ができるだけでなく共感を得ることで距離を縮めやすくなります。
なかなか会話が弾まない場合は話題を変えるか一旦引きましょう。大人しい人は露骨に嫌な顔をしなくても、話したくない気分や忙しいのに、と思ってる可能性があるので、その場合図々しい人と思われてしまう可能性もあります。
なかなか会えない場合:LINEやメールでのアピール
毎日だらだらと何時間も連絡を取り合っていると話題が尽きるだけでなく、相手から返事をするのが面倒に感じられてしまうこともあります。
そして、必ず終わりはこちらからしましょう。そうすることで次に連絡をするタイミングをこちらからにできます。相手から終りにした場合こちらから連絡が取りづらくなるので、なるべく会話が終わった段階でまた連絡すると言って終わりにしましょう。
大人しい人とのコミュニケーション方法
活発な人やハキハキとした発言をする人は、大人しい人から好意的に見られたり憧れの対象として見られることも多いので、そういう方は大人しい人とのコミュニケーションを取る時だけテンションを合わせてあげましょう。
大人しい人に話しかけるのに勇気がいる人は、挨拶などの簡単な会話の時に「○○さんおはよう」と名前を入れて話しかけるようにしましょう。そうすることで相手からも話しかけやすくなります。
大人しい人との人付き合い
大人しい人に関わらず、最初は苦手だった人が仲良くなるにつれてかけがえのない友人や恋人になることも多いです。相手からのアクションを待つことも悪くはないですが、せっかくなら自分からアクションを起こし人間関係の輪を広げましょう。
大人しい人は一見壁を感じますが、個性としてその人自身を見ていきましょう。意外におちゃめだったりうっかりさんという可能性もあります。仲良くなってきた時に意外な一面を知れるのが大人しい人の魅力の一つでもあるので、ぜひ近くにいる大人しい人と仲良くなってみてください。