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淋し見舞いの書き方・金額の目安・封筒・渡し方・おすすめの品物

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カテゴリ:マナー

初回公開日:2018年03月08日

更新日:2020年02月28日

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

淋し見舞いの書き方・金額の目安・封筒・渡し方・おすすめの品物

淋し見舞いの書き方は?

淋し見舞いとは何でしょうか。呼び方としては「さびしみまい」といいます。関東地方では聞いた事がない言葉です。この淋し見舞いの書き方ですが、「御淋見舞」「御淋見舞い」「御淋し見舞」「淋し見舞い」でそれぞれ全部合っています。

「寂し見舞い」と書いても間違いではないようですが、「寂し」と書くのは現代語です。過去の風習に習うと「淋し」という字が使われるため、「淋し見舞い」の方が良いかとおもわれます。

淋し見舞いの風習とは?

淋し見舞いとは、主に愛知県と岐阜県の一部での習わしだそうです。通夜の長い夜を、ご遺族が少しでも淋しいおもいをしないで済むようにとお渡しする手土産の事を、淋し見舞いというそうです。

同時にご遺族は葬儀の準備などで忙しいので、参列する側がその持参した淋し見舞いでまかなえるように、ご遺族の手を煩わせないための物だそうです。

関東地方でいうお通夜見舞いと意味合いはほぼ一緒ですが、淋し見舞いとしては、お菓子やお線香といった、品物を持っていくのが本来の風習だそうです。

淋し見舞いに持参するおすすめの品物は?

淋し見舞いとして持参するものは何が良いのでしょうか。昔はお饅頭やお線香だったそうです。飲んだりできる食べ物、あるいはお線香で良いそうです。

お菓子などは、通夜の夜を過ごす時にご遺族がお茶をしながらつまんだり、またその品物がたくさん集まり過ぎた場合に、参列していただいた客人に対して配る事もできるからという理由だそうです。

お線香は、後々使う物だし、食べ物と違ってだめになったりする心配はありません。なので今は品物で持っていく場合はお線香が多いと聞きます。

お菓子で良いのか?

正式には薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)というお饅頭を淋し見舞いには持っていくそうです。

薯蕷饅頭とは山芋などを皮に使い、蒸した京都の和菓子です。昔はそのように決まっていましたが、今は特に決まりはないそうです。

淋し見舞いに持参するお菓子は、関東でいうお供え物とは意味が違います。祭壇にあげるものではなく、ご遺族や客人をもてなすための手土産です。なのでケーキなどの生菓子やおせんべい、お寿司などでも良いでしょう。

その時に気を付ける事は、いずれの物も一つが大きくなく、かさばらない物が良いとされています。ケーキであれば一口サイズの物、おせんべいなどは個包装されている物、お寿司は助六やおいなりさんなど、客人に分配する際に簡単に渡せる状態になっている物が良いとされています。

その他、参考までに挙げると、果物・クッキー・ぼたもち・チョコレートなどもお渡ししても良いそうです。

お菓子でなくても良いのか?

淋し見舞いは必ずしもお菓子でなくても良いそうです。故人がお酒好きだったならお酒を持っていったり、その他缶のコーヒー・お茶・紅茶・ジュースなどでもいいそうです。

昔はお通夜の晩は線香の火を絶やさないよう、遺族で寝ずに火の番をしました。その際などに飲み食いするものを淋し見舞いとして持参するという習わしなのですが、必ずしも食べ物ではなく、飲み物でも良いとされています。

この場合もやはり缶に入っているものや、個包装されている物が適しているでしょう。お酒であれば缶ビール、あとは紅茶・お茶などは缶ではなくても、ティーバックになっている物でも良いそうです。

淋し見舞いでお金を包んでも良いのか?

ご遺族の方に、淋し見舞いとしてたくさんのお菓子・お線香が届いているのが、事前に分かっている場合や、突然の事で淋し見舞いとしての品物が用意できなかった場合などは「お線香代」の意味を込めて、現金を包んで持参しても良いとされています。

お線香は後々使う物ですが、お菓子の様な食べ物などは、あまりに大量に届きすぎてもご遺族も食べきれなかったりして大変という話しも聞かれます。

今は地域によって、淋し見舞いとして現金をお渡しするのも増えているということなので、周りの方に相談してからの方が確実でしょう。

淋し見舞いの金額の目安は?

淋し見舞いをお金で持参する時、いくら位を目安に包めば良いでしょうか。本来の淋し見舞いの意味は、亡くなった故人のご遺族に対して差し上げるものとされています。お茶菓子代・お線香代として考えると大体2~3千円ぐらいが相場です。

淋し見舞いの金額は香典の金額に合わせる必要はありません。あくまでもお茶菓子代、お線香代に見合った額で包みましょう。

故人ととあなたの関係性も踏まえた上で、あなたの気持ちを包んだら良いでしょう。過剰な金額をお渡しするのは、仏事の場合失礼にあたる場合もあるので、大金を包むのは控えた方が良さそうです。

淋し見舞いの封筒は?

封筒はどんな物が良いでしょうか。淋し見舞い専用の不祝儀の袋が販売されています。参考にしてください。

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このような淋し見舞い専用の袋が手に入らなかった場合、仏用の何も書いてない封筒に「御淋見舞」と書いて持参しても結構です。この時、マジックやペンで書くのは失礼にあたります。今は百均などでも仏用の薄墨の筆ペンが手軽に売られているのでそれを用いましょう。

このような袋には、必ず中袋もあります。住所・名前・金額を書く欄があるので必ず記入してお渡ししましょう。きちんと記入がされていると、受付の係りの方が台帳に仕分けする際に手間にならず大変助かります。

そうして記入が済んだら封筒に現金を入れるのですが、程よく使用感のあるお札を入れましょう。ボロボロなお札やピン札などは避けてください。そしてお札の向きは、裏になるように入れましょう。

淋し見舞いと香典の違いは?

淋し見舞いと香典は別物です。淋し見舞いが香典の代わりにはなりません。そもそもの意味が違います。本来は淋し見舞いは故人のご遺族に対してお渡しするもので、香典は故人に対してお渡しする物です。

通常淋し見舞いはお通夜の時に持参し、香典は葬儀の時に持参します。ですから葬儀に参列できない方はお通夜の時に淋し見舞いと香典の2つを用意して持参するという事になります。また逆に葬儀しか参列しないという場合は、香典を渡す時に淋し見舞いを一緒にお渡しましょう。

淋し見舞いの渡し方は?

淋し見舞いはお通夜の時にお渡ししましょう。香典とは意味合いが違います。現金であればふくさに包み持参します。お通夜見舞いと同じく、受付で係りの方にお渡ししましょう。お菓子やお線香などの品物であれば、一旦は受付に持参しますが、この時近くにご遺族の姿があったら直接お渡ししても構いません。

淋し見舞いは、頂いたら即座に菓子受けなどに盛られ、客人にふるまわれる物です。なのでできれば直接ご遺族に手渡しした方が良いでしょう。

仏事でそういったものを持参する時は必ず、ふくさや風呂敷に包みましょう。裸のまま持参するのはマナー違反になるので、なるべく避けた方が良いとおもいます。紫色のふくさは結婚式・お葬式の両方で使えるので一枚準備しておくと良いでしょう。

ふくさや風呂敷が無い場合は?

ふくさや風呂敷が無い場合はどうしたら良いでしょうか。仏事は突然やってくるものなので、本当であれば前々から心がけて準備しておくものですが、年齢が若かったりなど、初めてそのような席に出向く場合は困ってしまうでしょう。

まず香典を包むためのふくさが無い場合、ハンカチで代用しましょう。このふくさが必要な訳は、不祝儀袋を汚さないためです。なのでこの袋をガードできるハンカチで代用できます。色は暗い色の物であれば良いでしょう。黒・紺・グレーなどが良いでしょう。

それから淋し見舞いを物で持参した場合に包む風呂敷が無い場合は紙袋などでも良いそうです。そのまま持っていくよりは、やはり汚れないよう、一枚紙袋にガードされている方が良いでしょう。見栄えの面から考えても、むき出しでお渡しするよりは紙袋に入っている方が無難でしょう。

淋し見舞いにのしは必要か?

淋し見舞いだけではなく、基本どんな場合でも、のしは付けるのが礼儀です。品物を持参するときは、購入したお店で包装をお願いするとおもいますが、その際に一緒にのしをつけてもらいましょう。店員さんが付けてくれるので、面倒な事はありません。

近い身内なら?

淋し見舞いを、お菓子やお線香などの物で持参した場合、のしは必要でしょうか。それはあなたと故人の関係性によります。例えばとても近い身内に淋し見舞いを持参する場合、のしというのは誰が持参したのかの証の意味もあるので、付けなくても良い場合もあります。家族に相談して省いても良いでしょう。

この淋し見舞いはお菓子など持参した場合、参列される方のお茶菓子にまわされたりなどもします。近い身内であればのしはかけず、口頭で持参した事を説明し、そのまま皆さんにふるまっても構わないでしょう。

近い身内でないなら?

近い身内ではない関係性だったら、もちろんのしは付けた方が良いです。前述したように、のしというのは持参した人物が誰なのかという証です。

習わしとして淋し見舞いには元々お返しはありませんが、淋し見舞いを持参したということは、香典も持参したはずです。当然香典袋には自分の名前を記入し持参しているのに、淋し見舞いにのしが無いと、ご遺族の方が誰からの見舞いの品なのか分からなく、お礼を言う事ができなくなってしまうという事です。

淋し見舞いは周りにご遺族がいなければ、一旦受付にお渡ししますが、のしがあった方が受付の係の人が分類しやすいという点もあげられるでしょう。以上の事を考えると、必ずではありませんが、あなたが近い身内でないならば、淋し見舞いに対してののしはあった方が良いでしょう。

地方の習わしは年長者に相談しましょう

淋し見舞いという習わしは全国的な物ではありません。そんな場合、その土地で生まれ育った年長者に相談し、知恵をもらうのが一番でしょう。やはり仏事の席では失礼があってはいけません。知らずに恥をかいてしまう前に、分からない事は事前に聞きましょう。

その土地の葬儀社に聞いても良いのではないでしょうか。やはり葬儀社の方はこの道のプロです。分からない事は細かく教えてくれるでしょう。その土地にあったしきたりやマナーは知っておいても邪魔になるものではありません。

これをきっかけとして、事前に知らない事はなんでも聞いておきましょう。故人を偲び供養するために、しっかりとした基本は前もって学習しておく方が良いでしょう。