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ビジネスでの年賀状のマナー・喪中の時のマナー|子供の写真

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ビジネスマナー / 2018年03月15日
ビジネスでの年賀状のマナー・喪中の時のマナー|子供の写真

年賀状のマナーについて知ろう

日本郵便の発表による年賀状発行部数は2018年までの7年間連続で減少しています。最近では年賀状をあまり出さずに、LINEなどのSNSでのやり取りだけで終わらせる人が増えつつあります。

しかし、取引先の相手や職場の上司などのビジネス上の相手や目上の方に対しては年賀状をきちんと出すことがマナーです。目上の方に年賀状を出す時のマナーや、喪中の時の喪中欠礼状のマナーなどを確認しておきましょう。

子供の写真入り年賀状はマナー違反?

一般的には目上の方やビジネス上の相手に子供の写真入り年賀状を送るのはマナー違反とされています。相手も子供の写真入り年賀状を送ってくれる位の親しいお付き合いのある相手なら、例外的に許される場合もあるでしょう。

友人や身内に子供の写真入り年賀状を送るのはマナー違反ではありません。しかし、子供の写真入り年賀状については賛否両論で、例えば不妊治療中の人や独身の人の中には不快に感じる方がいる可能性があります。写真の無い文字やイラストだけのものと子供の写真入り年賀状の両方を作成して、相手によって使い分ける方が無難でしょう。

子供の写真入り年賀状を出すときは、子供の写真だけではなく家族と写っている写真も載せた方が、友人や身内に親の近況も知らせることができて良いでしょう。

宛名書きで気を付ける事は?

宛名を書く側は表面なので、宛名書きの事を表書きともいいます。これを書くときに注意する点を見ていきましょう。

郵便番号は正確に

まず大切なことは、郵便番号を正確に書くことです。郵便物は郵便局で機械により読み取られて仕分けされます。正確な郵便番号を書かないと、この時に間違って区分けされてしまいます。途中で気づいて区分けし直してもらえることもありますが、誤配の可能性が高くなることは避けた方が無難です。

また郵便番号の前に〒などの記号を書いてしまうと、機械読み取りができなくなるので書かないようにしましょう。最新の郵便番号は郵便局のサイトの郵便番号検索で調べることができます。郵便局で聞いても良いでしょう。

住所はアパート名や部屋番号まで正確に書く

目上の人やビジネス上の相手には住所を都道府県名から省略せずに書く方が良いマナーとされます。誤配を防ぐために番地はもちろん、アパート・マンション名や部屋番号まで詳しく書きましょう。番地などの数字は縦書きなら漢数字を、横書きには算用数字を使うのが一般的です。

御中と様を併用しない

敬称の「御中」は会社などの団体名に使用し、「様」は個人名に使用します。この両方を併記するのは正しくありません。

例えば、○○株式会社御中○○様という言い方は敬称の併記になってしまいます。○○株式会社○○様と書くようにしましょう。役職も入れたい場合は○○株式会社○○部部長○○様のようになります。

個人名がわからずに、企業などの団体に宛名書きをする場合は、「御中」を使用します。例えば、○○株式会社御中や、○○株式会社○○部○○課御中のようになります。

個人名がわかる場合は、氏名の敬称として「様」を使用します。「殿」は一般的に目下の人に使用するので「様」にするのがマナーとして良いでしょう。

年賀状の書き方のマナーにはどんなものがある?

最近では年賀状を印刷することも多くなりましたが、たとえ印刷した年賀状であっても手書きで相手へのメッセージを一言添えるのがマナーですし、そのほうが相手に気持ちも伝わります。筆記用具は毛筆が最も良いのですが、日頃慣れていない方や道具の準備が面倒という方もいるでしょう。

筆風サインペンで筆のようなタッチが手軽に書ける

毛筆よりは筆ペンの方が便利で使い易いですが、筆ペンにも若干慣れが必要です。特に筆ペンはペン先がやわらかくしなるので、普段ボールペンやシャープペンシルなど固いペン先の筆記用具に慣れている方にとっては使いづらいです。最近ではサインペンと似た使用感で筆に似たタッチの文字が書ける筆風サインペンが発売されているので、試してみると良いでしょう。

呉竹 筆ごこち 黒セリース LS1-10S

筆ペンのようにペン先が柔らかい筆記具が苦手な方々にお薦めです。サインペンのように使いやすいのに筆のような改まった印象を相手に与えられる優れ物です。年賀状だけでなく、イラストや漫画を描くときに利用されている方もいます。

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筆ペンは実にいろいろなものを試しましたが、これは究極の筆ペンです。サインペンのように書きやすいけれど、筆のような微妙なタッチを表現できる。しかも、この1本で、太め、細めなど、太さの調節が絶妙にできる。実際に書いた自分の字がとても上手に見えます。最後にたどりついた究極の筆ペンと言っても言い過ぎではありません。

年賀状には句読点を使わない

年賀状や喪中欠礼状、寒中見舞いなどでは句読点を入れないのがマナーです。句読点を入れないと読みづらくなる場合には適度に改行を入れるようにしましょう。

ビジネスでの年賀状のマナーと文例

年賀状は一般的に文頭のお祝いの言葉「賀詞」、メインの文章になる「添書」、「年号と日付」「メッセージ」の4つの要素で構成されています。ビジネス上の相手や目上の方に年賀状を出す時にマナー違反にならないよう、気を付けることや実際の文例をご紹介します。

取引先への年賀状のマナーと文例

既に会社などで統一の書式がある場合には従った方が良いでしょう。自分で年賀状を出す場合は、家族の写真入り年賀状はマナー違反です。

ビジネスでは「賀詞」には「謹賀新年」「恭賀新年」「賀正」などが良く使われます。「謹んで新春のお慶びを申し上げます」も使用されます。

「添書」には、以下の例のように昨年のお礼と今年の挨拶を入れるのが一般的です。

【文例】
昨年中は格別のご厚情に預かり心よりお礼申し上げます
本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます

「メッセージ」として手書きで一言添える内容としては、この一年でその取引先に特にお世話になった事についてのお礼やこちらの至らなかった点の反省、今年改善したい具体的な事などを書くと良いでしょう。

「年号と日付」の年号には、現代では和暦と西暦のどちらも使われます。
2018年元旦
平成30年元旦
縦書きの場合は通常漢数字を使用します。

上司への年賀状のマナーと文例

会社により年賀状のやりとりはかなり異なります。入社したばかりの場合は、年賀状のやりとりをしているのかをさりげなく確認した方が良いでしょう。上司も含めて社員同士年賀状のやりとりをするのが当然のマナーであるという会社もありますし、マナーにうるさくなく、ほとんど年賀状のやりとりをしない会社もあります。

会社の上司に出す場合は、「添書」に日頃の感謝と本年の挨拶を入れるとマナー上も良い印象になります。例えば以下のような文章です。

【文例】
旧年中は一方ならぬご厚情とお力添えを賜り厚くお礼申し上げます
本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程心よりお願い申し上げます

会社の上司への「メッセージ」としては、特にお世話になった事があればそのお礼や昨年の反省、今年の抱負などを書くと良いでしょう。相手の健康を気遣う一言は「添書」に入れても良いし、「メッセージ」として添えるのでもマナー上問題ありません。

目上の人への年賀状のマナーと文例

プライベート上で目上の人に年賀状を出す場合は、それほど堅苦しく考える必要はありませんが丁寧な言葉を使用するのがマナーです。

「賀詞」には「謹賀新年」や「謹んで新春のお慶びを申し上げます」もOKですし、相手との関係により「あけましておめでとうございます」や「迎春」も使用可能です。

「添書」には以下の例のように昨年のお礼と今年のお付き合いのお願い、相手への健康や幸運を気遣う内容が一般的です。

【文例】
旧年中は大変お世話になり有難うございました
本年も何卒よろしくお願いいたします
皆さまにおかれましても、幸多き年でありますよう心からお祈り申し上げます

印刷した年賀状であっても、「メッセージ」として手書きで一言添えるのがマナーです。相手への健康を気遣う一言を添えるのでも良いですし、お会いしたい気持ちを伝えたり、旧年中お世話になってうれしかったことを具体的に書き添えたりするのでも良いでしょう。

喪中の時の年賀状のマナーと文例

喪中欠礼状を出す時のマナー

年内に身内に不幸があり新年の挨拶ができない、つまり年賀状を出すことができないときに出すのが喪中欠礼状です。相手が年賀状の準備を始めるよりも前の11月末から12月初旬まで、できれば11月末までに届くように出すのがマナーです。年賀はがきを使用するのはマナー違反です。専用の喪中はがきまたは通常の郵便はがきを利用するのがマナーです。

喪中欠礼状は誰に出すのか

喪中欠礼状を出す相手は、日頃年賀状をやり取りしている方々です。年賀状を頂ける可能性のある相手には一応喪中欠礼状を出しておく方がマナー違反にならないでしょう。

一般的に自分から見て一親等の父母や配偶者、子供などには喪中欠礼状を出す必要がありません。同居している兄弟姉妹や祖父母、孫などにも出す必要がないとされます。ですが決まりではありませんので、親族に喪中欠礼状を出したければ出してもマナー違反にはなりません。

喪中欠礼状の文例

喪中欠礼には挨拶と誰が亡くなったのかやお礼の言葉、年賀状の代わりとしての挨拶、年号と月などを書きます。喪に服しているので手書きのメッセージは添えないのがマナーです。具体例は以下を参考にして下さい。

【文例】
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年○月に祖父○○が○歳で永眠いたしました
生前のご厚情に心より感謝申し上げます
皆様が良いお年を迎えられますよう心より祈念しております
平成○年○月

寒中見舞いにはどんな内容を書くのか

身内が12月に亡くなって喪中欠礼状が間に合わない場合などは、年賀状を頂いた方に寒中見舞いを送ると良いでしょう。松の内である1月7日を過ぎてから出すようにしましょう。内容としては以下のように年賀状のお礼、誰が亡くなったのかと年賀状を失礼したお詫び、相手を気遣う言葉などを書きます。なお、おめでとうや年賀状という言葉は使用しませんし、手書きのメッセージは添えません。年賀葉書を使うのはマナー違反です。

【文例】
ご丁寧なお年始の挨拶をいただきありがとうございました
昨年○月に祖母が永眠したため年頭のご挨拶を控えさせていただきました
事前にご連絡が行き届かず大変失礼致しました
寒さ厳しい折くれぐれもご自愛ください
本年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます

寒中見舞いは本来季節の挨拶状ですが、最近では主に喪中欠礼状を送ることができなかった方への挨拶や喪中の方への年頭の挨拶として利用されます。

年賀状のマナーを知って年賀状をやりとりしよう

年賀状のやりとりをしている方でも、年賀状のマナーを意識する機会はあまりありません。年賀状を出す機会が少ない方ならなおさら、目上の方やビジネス上の相手に年賀状をどう書けばよいのかわからない場合もあるでしょう。

今回の目上の方への年賀状のマナーや喪中欠礼状や寒中見舞いのマナーを確認したうえで、ぜひ年賀状をやりとりしてみませんか。普段会えない方と近況をやりとりするのにも良い機会です。