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【シーン別】ネクタイピンをつける位置|ベスト/おしゃれ

Author nopic iconnoemie
カテゴリ:フォーマル

初回公開日:2018年03月25日

更新日:2020年03月05日

記載されている内容は2018年03月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【シーン別】ネクタイピンをつける位置|ベスト/おしゃれ

主なネクタイピンの種類と特徴

「ネクタイピン」と一口に言っても、さまざまな形状があり、種類によって用途が異なります。ネクタイピンの着用位置をご紹介する前に、まずは主なネクタイピンの種類とそれぞれの特徴を確認していきましょう。

タイクリップ

2本のバーでネクタイとシャツを挟み込んで留めるタイプのピンです。「ネクタイピン」と聞いて多くの方が思い浮かべるのがこの形状ではないでしょうか。オーソドックスな形なので、ビジネスからフォーマルまで幅広い場面で使用でき、ひとつ持っていると安心です。バネ付きのものと、クリップで留めるだけのものとの2種類に分かれます。

ワニ口式

バネの力を利用し、洗濯ばさみの要領でネクタイを固定します。着脱が簡単で、ネクタイピンの中でも代表的なタイプです。シンプルなものから装飾が施されたものまでデザインも豊富で、生地を傷めることなく使用できます。

クリップ式

マネークリップのように金属そのものの力で挟み込みます。バネ式に比べ金属疲労が起こりやすく、ネクタイの種類や厚みによっては使いづらいといったデメリットがありますが、ピン自体の構造がシンプルなため、スタイリッシュな印象になります。

ショートクリップ

タイクリップと似ていますが、主にナロータイ(大剣の幅が4~6cm)に使用します。こちらもバネ式のものとクリップ式のものがあります。

タイタック

ネクタイの大剣と小剣に針を刺し、ピンバッジのように裏から針をキャッチャーに差し込みます。シャツには針を通さず、チェーンの先端にあるボタンかけを利用して固定します。デザイン性が高いものが多いので、お祝いの席やカジュアルな場面で使用するのがよいでしょう。

スティックピン

タイタックと同様、ピンを刺して固定するタイプのネクタイピンです。主にアスコットタイやクロスタイなどのネクタイを留めるために用いられます。セレモニーなどの華やかな場におすすめです。

服装別ネクタイピンをつける位置は?

かつてはスーツを着るならネクタイピンをつけることがマナーとされていましたが、現在は、スーツとネクタイピンは必ずセットで身に付けなければならないというわけではありません。だからこそ、ネクタイピンを有効活用できれば、スーツスタイルを今よりも数段ランクアップさせることが可能です。まずは、服装に合ったネクタイピンの位置をご紹介します。

スーツ着用時のスタンダードな位置はココ!

出勤時や営業周りなど、ビジネスシーンではジャケットを身に付けるという方が多いのではないでしょうか。もちろん、普段着でジャケットとネクタイを着用する方もいらっしゃいます。このスタイルでのネクタイピンは、「ジャケットの第一ボタンから少し上の位置」につけるのがよいでしょう。もっともスタンダードな位置なので、特にビジネスの場面でおすすめです。

Yシャツだけ着用するときは少し下めの位置に

暑い時期や事務作業などでジャケットを脱ぐ場合は、ジャケットを着ている時よりも下の位置で留めるとスマートです。具体的に言うと「シャツの第四ボタンと第五ボタンの間の位置」。このあたりにつけるとネクタイのぶら下がりを抑えることができ、見た目もすっきりします。

流行のスリーピーススーツにベストを着用する場合は?

おしゃれなビジネスマンに人気のスリーピーススーツ。ベストがネクタイを抑えてくれるので、本来ならばネクタイピンをつける必要はありませんが、あえて着用することでおしゃれさがグッと際立ちます。その場合は、「ベストの第一ボタンの少し上の位置」につけると、こなれ感が生まれます。

礼服を着用する際の正しい位置は?

男性の礼服には、主に「モーニングコート」「燕尾服」「タキシード」「ブラックスーツ」などがあります。冠婚葬祭に使用できる礼服は、シーンやネクタイの種類によってネクタイピンの位置が異なります。日本で一般的な礼服である「ブラックスーツ」については、後ほど結婚式・葬儀の場面別に解説します。

ここでは主にそのほかの礼服を着用する際に用いられる「アスコットタイ」や「クロスタイ」を身に着ける際のネクタイピンの位置をご紹介します。

アスコットタイ

アスコットタイは主にモーニングコートで用いられる幅広で短めのネクタイです。近年では簡略化したアスコットスカーフを指すことも多く、パーティーシーンだけでなくカジュアルな場で着用する方も増えてきました。アスコットタイを着用する際にネクタイピンを使用するならば、「結び目や結び目のすぐ下」など、首元に近い位置がよいでしょう。

クロスタイ

クロスタイは蝶ネクタイを簡略化した十字架状のネクタイです。十字にネクタイをクロスさせ、真ん中の位置にピンを刺して固定します。ネクタイピンはアスコットタイと同じく、スティックピンを使用します。

あなたのマナーは大丈夫?シーン別ネクタイピンをつける位置

ネクタイピンは服装だけでなく、シーンによってもベストな位置が変わります。とは言うものの、必ず身に着けなければならないものではないので、「絶対にこの位置でなければならない」という決まりはありません。

しかし、せっかく身に着けるのですから、少しでも相手に失礼な印象を与えないよう、TPOに合った位置に取り入れて大人のおしゃれを楽しみましょう。ここからは、さまざまな場面に最適なネクタイピンの位置をご紹介します。

結婚式・二次会では少し高めの位置で華やかさを

結婚式や二次会といった華やかなシーンでネクタイピンを着用するなら、「シャツの第三ボタンのすぐ下の位置」がおすすめです。

すこし高めの位置で留めるこのスタイルは最近の流行となっています。シンプルなタイクリップも素敵ですが、少し冒険してタイタックやスティックピンなどのデザイン性の高いネクタイピンを使用すると、より華やかさとおしゃれ感がアピールできます。

お葬式では「つけない」のが基本的なマナー

葬儀では、装飾品であるネクタイピンはつけないことが基本的なマナーとされています。しかし中には、お焼香やご遺族の方へのお辞儀の際などに、ネクタイがブラブラするのが気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「どうしてもネクタイピンをつけたい」という方は、黒またはグレーといった地味な色目で光沢のないものや、真珠がついたものを選びましょう。つける場所は、「ジャケットの第一ボタンより少し上の位置」のほか、「ジャケットで隠れるくらい下の位置」が最適です。

ほかにも、ネクタイの小剣を小剣通しに通し、小剣とシャツのみをネクタイピンで固定すると外側からネクタイピンが見えないので、ぜひ参考にしてみてください。

就活でのネクタイピンはスタンダードな位置がベスト

就活にネクタイピンは不必要という意見もありますが、真っ直ぐネクタイを着けたいという方や、見た目で周囲と差をつけたいという方は着用しても問題ありません。しかし、つける種類や位置によっては面接官にマイナスの印象を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。面接に臨む際は、スタンダードな位置である「ジャケットの第一ボタンの少し上」につけるのが望ましいでしょう。

形状はシンプルかつシルバーのタイクリップが最適です。この二つのポイントを抑えていれば、就活だけでなくその後のビジネスシーンでも幅広く対応できます。

また、志望する職種によって使い分けることもひとつの手です。堅めの職業では上記のようにスタンダードな位置につけるのが無難です。一方、アパレルなどのファッションセンスが問われるような職種を希望している場合には、トレンドを意識して少し上目の位置につけると個性が際立つでしょう。

成人式は「見せたい印象」によって位置を決める

人生の大きな節目となる成人式。スーツを着る機会があまりなく、ネクタイピンにとっつきにくさを感じる方も多いでしょう。羽織袴で出席する新成人の方もいますが、スーツを着用するならぜひネクタイピンに挑戦してみてください。周りの同級生よりも垢抜けた大人の印象になります。

スマートさを演出したいなら、スタンダードな「ジャケットの第一ボタンの少し上」の位置につけるとよいでしょう。一味違ったおしゃれさをアピールしたいなら、スタンダードな位置より少し上で留めるのもおすすめです。

デザイン性の高いタイクリップやスティックピンも良いですが、初めてネクタイピンを購入するならシンプルなデザインのタイクリップが便利です。社会人の方はすぐにでも使えますし、学生の方なら就活の際に役立つので持っていて損はありません。

小ワザを効かせて印象チェンジ!特徴別・おしゃれなネクタイピンの位置

服装やシーン別にネクタイピンの付け方をご紹介しましたが、さらに一工夫加えることで、印象をガラリと変えることが可能です。ここからは、より一層ネクタイピンをおしゃれに活用するための小ワザを紹介します。

フラワーホールにつける

ネクタイピンは、ネクタイ以外の場所にもつけられるのはご存知でしたか。結婚式やパーティーなどのセレモニーでおすすめしたいのが、タイタックやスティックピンを襟にあるフラワーホールにつけるというワザです。胸元が一気に華やかになり、おめでたい席にぴったり合います。

ネクタイに立体感を出すと一層おしゃれに

近ごろのトレンドは少し上目の「シャツの第三ボタンのすぐ下の位置」と前述しましたが、よりこなれ感を演出する方法をご紹介します。それはネクタイピンを留める際に、ネクタイの大剣を少し引き上げて「立体感を出す」ことです。

これは「メンズファッション界のカリスマ」と呼ばれるニック・ウースター氏も取り入れている着こなし術です。大人の余裕を感じさせるこのテクニックを利用すれば、周囲から「おしゃれな人」として一目置かれること間違いないでしょう。

遊び心満点!「斜めづけ」でこなれた着こなしに

ネクタイピンをつける際、地面に対し水平につけるのが一般的ですが、バーの先端を少し下に向けて留める「斜め挿し」と呼ばれるつけ方もあります。こちらは少しくだけた印象になるのでビジネスの場ではあまりおすすめできませんが、カジュアルな場やドレスコードのゆるい職場に勤められている方は取り入れやすいでしょう。

また、ネクタイが手持ちのネクタイピンよりも細身のものの場合にも使える着こなしです。斜めづけする際にはスタンダードな位置よりも少し上につけるとよいでしょう。

TPOを意識して自分らしい着こなしを!

ネクタイピンは、つける種類と位置によって印象がガラリと変わるということをお分かりいただけたでしょうか。男性だからこそ身に着けられるこのアイテムは、目立たないようでいて実はVゾーンをランクアップさせる重要な役割を担っています。

必ずしもつける必要性がない分、あくまでもアクセサリーというサブ的な位置づけですが、没個性的になりがちなスーツスタイルにおいて、あなたの個性を光らせるために有効な道具です。TPOを意識してネクタイピンを上手に活用し、あなたらしい着こなしを手に入れるきっかけになれば幸いです。