踏ん切りがつかない原因
転職
自分に対して自信を持っている方は、ポジティブに物事をとらえられ踏ん切りもつけやすくなりますが、自分に対して自信を持てない方は特に、自分は新しい職場で通用するのか、今よりも、もっと待遇が悪くなってしまうのではないかというネガティブな発想が先に立って、なかなか踏ん切りをつけることができなくなってしまいます。
結婚
また、相手に対しての愛情に確信を持てない場合も、踏ん切りをつけることは難しくなります。本当にこの人でいいのか、もっと自分にふさわしい相手がいるのではないかと考えているうちは、結婚に踏み切ることは難しくなります。
退職
長く勤務していれば、それなりのスキルも得ることができます。せっかくのスキルを無駄にしてしまうことに対してのためらいもありますし、今の職場には全く未練がない場合は踏ん切りもつけやすくなりますが、ある部分に対してだけ今の職場に不満を抱えている場合は、いい部分と天秤にかけてしまいます。
例えば収入は満足できるものではないけれども、職場の雰囲気はよく人間関係はうまくいっているとか、収入面は満足できるけど、仕事量が多すぎて休日出勤や残業もしばしばといった場合は、満足している部分が見え隠れしてしまい、踏ん切りをつけることを躊躇してしまいます。
別れる
例えば金銭的にはルーズな部分があるけれど、相性はとてもいいといった場合は将来の不安を感じ別れた方がいいと考える気持ちもあれば、こんな相性のいい人はもう現れないのではという思いも出てきます。
また金銭面はルーズ、浮気性、約束は守らないなど全てマイナスの部分しか持ち合わせていなくても「でも好き」という感情があれば、なかなか踏ん切りをつけることはできません。
また愛情はもう残っていないけど交際期間が長い場合などは、情が残ってしまうこともあります。別れを告げて相手を傷つけてしまうことに躊躇して、なかなか切り出せない場合もあります。
踏ん切りをつける方法
転職
そのためにはまず次の会社を先に決めておくことも一つの方法です。次の就職先をしっかり決めて採用の確約を取ることで安心を得ることができます。また新しい職場の仕事内容や待遇もしっかりと具体的に把握しておくと、より不安も解消されます。
また転職はしたいけど次なにをやりたいか具体的に定まっていない場合は、まず自分が何をやりたいのかを明確にする必要があります。ただ転職がしたいだけではなかなか踏ん切りをつけることはできません。
次やりたいことが定まったら、それに向けて知識を得る努力も必要です。知識や経験を積むことによって自信も生まれて、踏ん切りをつけることに躊躇いもなくなってきます。
結婚
また結婚はしたいけど金銭的な不安で結婚に踏み切れない場合は、具体的な将来設計を立ててみてもいいでしょう。結婚して将来どのくらいの収入が必要になるのかなど、具合的に数字をあげることで、対応策も見えてきます。
また自由を奪われてしまう不安から踏ん切りがつかない場合は、結婚の決心の前に自由な生活を取るか、彼氏(彼女)を失うことを取るかその決断が先です。交際相手が結婚を望んでいる場合、自由な生活が先に立てば彼氏(彼女)は離れて行ってしまうこともあります。どちらを選ぶかをまず自分で決めることも大切です。
退職
具体的な進路が定まれば、将来の不安も、将来の希望に代わっていきます。ネガティブな発想からポジティブな発想に切り替わっていきます。
また先に上げたようにこの部分は我慢できないけど、この部分に関しては満足しているなどの迷いがある場合は、どちらを優先するのかを決めなければなかなか踏ん切りをつけることはできません。悪い部分といい部分を天秤にかけてどちらを優先するか決めることで、踏ん切りをつけることもできます。
別れる
また金銭面がルーズ、浮気性、約束を守らないなどマイナスの部分ばかりだけど「でも好き」といった場合はなかなか踏ん切りをつけることができません。頭ではこの人と別れた方がいいとわかっていても「でも好き」という感情はなかなか冷めないこともあります。
この場合は焦らずに自分の感情を優先するのも一つの方法です。感情を抑えて分かれても未練が残ってしまいます。少し時を待つことで冷静な判断ができる時期も来ます。
最後に愛情は残っていないけど情が残って切り出せない場合は、はっきり告げることが何より相手のためです。愛情は残っていないのにずるずると切り出せないのは、自分の弱さであって優しさではありません。
踏ん切りがいいタイミング
転職の踏ん切りをつけるタイミング
転職したい=すぐやめるではその会社のほんの1部分しか見えていません。しかし3年勤務すればいい部分、悪い部分も全て把握したうえで判断がつくので、転職の踏ん切りもつけやすくなります。
結婚の踏ん切りをつけるタイミング
退職の踏ん切りをつけるタイミング
そのため引き継ぎ期間を考慮してそれ以前に会社に退職の意向を伝えておかなければいけません。会社の規約や引継ぎ機関を踏まえて計算すると、具体的な退職の意向を伝える時期が見えてきます。
また収入面で考えると、ボーナス支給月の翌月なども踏ん切りをつけるタイミングとしてはです。一般的な7月と12月をボーナス月としている企業でしたら、支給後に退職の意向を伝えると期日を決めることで、踏ん切りもつけやすくなります。
別れる踏ん切りをつけるタイミング
しかし「連絡を取りたくない」「会いたくない」「一緒にいても楽しくない」など全く愛情が感じられないと自分で自覚がある場合は、先延ばしにせずに早めに伝えることが、相手に対しての誠意でもあります。
恋愛で踏ん切りをつける方法
無理に踏ん切りをつけてしまうと余計思いが募ってしまったり、未練が残ってしまうこともあります。「踏ん切りをつけなくちゃ」と感じているときは、先にも上げましたが逆に少し時を待つことで、冷静に判断できる時期が来て感情に無理なく踏ん切りをつけることもできます。
一番大切なものは?
そんな場合はもう一度自分が今一番大切なものは何か考えてみましょう。もっと、ああなれば、もっとこうなればと願ってもなかなか状況が変わることはありません。自分が一番大切にしたいものは何かを見つけ、その中で自分でできることは何かを考えてみると踏ん切りもつけやすくなるでしょう。