人間性を高めるには?今すぐ始められる鍛え方!
人間性を高める方法は日常の身近なところにヒントが隠れています。今すぐ始められる方法で人間性を高め、充実した生活につなげていきましょう。
そもそも人間性とは?
人間性とは、人間だけが持っている本性、人間らしさのことです。似ている言葉で「あの人は人柄がいいよね」などの人柄とは、周りの人からみた自分への評価を表しています。
つまり人間性を磨くとは、自分がもっている本質を高めるといえるでしょう。
では、どうすれば人間性を高めることができるのでしょうか。
自分を知ること
まずは、自分を客観的に見つめ直してみましょう。今置かれている状況、立場、自分の長所、短所などをじっくり考えてみます。長所は短所にもなりえますし、短所は長所として見ることもできます。
まとまらない時は紙に書き出してみるのも良いです。今の自分という人間を知り、地に足を着けることから始めてみましょう。
地図を読むとき、自分の居場所がわからなければ目的地には行きようがありません。まずは自分が今どこにいるのか、何が足らないのかを知ることです。
人間性を認めてあげる
ポイントは感情は入れず、客観的に自分をみることです。
そして浮かび上がってきた、自分の人間性を認めてあげましょう。ここは良くないところだなと反省したり、よく頑張ったと自分で自分を褒めてあげましょう。
長所、短所の両方あって良いです。今は理想と違う自分であっても、大切なのは今の自分を認めてあげることです。
目標を立てる
例えば、父のように誰にでも丁寧に話しかけられる人になる、近所のお店の女将さんみたいに笑顔で挨拶できる人になる、などです。出会った人たちの、いいなと思うところをスポンジのように吸収して行動につなげていきましょう。
ひとつ注意点としては、あまり高すぎない目標を立てることです。憧れのスターの行動でも、自分にもできることから始めてみることがコツです。
人のことを考える
人間性とは人間らしさです。人と人はお互いに思い合うことができる生き物です。この人間らしい能力を使うことが、人間性を高めることにつながるのではないでしょうか。テレビやネットで残虐なニュースを目にすることがありますが、自分以外の人を考えられないことは、人間らしいとはいえません。
この人はどう思うだろうか?と想像してみます。つまり思いやりをもち、行動することです。想像しにくい場合は日々、意識してみましょう。
いろいろな人と話をする、人間観察をする
世界にはさまざまな性格、文化を持つ人々がたくさんいます。人間性は人それぞれ違います。話をしてみて、たとえ考えが違っても良いです。“違う”ということを知ることが人間性を深く豊かにしてくれます。
さて、ここまでは男女共通して人間性を高める方法を紹介してきました。ここからは男女別により具体的な方法をご紹介します。
人間は大きく分けて男と女がいます。同じように生活し、仕事をする世の中になってもやはり男性と女性は違うと感じる方も多いのではないでしょうか。
違うことは悪いこと、ではありません。それぞれが持っている特徴もふまえて、人間性を鍛える方法を考えてみましょう。
男性のための人間性 UP術!
今回はすぐできる3つの方法をご紹介します。
清潔感を保つ
男性の服装は特にシンプルな物が多く、細かい部分が目立ちやすいです。周りの人への配慮、自分自身を冷静に観察する訓練にもなるでしょう。
平等に人と接する
自分の知らない世界や、思いつかないような驚きに出会うこともあるでしょう。さまざまな人と平等に関わることで、偏った考えに縛られず多くの知識を得ることができます。
言葉づかいに気をつける
思ったことはすぐ人には伝わりません。自分の頭の中で言葉を取捨選択し、発言することです。自分が発した言葉によってあなた自身が磨かれていきます。
女性のための人間性UP術!
女性の共感する能力を伸ばすとともに、自分自身と向き合い、より素敵な人を目指してみましょう。女性についても今回は3つの方法をご紹介します。
植物を育ててみる
その日にあったハッピーなことを思い出してみる
あなたから出た言葉であなた自身は幸せな気持ちになれるでしょう。
何かやめてみる
自分ができる範囲を客観的に見つめ直し、大切なことを選択することです。取捨選択することは心の余裕に繋がります。
仕事での人間性を高める方法とは?
新聞を読む
世の中で起きていること、そして自分が働いている会社や仕事が、社会にどのように影響しているか知ることです。知った上での行動と何も知らないままの行動では、行動の質に差がでます。
時間を守る
文明が発展しても、時間は平等に与えられ、限りあるものです。自分の時間も人の時間も大切にしましょう。
感謝を伝える、コミュニケーションをとる
日頃の感謝を伝えることや、おはようと一言声をかけ、積極的にコミュニケーションをとってみましょう。
本を読む
通勤時間や寝る前でも良いので、本を読んでみましょう。活字慣れしていない場合は、興味がある雑誌からはじめてみても良いです。何気なくめくったページで、新しい何かに出会うこともあるでしょう。
人間性を高めるために本とは?
一冊めは、デールカーネギー著「人を動かす」です。1937年に初版が発行され、あらゆる自己啓発本の原点とも言えるベストセラー本です。人を動かす立場に視点をおき展開していきますが、人間が何を求めているのかをわかりやすく表現されています。
もう一冊は、最近テレビでも活躍されている池上彰さん執筆の本で、「世界を変えた10冊の本」です。著書が選んだ10冊の本を歴史的背景を加えて紹介されており、本を読むきっかけ作りになるでしょう。幅広いジャンルの本を読みたいけど、何から読んだら良いかわからないという方にです。
人間性を高めるために映画は?
人間性という観点で映画を選ぶ際は、ヒューマンドラマがわかりやすいでしょう。しかしその他のジャンルでも、いい意味でショックを受けることもあります。時間が許す限り、さまざまなジャンルの映画を観ることをします。今回は、ヒューマンドラマから2本の映画をご紹介します。
人間らしさとは何か考えさせられる映画「チョコレートドーナツ」
立場は関係ない!努力と友情を感じる映画「英国王のスピーチ」
強くしなやかに生きる女性を描いた映画「ココ・アヴァン・シャネル」
人間らしくあるために!
幸せを求めることはまさに人間特有の性質であり、人間らしさなのではないでしょうか。まずは行動してみて、自分なりの人間性を高め、充実したライフにつなげていきましょう。