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役職名の一覧・役職名に「様」はつけるのか・敬称の付け方

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カテゴリ:ビジネスマナー

初回公開日:2018年03月22日

更新日:2020年06月03日

記載されている内容は2018年03月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

役職名の一覧・役職名に「様」はつけるのか・敬称の付け方

覚えにくくて困っちゃう!「役職名」

取引先にメールや書類を送る時などに、悩むことが多いのが送り先の方の役職名についてです。社内でなんとなくルールが決まっていて、人に書き表し方を聞ける状況ならともかく、初めて社外とやり取りをする、または誰かに聞いてみても「そんなの常識でしょ?」と言われてしまう、なんて場合は大変困ります。

ここではそんな、役職名について、いざ、という時に困らないように、まとめてみました。きちんと知っておきたいという方も、今まさにどうしたらいいか悩んでいる方も、ぜひご覧ください。

役職名の一覧

まずは役職名にはどのような種類があって、どれがどの順番で上位の役職名なのかについて確認していきましょう。

まずは「役職」についての説明と「序列」の紹介から

そもそも「役職」とは、「ビジネスにおいて責任や職権に応じて生じる役目や職務のこと」を指します。例えば、部長であれば「組織の中の部門を取り締まる役目・職務」があるということになります。

ただし、これからご紹介していく役職の位置付けに関しては、一般的には「こう」というだけであり、会社によっても役職の位置付けは一様ではないので注意が必要です。

では、役職がどの順で上位になるのか、偉いのかについて、詳しくみていきましょう。

この順で偉い!

役職は「取締役会長」、「代表取締役」、「取締役」、「執行役員」、「部長」、「課長」、「係長」、「主任」、「平社員」の順で、責任が重く重要な役目を負っています。

全ての会社が、今あげた全ての役職を設けているわけではなく、会社の規模によっては、「代表取締役」が1人、「課長」が2人、「平社員」が10人、というような形態を持っていることもあります。

役職名も一様じゃない?

先ほどあげた役職名の中には、あまり聞かないものも多かった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は「取締役会長」と一口に言っても、企業によって呼び方が違う場合があります。先ほどあげた役職名に、一番近い役職名についても知っておくと便利ですので、こちらもチェックしていきましょう。

取締役会長と近い役職

この役職名に近い役職名が、「相談役」、「顧問」、「理事長」です。組織の代表として責任を負う立場にある役職に与えられる呼び名となっています。ただし、必ずしも代表としての権限をもているわけではなく、名誉職である場合もあります。

代表取締役と近い役職

この役職名に近い役職名が「社長」、「代表取締役社長」、「取締役社長」、「頭取」、「最高経営責任者」です。こちらは株式会社の代表権を持っている取締役のことを指す呼び名です。

先ほどの代表取締職が取締役会長職とどう違うのか、と言いますと、取締役会長が、一番偉い地位にはいるけれど、必ず代表としての権限があるわけではないのに対し、代表取締役には必ず権限が伴うというところに違いがあります。

企業によっては、取締役会長はおらず、代表取締役しかいないという場合もあります。

取締役と近い役職

この役職名に近い役職名が、「副社長」、「専務取締役」、「常務取締役」、「役員」です。代表権は持っていないけれど、企業の運営に対して責任や権限をもつ役目を負っています。

執行役員と近い役職

この役職名に近い役職名が、「上席執行役員」です。取締役の指示の下、業務を執りおこなうことに対して責任や権限をもつ役目を持っています。

部長と近い役職

この役職名に近い役職名が、「本部長」、「副部長」、「本部長代理」、「ゼネラルマネージャー」、「次長」、「支店長」、「工場長」、「シニアマネージャー」です。企業の中の課や組織などを取り締まり、管理する役割を持っています。

課長と近い役職

この役職名に近い役職名が、「班長」、「リーダー」です。企業の中で最も小さな単位の係を取りしきる役割を持っています。

主任と近い役職

この役職名に近い役職名が、「アシスタントマネージャー」、「チーフ」、「サブリーダー」です。従業員、つまり平社員の中でその仕事を熟練した人のことを指します。

平社員は役職名?

はじめに役職名についてご説明した際に、一番下位の役職名に、「平社員」という呼び名をあげていましたが、これは役職名ではありません。

平社員は従業員、スタッフといった言葉と同様に、役職を与えられた立場にはないので、もし自分が平社員で、役職を教えなければならなくなったら、「部署はありません」と答えたり、「一般社員(職員)です」、「社員です」と答えるのがベターです。

役職名に「様」はつけるか

役職名の一覧・役職名に「様」はつけるのか・敬称の付け方
※画像はイメージです
出典: Classroom - Free pictures on Pixabay

社外の人に宛てて何かを送るときは、誰しも失礼が内容にと神経を使うことでしょう。では役職をお持ちの方に何か送る時、その役職名に敬称はつけた方が良いのでしょうか?役職をお持ちの方に物を送る際の、宛名の書き表し方のルールを知っておきましょう。

役職名には敬称が含まれている!

実は役職名には敬称が含まれています。ですので、例えば電話対応の際に社外の方に「〇〇部長はいらっしゃいますか?」と尋ねられた際は、社内の人に向かって敬称を使うのは間違いですので、「〇〇はただ今外勤にいっております。」など、呼び捨てで答えるのが正しい応答になります。

宛名はどう書くのが正しいの?

では、宛名はどう書くのが正しいのでしょうか?前の項でお話ししたように、「△△株式会社 代表取締役社長 様」では、「代表取締役 様 様」となって、おかしなことになってしまいます。

どうしても敬称を使いたい、という場合は、役職名を書いた後、受取人の方の名前を書いて、その名前に敬称をつけましょう。先ほどの例文を使うとすれば、「△△株式会社 代表取締役社長 小山 様」という風にです。

このようにすれば、敬称に敬称をつけることもなく、失礼にもあたりません。

「殿」、「様」、「御中」の違い

さて宛名の書き方が分かったところで、新たに浮上する問題がどの敬称をつけるかです。よく見かける「殿」、「様」、「御中」はそれぞれどのように使うのでしょうか?

「殿」はもともと「目下」に使う敬称

まず「殿」ですが、こちらは本来は自分より目下の方につける敬称です。ですが、現在ビジネスの場ではどんな役職の方に対しても、「殿」を使っても失礼にあたらないというルールがあります。

ただし、「殿」が目下に使われる敬称であることを知っている方も少なからずいらっしゃることを考えると、「殿」を使うよりも「様」を使った方が無難であると言えるでしょう。

誰に使っても失礼がない「様」

次に「様」は、もともとシンプルに敬意を払うときに使う敬称です。ですので、「殿」のように目下、目上関係なく使える敬称となります。

絶対に失礼がないようにしたい、という場合は目下の方に対しても「様」を使う方が良いでしょう。

組織や団体に送るときは「御中」

「殿」や「様」が個人に向けた敬称であるのに対し、「御中」は組織や団体に向けた敬称です。例えば、その会社の誰か特定の個人に送りたいのではなく、その会社のある部門に向けて送ることができれば良い時などは、「□□会社 企画推進部 御中」などのように書き表します。

注意したいのが、会社のすぐ後には書かないということと、「御中」を使うときは他の敬称を使わないことです。例えば、上の例文を使うと「□□会社 企画推進部 御中 企画推進部長△△様」というような使い方はしないということです。

正しくは、「□□会社 企画推進部 御中」で留めて使います。「御中」を使ったら、「様」や「殿」はつけない、と覚えておきましょう。

役職名の敬称の付け方

ここまでお話ししたように、「役職名」にはそれそのものが敬称が含まれているため、本来役職名に「様」や「殿」はつけません。「役職名」を先に書いて、その後ろに「個人名に敬称をつける」のが正しい書き表し方です。

ですが、会社によっては役職名に「様」をつける、など独自のルールがある場合もありますので、その場合は会社のルールに従いましょう。

また、相手の方から送られてきた、返信用の封筒やはがきに「〇〇会社 □□部長 行き」などと書いてある場合は例外で、役職のすぐ後ろですが、「行き」を二重線で消し、「様」と書き直します。

カタカナの役職名

最近は漢字の役職名よりも、英語で言い表した役職名の方がカッコイイとのことで、多くの企業でカタカナの役職名が使われることが多くなってきました。

ですが、もともと漢字でも分かりにくい役職の序列が、カタカナ表記だとますます分かりにくく、何かにつけて頭を悩ます方も多いことでしょう。

ここでは少しですが、よく使われるカタカナの役職名についてご紹介します。

よく聞くカタカナの役職名一覧

例えば、こんな役職がカタカナになっています。

チェアパーソン:取締役会長職のことです。役職名一覧の項で説明したように、相談役、顧問、理事長などもさします。

リプレゼニティヴ ・ディレクター:代表取締役のことです。ただ「社長」については前述のチェアパーソンと呼ぶことが多いでしょう。

ディレクター:執行役員のことです。仕事の進行全体を仕切る人、といったニュアンスでしょうか。

マネージャー:部長職のことです。

セクション・マネージャー:課長職のことをさします。

チーフ:係長のことをさします。

リーダーという役職名

上にあげた役職名の他に、リーダーという役職名もよく聞きます。この言葉は序列に組み入れるには少し曖昧な言葉です。

というのも、リーダーという言葉は、「チームが進むべき方向を示す人」という意味を持つ言葉だからです。ですので、この意味では社長も、執行役員も課長や部長、係長もリーダーと言えます。

どの役職のことをさすのかは、その会社それぞれになりますので、相手の方の会社についてよく調べなければ分からない、と言うことになります。

よくよく相手の会社について知ろう!

ここまで、一般的な役職名とその立ち位置について解説してきました。

しかし、役職名の使い方は企業によって意味合いも使い方も違う上、その会社にあっても他の会社にはない役職名というものもあります。

本当に失礼がないようにするには、相手の会社についてよく知ることが大切だと言えるでしょう。