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エゴグラムの結果の見方・結果の解説・悪い時の原因|性格

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カテゴリ:ビジネススキル

初回公開日:2018年04月13日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2018年04月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

エゴグラムの結果の見方・結果の解説・悪い時の原因|性格

エゴグラムの診断結果の見かた

エゴグラムは、50の質問に答え、自己分析図を作り出し、その結果で自己の性格傾向を知ることができる診断です。エゴグラムでの診断結果の見方は、人の中に皆あるといわれている自我を大きくわけて三つの内部があるとしています。

「親(P)」「大人(A)」「子ども(C)」の自我状態を表し自分の性格傾向を数量化して見ていきます。この三つを土台とした自我を、グラフにしたときバランスがとれている状態であるとき安定した状態にあるとされています。

しかし、人によってはいずれかが強く反応する場合があります。エゴグラムは、自分の性格の傾向や特性を知り、対人関係のトラブルや自分自身とのストレスの付き合い方など、社会生活をよりよく過ごす方法を知ることができる診断です。

エゴグラムの結果の解説

エゴグラムの診断結果はエゴグラムチェックシートの数値をグラフ化し見ていきます。大きくわけた三つの自我「親(P=parent)」「大人(A=Abult)」「子ども(Child)」にCP、NP、FC、ACの結果を出し、詳しく見ることで普段意識することのなかった自我を発見することができます。

それぞれの項目やグラフ結果で、どのような判断を知ることができるのか、詳しく解説していきます。

エゴグラムの診断結果|親(P=parent)

Pとは親の自我状態のことです。幼少期に関わった父母や先生など身近な大人が、感じ考え行動したことを基とし自分の中に取り組まれたものを示します。このPは二種類にわけることができます。

1批判的なP(CP=Critical Parent)の傾向を知ることができるCPには、価値判断や倫理感の理想や良心、責任感、否定的な意向など父親のような厳しい部分をあらわします。創造性を抑え、社会的秩序を維持し理想への追及を追い求める能力に長けている傾向にあるといえます。

2養育的なP(NP=Nurturing Parent)の傾向をしることができるNPには、思いやり、保護など、子どもの成長を優しく見守る母親のような部分です。人に対して受容的であり、相手の話に寛容でもあります。しかし、この部分の過度が過ぎると、ありがた迷惑であったり、相手への過剰な依存や義務感を受け、自立や独立心を抑圧する傾向にもあります。

エゴグラムの診断結果|大人(A=Abult)

エゴグラムの診断結果でのAは大人の自我状態にある自分を知ることができます。Aは事実に基づいて物事の判断をしようとする部分となります。このAが主導権を握っている結果が出た場合は、Pの偏見、Cの感情的な部分がコントロールされている状態にあり統合的で適応力に長けている状態にあるといえます。

しかし、Aでの思考態度は日常的では必要な状態であるとは言えますが、過度であると感情欠如で退屈な人であると思われてしまう傾向にもあります。

エゴグラムでの診断結果|子ども(C=Child)

エゴグラムの診断結果Cは子どもの自我状態を知ることができます。1自由なCのFC(Free Child)は親の影響を全く受けていない生まれながらの部分です。快楽だけを求め何も考えておらず、好き嫌いもはっきりとしており、本能的で欲求や感情に素直なため生命の原点ともいえる部分です。

FCが強い結果の場合、社会生活での価値観、道徳心などを無視した状態であるがゆえに、協調性に欠けてしまい対人関係でのトラブルを引き起こしやすい傾向にもあります。2順応したCのAC(Abapted Child)は幼少期からの周囲の大人など(主に母親)からの愛情を失わないように子どもなりに身につけた「いい子」の部分を現します。

ACの強い人は我慢強く、周囲への気配りも怠ることはありません。しかしこれが原因となり、ストレスをため、人への甘え方がわからなくなり、不満が爆発してしまう状態を引き起こしてしまう場合もあります。

エゴグラムでみる性格診断

エゴグラムの結果での細かい性質を見ることで、自分の無意識な部分を知り、性格を判断することができます。無意識を知り、意識することができトラブル回避に繋げることもできます。短所は長所であると同時に長所は短所であることも在ります。

普段の生活と仕事での自分や、対人関係などに、どのような影響をもたらすか。自分の性格を視覚的に見ることができるエゴグラムのグラフは性格診断に適している診断ともいえます。エゴグラムでの結果で出た数値をグラフにすることで、自分の性格傾向をより知ることができます。

交流分析(TA)とは

エゴグラムは上記で説明した5つの自我を分析し、グラフにすると自分にどのような傾向が強いのか見ることができます。グラフの形でどのように自分の自我が作用するのか詳しく知ることができます。
エゴグラムで自分を知り、人間関係の原理を学ぶことで心と行動を快適にすることができる心理療法を交流分析といいます。

エゴグラムのグラフの読み取り方|1

グラフの読み方を解説していきます。まずはじめに1「グラフ上で一番山の高い部分」についてです。対人関係や問題が発生したときにすぐに反応する自我の部分となります。いい悪いは別として、自我の特徴であることを示しています。

次に2「一番低い谷の部分」です。性格上の体力が特に足りない部分です。あまりにも谷が深い場合は、対人関係などで問題が生じた場合原因はこの部分に多くあるといえます。また3「CPとNPのバランス状態」の合計差についてです。この二つの差が極端であると問題が起こりやすい傾向にあります。

「CP」は批判的な自我であり「NP」は養育的な自我です。CPが高くNPが低い場合は、批判的であり、人に対し思いやりのない状態にあるといえます。逆のNPが高く、CPが低い場合は善悪の判断が苦手ではあるが、仲間意識や人の面倒見はいい状態といえます。

エゴグラムのグラフの読み取り方|2

続いて4「FCとACのバランス状態」です。FCは自由な子どもの自我であり、ACは順応する子どもの自我です。この合計点の差が激しい場合もまた問題発生の原因は子どもの自我多く関係あるといえます。FCが高くACが極端に低い場合、自己中心的であり、社会に順応することが苦手な状態であるといえます。

そしてACが高くFCが低い場合、本来の自分を押さえがちであり、心身に無理が生じやすい状態にあるといえます。最後に5「全体の形」を見ていきます。心身ともに安定している状態にあるエゴグラムのグラフ図はなだらかな一直線型、また穏やかなへの字型などです。

極端に谷があり低い部分は、自分にとって今どのような部分が欠けているかグラフ全体で読み取ることができます。

エゴグラムの結果が悪いときの原因

エゴグラムの結果を見て、自分では思ってもみなかった結果が出たとしても、落ち込む必要はありません。今の自分にとってマイナスに働いている部分を知ることで、プラスに変えていくことができるためです。

結果が悪いときの原因は、無意識にストレスを抱えていた、または人に対して与えている可能性があったということになります。原因を知ることで対策と解決への道ができた、いわばチャンスを得たと考えていきましょう。

エゴグラムの目的は自我の特性を知り改善策を立てるためのものです。マイナス部分を知ることで初めてエゴグラムの結果は意味を持ちます。

エゴグラムの結果は変わるのか

エゴグラムの結果の見方・結果の解説・悪い時の原因|性格
※画像はイメージです
出典: People in Couch · Free Stock Photo

エゴグラムの診断結果は変わるのか?結論からいうと変わります。エゴグラムによる交流分析を行うことで問題が解決された場合、または解決途中などで診断結果は変動していきます。またその逆もあり、新しく問題が発生した場合も、違う結果が出ることもあります。交流分析の特色は「気づき」を得ることです。

私たち人は、小さな頃から培ったものが土台となって性格、または行動に影響を及ぼしています。その中で自分で気づかないうちに同じようなことを繰り返し、行動している場合もあります。よって、なんらかのトラブル発生時、同じような原因で問題を引き起こしている自分を見つけることもできます。

エゴグラムテストで出た結果に基づき、5つの心の中の項目がどのように作用しているのか知ることを「自我構造分析」といいます。自分を理解したとき、またはできていない場合もエゴグラムの結果は変わってきます。

エゴグラムの結果一覧

エゴグラムの結果をさまざまなパターンに分け解説していきます。エゴグラムテストの内容は、格に質問に対し、はい(2点)、いいえ(0点)、どちらともつかない(1点)で計算していきます。おおまかな判断の仕方ですが、5つの自我の数値が10点以上であり、グラフにした場合、極端な落ち込みがなければ、安定している状態といえます。

エゴグラムの結果一覧|問題解決にむけて

ここからは、エゴグラムでの結果を見て、何に気をつけていけばいいのか、簡潔に説明していきます。問題が生じていることを知れたあとは、問題解決へと行動していくと普段の生活をより楽しく過ごすことができます。
5つの自我の数値が低い場合、どのような状態であるのか。そしてグラフの形は何を示しているのか説明していきます。

エゴグラムの診断結果一覧|CPが低い場合

CPは「批判的な親」の部分です。この数値が低い結果が出た場合、劣等感が強い状態であったり、他人にはもちろん、自分にも妥協的であり、金銭や時間にルーズになっている可能性も多くあります。「~しなければならない。」「私は~だと思う。」と自分を批判したり、また他人とあまりにも考えが違う場合は自分の意見を言えるように、気をつけてみましょう。

エゴグラムの診断結果一覧|NPが低い場合

NPは「保護的な親」の部分です。この数値が低い結果が出た場合、少し自己中心的になってしまっている可能性があります。自分のことも大切ではありますが、時に家族や同僚、友人の立場を考え、相手に寄り添う努力をしてみましょう。
人の悪い部分にだけ目を向けず、長所を探すところからはじめることも解決へと繋がります。

エゴグラムの診断結果一覧|Aが低い場合

Aは「大人の自我状態」の部分です。この数値が低い結果が出た場合、感情的であったり、自分を客観視することに欠けている状態である可能性があります。自分の行動を把握するために日記をつけてみましょう。また、心に思ったことを口にする前にメモするなど、一息おいて行動することに気をつけてみましょう。

エゴグラムの診断結果一覧|FCが低い場合

FCは「自由な子どもの自我状態」の部分です。自分の気持ちの表現の仕方がわからない状態にあり、友人が楽しくしているときも共感できない状態である可能性があります。大人である部分が強く出てしまっているときは、趣味や娯楽も楽しめない状況に陥っている場合もあります。
時には童心に返ったつもりで自分の感情のままに過ごし、プライベートな時間を充実できるように計画を立ててみましょう。

エゴグラムの診断結果|ACが低い場合

ACは「順応した子どもの自我状態」の部分です。この数値があまりにも低い結果が出た場合、普段我慢していたことが爆発してしまった状態を引き起こしている場合があります。人が話している途中で結論を決めてしまったり、場の空気を読むことが難しい状態にある可能性が高いです。

自分の気持ちや考えを伝える前に、相手の言葉に耳を傾けてみたり、最後まで話しを聞く姿勢を心がけてみましょう。

エゴグラムの結果でわかる相性

エゴグラムの結果をもとに対人関係の相性診断ができます。その方法は、エゴグラムで相性を診断したい相手と自分のエゴグラムを重ね合わせ、関係性を分析していきます。この相性診断の名前をオーバーラップエゴグラムといいます。相性診断というと、夫婦やカップルのものと思われがちですが、オーバラップエゴグラムは多様な関係性にも使うことができます。

プライベートな友人関係や、職場での対人関係など、エゴグラムの診断を基に判断することが可能です。

エゴグラムの結果を活用していこう!

エゴグラムの診断結果の見方を理解することで、自身をセルフケアすることができます。エゴグラム診断をし、自分の中で心にひっかかっている「何か」に気づけてスッキリできる方も多くいます。しかし、私たちは社会生活を送る上で、人あっての生活を過ごしていかなくてはなりません。

相手あっての事で、自分だけで解決できない時は、エゴグラムを使用することを一つの方法として知っておくといいでしょう。また、急に自我構造を高めようと無理は禁物です。エゴグラムは心身ともに健康に過ごすことを目的とした心理療法です。今までの自分とこれからの自分とを長い目で見つめ過ごす気持ちで、エゴグラムを活用していきましょう。