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社会現象が起きる理由と原因・問題の解決方法・起こし方

Author nopic iconヨウザン
社会問題 / 2018年03月27日
社会現象が起きる理由と原因・問題の解決方法・起こし方

よく耳にする社会現象とは?

「社会現象」という言葉をテレビやラジオ、雑誌や新聞、インターネット上の記事など色々なところで見聞きすることはないでしょうか。この言葉だけ聞き、「社会で起こっている色々な問題のことなのだろう」と感じている方いらっしゃいませんか。

この「社会現象」は、「特定の事象が急速に浸透し、社会生活など多方面に影響を与えるすべての現象のこと」をいいます。「流行り」「ブーム」などは広く話題となり、実社会や経済に影響を与えるため「社会現象」に含みます。

この言葉自体には、肯定的な要素も否定的な要素も含まれていません。「社会現象を巻き起こした○○」という紹介があった場合に、○○の部分の内容が良い意味であれば肯定的な印象を受けるでしょうし、悪い意味であれば、否定的な印象を受けます。

この影響力が非常に強く劇的に社会が変化してしまうような場合の社会現象を「革命」ともいいます。

社会現象が起きる理由と原因

社会現象は、色々な内容で起こります。テレビなどで取り上げられるとあっという間に流行したりして社会現象となったりします。オリンピックなどで選手が活躍した競技が、いつの間にか試合観戦者がおしかける人気スポーツになったり、不思議です。

なぜ、私たちの周辺では社会現象が起こるのでしょうか。その理由と原因を確認してみましょう。

社会現象が起きる理由

社会現象が起きる理由は、人々の感情が今よりも良い状態を求めようとしているためにおこります。ダイエットが特別番組や健康番組で特集されるとします。トマトが良いとなればトマトが売り場からなくなり、鯖缶が良いとなれば鯖缶がなくなる、えのきが良いとなればえのきが売り場からなくなるといったように、人は現状を打破するために、口コミに動かされます。

ファッションや食べ物、政治でもそうですが、現状に対して不満があったり良い状態にしたいような場合に社会現象を起こします。

社会現象が起きる原因

社会現象が起きる原因には、現状の社会不安や不満などといった内容であったり、今よりもおもしろいものや皆と共有したいといった理由があります。先ほどの理由の例にあったダイエットの場合、理由はダイエットをするためにトマトがブームになったり鯖缶がブームになったりということですが、なぜそれらが売り切れるのかというダイエットが社会現象となったからです。

つまり、社会現象が起きる原因は、人々がその事象全体に変化を求めているからです。

社会現象になりやすい例

社会現象には、ジャンルによってなりやすいものとなりにくいものとがあります。年配の方に比べ、若者世代は現代の文化を牽引していっているため、特に若者に近い文化のものなどは社会現象化する場合が高いです。

色々なジャンルがありますが、社会現象になりやすい例として、「アニメ」・「漫画」・「ゲーム」・「映画」・「携帯電話」といった5つのジャンルについて見てみましょう。

アニメ

世の中には、昼間の時間帯に放送しているアニメ作品から、深夜時間帯に青年向けに放送している深夜アニメまで色々なアニメ作品があります。そのアニメ作品の中でも爆発的にヒットを記録し、アニメファンだけでなく社会にも影響を与えた作品は「社会現象アニメ」と呼ばれます。

アニメが社会現象になる理由として、色々な要因があります。社会現象の先駆けとなったアニメには「エヴァンゲリオン」があります。当時の時代背景にはまったことが一番のヒット理由ではないでしょうか。エヴァンゲリオンが放送された1995年の時期には、阪神淡路大震災やオウム真理教事件、バブル崩壊後といった社会不安が広がった時期でした。

主人公を含む登場人物が抱えている問題が、当時家庭に問題を抱えた子供が成人してもそのトラウマから逃れられず、日本中が不安定だったことなどの社会背景が影響していると言えます。

漫画

漫画では、色々なものが社会現象になっています。「デスノート」や「進撃の巨人」、「金田一少年の事件簿」など漫画から実写映画化されたものは、漫画を読んでいなくても映画を楽しめるというものでした。これらの漫画は、実際にはあり得ない内容ですが、見ていてスリルを味わえるなどの特徴があります。

「ヒカルの碁」、「ちはやふる」などは、その漫画を読んで興味を持った子供たちが、実際に碁に興味をもったり、かるたに興味を持ったりしました。

これらのことより、それぞれの漫画が持つ世界観が、大人や子供を引き込むことにより、社会現象につながるのだといえます。

ゲーム

ゲームの社会現象となった先駆けとしては「スペースインベーダ」です。これは、喫茶店などのテーブルゲームとして大流行しました。

ファミコンが普及し過程でテレビを使ってゲームができるようになって以降、伝説的に社会現象となったのが「ドラゴンクエストⅢ」でした。インターネットがない時代に、雑誌やテレビなどの紹介だけで発売日当日に各地で大行列ができました。

この後、色々なソフトが発売されていきましたが、最近では「モンスト」や「ポケモンGO」などと言ったスマホアプリゲームが社会現象化しています。「ポケモンGO」では運転中に行うことによって死亡事故を起こしてしまい、問題化もしました。

ゲームについては、周囲の人と情報を共有できたり、自分のスコアと比較することで自己顕示欲を満たそうとすることから、社会現象化するのだといえます。

映画

映画では、「スターウォーズ」をはじめ「パイレーツオブカリビアン」や「ハリーポッター」などシリーズとして全世界的に社会現象を引き起こす実写映画や、アニメ映画でも春に上映されている「ドラえもんシリーズ」や「クレヨンしんちゃん」などのテレビ版からの映画化作品であったり、「アナと雪の女王」やジブリシリーズの映画、「君の名は」など、色々とあります。

これらの映画作品が社会現象化するのは、大人から子供まで多くの人たちが楽しめる娯楽性に富んだ作品になっているからではないでしょうか。

携帯電話など

携帯電話は、普及以降各メーカーが特徴を出して販売してきました。折り畳みができるモデルが出たとき、着信音が単音から三和音が奏でられるようになったとき、液晶がモノクロからカラー液晶になったとき、カメラが搭載されたとき、技術の進歩とともに、社会現象となっていきました。新モデルが出た時に予約待ちなんてことも多々ありました。

このような形態電話ですが、現在ではスマホが普及してきました。その普及を一押ししたのがアップル社のアイフォンです。アイフォンは世界的な社会現象を巻き起こした端末といえます。

携帯電話では端末で社会現象が起こる以外にも、個人が一人で複数の番号を所有する時代になってきましたので、便利になった反面、コミュニケーションから犯罪まで、多方面に影響を与える社会現象を起こしています。

このように、携帯電話は個人が肌身離さず所有することから社会現象が起こりやすいといえます。

社会現象による問題の解決方法

社会現象はいいことばかりではなく、悪い意味での社会現象が問題となる場合があります。社会現象が問題となった例はどのようなものがあるのでしょうか。また、その解決方法はどのようなものだったのでしょうか。

いくつかの事例をご紹介しましょう。

原子力発電所問題

東日本大震災以降、この震災で壊滅した福島第一原子力発電所の事例をもとに、日本国内の原子力発電所の危険性について叫ぶ声が大きくなってきました。デモが起こったりと、重要な問題となっています。

この社会現象には、政治(政府)と国民との話し合いが重要であり、地震大国である日本では、このまま残すべきか、廃炉の道をたどるかという選択しと、廃炉を選択した場合の代替エネルギーの方向性をしっかりと検討することが解決方法となるでしょう。

アニメクレヨンしんちゃん問題

アニメクレヨンしんちゃんは、放送開始当時、社会現象として主人公のしんのすけを真似する子供たちが溢れました。現在の放送では、しんのすけは母親みさえのことを母ちゃんと呼んでいますが、開始当時はみさえと名前で呼んでいました。またOP曲の歌詞にも入っていた「ぞうさん」なども社会現象となっていました。

一方教育上よくないという理由からこれらの社会現象は社会問題になりました。みさえの繰り出す「げんこつ」や「ぐりぐり攻撃」といったものも併せて問題となったことから、この問題に対しては、放送上の規制で解決してきました。

今では放送開始25年以上経過した長寿アニメ番組となっており、時代と向き合って歩いてきているアニメといえます。

社会現象の心理学的な考え方の特徴

心理学は、自分がどういう性格か、あの人は今どういう心理状態にあるのか、といった「一人の人間の心理」を学ぶ学問ですが、社会現象を心理学的にみると「他の人が一緒に行動する状況下で、人の行動はどう変わるのか」という点で確認することになります。社会現象が起こっている内容について、人はどのように考えて動くのかという視点でみることになります。

社会現象の起こし方

社会現象を生み出すためのポイントはどういったところにあるのでしょうか。最近ではSNSやYoutubeなどと言ったインターネットを利用した日常生活がトリガーとなっている場合があります。自分の感じたことや体験したことを共有するための要素が、SNSなどで拡散していきます。

実生活における会話の約4割が自分の経験談や人間関係に関する内容と言われています。SNSが普及したことにより、実社会の周辺だけで広がっていた話しがいたる所に広がるようになりました。

「フォトジェニック」や「ムービージェニック」という言葉が最近聞かれるようになりましたが、これらの写真や動画に映えるという視覚に訴え、感情移入することにより、口コミが発生します。この口コミこそが、社会現象に繋がっていきます。

Youtubeで広がったピコ太郎など、口コミを生み出す要素としての感情移入や真似できるという点がポイントとなります。

社会現象を理解してみてみよう

社会現象についてみてきましたがいかがだったでしょうか。社会現象という言葉には肯定や否定の意味は持っていない言葉でした。社会現象が起こると聞くとネガティブ的に考える人もいるでしょうが、この言葉自身は中立な言葉ですので、内容をしっかりと聞き取り、社会現象は何が起こっているのかという点で聞き取り使いこなせるようにしましょう。

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