何がしたいかわからない人の原因・理由と対策方法｜高校生

「何がしたいのかわからない人」というのはたくさんの人に当てはまると考えられるでしょう。ではそんなやりたいことが分からない人達の原因と理由は何なのでしょうか。高校生・大学生別に見ていきましょう。

高校生といえば未成年ではあるものの、とても多くの青春を楽しめる時期であり、また将来の自分に目を向け始める時期です。しかし、進路などで自分の将来を考えたとき、「特にやりたいことがない」という何がしたいかわからない人が多く出てきてしまいます。

まだ高校生は16～18歳の年齢でまだ人生がスタートしてから4分の1も立っていない時期ですから、何がしたいのかわからない人というのも不自然なことではありません。また思春期の最中の高校生も多く、反抗期や自分自身の変化に戸惑い、そもそも自分自身のことが分かっていないという人が多いです。

経験が浅ければ、いくら勉強をがんばっても自分は何がしたいかわからないとなるのは普通のことであり、そもそも自分自身のことが分かっていなければ進路決定対策の一部である「自分に向いていること」も不明なままです。

このことから何がしたいかわからない人となってしまう原因は人生経験の少なさで理由が自分自身のことが分かっていないことといえるでしょう。

大学生といえば数多くの決定を求められます。恋愛もそうですが、概ねの方が就職を考え始めます。就活準備・就活を行う時期でもあります。ここでは最終的に自分がどんな会社に努めたいのか・何を極めたいのかという最終決定をしなくてはなりません。

ここで「自分は何がしたいか分からない人だった」なんていう人もいるでしょう。しかし、決断のときはすぐ近くに来ています。

そもそも、大学の時点で「自分は何がしたいかわからない人だった」という方の多くはは何がしたいのかわからない人のまま「とりあえず進学しておく」と言うかたちで、ぬるっと大学に来て何がしたいかわからない人のままぬるっと大学生活を過ごしてしまった結果結局まだ何がしたいのかわからない人だったということが考えられます。

大学・進学はそれを見つけることができる場であり、何がしたいかわからない人のまま大学任せではそれは見つかりません。自分自身をわかってみようとしたり、向いていることに気付こうとしたり、何がしたいかわからない人を脱出するように積極的な行動を取る必要があります。

このように、大学生で何がしたいのか分からない人の原因は、まだ生経験不足であること・自分自身を知らないままということ。理由は「自分は何がしたいのか」という問題を大学が解決してくれると考えていることいえます。

「原因・理由はなんとなくわかったけれど対策方法は分からない」という何がしたいかわからない人はこの原因・理由であった「人生経験不足と自分自身の理解度の低さ」について焦点を当ててみましょう。つまり「人生経験を増やすこと」「自分自身をわかってみようとすること」がポイントとなります。

まず何がしたいかわからない人は就職でどんな就職先を選ぶのかはまずどんな仕事があるのかということと自分自身の将来の具体的プランを立てる事が必要で、それにはなるべく多くの経験を積み、知識を得て、自分自身の理解度を高めることが必要になってきます。

このような具体的なプランを立てていないと、「就職がゴール」となってしまい、「こんなはずじゃなかった」「就職できたけど、これからどうしたいかまたわからなくなってしまった」というパターンに陥ってしまう可能性があります。

まだ就職先を決めるのに時間の余裕があるという何がしたいかわからない人はとりあえずなんでも始めてみる・経験してみる・学んで見るということをします。

学業と両立できる限り多くのアルバイトを掛け持ちで経験してみたり、旅行やサークルなどで多くの経験を積んでみたり多くの本を読んでみたりすると自分自身の得意なこと・好きなことがわかる可能性があります。

もう就職先を決めなければいけないという何がしたいかわからない人はどんな職業があるのか知識を増やしましょう。そうすることで「こんな仕事知らなかった」という気持ちが「これ興味あるかも」につながり、自分自身がどんな系統の仕事をしたがっているのか・興味があるのかを確認することができます。

高校生・大学生・それ以外の方も、何がしたいかわからない人のままでは良い恋愛はしづらくなってしまいます。

いつまでも能動的な考えのままでは「とりあえず告白されたから付き合ってみたけれど、何のために付き合っているんだろう」という悪い恋愛のズルズルとしたパターンや「待っていればいつか恋人ができるでしょう」という受け身すぎてそもそも恋愛ができないパターンに陥ってしまう可能性があります。

また、行動を行おうという方も、「とりあえず彼女がほしいから付き合ってみる」という、「恋人を作ることがゴール」になって、何も学ぶことなく直ぐに終わってしまうパターンに陥ってしまう可能性もあります。

自分自身のこともよく分かっていない、何がしたいかわからない人のままでは他人のことを考えても中途半端でなってしまいます。それは自分にとって無意味になってしまうし、相手に対しても失礼になってしまいます。そんな悪い恋愛はまず自分自身がどんな性格なのか、将来をどうしたのかを把握することが対策となります。

まず自分自身の性格・傾向を知ることで自分と性格が真逆のパートナーがいいのか、似たもの同士のパートナーがいいのかを判断することができます。次に将来はどんな風に過ごして、パートナーとはどんな風に支え合いたいのかというプランをを基本軸として考ます。そうすればその支え合いのためにどんなパートナーがいいのかが分かってきます。

これらがわかることで、自分の性格とあったパートナーを探すことができ、またパートナーに求める最低限の条件が分かってきます。それが良い恋愛に繋がるでしょう。

何がしたいかわからない人にとって読書はとても重要になります。まず自分自身を知ることができるような本を読むことをします。そこから自分の性格の傾向を知ることができ、どんなことがしたいのか・興味が湧くのかを知ることができ、自分自身の理解度を高めることがます。

次にたくさんの経験を知ることができるエッセイ本をします。自分自身を少しでも理解することができたら次は経験を増やす必要があります。

時間・お金などの理由で自分で実際に経験を増やすことが難しいという人もいらっしゃるので、そんなときは疑似体験として数多くの経験ができるエッセイ本で「こんな生き方があるのか」「こんな経験があるんだ」などを学ぶ事ができます。

経験を増やすことは何がしたいのかわからない人にはですが、時間・お金など、必要なことがいくつかあります。そのため、これらの余裕がない人にとっては知識力を増やすことが重要になってきます。

まず時間が本当に無いという何がしたいかわからない人はどんな業種があるのか・自分はどんな業種・職業にときめくのかというのを知るために、数多くの職業が紹介されているような職業の図鑑のような本を読むといいでしょう。

いきなり数多くの職業を知るのも良いことですが、一番は自分自身の理解度を含めることが重要です。「そんなに切羽詰ってはいない」という何がしたいかわからない人はまず自分自身の理解度を深めることができる本、自己啓発の本などを読むとスムーズに自分が何がしたいのかがわかります。そこから職業の図鑑をみていくと良いでしょう。

「身近に何がしたいかわからない人がいる」「これから何がしたいかわからない人と付き合う機会がある」ということが考えられますが、そんなときにはどう付き合ったら良いのでしょうか。

まず「この人は何がしたいかわからない人なんだろう」と感じる人がいるとします。何がしたいかわからない人のままでは相手のことはわからず理解もできないままです。

そんな人と話すときには結果の話をしましょう。「○○さんは何をゴールにしているの」という会話をします。そうすることで何がしたいかわからない人である相手は何のために今その行動をしているのかが分かります。

この意味がわかれば何がしたいかわからない人の行動の意味を理解せずに「あの人はこの問題を解決していたのか。私も同じことをやっていた」という自分の損を防ぐ事ができて何がしたいかわからない人も自分の行動を理解できるため、相手も自分も損をせずに済みます。

「何がしたいかわからない人」から脱出するためには、「人生経験を増やすこと」と「自分自身をわかってみようとすること」とすでに説明しました。では、具体的にはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

理解は理解でもポジティブに捉えることです。ネガティブに捉えるとそこからマイナスの連鎖が始まってしまい、結局何がしたいかわからない人のままだったり自己嫌悪が始まってしまう可能性があります。

飽き性は好奇心旺盛、消極的なことは慎重など、ポジティブに捉え、問題点と感じる事があればどうしたら改善できるかを考えるようすることで何がしたいかわからない人でも自分自身の理解度が高くなるでしょう。

「とりあえず」という考えで動くのではなく、これから経験するものの意味を考えて、また何を学ぶことができるのかなどを考えて経験を積むということ、「自分自身に意見を求めてみる」ということです。何も考えずに経験を積むよりもどんなことを学ぶことができるのかなどを考えてから経験を積むほうが学びは多くなっていきます。

また客観的に其の物事を見るために経験を他人事として自分自身に意見を求めてみましょう。これから海外へボランティアをする場合、「何がしたいかわからない人が海外へボランティアに行くとなったとき、それ以外には何ができるだろう」などという問いを考えてみることです。これも学びの多さに繋がるでしょう。

ここでもただただ知識をつけるのではなく、考える事が重要になってきます。

知識をつけながら「何がしたいかわからない人だったらどうその知識を活用するか」「どう活用すれば人の役に立つか」といことを考えることです。知識の活用法を考えながら学べば学んだ知識をすぐに自分に活用することができますし、人の役に立つかを考えるとモチベーションを上げること・保つことにつながります。

いかがでしたか。３つのことを注意点に気をつけながら受動的になっているのではなく、少しずつでも始めてみて、「何がしたいかわからない人」を脱出していきましょう。