自分らしい生き方
本記事では、自分らしく生きるためにはどうしたらいいかについてご紹介しています。自分らしく生きるための言葉や、歌や詩や本、そして、自分らしい仕事や恋愛についてもご紹介しています。ぜひ、自分らしく生きるためのヒントになさってください。
人々が自分らしい生き方ができない2つの理由
自分らしく生きるとは、たくさんのお金を持っていて自由に何でも買うことができることではありませんまた、家族や友人にめぐまれていて、その人たちから愛されて生きているということだけでもありません。
自分らしく生きるとは、自分の願いや希望、この人生で成し得たいことに忠実に生きているかどうか、ということではないでしょうか。その生き方を叶えるために、わたしたちは2つのことから解放される必要があります。
自分の人生の主導権を取り戻す
それは、お金や他人からの評価、名誉、親からの戒めなど、わたしたちを縛り付けるものはたくさんあります。そこからいかに抜け出し、自分の思い通りに生きることができるかが、自分らしく生きるための一つ目のポイントです。
思い込みからの解放
これらの2つを克服することにより、わたしたちは今までとは180度違う自分らしい世界で
心の赴くままに生きていくことができるでしょう。
自分らしく生きたいならやるべきことや対処法
自分の気持ちを優先する
例えば断る勇気
例えば、気がすすまない友人からの誘いを、断る勇気を持ってみましょう。正直に「気がすすまないから・・」と言えないのであれば、理由を言わないでみたり、もしくは他の理由をつけて断ってみてもかまいません。友人と出かけずに一人の時間を楽しむために、まずは取れる手段をとってみましょう。
例えば贅沢をする勇気
そこからまず一歩勇気を出して、コンビニで売っている大好きな250円のラテを週に1度だけ買ってみましょう。はじめから、500円のカフェのコーヒーを買う必要はありません。自分が最大限罪悪感を抱かない程度のことに、一歩踏み出してみましょう。
他のことに力を奪われずに、自分の気持ちを大切にして自分らしい生き方をしていくためには、このようにして少しずつ自分の気持ちを優先して生きていくことが必要です。
自分の気持ちに従いながら生きるようになると・・
そうして、自分の気持ちに従うことが日常になると、自分の望みをしっかりと自分で把握できるようになります。今までは、自分以外に気をとられ、自分が何を望んでいるのかもよくわからなかったのが、自分の気持ちに従って生きることで、自分の大きな望みもわかるようになります。
自分が描く夢や理想は、自分が叶えられます。そのようにして、イメージすることで、自分の可能性はどんどん広がっていきます。自分を抑えつけていた外側の力や、作り上げてきた思い込みからも解放されていくため、自分の思い込みをはるかに超えた能力を発揮できるようになります。
自分らしく生きるために言葉
自分らしい生き方を表現した言葉は、ことわざ、四字熟語など多くあります。また、歴史上の人物が残した名言などもご紹介します。
ことわざ
「吾唯足るを知る(われただたるをしる)」
この言葉は禅からきている教えで、有名な京都の龍安寺のつくばいに彫られています。老子の教えにもある言葉です。
わたしたち自身は、他のだれでもない、たった一人だけの存在です。他人にどう思われようと、自分という存在はあるがままの自分で、それ以上でも以下でもないことから、自分らしく生きているだけで十分であるという言葉です。どこまでいっても、最終的には自分がすべてということを表現している言葉です。
四字熟語
「奔放不羈(ほんぽうふき)」
奔放不羈という言葉を耳にしたことはありますか。「羈」という難しい漢字が使われていますが、これは「つなぐ」という意味をもつ感じです。その文字通り、つながりから解かれて、自由奔放に生きることを意味している四字熟語です。
この場合の「つながり」とは、とらわれている考え方や思い込み、また他人の評価などと考えられるでしょう。自分らしく生きることを的確に表現した四字熟語と言えます。
二字熟語
「本音」
本音を言えますか。また自分の本音をしっかり自分で分かっているでしょうか。思ったとや言いたいことはしっかり相手に伝えたほうがいいとはいいますが、それは、問題を相手のせいにして、相手を変えようとすることではありません。その問題から自分がどう思うのか、どうしてそう思ったのかを伝えるのが本音です。
自分の本当の思いに向き合っていない人は、本音を認めるのははじめは難しいでしょう。
プライドが邪魔をしたり、自分の本音を伝えることで負けを認めてしまうように感じるからです。
しかし、一度自分の本音をみつめることができると、勝ち負けの世界からは抜け出すことができます。ぜひ自分の本音をみつめて生きてみるといいでしょう。
座右の銘
「夢は逃げない。逃げるのはいつも人だ。」高橋歩
世界の数十カ国を周り、貧困の地域への支援や、東日本大震災への支援、そのほかにも多岐にわたる活動を広く行っている、自称自由人の高橋歩氏。独自の思考で、数多くの著書の出版も行っており、これまでに累計200万部以上を売り上げています。
わたしたちは何かしらの理由をつけて、夢や希望から離れようとします。夢や希望は抱けば抱くほど、すばらしいものであるにもかかわらず、それが叶えられない自分のことが認められないために、いつも夢から逃げようとするのでしょう。
名言
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」
という有名な言葉で知られる「第二の性」を執筆し、女性らしさが社会的に作り上げられたものだとし、フェミニズムの立場を主張しました。
自分らしい人生には柔軟性が必要
「どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、頑固さほど役に立たないものはない。」
人生において、どうにも解決できない問題は、いくら自分の価値観の中であがいても、問題は解決しません。自分の中の考え方を変えたり、新しい発想を持つなどして、自分の頑固さを捨てなければいけないこともあるでしょう。
この世で変えることができるのは、自分だけです。そのことを忘れないことで、自分の人生は大きくまた、自分らしく切り開かれていくでしょう。
自分らしく生きることに関する歌
アンパンマンのマーチを思い出してみてください。
「何が君の幸せ?何をして喜ぶ?分からないまま終わる、そんなのはいやだ!」
この歌詞の中に、自分らしさの本質が描かれているのがお分かりでしょうか。自分で自分のことを分かっているつもりでも、自分が本当は何がしたいのか、どうすることが自分の幸せなのか、そして何が自分を喜ばせるのか、それを本当に分かっていない人たちのために作られた歌詞です。
前項でもご紹介したように、自分の本音をしっかり受け止め自分がどうしたら幸せなのかをしっかり見つめていくといいでしょう。
自分らしく仕事をする方法
まず自分の信念にそぐわないことを、我慢することからやめましょう。上司の信頼を得るには、こびへつらわなければならない、またお客様から信頼を得るためには、キャラクターを演じなければならないと考えていませんか。
自分らしく働いていることで自ずと結果を出すことができ、そういった人は周りから信頼されて働くことができます。まずは自分が自分を信頼することです。
また、自分の信念に沿って仕事をした結果、上司や同僚から見放されてしまった、もしくはリストラされたなどという場合もあるでしょう。それは、自分らしい仕事人生をスタートするためのいい機会です。自分のやりたいことや信念を全うするための新しい仕事をはじめてみてはいかがでしょうか。
自分らしく、自分に素直に生きていると、すべてのことが必然のタイミングで起こることがわかるでしょう。
自分らしく恋愛をする方法
自分の中から湧き上がる欲求や願望を無視していては幸せな恋愛をすることはできません。それが常識から外れた、不倫のような恋愛や、パートナーに対して不誠実な恋愛であることもあるでしょう。反対に、相手からそういった恋愛をされてしまうこともあるはずです。
すべてのことは、自分が学ぶために起きているととらえましょう。どんなことからも自分を成長させるために何かしらを得ることができます。そのことに気付けたとき、より他者に対する器を広げることができ、また自分の価値も高めていくことができるでしょう。すなわち、自分らしく生きることにつながります。
自分らしくなることに関する本
自分らしく生きるには、お金が大きくかかわってきます。そのお金に関する思い込みや、お金についての考え方を変えていくことで人生は豊かになっていきます。ぜひ、お金についての問題やトラブルに長くとらわれている方は、参考にしていただくといいでしょう。
自分らしく生きることに関する詩
「出来る限り笑おう。いつも笑おう。それは自分のためにできるたった一つの素敵なこと、誰かのためにもできる最高のこと。」
そのとおり、笑顔でいることは、自分一人だけでできることです。どんなにつらいことがあっても、まわりの環境に恵まれなくとも、どんなときも自分だけは笑顔でいることができるということを忘れないでください。
いつからでも自分らしく生きられる
まわりはどうあれ、自分の気持ちや、自分の人生はいつも自分で決められることを忘れないでください。自分のことをなによりも大切にすることによって、自ずと人生がひらけてきます。ぜひ自分を大切に、自分らしく生きていけるといいでしょう。