鈍感力持ってますか?
鈍感力に関する本
『鈍感力』
一度の失敗や困難に落ち込み、凹んでいては前には進めません。一方、常に完璧を目指していては、ストレスが増えるばかりです。何があっても、気持ちを楽に持って臨めば、逞しく生き抜ける鈍感力のある人間になれます。まずは、「鈍感力」について知りたい人にです。
先生の言うとおり逞しく生きたいです!!!!!!
気の弱い自分には無理かな…
『気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント』
スルースキルを身に付けることで、人生がもっと上手くいきます。本書では、気にした方がいい点と気にしない方がいい点の区別の仕方が書かれていますので、本を読みながら、日常生活で練習してみるのはいかがでしょうか。
また、著者自身は僧侶であり、仏教の観点から日常生活に対する考え方を学ぶことができます。だからといって、堅苦しい内容ではなく、誰でも分かり易いように身近なテーマを扱っており、日々起こり得る不安や怒り、煩悩を無くす手助けをしてくれます。
不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント。「小欲の鋤と知足の鍬で心を耕す」世の中にある物はもともと私の物だと考えなくても、欲を小さくして足りることを知れば、安心していられます。という項目が印象に残りました。おすすめです。
『鈍感になるほど人生がうまくいく 心のモヤモヤがスッキリする9つの方法』
物事に敏感すぎて、胃が痛くなったり、すぐネガティブ思考に陥ってしまう人は、将来のことを考えすぎて不安になってしまいます。転職、結婚、老後など将来の悩みの種は考えても考えても悩みがつきません。先を読みすぎずに「今」に集中することの大切さなどを教えてくれます。
面白いし、ためになる本です。鈍感力という表現がまた良い。お気に入りの一冊になりました。植西さんの本は読みやすいです。押し付け感が無いところも好き。「気付き」の一冊になります。
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』
・無駄に反応しない。
・自分の心を理解する。
・過去を忘れる。
・快を追求する。
ブッダの教えを紐解きながら学ぶことができるので、心を洗いたい時や道に迷った時に読むと、心が落ち着き、自分が幸せに生きる方法を見つけることができるでしょう。
全ては心の中のことだと納得できる。そしてその心持ちに行くまでの道筋が書いてあります!
あなたの鈍感力をチェック
鈍感力テスト
質問
→YES / NO
②次の日に大事な会議や試験があっても、問題なく眠れる。
→YES / NO
③雨の日に傘を忘れても問題ない。
→YES / NO
④過去を振り返ることはあまりない。
→YES / NO
⑤基本的にポジティブ思考。
→YES / NO
⑥他人から指摘されても、落ち込むことはない。
→YES / NO
⑦相手が待ち合わせに30分遅刻しても怒らない。
→YES / NO
⑧レストランで注文した料理とは異なる料理が来ても、気にせず食べる。
→YES / NO
⑨自分の好きなことを優先したい。
→YES / NO
⑩LINEでメッセージが来ても、すぐに返信しない。
→YES / NO
結果
YESの数が6~4個だった人:鈍感力は中程度。たまに落ち込むことはあるけれども、開き直れる人でしょう。
YESの数が3~0個だった人:鈍感力は低く、繊細な心の持ち主でしょう。
鈍感力の意味とは?使い方は?
ビジネスで使える
そんな時こそ、「鈍感力」が役立ちます。過去の失敗の反芻は、その日のうちに片づけてしまいましょう。また、1時間であれば1時間と、反省する時間を決めて、その時間に精一杯どこがいけなかったのか、次に同じことが起きないように気を付ける点がどこなのか集中して考えます。
しかし、その時間が過ぎたら、もう気にすることを止めて、自分の好きなことに時間を当てましょう。あまり過去の失敗を引きずらずに、次に行こう、と前向きに仕事に励めば、自ずとポジティブになれます。
恋愛で使える
例えば、遠距離恋愛をしている人であれば、会える期間や回数も限られているため、相手の行動が気になるでしょう。もし、彼氏(彼女)が友達と飲みに行くとあなたに言ってきた場合、その友達の中に異性がいたら、心移りしてしまうのではないかと不安になり、落ち着かなくなったり、SNSを通して誰と行くのか確認したくなったりするでしょう。
そんな気持ちになったら、ちょっと待ってください。見えない相手の行動を追っても、自分の妄想でしかありません。目の前にいる人の心の内でさえも、千里眼のように知ることはできません。だからこそ、相手の行動には「鈍感」になって、今の自分だけの時間を楽しみましょう。
勉強を励んだり、友達や家族と出かけたり、趣味を充実させれば、相手のことを気にする時間も減ります。また、次に会った時に、もっと輝いている自分を相手に見せられるでしょう。
人間関係で使える
「一緒に出掛けたくないのかな」「嫌いになったのかな」と頭の中で不安が渦巻いて、何度も自分の送ったメッセージを見返して、相手の気持ちを図ろうとします。
しかし、いくら考えても答えは分かりません。もしかすると、ただ忙しくて返事ができなかった可能性もあります。もしくは、今週末に他の予定が入りそうで、スケジュール調整を考えている可能性もあります。いくら考えても本当の理由は分からないので、考えるのはやめましょう。携帯を閉じて、テレビを見たり、本を読んだりして、相手の行動に鈍感になりましょう。
鈍感力を鍛えてみましょう
他人の言うことを受け流す
また、就職活動において面接官から厳しい指摘を受けた場合も同じです。自分の返答に対して、面接官が否定的な回答をしたり、無反応だったりすると、自己否定されたような気分になります。そして、面接官の反応を真に受けていると、自信がなくなってしまい、別の面接にいっても上手く話せなくなり、負のスパイラルから抜け出せなくなります。
他人の言うことに少し鈍感になれば、簡単には傷つかないようになります。まずは、他人の意見を受け流してみることから始めましょう。
必要以上に過去を振り返らない
過去を振り返り、反省点を見つけて、次回に活かすのは大変素晴らしいことです。しかし、過去を引きずって、意気消沈してしまっては元も子もありません。間違えたときは、同じ失敗を繰り返さないようにしようと心に留めて、前向きに考えてみましょう。
また、あなたが行った選択が正しかったのか、正しくなかったのか悩むこともあるでしょうが、前向きに考えていれば、数年後、ふと過去を振り返った時に、自分の選択に自信が持てるようになります。
自分でストレスを抱え込まない
また、もし辛くなったら、家族や友人など周囲の人に愚痴や悩みを聞いてもらいましょう。もしすぐには会えない場合は、ノートに心の中のモヤモヤを書き出してみると、ストレス発散になり、心の整理も付くのでです。適度にストレスを発散して、リフレッシュしながら、毎日頑張りましょう。
程よい鈍感力を身につけて人生をもっと楽に
現代のストレス社会では、益々「鈍感力」の必要性が増しています。今回ご紹介した本以外にも、鈍感力に関する多くの本が出版されているので、興味が沸いた方はぜひ読んでみてください。