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雪女の特徴・おすすめの本|名前/かわいい/怖い/メイク/衣装

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都市伝説 / 2018年04月22日
雪女の特徴・おすすめの本|名前/かわいい/怖い/メイク/衣装

雪女とは?

年齢層に関わらず「雪女」という言葉を聞いて知らない人がいないと言っても過言ではない程、古くから知られている雪女ですが、「雪女について説明をしてください」と言われても、なかなか全てを詳しく話せる人は多くないでしょう。

なぜなら雪女とは、古くから日本で知られている代表的な妖怪の中の1つで、雪の妖怪だと認知されてはいますが、雪女の逸話は日本各地で多少の誤差があり、呼び名も違うことから、どの逸話が正しいかは謎のままになっているからでしょう。

そこで今回は、「雪女」について特徴や各地で伝わる逸話などをご紹介し、さらにハローウィンなどでも使える雪女メイクをご紹介します。

雪女の特徴

雪女の特徴は、日本各地に伝わる逸話によると少しずつ違いがありますが、代表的な雪女の特徴を挙げますと、真っ白な白装束に身を包み、肌は極端に色白であり、とても美しい女性だと伝えられています。

極寒の寒い地域や季節に姿を現すと伝えられているため、雪女のイメージは全身白く埋め尽くされているイメージが強いです。日本に古くから伝わる怪談話に登場する女性の幽霊のイメージは、黒くて長い髪に白い着物が定番ですが、怪談話に出てくる幽霊よりも、冷たく青白いイメージが強いのが雪女でしょう。

雪女について、さらに知っていただくために、特徴やイメージなどをカテゴリー別でご紹介します。

雪女の名前は1つではない!

雪女は一般的に言われている名前であり、1番ポピュラーな呼び名ですが、日本の各地に伝わる逸話で雪女は、さまざまな呼び名があるのでご紹介します。

・雪娘(ゆきむすめ)
・雪女郎(ゆきじょろう)
・つらら女
・雪おなご
・雪アネサ
・雪降り婆
・雪オンバ
・雪ンバ
・カネコリムスメ
・シガマニョウボウ
・シッケンケン

雪女はかわいいって本当?

雪女は、肌が極端に白く綺麗で、とても美しい女性だと逸話があります。髪の色は、白か青、水色、黒など多少の違いはありますが、髪が綺麗で長い髪で描かれていることが多いでしょう。

雪女は、その美しさで男性を魅了し、誘惑する逸話もあるほど、息をのむほどの美貌だと伝えられています。

雪女の能力は怖い!

雪女は、美しさに魅了した男性を誘惑し襲い掛かる怖い妖怪だと恐れられていますが、雪女はどのような能力を持っているのかご存知でしょうか。

雪女の体温は氷のように冷たく、非常に冷たい吐息をかけることによって人や物を凍らせることができます。また、人間の精気を吸い取り命を奪うことができるという説もあり、人間を凍死させ肝を食べるなど、人間に対して生死に関わる危害を及ぼす恐ろしい妖怪だという説があります。

雪女メイクの特徴

ハローウィンの仮想や、コスプレパーティなどで雪女に扮する人が、まれに見受けられますが、雪女は逸話から美人だと言われていることから、イベントで雪女になりきる方も少なくないでしょう。そこで今回は、雪女になりきれるおすすめメイクをご紹介しましょう。

1.下地やファンデーションは全体的に血色が悪くみせるため白っぽくします。
2.眉毛はあまり濃くせず薄めに描くか、白を使うと怪しげに見えます。
3.目の周りは白で囲み全体の印象を白に統一しているように見せます。
4.まつ毛は土台のマスカラは黒にしても良いが白を使うと冷たさが表現できて良いです。
5.唇は血色を悪く見せるために白を使うと良いです。

文字だけですと分かりづらいですので、雪女に近いイメージのメイクを動画でご覧ください。ポイントは「ホワイトメイク」と言って白を基調にした怪しげなメイクです。

雪女メイク~セクシーなイメージメイク~

こちらは、白を基調にハーフメイクで仕上げていますが、雪女のイメージに近く、怪しげで色っぽい雪女になれるメイクとしておすすめなメイクです。

雪女メイク~より白さが際立つメイク~

こちらのメイク方法は雪女メイクとして、より白さが際立っていて冷たさを感じさせるメイクです。血色の悪さと雪の中から出てくるイメージでメイクされているので雪女メイクで可愛さと透明感を出したい方におすすめのメイクです。

種類別雪女の話のあらすじの特徴

記事の冒頭でも少し触れましたが、雪女の逸話は日本各地に伝えられており、内容に多少の誤差が生じます。そのこともあってか、雪女の話をあやふやに覚えている人も多く、最終的にどうなったのか知らない人も少なくありません。そこで、今回は雪女の話について種類別に分けて話のあらすじの特徴をご紹介します。

雪女の逸話で1番古い昔話

雪女の話で、最も古い昔話だと言われ、最も代表的な雪女の話は、小泉八雲が書いた「怪談」に収録されている雪女の話でしょう。時代は明治37年(1904年)で、著者の小泉八雲曰く「武蔵国西多摩郡調布村の百姓から聞いた話」だと語られていますが、現代では、雪女の存在や物語は、小泉八雲の創作であったのではないかと言う意見が多いです。

雪女の著者である小泉八雲は1850年6月27日に誕生したギリシャ生まれの方で、出生名はパトリック・ラフカディオ・ハーンと言う方で、雪女の伝承について語られる際は、ハーンと呼ばれることが多く、雪女の伝説に詳しい方なら、「ハーン」と聞いてピンとくるでしょう。

小泉八雲が書いた「雪女」のあらすじ

年老いた茂作と若い見習いであった巳之吉という2人の樵が、冬の吹雪の中、近くにあった小屋で眠りにつくと、全身白ずくめで長い黒髪の美しい雪女が現れます。雪女は白い息を茂作に吹きかけて凍死させてしまいました。それを見ていた巳之吉には「今夜のことを誰かに話したら命を奪う」と約束させ、巳之吉の命は奪わず吹雪の中に去っていきます。

それから数年後に巳之吉は「お雪」と名乗る美女と出逢い、10人の子宝に恵まれ幸せに暮らしているのですが、全く老いることなく綺麗なままでいるお雪と雪女の姿を重ねて見た巳之吉はお雪と似ている女に逢ったことをお雪に話してしまいます。

お雪は、以前巳之吉が見た雪女が自分であることを告げると、約束を破った巳之吉の命を、またもや奪うことはせずに、今度は変わりに子供達を立派に育てる事を約束させると、白い霧になり消えていくと言うお話です。

アニメ「まんが日本昔ばなし」

1975年から1994年までTBS系列で放送されていたテレビアニメ「まんが日本昔ばなし」で、雪女が放送されたのは、1975年2月11日(昭和50年)でした。アニメで放送された雪女の物語は、寒い北国に茂作と己之吉という猟師の親子が登場人物であり、猟の途中で吹雪に襲われ山小屋で過ごすことになった設定になっています。

夜、小屋で寝ている2人の元に雪女がやってきて、茂作に白い息を吹きかけ命を奪いますが、己之吉の命はとらず「今日の事を誰にも言ってはいけない」という約束をさせ去っていきます。その後、ある雪の夜に一晩の宿を求めに来たお雪と名乗る女性が現れ己之吉は結婚します。

結婚後、吹雪の夜に己之吉はお酒に酔った勢いで茂作の話をお雪に話をしてしまい、お雪は自分が雪女であることを告白し姿を消してしまうと言うのがアニメ版雪女のお話です。

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日本人の心、愛情を伝えてくれる昔ばなし。リアルタイムで、見ていた世代には、一気にこども時代の心へタイムスリップさせてくれます。
親となった今は、こどもに大切な心を伝えたいと一緒に拝見しています。

漫画「雪ノ女」

漫画で読める雪女の物語は、2015年12月10日に発売された単行本で相澤亮(あいざわまこと)さんが描いた「雪ノ女」がおすすめです。この漫画は、第6回「このマンガがすごい!」大賞の最優秀賞作品に輝いた漫画です。

この漫画の物語は、雪山で遭難した自衛官が美しい雪女と出逢うのですが、一命を取り止め無事に下山するところから始まります。やがて自衛官は美しい女性と出逢い結婚をするのですが、その女性が雪山出逢った雪女と似ていると言う設定で物語が進みます。

昔からある雪女の物語を現代風に描いた物語ですので、若い人が昔話を知る入口としては、とても入りやすい作品なのでおすすめです。

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誰もが知る雪女の怪談を美しい描写でコンテンポラリーに仕上げた傑作。購入して手元に置いておく価値のある一冊。

絵本「雪女」

絵本の雪女も全て発行されている本を把握しきれないほど、たくさんの雪女の絵本が発売されています。たくさんある雪女の絵本の中からご紹介するのは、2000年に偕成社から出版された「雪女」です。この絵本は、小泉八雲の原作を絵本にした作品で、伊勢英子さんが絵を描かれています。

原作が小泉八雲さんなので、物語のあらすじは原作と同じですが、この絵本の魅力はなんといっても絵の素晴らしさです。全体的に青白く描かれている雪女の絵は、とても恐ろしい絵柄ではないですが、寂し気で冷たい印象を抱く印象があります。

小さなお子様1人では読みづらい絵本ですが、読み聞かせをするには子供を引き込ませる迫力がある絵本となっていておすすめです。

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幼稚園児が一人で読むには難しいけれど、親が読んであげて、わからない言葉を教えてあげれば引き込まれるように楽しんでくれると思います。

小説「雪女 夏の日の夢」

雪女を小説にした作品もたくさんありますが、その中の1冊をご紹介します。2003年3月18日に岩波書店から出版された小説で全254ページで構成された「雪女夏の日の夢」です。この小説は、小泉八雲の物語を脇明子さんが翻訳して書かれた作品です。小泉八雲さんの雪女が原作なので、話のあらすじは同じ物語です。

雪女の衣装の特徴

雪女の衣装の特徴は、「白づくめ」や「白装束」と言った表現で記されていることが多いです。絵本や紙芝居などで描かれている雪女は、着物を着ていることが多いため、雪女のイメージが白い着物を着ている印象が誰しもが思い浮かぶことでしょう。ここからは、雪女の特徴を生かした衣装をご紹介します。

着物

雪女の服装の1番の特徴は着物です。白い着物のイメージが強いですが、最近では、より冷たさを表現するためにも、真っ白というよりも青白さを強調した着物で描かれることが多いでしょう。

和服(帯)

雪女の服装は和服であると記されている本が多いですが、実は帯の色に触れているお話は、あまり聞きません。全体的に白いイメージだと書かれていることが多いので、ほとんど色のついていない帯をしめていたのではないでしょうか。

雪女に関するおすすめの本

雪女は、記事の冒頭でもご紹介したように、色々な名前で呼ばれています。雪おなご(岩手県)、雪ん婆(秋田県)、雪女郎(山形県・福島県・新潟県)、雪姉サ(新潟県)、雪ばんば(宮城県)、雪おんば(長野県)、シッケンケン(長野県諏訪)、雪婆(愛媛県宇和)、雪ばじょ(宮崎県・鹿児島県)少し並べただけでもこれほどの呼び名があります。

しかし、実は名前と共に伝承されているお話は、その数と同じほどあるので、雪女を知るためには、他の呼び名で呼ばれている物語を読むことで、より深く知ることができることでしょう。

30分で読めて泣ける雪女の物語「雪のあまね」

雪女に関するおすすめの本は、30分で読めるシリーズの万里ちひろさんが書く「雪のあまね」です。こちらの本は、現代の人にも読みやすく、わかりやすい内容になっています。最近の小学校・中学校では、朝の10分間読書などの時間が設けられていますが、この「雪のあまね」なら短時間で読み切れるので、とてもおすすめです。

雪婆

雪女の別名である雪婆の名前がタイトルになっている文庫本もおすすめで、この本は2014年4月11日に双葉社から出版された藤原緋沙子さん書かれた物語です。悪女となってしまった1人の女性がどのような想いで、その人生を歩んでいったのかが気になり、気付いたら本の世界にのめりこんでいってしまうことでしょう。

ミステリー本としても楽しめる物語となっているので、雪女のあとにはこの「雪婆」を読むことをおすすめします。

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厳しい世の中で辛酸を嘗めながら己の美貌と才覚だけを頼りに生きて来たが故に、
過去を消すために幼馴染を殺すことに手を染めてしまった哀れな女の話です。
悲しい中にも最後は光明が見えるそんな筋書きか否かは読んで頂きたいですね。

雪女郎

2014年5月に出版された原石寛が書いた「雪女郎」は、全331ページの短編小説になっています。雪女郎も雪女の違う呼び名として扱われていますが、また少し別の物語になっていますので、ぜひ読んでみてください。

雪の女王と雪女との違い

海外では、雪女よりも雪の女王が有名ですが、同じ「雪」が名前につくため混合して考えてしまいがちですが、まったく別物です。雪の女王は、アンデルセンの童話の1つであり、少年カイと少女ゲルダの物語で、雪の女王というタイトルですが、ほとんど雪の女王は登場しません。

ほとんどがゲルダの冒険がメインになる話で、雪の女王はカイを連れ去って自分の宮殿へと連れて行くのですが、その理由についても触れられていませんし、カイが宮殿を去る時も邪魔などはせず、カイに執着することもありませんでした。いったい何がしたかったのかと読者を悩ませますが、美しい女性ということは雪女と被る設定だと言えます。

雪の女王を洋風雪女という人もいますが、まったく別人ということです。

雪女は一途な女性を描く物語

色々な雪女をご紹介してきたましたが、いかがでしたでしょうか。雪女の物語は、愛する男性との幸せな生活を夢見ていたのに裏切られてしまったお話として描かれていることが多く、日本の怖い妖怪や幽霊の物語とは、少し違った印象が見受けられます。

2016年杉野希妃監督によって公開された「雪女SNOW WOMAN」という映画も小泉八雲の著書の雪女を元にしたラブストーリーとして描かれた作品です。このことからも、雪女は怖いだけではなく、純粋な愛を求めた1人の女性の物語だと考える人が多いことがわかることでしょう。

近年では、離婚する家庭も多く、シングルマザーも珍しくなくなってきましたが、1人の男性を追い求めて、ただ静かに愛する家族と暮らしたいと願う女性像は、現代の男性の理想像とも言えるのではないでしょうか。

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