だらだらしてしまう人の原因
仕事など目の前のストレスから逃げる
この本を読み終えてから、コーヒーを1杯飲んでからなど、何か理由を作ってはしなければいけないことを少しでも先延ばししようとします。
これは、仕事や勉強という目の前にあるストレスをできれば避けたいという考えによって、手がつけられなくなっています。仕事や勉強を始める前に、机の周辺を整理しだすこともこれに当たります。しなければいけないことを避けたいと思うがあまり、だらだらとしてしまいます。
やる気が出ない
上記で述べたストレスから逃げるという心理的な働きを抑え込むことができ、作業を始めることができたとしても、そもそもやる気がなければ作業に集中することができません。
作業に集中できないと、だらだらと作業をしてしまい、効率が悪くなたり、ミスをしてしまったりしてしまいます。
時間にゆとりがある
時間にゆとりがあると、急いで作業をしなくて済みます。そのため、だらだらと作業を続けてしまいます。または、時間にゆとりがあるため、作業に取り掛かるまでに時間がかかってしまいます。
これらの場合、たいていが時間にはゆとりがあったにも関わらず、だらだらしすぎたせいで、最終的に時間のゆとりがなくなってしまいます。学生の夏休みの宿題などでよく見られる光景です。
実力的にゆとりがある
難しいことをするわけではないとわかっているので、手をつけることを先延ばしにしてしまいがちになります。だらだらとしているうちに時間がすぎてしまい、土壇場になって急いで作業をします。
体調不良
しかし、中には、これからしないといけないことがあるときに、その目の前にあるストレスを避けようとして、無意識に体調不良になったかのように錯覚をしてしまう人は多いです。
だらだらした毎日を過ごしている人の特徴
ゲーム
作業をしなければならないという場面で、傍にスマホなどがあることは多いです。なかなかやる気が起こらないときは、その手軽さゆえに「少しゲームで気分を整えてから作業を始めよう」という軽い気持ちでゲームを始めてしまいます。
ゲームをしていると、区切りの良い場面がくるまではやめることが難しくなってしまいます。そのため、「そろそろやめなければ」と思いつつ、ゲームを続けてしまい、気がつくとだらだらとゲームをしている自分に気がつきます。
動画
しかし、動画は再生を始めてしまうと、最後まで観ないと結果がわからずにモヤモヤしてしまいます。なので、再生した動画は最後まで観ることになります。10分ほどの動画でも、たった2、3本観ただけで、30分も時間がすぎてしまいます。
また2、3分の動画では、次々と別の動画を観てしまうため、気がつくと時間が経っていることが多いです。
整理
ゲームをしたり、動画を観たりすることはしてはいけないと自分に言い聞かせている人は、机周りの整理を始めたりします。ゲームや動画は明らかな娯楽になりますが、整理ではこれから作業をするための環境を整えることになります。
なので、完全に悪いことでもないため、これからするべきことを先延ばしにするための言い訳に使いやすいです。
眠くなる
しかし、勉強や仕事の最中にまで眠くなってしまうこともあります。普段からよく寝る人は、体が眠りを求めやすい体質になっていることがあります。そのため、勉強や仕事が嫌で、やる気が出ていなくてだらだらと作業をしていると、体が眠っても良いタイミングと勘違いしてしまいます。
ただでさえ嫌な勉強や仕事をしているにも関わらず、そこへ眠気まで襲ってこられては、作業に集中はできません。このとき、眠気に負けてだらだらと寝てしまう人もいます。また、眠気と戦いながらの作業なので、本人は必死でもだらだらと作業をしているときの効率しか発揮できていないこともあります。
だらだら生活から脱出する方法
時間を決める
「この作業は1時間行って、ここまで済ませる」と時間とゴールを設定します。時間にゆとりがあるためだらだらしてしまう人は、自分でだらだらしないような時間設定を作ると良いでしょう。
また、決まった時間にご飯を食べたり、寝るようにすることも有効です。決まった時間に決まったことをするようになると、「その時間までにこれとあれは済ませておこう」と自然と区切りの時間内にするべきことを自分でせていすることができます。
タイマーを活用する
自分で時間設定を作ると、その時間に早くならないか?、と時計ばかりを気にしてしまうようになってしまいます。なので、時計を見ることを禁止にして、タイマーを使いましょう。
タイマーであれば音で時間を知らせてくれるので、タイマーが鳴るまで時計を見る必要がなくなり、作業に集中できるようになります。
スマホやテレビの電源を切る
できれば、テレビがない場所で作業をしたり、スマホも電源を切って、手の届かない場所に置いておくことが望ましいです。それが難しければ、テレビは主電源から切っておき、スマホはマナーモードにして画面を伏せておきましょう。
スマホやテレビ以外にも本や、おやつなどもだらだらとした時間を作ってしまうことがあるので、注意しましょう。
だらだらしたい人におすすめの方法
ただし、だらだらしているだけでもお腹は減ります。ここでわざわざ着替えて食べ物を買いに行ってしまうと、だらだらできなくなってしまうので、休日の前日には家を出なくて済むように、買い出しはしっかり済ませておくことが、だらだらとするコツです。
だらだらに付き合う方法
また、家でだらだらしていれば、お金を使わなくて済んだり、外出の準備に時間を取られたり、休日なのに動き回って疲れてしまったりなどすることもありません。だらだらすることにもメリットはあるので、うまくだらだらして体の回復効率を高めてあげましょう。