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「無駄な時間」の類語・名言・ことわざ・慣用句・対義語

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カテゴリ:名言・格言

初回公開日:2018年03月16日

更新日:2020年03月13日

記載されている内容は2018年03月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「無駄な時間」の類語・名言・ことわざ・慣用句・対義語

無駄な時間って?

あなたは無駄な時間を過ごしていませんか。突然にそう問われたら、いいえと即答できる人は少ないでしょう。では無駄な時間とはどういう時間のことでしょうか。何が「無駄な時間」で何が「無駄な時間ではない」かを判断するのは、個人の持つ価値観に左右されます。

何を無駄だと思うか?

たとえばゲームをする時間はどうでしょうか。集中するうちにあっという間に時間が過ぎていきます。無駄な時間だと思う人は多いでしょう。しかし将来ゲーム開発者となって成功をおさめたらゲームをする時間は無駄な時間だったと言えません。

もちろん大半の人はゲームの開発者となって大成功するような人生にはなりません。それではゲームをするのが無駄な時間だったかというと、ゲームに没頭することで現実を忘れストレス解消をして、疲れた心と体を癒している場合もあります。ゲームをすることでまた元気に社会生活を送れるのなら、「無駄な時間」と決めつけるのは早計です。

そう考えはじめると、無駄な時間とはいったいどう定義したらよいのでしょうか。少し掘り下げて考えてみましょう。

「無駄な時間」の類語・言い換え

「無駄な時間」は、言い換えると「時間の無駄」となります。また類語として「時間の浪費」という言葉があります。浪費とはむだづかいのことです。もっともよく浪費という言葉が使われるのがお金に対してです。

お金を浪費することによって、人は貯蓄ができません。本当に欲しいものを手に入れるためには、時には大きな代償が必要です。本当に欲しいものが現れたとき、無駄遣いが癖になっている人は手に入れることができません。

浪費されるのは時間も同じ

浪費される対象は「お金」だけではありません。無駄な時間を過ごすことは時間を浪費することと同じです。時間は誰にとっても有限です。時間はお金のように貯めることはできませんが、経験や知識は貯めることができます。そして経験や知識は能力に結び付きます。

経験や知識を貯めましょう。経験や知識を貯めるというのは、能力を貯めるということと同じことです。無駄な時間を過ごす代わりに、学んだり経験を積んだりして実力をつけていきましょう。いざ必要となったときにそれらはあなたを助けてくれるでしょう。

そのためには時間の浪費を防がなければいけません。無駄な時間を過ごさないように先人たちの知恵に学びましょう。歴史には多くの格言が残されています。

「無駄な時間」の名言・格言の例

政治家であり著述家でもあるベンジャミン・フランクリンは「時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから」という名言を残しました。

確かに人生は時間の積み重ねで、時間とは命そのものであるといえます。寿命には個人差がありますが、死なない人間はいません。各個人が持つ人生の時間には限りがあります。無駄な時間を過ごしている暇はありません。

ベンジャミン・フランクリンは他にも時間に関する数多くの名言を残しました。その中には私たちも日常的に使っていることわざも存在します。ご紹介しましょう。

「無駄な時間」を使ったことわざ

「時は金なり」という言葉は誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか。これは西洋のことわざ「Time is money」が和訳されて日本に広がりました。これも前述のベンジャミン・フランクリンの言葉です。

ベンジャミン・フランクリンはアメリカ建国の父とも言われ100ドル札の肖像画になっている人物です。彼は偉業を成し遂げるためには時間が大切であるということをよく知っていたのでしょう。時は金なりと言った彼は実際に紙幣に肖像画が描かれるような尊敬される人となりました。

世界中にある時間を使ったことわざ・格言

スコットランドには「いつかしようと思っていることのいつかは決してやってくることはありません」という諺が存在します。

フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトは「お前がいつの日か出会う禍は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。」と述べましたし、オーストリアの経営学者のドラッカーは「時間こそは、最もユニークで乏しい資源。」という言葉を残しました。

また、イギリスの作家サミュエル・スマイルズは「やることを誰よりもたくさん抱えていて、働く気のある人が、最もたくさんの時間を見出すことになる。」と書き残しました。似た言葉に「一番多忙な人間が一番多くの時間をもつ。」と言った人もいました。これをいったのはスイスの学者アレクサンドル・ピネです。

お国柄で違う時間の感覚

時間の大切さを表していることわざは世界中に存在します。これはどこの国でも意識していなければ、無駄な時間を過ごしてしまう人間の性質をあらわしているといえます。

時間にルーズだと言われるインドでは、約束の時間が守られるということはありません。しかしインド独立の父と言われるマハトマ・ガンジーは次のような名言を残しています。「速度を上げるばかりが、人生ではない。」「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」

時間に関する感覚はお国柄で違いますが、人生と時間を大切にしようという姿勢は各国共通です。

「無駄な時間」の慣用句

「油を売る」という慣用句があります。おしゃべりをして時間をつぶしてしまうことのたとえですが、なぜ無駄な時間を使うことの表現に「油を売る」なんて言いはじめたのでしょうか。現代人の私たちには想像しにくいことですが、この言葉の語源は江戸時代にあります。

油売りが女の人たちとお喋りばかりしていた理由

江戸時代、油は商人が柄杓ですくって量り売りをしていました。ところが油は粘度が高くなかなか柄杓から切れません。油が垂れ終わるまでの時間を行商人たちは、お客さんたちとおしゃべりをして過ごしました。油は行燈の他にも髪をセットするときのものとして使われていました。

自然と商人たちの話相手になるのは、女性が多いのが道理です。いつでも女の人たちと無駄な世間話をしている油商人のことを見ていた人は仕事を怠けているように見えたことでしょう。おしゃべりなどでなかなか本来の仕事をしない人を表現するのに「油を売る」という言葉が用いられるようになりました。

「無駄な時間」の対義語

よく考えてみたら、どうせ油が液切れするまでの間、その場にいなければならないのなら、黙っているよりお客さんである女性たちを話術で楽しませたほうが、油売りにとってはよかったとも言えるでしょう。気に入ってもらえればまた自分から油を買ってもらえます。

女性たちは世間話が好きな生き物です。彼女たちの世間話に付き合うこともサービスとひとつといえます。他の人から見て「無駄な時間」に見えても油商人にとっては実は有意義な時間だったと言えるでしょう。

「無駄な時間」の反対は「有意義な時間」です。有意義とは、その字が表すように意義があるということです。油商人にとっては、女性たちとのおしゃべりには仕事を進めるうえでの意義がありました。世間話だけして油を買ってもらえなかったら、油商人だって「無駄な時間を過ごしてしまった」と感じることでしょう。

人の時間を奪うべからず

意味のないお喋りは時間泥棒と同じです。油商人たちは油を売って利益を得るために女性たちとの無駄話に付き合いました。女性は現代でもお喋りが大好きです。相手が楽しんでいるなら良いですが、そうとも限りません。早く終わらないかなぁと思いながら、人の話に付き合ったことのある経験はあなたにもあるでしょう。

話しているほうは楽しくてつい時間が経つのを忘れてしまいます。しかし他人の時間を奪ってはいけません。お喋りを楽しみたいのなら、相手も楽しんでいるかどうか心を配ってください。お喋りに付き合わされている相手は早く仕事に戻りたいと思いながら、笑顔で相槌を打っている可能性もあります。

今少しお時間いただける?

仲良しのお友達のガールズトークを楽しみたいのなら、最初に時間をもらえるかどうか尋ねるのがスマートです。電話をかけたとき「今少しお時間いただける?」と確認をとると良いでしょう。

あなたが新しい彼のことを色々と報告したいときでも、彼女のほうは締め切りが迫った仕事を抱えている可能性があります。「今少し、お喋りしたいんだけどいい?」その一言があれば、友人が忙しいなら「今は駄目だけど、夜ならいいよ」など都合を伝えやすくなります。少しの気遣いが大切です。

「無駄な時間」の丁寧語

そんなつもりはなくても、人の時間を奪ってしまうこともあります。例えば素敵なブティックでお洋服を探していて店員さんに長い時間付き合ってもらったけれど、何も気に入るものがなかった場合はどうでしょう。店員さんにとっては「無駄な時間」ということもできます。

そんなときは「無駄な時間」と言わず「お時間をとらせてしまって」と表現しましょう。「付き合ってくださってありがとうございました。」と挨拶すれば、店員さんも嫌な気持ちにはなりません。店員さんの例に限らず、人の時間を大切に尊重する人は、自分の時間も大切にすることができます。

誰かに無駄な時間を使わせてしまったときには、そのことを謝罪して感謝の気持ちを持ちましょう。あなたの時間と同じようにほかの人の時間も有限であり貴重です。

自分の時間を大切にするとは?

自分の時間を大切にするとは、どういうことでしょうか。まず言えることは自分の時間も他人の時間も大切にできる人は、人生の時間には限りがあるということを自覚しています。

若い時には自覚しにくいでしょうが、人は必ず死にます。そのことを明確にイメージできるかどうかで、時間を大切にできるかどうかが違ってきます。

ノートルダム清心学園の理事長であったシスターの渡辺和子さんは「時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる。」という言葉を残しました。あなたは自分のいのちをどう使いますか。

自分のいのちの使い方は自分で決める

無駄な時間を過ごしていても、有意義な時間を過ごしていても人生は過ぎていきます。その時間の使い方、すなわちいのちの使い方を決めるのは他でもない自分自身です。

無駄な時間だと思うことに大切な自分の命を使ってはいけません。あなた時間の使い方はあなたが決めます。それはあなたの命の使い方です。死の間際に後悔しないように、無駄な時間に人生を費やすことのないようにしましょう。

うっかりしているうちに時間は過ぎていきます。時間の使い方を意識しましょう。あなたにとって無駄な時間だと感じることに多くの時間を費やしてはいないでしょうか。自分の時間の使い方を振り返り、無駄な時間を有意義な時間に変える努力をしましょう。そうすればあなたの人生はきっと充実するものになります。