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歩幅の計算方法・男女別・年齢別の歩幅の平均・測り方・広げ方

Author nopic iconmr.paddington
雑学 / 2018年04月05日
歩幅の計算方法・男女別・年齢別の歩幅の平均・測り方・広げ方

アスリートの歩幅

歩幅の計算方法・男女別・年齢別の歩幅の平均・測り方・広げ方

現在の陸上100m競技における世界記録保持者は、ジャマイカのボルト選手です。その世界新記録「9秒58」を達成したのは、2009年(平成21年)8月にベルリンで開催された世界選手権のことでしたが、9年経った今でもその記録が燦然と輝いています。

超人ボルトの歩幅

この世界新記録を達成した世界選手権において、優勝したボルト選手が100mを走り抜けた際のトップスピードの歩幅は、なんと「275cm」と驚異的な数値でした。ちなみに、第2位のゲイ選手(アメリカ)の歩幅は「248cm」、第3位のパウエル選手(ジャマイカ)の歩幅は「251cm」であり、実に20cm以上の差がありました。

このように、走る早さと歩幅には大きな関係性がありますが、もう1つ走る速さに関係する要素に「歩数」があります。陸上競技において、歩幅のことを「ストライド」、歩数のことを「ピッチ」と呼びますが、ピッチはいわば車輪の「回転数」を表します。

ランニングの走法

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ランニングの走法には「ピッチ走法」と「ストライド走法」の2つがあります。前者のピッチ走法とは1歩と1歩の「間隔が短い」走法のことであり、後者のストライド走法とは1歩と1歩の「歩幅が広い」走法をいいます。

ちなみに、ピッチ走法とストライド走法の特徴やそのメリットとデメリットは、概ね以下のような点が挙げられます。

ピッチ走法

ピッチ走法は、身長が小柄で筋力が弱いランナーに適した走法なので、外国人選手より日本人選手に向いた走法といわれています。

ピッチ走法のメリットは、身体の上下動が少なく着地する際の脚や腰への衝撃が比較的少ないため、リズムが取りやすく速度の調節がし易い方法といえます。

一方のピッチ走法のデメリットは、歩幅が小さい反面歩数が多くなるため体力の消耗が大きくなります。そのことから、長距離を走るマラソンなどでは、疲労度の蓄積がマイナス要因として挙げられます。

ストライド走法

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ストライド走法は、初級者においては概ね100cmくらい、上級者になると概ね150cmくらいの歩幅になりますので、スピードを変化する際にフォームが乱れ易くなるります。

ストライド走法のメリットは、マスターすると間違いなくスピードが増すため、時間短縮を狙う場合の大きな武器になります。

なお、ストライド走法のデメリットは、身体の縦方向と横方向のブレが大きくなるため、足腰に掛かる衝撃が増大し怪我や故障の原因につながる恐れがあります。

歩幅の平均

歩幅の計算方法・男女別・年齢別の歩幅の平均・測り方・広げ方

「歩幅」の大きさは人によってさまざまですが、健常者であれば概して身長が大きい人ほど歩幅が広いといえます。さらにいえば、個体差の中には当然年齢差や性差なども含まれますし、それ意外にもいわゆる「脚(下肢)の長い人」ほど歩幅が広いことになります。

男性の年齢別の平均歩幅

男性における年代別の大まかな平均歩幅は、以下のようになっています。

(1)20歳代の平均歩幅:74~75cm

(2)30歳代の平均歩幅:72~73cm

(3)40歳代の平均歩幅:71~72cm

(4)50歳代の平均歩幅:66~69cm

(5)60歳代の平均歩幅:61~64cm

(6)70歳代の平均歩幅:54~58cm

女性の年齢物の平均歩幅

女性における年代別の大まかな平均歩幅は、以下のようになっています。

(1)20歳代の平均歩幅:61~65cm

(2)30歳代の平均歩幅:60~61cm

(3)40歳代の平均歩幅:58~60cm

(4)50歳代の平均歩幅:56~58cm

(5)60歳代の平均歩幅:53~54cm

(6)70歳代の平均歩幅:47~50cm

歩幅の測り方

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歩くときの歩幅の測り方は、直線で10数歩ほど歩ける広さがあればメジャー1つで家の中でも簡単にできますが、直線距離が取れない場合は屋外で測って下さい。ちなみに、歩幅の求め方は「歩幅(cm)=距離(m)÷歩数(歩)」の計算式によります。

家の中での測り方

家の中でのやり方は、ガムテープを踵(かかと)の位置に合わせて床に貼り、真っ直ぐ10歩歩いたときの距離をメジャーで測ります。例えば、測った距離が6.8mであれば、1歩当たりの歩幅は「6.8m÷10歩=68cm/歩」となります。

屋外での測り方

また、歩数計を持っていれば、距離の正確に分かっている区間(電柱の間隔など)を目安にし、その間の歩数を歩数計のカウント数で確認します。例えば、間隔が25mの電柱の間を36歩で歩いたとすれば、「25m÷36歩=69cm/歩」となります。

歩幅の計算方法

歩幅の計算方法・男女別・年齢別の歩幅の平均・測り方・広げ方

歩幅を簡易的(近似的)に求める方法は、メジャーも歩数計も必要としません。つまり、最も簡易的な方法は、自分の身長を元に計算によって求める方法があります。

なお、このような計算によって求める方法では、飽くまで近似的な値なので男女の差は気にすることがありません。

ひき算で求める方法

1つ目は、自分の身長から単純に「100を引く」方法です。例えば、身長が175cmの人は「175(cm)-100=75(cm)」となります。

かけ算で求める方法

もう1つの方法は、歩くスピードの違いによって異なる係数を用いて計算します。例えば、ゆっくり歩きのは「0.4」、普通歩きは「0.45」、早歩きは「0.5」の3つの係数を用いますが、それぞれ「身長(cm)×係数」によって求めます。

身長が175cmの人の場合は、早歩きは「175(cm)×0.5=87.5(cm)」、普通歩きは「175(cm)×0.45=78.8(cm)」、ゆっくり歩きは「175(cm)×0.4=70.0(cm)」となります。

マーチングのときの歩幅

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マーチングとは、一般的に行進しながら主に打楽器と管楽器を演奏する演技を指しますが、中にはダンスチームを含んだり、旗やサーベルなどの手具を用いるカラーガードを含む場合もあります。なお、演技の内容や編成によっては、「ドリル」「鼓笛隊」「ブラスバンド」「パレード」などの呼び方もされます。

全日本マーチングコンテスト

「(社)全日本吹奏楽連盟」は、1988年(昭和63年)から毎年11月に朝日新聞と共催し「全日本マーチングコンテスト」を開催しています。

このマーチングコンテストの会場は、「30m×30m」の広さに1辺が「5m」の格子状の区画を施しています。コンテストではこの5mの区画を「8歩」で行進して審査を受けるため、全員が1歩当たり「62.5cm」の歩幅で行進します。

ところが、2015年(平成27年)に主催者側から、会場の広さを「27m×27m」に縮小し、1区画を「4.5m」に変更する提案がなされています。つまり、変更後は4.5mを8歩で行進することになるため、1歩の歩幅が現行の「62.5cm」から「56.25cm」に縮小されます。

ルール変更の理由は、小学生には歩幅が大きすぎる、練習場所の確保がし易くなるなどを挙げていますが、現場からは試行錯誤の開始に併せて賛否両論が巻き起こっています。

歩幅を広げるトレーニング方法

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ランニングする際の「歩幅(ストライド)」を広げることは、スピードアップを図るための手段として極めて有効です。

ちなみに、ランニング中のストライドを広げるためには、物理的に「1歩当たりの跳躍距離」と「両脚の開脚角度」を拡大する必要があります。このためのトレーニングには、概ね以下のような方法があります。

(1)ハムストリング
下肢の裏側部分を形成するハムストリング(大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋)を主にうつ伏せの姿勢で鍛えるトレーニングを行います。

(2)股関節屈筋の強化
下肢の表側部分を形成する股関節屈筋(大腰筋・腸骨筋・大腿直筋など)を主に仰向けの姿勢で鍛えるトレーニングを行います。

これらのトレーニングは、専門知識を持ったトレーナーの指導の下でなければ効果が出ないばかりか怪我や故障の原因になります。そこで1人でできる柔軟性を改善する簡単な練習法を以下に紹介します。

カーフストレッチ

このストレッチは、特に下肢の「ふくらはぎ」の柔軟性を高めるメニューです。やり方は、始めに両手と両足を接地した状態で左右の脚を交差させます。

次いで、そのままの状態で腹筋を凹ませて臀筋を持ち上げていき、さらにその状態を3秒くらい維持します。なお、この動作を左右の脚を交互に入れ替えて3セット行います。

スコーピオン

このストレッチは、身体を旋回させながら体幹の可動域を広げる狙いがあります。やり方は、まず腹ばいに伏せた状態で上肢と下肢を大きく広げます。

次いで、腰をひねりながら片脚を約90°に曲げながら、頭や顔など上体を浮かせないように注意して反り返るように上げていきます。このストレッチも脚を上げた状態で3秒くらい制止するように心掛け、両脚とも交互に3セット行います。

スクワット

このストレッチは、股関節の柔軟性を向上させると共に、体幹を安定させるための狙いがあります。やり方は、お相撲さんが四股を踏むような姿勢でしゃがみ込みます。

次いで、両手の指先で足の先端を掴みつま先を持ち上げます。そのままの姿勢で腹筋に力を入れ、背中を真っ直ぐにした状態で臀部だけを持ち上げます。このとき、上腕を曲げたり肩甲骨を広げないように注意して3秒ほど制止しますが、この動作も3セット繰り返します。

ニーハグ

このストレッチは、体幹を旋回させながら可動域を広げる狙いがあります。やり方は、両手で片方の脚の膝の部分を抱えます。

次いで、抱えた膝の反対側の脚を少し曲げ、反動を付けずに真っ直ぐに伸ばします。このとき、状態が左右前後にぶれないように注意し、できるだけ踵を浮かせるように伸び上がり3秒くらい制止します。このストレッチも両脚を交互に3セット行います。

ストレッチの効用

歩幅の計算方法・男女別・年齢別の歩幅の平均・測り方・広げ方

ランニングで「ストライド」を広げることは、「ピッチ」を上げるよりスピードアップに対する効果が大きいといわれています。

ランニング以外にもストレッチの効果は色々あります。つまり、全身の筋肉を伸ばすことで筋肉に刺激を与えることは柔軟性を高めること以外にも、血流を改善する効果があることから怪我の予防に繋がるばかりでなく、疲労回復・脳の活性化・冷え性対策としても有効といわれています。

ストレッチは、本来筋肉や関節の柔軟性を高めるために行うものですが、運動後に行うことによって疲労物質を取り除いたりリンパの流れも良くしてくれますので、気分転換や健康維持にとっても効果的な役割を果たしてくれます。

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