「筆不精」とは?
今回はその「筆不精」について、意味や使い方、またどんな状態ことでその人が「筆不精」と言えるのかをご紹介します。また、LINEやSNSについての「筆不精」と例えられる状態についてもご紹介します。自分にあてはめてみたり、相手にあてはめてみたりと、状況を考えつつ、確認していきましょう。
筆不精の意味
つまり、手紙やメールなどのやりとりを億劫がる人だけではなく、文章そのものを面倒に思い書かない人も「筆不精」の状態であるといえるでしょう。
なお、「文章を書くこと、そのものを面倒に思う状況」というのは、何か締め切りを設定されている場合においてを指します。報告書やレポートの提出締切が迫っているのに、なかなか手をつけられないで締め切りを過ぎてしまう。こんなことに身に覚えはないでしょうか。その状況こそ「筆不精」の状態といえるでしょう。
筆不精の使い方
まず相手へ使う場合ですが、これは相手を諌める際に使用する時と、フォローする場合に使用する時と正反対の使用方法があげられます。まず、諌めるときですが、これはなかなか連絡や報告をしてこなかったり締め切りを過ぎていたりする場合となります。「筆不精は理由にはならないぞ」などと注意するときに使用します。
続いてフォローする場合、それは第三者がその人からの連絡のなさについて怒っているときといえるでしょう。例えば友人の恋人が、友人から連絡がなかなかこないと腹を立てているときに「昔から筆不精」だからとフォローとして使用するができます。
自分に対して使う場合
しかし、これはビジネスシーンでは通用しません。ビジネスの場合は「連絡」や「報告」が当たり前です。自分から「筆不精なので連絡や報告はなかなかしません」と伝えるのは失礼です。プライベートとビジネスは分けて考えるようにしていきましょう。
筆不精のお詫びの方法
主に謝罪するとしたら、なかなか連絡を取っていない人に対して手紙やメールなど、連絡を取った際の書き出しで使用しましょう。特に、長い間連絡のやりとりをしていない人から連絡が来たときなどは「筆不精ゆえ、ご連絡ができず申し訳ありません」などの書き出しが有効的です。
もしくは友人同士でも使う場合があります。たとえば、どこか旅行に行くと計画をしたにも関わらず、相手への連絡を怠ったときになど「筆不精で連絡しなくて申し訳ない」として使用する場合もあります。
筆不精の人のメールの頻度
プライベートでも同様のことがいえます。大事なやりとりであれば、筆不精でも何度も連絡をしてくることがあります。ただ、筆不精と呼ばれる人はなかなか自分からは連絡をしない場合が多いといえるでしょう。やりとりをし始めればレスポンスは早いが、その最初のきっかけは自分からではなく相手から、となることが多いのが筆不精と呼ばれる人の特徴といえるでしょう。
筆不精の反義語とは
「まめに○○する」といった言葉のとおり「まめ」には「頻繁に」や「こまめに」といった意味があります。そのため、筆不精の対義語として「筆まめ」が使用されています。また、同じ意味で「筆忠実」といった対義語もあります。意味は「筆まめ」と同じとなります。ぜひ両方とも知識の1つとして覚えておきましょう。
筆不精は年賀状を書くのか
ですが、若い層の人たちには年賀状そのものが浸透しなくなってきています。その代わり、メールやメッセージアプリでの挨拶をしたり、SNSで挨拶をしていたりという人が増えてきています。メッセージアプリやSNSだと、自分ではない他の人からの連絡がきやすくなり、筆不精と呼ばれる人も比較的自らやりとりをする傾向があります。
喪中の場合
もし、送らず年賀状が届いた場合には、喪中であることを返送しましょう。送りっぱなしであると相手が不満を感じる場合があります。そのため、筆不精と自覚がある人の場合には、早め早めに準備を司、備えるようにしていきましょう。
筆不精の類義語
ただ、似たような意味をもつ言葉としてあげられるのは「筆が遅い」という言葉となります。意味は字面からなんとなくわかっていただけるのではないでしょうか。「筆が遅い=書くのが遅い=筆不精」といった意味として使われます。もし、「筆不精」というほどでもないが、あまり連絡はしないといった人には、この「筆が遅い」といった言葉のほうが伝えやすい可能性があります。相手や状況に応じ、使い分けていってください。
男女別筆不精の人の心理
男性の場合の「筆不精」となる場合は、本来の意味である「連絡を取るのが億劫になっている」のが特徴の1つといえるでしょう。純粋にやりとりをするのが面倒であると感じ、筆不精になっている場合があります。また、仕事が忙しいなどの理由から、遠ざかる場合もあります。この場合、仕事や私生活が落ち着き、余裕が生まれれば「筆まめ」になる可能性もあります。
女性の場合、本来の意味として筆不精になる場合もありますが、相手と距離を起きたいため、筆不精になる場合が多いです。直接的に相手と距離を起きたいと伝えるのではなく、筆不精になることで距離を置くようになります。
彼氏が筆不精の場合のLINEの頻度
今回は恋人である男性が筆不精であると感じる瞬間は少なからずあることでしょう。そんな男性のLINEの頻度はどのくらいでしょうか。基本的に筆不精な相手は自分から連絡を取りません。もし、取ったとしても必要にかられてになります。
そのため、こちらから連絡をしないと数日期間が空くというのも少なくはありません。また連絡を取ったとしても、あまりやりとりの回数は続きません。恋人になった当初からやりとりが少なかったり、相手から連絡が来ない場合には「筆不精」であると認めるようにしましょう。
そして、筆不精である相手から連絡を強要するのは避けておいたほうがよいです。筆不精に無理に連絡をさせることはかなりのストレスになり、お互いの関係にも影響します。
既読スルー
前述したとおり、筆不精な人はこまめに連絡を取ろうというプレッシャーをストレスに感じてしまうこともあります。恋人であるあなたから強要されればなおさらです。そのため、重要な返事以外には既読スルーについては、指摘を避けたほうがよいです。
ただ、関係を始める際に「既読スルーはあまり好まない」と伝えることは問題ありません。一方的に我慢するのでは、より良い関係が生まれることはないでしょう。お互いに妥協点や譲歩するところを見つけるためにも、伝えておいて損はないといえます。
メール
LINEとは異なり、メールは相手が読んだかわからないので不安に感じることもあるでしょう。しかし、だからこそ読んでいるのに「読んだ?返事をください」と言われると、少しカチンとくる人も少なからずいます。必ず返事の必要な連絡ではない限り、相手のペースに合わせてメールのやりとりをするとよいでしょう。
LINEは返さないのにSNSは更新する
SNSを更新するなら返事をしてほしい、と伝えたくなる気持ちもわかりますが、ここはぐっと堪えるほうが良いでしょう。相手にも連絡のペースがあります。もし、このあと返事をしようと考えていた、と言われたら、関係の悪化に影響する場合もあります。
また、返事はほしいものですが絶対ではありません。相手に強要しても、相手がそれを受け入れるとは限らないので、指摘は避けたほうが良いでしょう。ただ、自分だけが我慢する必要はありません。どうしても一言言いたい場合には、直接的に言うのではなく、遠回りに「こまめに返事がほしい」と伝えましょう。
SNSは手軽?
しかし、SNSは反応がなくて当たり前といった風潮があります。あくまで自分の感情や発言を壁打ちのように発信しているだけとなります。そのため、伝え方などを気にすることがないため、気が楽に発信や更新をすることができます。このことから、LINEよりもSNSの更新頻度のほうが高い人もいることを覚えておきましょう。
筆不精と上手く付き合おう
過度に我慢をすることもありませんが、諦めも必要なところもあります。適度な折り合いをつけて、相手の筆不精と付き合っていくようにしていってください。