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【日本/海外】ハンドサイン「サムズアップ」の意味と使われ方

Author nopic icon三尾根忠方
ビジネスマナー / 2018年03月26日
【日本/海外】ハンドサイン「サムズアップ」の意味と使われ方

気をつけたい「いい意味」のハンドサイン

会話内容を豊かにしたり、表現したいことや伝えたい意味をより明確にする場合、話しながらも腕や手、体で示すジェスチャーは大切です。特にそういったジェスチャーの中では言葉を不要としながら意味を表すものもあります。

それがハンドサインです。

ハンドサインは遠くにいる人、声が伝わらないところで手でサインを出すことで、こちらがなにを意味しているかを伝えることができます。

気をつけたいのは同じハンドサインでも国や文化によってまったく違った意味になってしまうことです。日本ではいい意味で使われているハンドサインが、ある国では非常に悪い意味に捉えられることもあります。

海外渡航のときには必ず、簡単に自分がやってしまいがちなハンドサインが、その国においてはどんな意味があるのかを事前に調べておくべきです。その一例として、ここでは「サムズアップ」を代表に、他国でどんな意味があるのかを調べてみましょう。

ハンドサイン「サムズアップ」の日本での意味は?

サムズアップというハンドサインは親指を立てるサインになります。

このハンドサインは近年は特に目にするものではないでしょうか。そうです、「フェイスブック」などのいわゆる「いいね」ボタンのマークがこれに当たります。サムズアップが意味することもまたいいねなど、グッドといったいい意味に捉えられます。

これは日本でも同じで、日本の場合はアメリカなどの英語圏からきたハンドサインであると見て問題なく、そのため、日本でもいい意味で捉えられるハンドサインとなります。

そのため、日本国内でサムズアップをする場合、特に問題はないと考えていいでしょう。

日本人のサムズアップの使い方

日本人のサムズアップの使い方は意味のとおりです。SNSなどで「いいね」をクリックするときと同じ気持ちで使っているのではないでしょうか。

シチュエーションとしてよく見られるのはスポーツ観戦や、仕事への評価です。成功した相手を労うためにサムズアップを行い、そこにある意味は「よかった」とか「うまかった」などのほかに、「お疲れ様」や「ありがとう」の意味も込められていることでしょう。

本人を目の間にしてそういった言葉と一緒にサムズアップを見せることもありますし、騒々しいところや混雑している場所で、遠くにいる相手に向かってサムズアップをすることもあります。いずれにせよ、日本人がサムズアップをするときには、底にある意味は肯定的な気持ちしかありません。

サムズアップの海外での意味とは

さて、サムズアップを始めとしたハンドサインの意味は日本国内と世界がまったく同じであるとは限りません。ですので、サムズアップは必ずしも万能なハンドサインではなく、その国では非常に悪い意味で捉えられる場合もあります。

こういったハンドサインは意味を知らなかったでは通用せず、場合によってはその国でひどい目に遭う可能性も否定できません。ですから、サムズアップなどハンドサインにはいったいどんな意味があるのか、事前に調べてから渡航するようにしましょう。

ここでは世界各国ではサムズアップがどう見られているのかを調べてみました。

日本と同じ?アメリカの場合

サムズアップはそもそも英語です。ですので、英語圏では基本的にサムズアップは肯定的な意味になります。それは先にも紹介したようにSNSの評価用のボタンなどでも使われ、特に「フェイスブック」は「いいね」がサムズアップですから、間違いなくいい意味で捉えられます。フェイスブックはアメリカ発ですから、サムズアップを使っても問題はありません。

ただ、気をつけたいのはアメリカは多民族国家であることです。しかも、出身国の文化などをそのまま持ち込んで生活することがアメリカでは一般的です。サムズアップをよしとしない文化圏の人の前では使うべきではありません。

また余談ですが、サムズアップはアメリカンフットボールにおいては審判が反則を示す際にサムズアップを見せることがあります。ですので、アメリカにおいても100%サムズアップがいい意味のハンドサインであるとは限りません。

中東は特に気をつけたい!

サムズアップを気軽にできない文化圏が中東です。中東というとムスリム国家が多いのですが、この地域では主にサムズアップの意味が欧米などの西洋文化とは大きく異なっています。ですので、中東に足を運ぶ際はサムズアップには要注意です。

では、そんな中東に代表的な国においてサムズアップにはどんな意味があるのでしょうか。

アフガニスタンでは

アフガニスタンではサムズアップはまったくよくない意味合いのジェスチャーになります。ですので、基本的には使うべきではありません。

アフガニスタンではサムズアップは性的な侮蔑を意味するため、特に戒律が厳しいイスラム教ですので、非常に厳しい罰則を受ける可能性もあります。イスラム国家の場合は戒律に合わないことは犯罪になってしまいますので、より注意をする必要があります。

イランの場合

イランにおいてもアフガニスタン同じように、サムズアップには性的侮蔑の意味が込められています。ですので、イランだけでなく、中東全般でサムズアップを使うことは控えるべきでしょう。

中東では先にも述べたように、イスラムの戒律によって法令ができあがっているので、まれに日本では些細なことであっても、刑罰が厳しいこともあります。ですので、中東においてはサムズアップはできるだけ控えることが無難です。

南米もよくない意味がある?

中南米や南米においてサムズアップは非常に扱いが難しいところです。ですので、使い方には十分に注意したいところになります。というのは、南米などではサムズアップが肯定的な意味を持つ場合と、まったく真逆の国が点在しているからです。

そこでここではサムズアップが南米においてどんな存在なのかを見ていきましょう。

ブラジルでは?

ブラジルにおいてサムズアップは英語圏と似たような使い方になります。例えば仕事などでサムズアップを出した場合、「OK」や「了解した」といった意味になるからです。

ですので、基本としてはサムズアップをブラジルで使う場合、なんら問題はありません。ただ、意味合いが若干日本と違いますから、その使い方はあらかじめマスターしておくべきです。

メキシコなど中南米なら?

南米、中南米でサムズアップがあまりよろしくない意味を持つ国や地域もあります。極端な話を出せば、アマゾンは未開の民族も多数いますから、ブラジルはサムズアップが問題ないと言っても、ある国ではカンカンに怒らせてしまう可能性も否定できません。

では、南米などでサムズアップがよくない国では、サムズアップにどんな意味があるのでしょうか。

これは国によって解釈が違いますが、多くの国ではサムズアップはおしりの穴を指し、やはり相手をバカにしたような意味合いに取られてしまいます。ですので、相手に対して失礼なジェスチャーにもなりますので、サムズアップはやってはいけません。

ちょっと難しいのが東南アジア?

東南アジアはフランスやイギリスの影響が強い国々ばかりです。そのため、現地を訪れてもほとんどの国ではサムズアップは英語圏と同じような扱いになっていて問題はありません。

ですが、国によっては一部の地域でサムズアップによくない意味があるとされますので、使い方には十分注意したいところです。では、東南アジアにおいてサムズアップにあまりよくない影響を与えている国はどこなのでしょうか。

東南アジアのどこでどのようにサムズアップが見られているのかを紹介します。

タイはサムズアップによくない意味もある

実はタイ王国ではサムズアップはよくない意味があります。それは舌を出すといったような意味があり、すなわち「相手をバカにしている」といったようなジェスチャーになってしまいます。

ただ、どちらかというと大人が子どもを叱責するときに使うことが多く、「許さない」といったような意味もこもっています。つまり、バンコクなどの首都圏で、大人同士がサムズアップのジェスチャーをする場合、大半が英語圏や日本と同じ意味合いでサムズアップを使います。

ですので、タイではサムズアップは大人同士、和気藹々としている雰囲気内で使うことはまったく問題はありません。ギスギスしていたり、ピリピリしている中では悪い意味に受け取られる可能性があるのでサムズアップは控えるようにしましょう。

実はヨーロッパでもダメな場合がある

元々サムズアップの由来は諸説あるものの、古代ローマにおける剣闘士競技で観客が「敗者を許そう」ということを示すためのジェスチャーだとされています。ですので、ブーイングの際はサムズアップをさかさまにしたジェスチャーが使われますが、それは「敗者を殺してしまえ」がルーツだとされます。

そんなヨーロッパは基本的には英語圏と同じで、サムズアップにはいい意味があります。ですが、一部の国ではサムズアップをされると怒りだす場合もあります。例えばギリシャです。

ギリシャでサムズアップは、英語圏の中指を立てるハンドサインと同じ意味合いがあります。ですので、国によってとらえられ方が違うので、事前に知っておくべきです。

日本でもサムズアップが失礼な場合がある

日本においてサムズアップはいい意味であることが基本ですが、場合によってはよくない意味を表しますので、使い方には注意が必要です。

日本におけるサムズアップの悪い意味とは男性を表現することです。逆に小指を立てるとそれは女性を意味するサインでもありますので、なんとなく想像がつくのではないでしょうか。

男性を表すのが日本ではまさにサムズアップになり、この場合、そのまま男性を表す意味が一般的ですが、使い方やジェスチャーに至るまでの流れによっては男性器を表現していることもあります。

ですので、本来は日本でもサムズアップを使う場合はそういった悪い意味に捉えられないよう配慮が必要です。

渡航前には多少の知識として知っておこう

このようにサムズアップは多くの国でいい意味で捉えられていますし、本来はあるい意味になってしまう国やエリアでも外国人ということでサムズアップを理解してくれるところも少なくありません。

ですが、海外旅行などで外国に渡航する際はできるだけよけいなトラブルに巻き込まれないよう、自身で防衛線を張っておく必要があります。そのひとつが日常的に使うハンドサインが相手国ではどんな意味があるのかということになります。

相手の文化を理解するという意味もありますので、サムズアップを始めとしたハンドサインなどは使い方を事前に調べて、もしよくない意味があるのでしたら、できるだけ使わないようにするべきです。

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