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【男女別】人間性を高める・鍛える方法・本|仕事

人間性を高めるには?今すぐ始められる鍛え方!

仕事に恋愛に人間関係など、日々の生活で悩んだとき、人間性を高めたいと思うこともあるのではないでしょうか。

人間性を高める方法は日常の身近なところにヒントが隠れています。今すぐ始められる方法で人間性を高め、充実した生活につなげていきましょう。

そもそも人間性とは?

仕事や恋愛で悩んだ時、もっと人間性を高めたいと、思うこともあるのではないでしょうか。しかし、そもそも人間性とは何でしょうか。

人間性とは、人間だけが持っている本性、人間らしさのことです。似ている言葉で「あの人は人柄がいいよね」などの人柄とは、周りの人からみた自分への評価を表しています。

つまり人間性を磨くとは、自分がもっている本質を高めるといえるでしょう。
では、どうすれば人間性を高めることができるのでしょうか。

自分を知ること

つい周りの人と比べて自己嫌悪に陥ったり、または反対に過信しすぎて空回りしてしまったり、がんばっているのに何をやってもうまくいかないことは誰にでもあります。

まずは、自分を客観的に見つめ直してみましょう。今置かれている状況、立場、自分の長所、短所などをじっくり考えてみます。長所は短所にもなりえますし、短所は長所として見ることもできます。

まとまらない時は紙に書き出してみるのも良いです。今の自分という人間を知り、地に足を着けることから始めてみましょう。

地図を読むとき、自分の居場所がわからなければ目的地には行きようがありません。まずは自分が今どこにいるのか、何が足らないのかを知ることです。

人間性を認めてあげる

自分自身を整理してみて、どのように思われたでしょうか。自分の欠点をなかなか認めることができない、または難しく感じることもあるでしょう。

ポイントは感情は入れず、客観的に自分をみることです。

そして浮かび上がってきた、自分の人間性を認めてあげましょう。ここは良くないところだなと反省したり、よく頑張ったと自分で自分を褒めてあげましょう。

長所、短所の両方あって良いです。今は理想と違う自分であっても、大切なのは今の自分を認めてあげることです。

目標を立てる

自分の人間性を知り、認め、次は目標を立ててみましょう。身近にいる尊敬できる家族や職場の先輩、憧れのスターでも良いです。実像の人物でなくても、こうなりたいなと思う理想を目標にしましょう。漠然とした優しい人などではなく、できるだけ具体的に思い浮かべます。

例えば、父のように誰にでも丁寧に話しかけられる人になる、近所のお店の女将さんみたいに笑顔で挨拶できる人になる、などです。出会った人たちの、いいなと思うところをスポンジのように吸収して行動につなげていきましょう。

ひとつ注意点としては、あまり高すぎない目標を立てることです。憧れのスターの行動でも、自分にもできることから始めてみることがコツです。

人のことを考える

自分のことを認めることができる人は、他の誰かのことも認める力があります。自分を認めてあげたように、人の良いところも良くないところもまずは認めましょう。

人間性とは人間らしさです。人と人はお互いに思い合うことができる生き物です。この人間らしい能力を使うことが、人間性を高めることにつながるのではないでしょうか。テレビやネットで残虐なニュースを目にすることがありますが、自分以外の人を考えられないことは、人間らしいとはいえません。

この人はどう思うだろうか?と想像してみます。つまり思いやりをもち、行動することです。想像しにくい場合は日々、意識してみましょう。

いろいろな人と話をする、人間観察をする

思いやりのヒントは、人との会話や動作にあります。いろいろな立場、性別、年齢、地域の人と話をすると、自分とは違った考えに触れることができます。電車内やレストランで人間観察することも、自分の視野を広くするきっかけになるでしょう。

世界にはさまざまな性格、文化を持つ人々がたくさんいます。人間性は人それぞれ違います。話をしてみて、たとえ考えが違っても良いです。“違う”ということを知ることが人間性を深く豊かにしてくれます。

さて、ここまでは男女共通して人間性を高める方法を紹介してきました。ここからは男女別により具体的な方法をご紹介します。

人間は大きく分けて男と女がいます。同じように生活し、仕事をする世の中になってもやはり男性と女性は違うと感じる方も多いのではないでしょうか。

違うことは悪いこと、ではありません。それぞれが持っている特徴もふまえて、人間性を鍛える方法を考えてみましょう。

男性のための人間性 UP術!

男性は一般的に、論理的に考えることや一つのことに集中することが得意といわれています。感情に流されず冷静に物事を見極めるともいえるのではないでしょうか。もともとの得意の能力に加えて、日々の生活で少しだけ意識を向けるだけでより人間性を磨くことができるでしょう。

今回はすぐできる3つの方法をご紹介します。

清潔感を保つ

身だしなみをきれいに整えることは、思いやりある行動です。服に汚れがないか、靴下に穴はあいていないか、靴は白っぽくなっていないか、など客観的に自分の外見を判断してみましょう。

男性の服装は特にシンプルな物が多く、細かい部分が目立ちやすいです。周りの人への配慮、自分自身を冷静に観察する訓練にもなるでしょう。

平等に人と接する

相手がどのような立場の人であっても、平等に接するよう心がけます。男性、女性、年下でもそれぞれの考えを持つ一人の人間です。その人がどう思うか、を常に考えて接しましょう。

自分の知らない世界や、思いつかないような驚きに出会うこともあるでしょう。さまざまな人と平等に関わることで、偏った考えに縛られず多くの知識を得ることができます。

言葉づかいに気をつける

人とコニュニケーションをとる時は、言葉は十分に気をつけることです。上司はもちろんですが、自分より立場の弱い人に対しては特に注意が必要です。

思ったことはすぐ人には伝わりません。自分の頭の中で言葉を取捨選択し、発言することです。自分が発した言葉によってあなた自身が磨かれていきます。

女性のための人間性UP術!

女性は一般的に、コミュニケーション能力が高く、共感することが得意といわれています。感情豊かな一面も生かし、いろいろな物に触れることで女性らしい人間性を高めていけるのではないでしょうか。

女性の共感する能力を伸ばすとともに、自分自身と向き合い、より素敵な人を目指してみましょう。女性についても今回は3つの方法をご紹介します。

植物を育ててみる

母性は女性らしい性質です。母性を引き出すことで、思いやりや自分の中の内なるものに気づくこともあります。ひとつでも良いので植物を育てたり、赤ちゃんや動物に触れ合うことで女性らしい人間性を鍛えることができるでしょう。

その日にあったハッピーなことを思い出してみる

人は誰かに共感して欲しくて家族や友人に、つい愚痴を言ってしまうこともあります。たまには吐き出すことも必要ですが、その日にあった良いことも思い浮かべてみましょう。たまたま買ったコンビニのパンが意外に美味しかったなど、ふと感じた小さな幸せを思い出すことです。

あなたから出た言葉であなた自身は幸せな気持ちになれるでしょう。

何かやめてみる

自分を成長させようと、色々なことに挑戦することは素晴らしいことです。しかし詰め込みすぎて余裕がなくなってしまう時は、一度やめてみることもひとつの方法です。

自分ができる範囲を客観的に見つめ直し、大切なことを選択することです。取捨選択することは心の余裕に繋がります。

仕事での人間性を高める方法とは?

仕事においても、人間性を問われる経験をされたことはないでしょうか。当たり前のことや普段気にしていないことも、仕事になると厳しく判断されます。そこで仕事での人間性を高める方法を考えてみましょう。

新聞を読む

仕事での人間性を高めるためには、新聞を習慣的に読むことをします。どのような仕事でも社会と切り離すことはできません。関係ないと思えることも、実は自分が知らないだけで重要な案件の可能性もあります。

世の中で起きていること、そして自分が働いている会社や仕事が、社会にどのように影響しているか知ることです。知った上での行動と何も知らないままの行動では、行動の質に差がでます。

時間を守る

時間を守る、約束を守ることは人間性ある行動です。また相手の時間や状況を思いやることでもあります。どんなに知識があって才能があっても、些細なことで人間性を疑わられかねません。

文明が発展しても、時間は平等に与えられ、限りあるものです。自分の時間も人の時間も大切にしましょう。

感謝を伝える、コミュニケーションをとる

コミュニケーションがない仕事は機械でもできることです。人は、ありがとうと感謝をすぐに言葉にすることができたり、相手の気持ちを汲み取ったコミュニケーションができる動物です。そしてそれは人間にしかできないことです。どんな個性よりも、あなたらしさが出ます。

日頃の感謝を伝えることや、おはようと一言声をかけ、積極的にコミュニケーションをとってみましょう。

本を読む

広い視野をもつという点でな行動が、ずばり読書です。本を読むことで知識を深めることができますし、さまざまな考えに触れることができます。

通勤時間や寝る前でも良いので、本を読んでみましょう。活字慣れしていない場合は、興味がある雑誌からはじめてみても良いです。何気なくめくったページで、新しい何かに出会うこともあるでしょう。

人間性を高めるために本とは?

読書は見識を広げてくれます。今回は、人間性を高めるきっかけになるような本を2冊ご紹介します。

一冊めは、デールカーネギー著「人を動かす」です。1937年に初版が発行され、あらゆる自己啓発本の原点とも言えるベストセラー本です。人を動かす立場に視点をおき展開していきますが、人間が何を求めているのかをわかりやすく表現されています。

もう一冊は、最近テレビでも活躍されている池上彰さん執筆の本で、「世界を変えた10冊の本」です。著書が選んだ10冊の本を歴史的背景を加えて紹介されており、本を読むきっかけ作りになるでしょう。幅広いジャンルの本を読みたいけど、何から読んだら良いかわからないという方にです。

人間性を高めるために映画は?

映画鑑賞も人間性を高める方法のひとつといえるでしょう。他人の人生は、普通に生きている中ではなかなか知ることができません。映画では、さまざまな人物やでき事に出会うことができます。

人間性という観点で映画を選ぶ際は、ヒューマンドラマがわかりやすいでしょう。しかしその他のジャンルでも、いい意味でショックを受けることもあります。時間が許す限り、さまざまなジャンルの映画を観ることをします。今回は、ヒューマンドラマから2本の映画をご紹介します。

人間らしさとは何か考えさせられる映画「チョコレートドーナツ」

1本目は、トラヴィス・ファイン監督の「チョコレートドーナツ」原題:Any Day Nowです。1970年代のアメリカを舞台に、ゲイの男性とその恋人が、育児放棄された障害をもつ少年を引き取り本当の家族のようになっていく物語です。登場人物が身近な存在に感じられ、本当の人間性とは愛とは何なのか考えさせられる濃い97分です。

立場は関係ない!努力と友情を感じる映画「英国王のスピーチ」

2本目は、2010年に公開された「英国王のスピーチ」原題:The King’s Speechです。実在したイギリス王ジョージ6世と一般市民の言語療法士ライオネル・ローグの立場を超えた友情が描かれた作品です。英国王が時代の流れとはいえ、自身の弱さと向き合い地道に努力する姿は、人間性を高めることに立場など関係ないことを教えてくれます。

強くしなやかに生きる女性を描いた映画「ココ・アヴァン・シャネル」

最後にご紹介するのは、有名な世界的ブランド、シャネルを作ったココ・シャネルの伝記映画で「ココ・アヴァン・シャネル」です。今や誰もが知る高級ブランドですが、この映画には女性の情熱がたくさん詰まっています。こういう生き方もあるんだと視野を広げてくれるでしょう。

人間らしくあるために!

今回は人間性を高めるために、さまざまな方法をご紹介しました。人間性が高いとは、自分を理解していること。また、広い視野を持っていることではないでしょうか。それは今ある環境に順応し、幸せに生きるための大きな支えになってくれるでしょう。

幸せを求めることはまさに人間特有の性質であり、人間らしさなのではないでしょうか。まずは行動してみて、自分なりの人間性を高め、充実したライフにつなげていきましょう。

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