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タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

Author nopic iconkaitomai
動物・ペット / 2019年01月15日
タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

タラバガニの生態

タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

タラバガニは、もともとヨーロッパの沿岸には見られない生き物でした。それが人の手によって運び込まれいつしか外来種になりました。

タラバガニは最大で重さ10㎏、足を開いた長さは180㎝と甲殻類の中でもとても大きい生き物です。タラバガニの手(ハサミ)と足には感覚毛という機能がついており、この機能で獲物を見つけ出し食べます。獲物を見つけると口に押し込み顎を使かって砕いて食べます。

カニは基本的に横歩きをしますが、タラバガニは他のカニと違って前に進みます。1日の移動距離は長く、長い時で10㎞も歩きます。成長期のタラバガニは脱皮を繰り返し強い殻を形成していきます。

タラバガニの寿命は20年から30年と言われており、繁殖力もとても強く赤ちゃんは最大で40万匹生まれます。そんなタラバガニですが、実は生物学的上カニの仲間ではありません。

タラバガニの由来

タラバガニはエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科に分類しており、生物学的にはヤドカリの一種になります。ではなぜタラバガニという名前なのでしょうか。タラバガニの由来は「タラの漁場で獲れるカニだからタラバガニ」と呼ばれていたのがそのまま正式名称になりました。見た目はカニですがら、そう呼ばれていたのでしょう。

タラバガニはヤドカリの仲間なの?

上記でもお話しようにタラバガニはカニの仲間ではありません。ヤドカリ下目からヤドカリの仲間だということがわかりました。では、タラバガニとヤドカリは本当に仲間なのでしょうか。共通点はどこにあるのでしょう。また、クモとも関係性があるのでしょうか。タラバガニとヤドカリの共通点をお話する前にヤドカリとクモについてお話していきます。

ヤドカリってなに?

タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

ヤドカリは、磯部でよく見かけることができます。ヤドカリは貝殻を背負って移動している生物ですが、実は貝殻は体の一部ではありません。ヤドカリは別の生き物の殻を使用して移動をしています。殻を背負うようになってからも脱皮を繰り返し成長をしていきます。成長とともに自分の体の大きさにあった貝殻をみつけていきます。

ヤドカリは脚が10本あり、歩くための脚のうち後ろの2本の脚が前の2本に比べて小さくなっています。この小さくなっている脚で貝殻の中のごみをかきだします。また、お腹はやわらかく右にねじれておりお腹には目立った節がありません。節がないので簡単に貝殻の中に納まることができます。これは、同じ甲殻類のエビやカニには見られないヤドカリの特徴です。

十脚甲殻類のうちしっぱが長いのがエビで、短いのがカニ、その中間がヤドカリと分類されています。

クモとの関係性は?

タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

クモとタラバガニは同じ仲間だと聞いたことがありませんか。それは本当の話なのでしょうか。クモは、節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目に分類されます。ヤドカリは節足動物になりますので、ここはクモと同じです。ですが、その後は当てはまりません。結論から言うと、クモとタラバガニは仲間とはいえません。

進化?!

クモが進化してヤドカリになり、ヤドカリが進化してタラバガニになったのでしょうか。クモとタラバガニの関係についてお話しましたが、クモの進化がヤドカリでもなければヤドカリが進化してタラバガニになったわけでもありません。ヤドカリとタラバガニには共通点はありますが、進化したわけではありません。

節足動物

節足動物とは、外骨格と関節を持つ動物分類学上の動物群であり、甲殻類、クモ類、昆虫類からなります。全ての動物の中で一番多い種類といえます。

タラバガニとヤドカリの共通点

タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

タラバガニとヤドカリは本当に仲間なのでしょうか。タラバガニとヤドカリのそれぞれの生態についてお話しましたが、次は共通点をみていきます。ヤドカリはエビやカニと同じ十脚甲殻類です。十脚甲殻類の特徴は頭と胸が甲羅でおおわれていることです。また、脚が全部で10本あることも特徴の一つです。

脚と目が共通していた!

タラバガニとヤドカリには左右のハサミのサイズが異なることが共通してあげられます。また、脚も10本ではありますが、後ろの脚2本が前の脚に比べて小さいことも共通しています。脚以外に、目が真ん中によっていることもタラバガニとヤドカリの共通点です。

ヤドカリも食べられるの?

タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

目と脚以外にもタラバガニとヤドカリで共通している部分があります。それは、油分の多さです。ヤドカリの肝は油分が多く、またタラバガニのカニ味噌も油分が多くあります。

油分が多くあることで、食べてしまうとお腹をこわしてしまう可能性があるので、食べることはできません。タラバガニのカニ味噌は油分が多いので食べられませんが、ズワイガニのカニ味噌は食べることができます。

タラバガニはヤドカリの仲間だということがわかりました。タラバガニは焼く・ボイル・刺身などおいしい食べ方がたくさんありますが、肝は油分が多いので食べられませんが、ヤドカリも食べることができるのでしょうか。

一般的にヤドカリというと小さいものを想像しますが、大きいヤドカリは食用としても食べることができます。新鮮なものはお刺身で食べることができますが、だいたい塩ゆでして食べます。島根県では今でもヤドカリを食用として食べています。

タラバガニの他にもヤドカリの仲間のカニはいるのか

タラバガニはなぜヤドカリの仲間なのか・共通点|足の数

タラバガニの他にもヤドカリの仲間はいます。アブラガニ、花咲ガニ、イバラガニはそれぞれエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科と分類されタラバガニと同じくヤドカリの仲間に分類することができます。それぞれどのような特徴があるのでしょうか?それぞれの特徴を詳しく説明していきます。

アブラガニ

ボイルする前は全体的に少し青みががっているため別名アオガニとも呼ばれています。タラバガニとアブラガニは非常によく似ており、タラバガニと偽ってアブラガニを販売している業者もいるので注意しましょう。見分け方は背中の棘の数です。タラバガニは6本棘がりますが、アブラガニは4本しか棘がありません。

花咲ガニ

花咲ガニはとても流通量が少ないので幻のカニともいわれるほどの貴重なカニです。殻の大きさは比較的大きく脚も太くて身もしっかり入っているのが特徴です。

イバラガニ

水揚げ量が少ないので、食用としては珍しいカニです。見た目はタラバガニに似ていますが、タラバガニより脚が細いです。またその色合いからアカガ二とも呼ばれています。

同じ仲間のタラバガニとヤドカリ

今まで、何気なく食べていたタラバガニが実はヤドカリと同じ仲間だっだことがわかりました。見た目や大きさの違いから同じ仲間だと言われても不思議ですが、雑学として知っておいても損はしません。タラバガニがカニ科ではないことを皆さんに教えてあげましょう。きっと、驚かれること間違いなしです。

また、食品を食べる時にはアレルゲンに十分注意をしましょう。万が一、アレルギーを発症してしまった場合はおちついて、すみやかに病院へ受診をしましょう。

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