日本人は人前で話すが苦手
恥をかくことが怖いという恐怖感から人前で話すことが苦手になっているのでしょう。ですが、どうしても人前で話さなければならないときもあるでしょう。そこで、人前で話すときのコツや克服方法などをご紹介します。
人前で話すコツ
相手の話をよく聞く
練習をする
敵意を捨てる
相手より優位に立ちたいと思ったりすると、必要以上に上手く喋る事を自分に期待してしまいます。それが人前で話す事が苦手な原因でもあります。自分のことより、人とのコミュニケーションがうまくいくことを望みましょう。
人前で話すのが苦手な人の克服方法
あがっていることを数値で示す
「今はそんなに緊張していないから指数は3くらいかな」とか「緊張しているから緊張指数は8くらいかな」など、緊張の具合をはっきり数値で示すと客観的になれて落ち着きます。ぜひ、人前で話す時は実践してみてください。
成功をイメージする
そこで、頭の中のイメージだけでも人前で話す事に成功しているイメージをしましょう。イメージだけなら誰にも迷惑をかけませんし、どこでもできます。それを繰り返しているうちに、気分も楽しくなります。そしてそれが周囲にも伝わるので、人前で話す事がうまくいくことも多いです。
恐怖感と向き合う
一度恐怖感と真正面から向き合って、自己開示してみましょう。なぜ自分は人と話す事が苦手なのかよく考えてみると、苦手意識が少し薄れることでしょう。
運動してみる
そこで、人前で話す事がわかっている場合は、軽く運動をしてエネルギーを適度に発散しましょう。すると、体もリラックスして精神的にも落ち着きます。その状態で人と話すと上手くエネルギーを調節できて、人前で話しても緊張しにくくなります。運動してみることは方法の一つです。
人前で話す練習方法
人前で話す事が苦手な人は、自分がかっこよくしゃべる事に執着していることが多く、相手の話をよく聞いていない場合がありますが、話すときに相手を主体に考えると、話すことが楽になります。
相手を主体に考える事は、聞いてくれる人がわかりやすく話そうとしたり、受け答えしやすいような話題にしてみたりすることで、相手の反応が気になり自分への失敗の執着が薄れます。
人前での話し方のコツは、上手に話そうとするよりも相手を主体にした話し方がです。最初のうちは誰でもうまく話せません。場数を踏むことでうまく話せるようになります。
人前で話す事が苦手な人の原因
緊張
すると失敗に対して「他人から責められる」と思う事で、身体が自分を「逃げるか戦うか」の臨戦態勢にします。心拍数を上げて、脳をフルに活性化させて、血管を広げて発汗しやすくなります。それが緊張する原因です。交感神経が過剰に敏感になってしまう状態を「緊張」と言います。
声が震える
人は、極度の緊張状態が続くと口の中が乾いてしまいます。すると声を出す筋肉に力が入ることで、疲労物質が溜まりやすい状態になり痙攣を起こします。それが声が震えてしまう原因です。
声が震えることを気にして筋肉が緊張し、疲労して痙攣が起こります。声の震えの効果的な解消方法は「気にしすぎない」事です。意識しすぎて声の震えを抑えようとすれば、余計に症状を強めてしまう結果になります。
声の震えは、人間にとって危険に対する条件反射のようなもので、緊張と一緒で自分の身体を守ろうとする人間に備わった一種の機能のようなものです。声の震えはとても大事な機能なので、声が震えたらなるべく気にしないようにしましょう。
人前で話す事に関するセミナー
究極のあがり症克服セミナー
2010年、独立起業して株式会社ハッピーマイレージカンパニー(現、株式会社東京カモガシラランド)を設立し、現在は人材育成、マネジメント、リーダーシップについてや話し方の講演会・研修を年間300回以上行っている「日本で有数熱い想いを伝える炎の講演家として有名です。
こんな人に
・顔やわきに大量の汗をかいてしまう。
・プレゼンの時など、緊張から用意していたことが急に飛んでしまう。
・自分の意見がうまく言えない。
・人と話すとき頭が真っ白くなってしまう。
・大人数の前で自己紹介となると、視線が気になり心臓がドキドキして困る。
・初対面の人がいると本来の自分が出せなくなってしまう。
以上のような人にです。
改善対策
・職場や日常ですぐに実践できるあがり症克服メソッド。
・実践的な対処法。
・ビジネス結果を変えるようなスピーチのセオリー。
など、これらの事を学ぶことによって対策していきます。
結果
結果として、大人数の前ではっきりとおもっていることが言えるようになった。手足の震え、大量の発汗、極度の緊張から解放されるようになった。聞き手の心を動かせるスピーチの原理、原則がわかるようになった。などの改善する結果を促します。
人前で話すときの目線のコツ
Z型目線
そこで、アイコンタクトをしなくても視線を合わせているふりをすることはできます。それは、その周辺を見る事です。あるセミナーの講師は、Z型の文字を描くように最後方左から順番に前に向かって視線を動かすそうです。そうすることで、全員とアイコンタクトをしているように見えます。
ひし形目線
一人一人アイコンタクトをする事が難しい場合は、ひし形の周辺を見るだけで聴衆は目線があっているとおもいます。よくアイドルのライブで大勢の人がアイドルと目線があったと思う現象は、まさにこれと同じ効果を表します。
人前で話すときの緊張は大切な事!
緊張するからこそ失敗しないように何度も練習したり、抜かりがないようにスピーチの内容を確認したり、相手に最善の方法で話そうとする事は、相手にとってとても親切なことです。それに人はあがってしまう人のことを、とても好意的に感じます。
度が過ぎた緊張は体によくありませんが、程よい緊張は良いストレスとなって体や周囲によい影響を及ぼします。そして人前での緊張は、何度も話すことにより慣れてきます。場数を踏むことによって、あがり症の人のスピーチや話し方はとても素敵なものになるでしょう。失敗しても最初のうちの洗礼だとおもってクヨクヨしないようにしましょう。