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嫌なことを忘れる方法・思い出すときの対策・乗り越える方法

嫌なことを忘れる方法

嫌なことを言われたり、嫌なことをされたり、人と毎日接しているとあるでしょう。また、何がという訳でもなく漠然と嫌だなと感じたりもします。

嫌なことは非常にネガティブなことなので、早めに忘れる方が自分にとっていいことです。忘れる方法にはどういったものがあるでしょうか。

ノートに書く

毎日日記をつけている人がいますが、日記をつけてなくても、何か嫌なことがあったら家に帰ってノートに書いてみましょう。頭で考えていては、いつまでも頭にこびりついて残像のごとく残ってしまいます。

ノートに書きつけてみれば、少し発散できた気分になり、すっきりして頭から離れます。加えて文字に起こすと、そんなに悩むほどのことではないと感じられたり、本当に性格の悪い人だと相手のことを冷静に考えられたりと、突き放して物事をみることができます。

書いた嫌なことに対して、自分で感じた感情をつけたしてみたり、悪口を書いてみたりすれば、なおさらすっきりします。

泣く

嫌なことがあって、どうしても自分の心にどす黒いものがたまってしまったり、その気持ちを解消できずにどうしようもないときは、我慢せずに泣きましょう。泣きながら嫌なことをした相手に一人で毒づいたり、罵ったりしてみてください。いつかは涙も出なくなって、毒づいている自分に呆れてきて疲れてしまいます。

泣くだけ泣いて疲れるだけ疲れたら、心の重しが取れたようにすっきりできる可能性があります。

寝る

嫌なことがあったときは、ぐちゃぐちゃ考える前にさっさと寝てしまいましょう。人間は不思議と睡眠をとると、前日にあったことや考えたことをさっぱり忘れたり、遠い過去のように感じたりします。「そういえば、あんな嫌なことがあったな」といった程度に忘れらせてくれるのが、睡眠です。

何か考えて鬱々とする前に、お風呂に入って一日の疲れと汚れを洗い流してから、温かい紅茶化ハーブティーでも飲んで心を落ち着かせてください。それから布団に入って体をしっかりと伸ばして、ぐっすりと何時間も寝てしまいましょう。そうすれば、寝ている間に色々と嫌なことは忘れてしまい、翌朝はすっきりと気分もよくなるはずです。

向き合う

嫌なことがあって、それがさすがに聞き捨てならないといったときは、どういうことか訊ねましょう。ちょっと怒って、文句になっても構いません。

相手に悪気があろうがなかろうが、他人にが嫌だなと感じることをするのは失礼です。それが身内であっても、会社の先輩であっても、友人であっても同じように無礼極まりないことです。

向き合うことは面倒事を引き起こす可能性もありますが、さすがに問題だろうと感じたときは、相手と喧嘩になっても仕方がありません。それでその嫌なことが解決して、後腐れなく忘れることができるのであれば、自分にとって万々歳です。とはいえ、相手が素直に謝罪したりすれば、そこは許してあげるようにしましょう。

聞き流す

嫌なことを言われた場合、一瞬思考停止した後で自分が嫌なことを言われたのを自覚します。腹は立つでしょうが、聞き流すことができるのであれば、聞き流しましょう。

嫌なことに対してその場で向き合うのは悪いことではありませんが、自分は気弱だとか向き合うのがあまり好きではない、揉めるのは面倒くさいといった人は、笑いながらもしくは聞こえなかったふりをして聞き流すのが一番です。

聞き流せるだけの度量を持っていれば、すぐに忘れることをできます。聞き流す人に対して、さすがに嫌なことを言ったりしたりした相手も、二度も三度も同じことは言ってこないでしょう。

気にしない

本当は嫌なことがあっても、気にしないのが一番最良の忘れる方法でしょう。誰かに嫌なことを言ったり、嫌なことをする人は、少し性格に問題があります。そんな人を相手にするだけ損なことですし、時間も労力ももったいないです。そんな暇があれば、もっと意味のある他のことをしたいと考えるようにしてみてください。

嫌だと一瞬感じても、さして反応をせずに、自然体でいましょう。反応しない人に対して、相手も何もしようがありません。気にせずに、相手にせずにマイペースの状態で、気楽にいきましょう。

逃げない

先に述べてきた方法は自分には絶対無理だといった人もいるでしょう。いつまでも気になったり忘れることができずに、しばらく落ち込んだりして、何かの拍子で毎日それを思い出してしまう場合は、あったできごとから逃げずにくよくよ悩んだり、考えましょう。逃げないといった方法もありです。

毎日何回も思い出すと、辛かったり腹が立ったりとしますが、長い短いはあれど時間が経てば不思議と人間の記憶は少しずつ薄れていきます。そして、そのうち嫌なことがあった事実すら考えなくなって、最後には忘れてしまいます。ちょっと時間が必要になりますが、こういった方法もあります。

嫌なことを思い出すときの対策

嫌なことほど思い出しがちです。思い出さないようにするにはどうしたらいいでしょうか。ついつい昔の嫌なことを思い出してしまうといったときの対策をみていきましょう。

楽しいことをしてみる

嫌なことと真反対の、何か楽しいことをしてみましょう。楽しいことや集中できることは、嫌なことを忘れさせてくれることがよくあります。

自宅にいるなら手の込んだ料理をしてみたり、スイーツを作ってみたり、家を掃除してみるのもいいでしょう。なにかを作っているときは、集中して嫌なことも忘れてしまいます。また、掃除は家を綺麗にするだけではなく、自分の心を綺麗にしてくれます。頭の中もすっきり綺麗になるはずです。

外出するのであれば、映画を観たり、買い物をしたり、友人とどこかでお喋りに興じたりしましょう。自分が楽しいと感じることに色々とチャレンジしてみてください。楽しければ嫌なことなど忘れてしまいます。

美味しいものを食べる

嫌なことを思い出して仕方ない、イライラしたりストレスを感じたりするときは、自分の好きな食べ物など美味しいものをたくさん食べましょう。ストレスのあまり食べすぎるのは問題ですが、ちょっとした気晴らし程度に休日食べまくるのは、心がすっきりして幸せに満ち足ります。そういった時間は大切な時間です。

一人は嫌だと感じるなら、友人や家族、または彼氏などを誘って、美味しい食事を楽しくできるように、食卓を囲んでみてください。みんなでお喋りをしながら楽しく食べると、嫌なことよりもおいしいものに気をとられて、気持ちもストレスもすっきりするはずです。

嫌なことを乗り越える方法

嫌なことは次から次にやってきます。酷いときには毎日のように、一日に何回も自分目がけて襲ってきます。そんな嫌なことを乗り越える方法はあるのでしょうか。

強くなる

嫌なことがあると、へこみますし辛いです。気にしていないふりをしても、心は泣いていたり、家に帰って落ち込んだりします。しかし、嫌なことがある度にそういった状態になる自分にも、いい加減腹が立ったり、情けなく感じたり呆れたりしてしまいます。

なので、嫌なことを簡単に乗り越えられる自分を目指して、自分自身強くなりましょう。誰かにいじめられても、誰かに貶められても、決して負けない不屈な精神を持てるように努力しましょう。強くなれば誰にも手は出されません。誰かに何かされても、全く平気になりますし、逆にやりこめることもできます。

今の自分が弱いと自覚を持っていれば、人はいつでも強くなることができます。

人に優しくなる

人に優しい人間になりましょう。決して嫌なことをする人間になってはいけません。人に優しくできるようになれば、自分の精神も優しくなってきます。優しくなれば、心が満たされて、少しくらい嫌なことがあっても気にならない人間になってきます。

嫌なことをする人は、心が貧しい人です。心が貧相であるが故に、他人に優しくできずに嫌なことをしたりします。そんな人間と同等の立ち位置にならないように、自分は正反対の人間になれるよう努力しましょう。

嫌なことがあったときの対応

それでは、現在進行形で嫌なことがあったり、先々に嫌なことがあったとき、どう対応するのがいいでしょうか。対応方法を紹介します。

笑ってかわす

何か嫌なことがあっても、笑ってかわしましょう。相手が悪意を持って嫌なことをしている場合、辛そうにされたり嫌そうな顔をされるのが一番期待していることです。相手の思うつぼにならないように、相手の期待に添わないように笑って適当に何かを言ってかわすことが、相手に失望を与える最良の方法です。

笑ってかわせば、自分へのダメージも少なくてすみます。ただでさえ嫌なことがあって、反応してしまった自分に嫌気がさすこともあります。なので、笑ってかわせば自分のことも嫌いにならなくてすみます。

もし腹が立っても気分が悪くても、ショックだったとしても、頑張って笑ってかわしてください。落ち込んだり毒づくのは、家に帰って一人になってから行えるようにしてみてください。

何もなかったふりをする

さすがに嫌なことがあったら笑えないという人もたくさんいるでしょう。そういった人は、何もなかったふりをしましょう。先にも述べたとおり、嫌なことに何らかのネガティブな対応をすることを喜ぶ人たちもいます。そういった人たちをがっかりさせられる反応は、無反応が一番の反応です。

笑うことが無理な人でも、何もなかったふりは頑張ればできるでしょう。無表情で、無感覚で、素知らぬ顔をしてあげましょう。周囲も何もなかったふりをしなければ仕方なくなります。

嫌なことも原動力に

人生いいことずくめではありません。良いことも嫌なこともたくさんあって、それも全て自分の人生です。自分の一つの大切な経験です。その経験を生かして、自分の優しさを培ったり、自分を成長させていけます。

嫌なことがあれば、家に帰って落ち込んでも大丈夫です。さんざん一人で文句を言っても大丈夫です。しかし、そのネガティブなパワーを外に持ち出さないように、自分自身の一部として形作らないようにだけは気をつけましょう。

人のふり見て我がふり直せではありませんが、自分はポジティブに、そして優しくなれるように、原動力にしてやっていきましょう。

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